IE9ピン留め

前回の長期帰省で夜な夜なシコシコと作っていた楳消しゴムハンコ。また作るの事になるのか私。

明日から再び青森帰省するための荷造りが終わった。
今回も結構長期間となるので、前回の反省(寒さを警戒し過ぎインナーばかり持参して肝心の洋服のバリエーションが2パターンしかなかった...)を踏まえ、3パターンに増やしてみた。大して変わんないよ。

自宅の漏水問題は残念ながら進展無し。それどころか新たな漏水箇所が増えている。今回は楳を連れての1人1匹旅となるので、明日から漏水被害は家人1人が背負う事になる。家人まで体を壊さない事を祈るしかない。というのも実は数日前、突如深夜に激しい胃痛に襲われ、さらには吐き気もプラスされた(でも吐けないっていう嫌なタイプ)。
翌日なんとか病院へ行き、処方された痛み止め、吐き気止め、胃薬で今は何とか復調しているが(しかしいつもの1/3量しか食べられない...)、もー明らかにこの所のストレスによる胃腸炎としか思えない。私の体がヤワなのか、年末からの私を取り巻く状況が過酷なのか、もー全然わからない。とにかく「普通の生活」と「健康な体」というものの有り難みというものを、ひしひしと感じる1月。そんな1月ももう半分過ぎてしまっている。っていったいどーゆー事なんでしょうか神様!!もすこし優しくして!!

幸か不幸か、本来であれば週1回の注射治療中だった楳は、私不在中の年末「食欲減退」という生き物的には一番重要な部分に副作用が出てしまい、体重が急激に減少したので治療中止となっていたため、病院通いが無いならば東京を離れられるではないかという事で一緒にNO漏水の世界へ。
副作用はほぼ無いと言われていた薬ではあったが、楳には合わなかったという事なので仕方が無い。がしかし、一番弱い抗がん剤ですら副作用が出てしまったという事は、つまりもう楳に合う薬というのは無いに等しいという事だったりもする。そんな訳で、現在は注射をサプリメントに切り替えて免疫療法をお試し中である。注射をやめてすぐ、以前の食欲旺盛な楳に戻り、今は体重も元通り元気である。あとはサプリが効く様祈るばかり。祈ってばかり。

前回の帰省同様、今回もお仕事関係者各位には〆切を早めて頂いたり、ご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫びします。帰京は2月頭を予定しております。どうぞよろしくお願いいたします。

帰京したら本格的に新居探し、そして2月中に引っ越し敢行である。ここにきて大家さんのトンデモ内状が発覚し、もう水漏れ云々さておき、そんなテキトー大家の物件は一刻も早く引っ越したい!という気持ちである。情にはながされまいぞ。そしてこの東京の何処かに我々に住まれるのを待っている家を見つけ出すぞ。

今回の漏水で相当な精神的身体的ダメージを受けている我が家であるけれど、思い出すのは被災された方々の事。この程度で体を壊したり、もー何もかも嫌になって八つ当たりしてしまう時、「地震や津波で家やご家族を亡くすという事は、いったいどれほどの苦しみだろうか」と思う。そして自分を情けなく思う。だからこの程度は乗り越えられる。でなけりゃ申し訳が立たないではないか。



もうすぐやってくる楳の誕生日(...は知らないので保護した日)は青森で迎える事に。すっかり最近ラブラブの家人よスマヌ。










何だかタイトルが「何も言えなくて...夏」みたいだけどまあいいか。

4日に東京に戻りました。
お陰様で無事に母の手術も済み、年末に退院、家人と楳も合流して実家で家族揃ってお正月を迎える事が出来ました。ご心配下さった皆様、有り難うございました。

んが、私が留守をしている間、東京の我が家は大変な事態に見舞われておりました。
ザ・漏水。キッチンの天井から梁に沿ってポタポタと上階住人の給湯器配管だか何だかの老朽化だか地震による破損だかの、とにかく漏れてんです水が。他人ん家に漏れようというならばもう少し申し訳なさそうに漏れてみろや!て言いたくなるほど大胆な漏れぶりの写メを家人から受け取った時にはグッタリと萎え、そしてあまりにも遠く離れた青森の地で何も出来ずにいるもどかしさをただ噛み締めるしかなかったのでした。
実は11月の三人展の最中にも一度あったものの、その時は上階の風呂の排水溝が原因との事で即座に業者による修理がなされたはずでした。被害は最小限に食い止められ、すっかり安心しきった師走の一番忙しい時期を狙いすましたかの様に家人と楳を襲ったこの災難。何の仕打ちかと(まあ、楳は師走関係ないけど)。

何度か業者による調査が入るも、時期が年末ギリギリだった事も災いし、結局解決せぬまま応急処置だけして年をまたぐはめになり、留守にする事5日、帰京して恐る恐る家に到着するなり水漏れの後処理(家人が万全の対策を取ってくれてはいたが)...。我が家に帰るのに恐る恐るて。このストレスだけでも賠償請求したいくらいだが、そこから3日経過した今、深夜にこうしてキーボードを打ちながらも雫は不穏で不規則な音を奏でているのでありました。そのうち雫で岩の彫刻出来ちゃうよつーの。それはそれは見事な仏像が。ようやく昨日の昼間に工事が入って少しは改善されるかと思いきや、ひどくなってるってどーなのか。再三連絡をしている大家も不測の事態とはいえ、あまりにも後手後手。現状水滴を確認出来ていない箇所でも、怪しい部分が多々あって、突如思いも寄らない場所からダム決壊!という事になりそうで恐ろしすぎる。ドリフか!て笑ってツッコミで出来る程、私も大人じゃないのよ。何より一番ひどい漏水箇所はキッチンの中でも調理スペースなので、じっくり料理が作れない、そしてそこから避難させた物達で溢れかえったダイニングテーブルではゆったりと食事が出来ないというのが最大のストレス。これはもう、いよいよ時は来た、という感じであります。もちろん引っ越しの。
地震以降、一旦止まっていた引っ越し計画を、ふと11月に再開していたのも神のお告げだったのか。母の手術やら何やらで契約にこそ至らなかったけれど、今度こそ尻に火がつきました。つーか既に軽度の火傷。今月再帰省(今度は2週間。そして楳連れ)があるので今月中というのは難しいけれど目標2月中引っ越し!やー!

...と、そんな踏んだり蹴ったりな新年の始まりですが、ウチは負けへんでー!(糸子)
どうぞ皆様、本年もよろしくお願いいたします。

あ、申し遅れましたが吉祥寺poooL02さん、鵜の木Hasu no hana CAFEさん、札幌Cheerさんにてお取り扱い頂いた楳カレンダーは全て昨年末に完売となりました。もービックリです。お買い上げ下さった皆様、本当に有り難うございます。 Hasu no hana cafeさんでは楳ポストカードまで完売となりまして本当に嬉しいです。泣きました。こんなに一度に色々な事が起こると嬉しい報せに救われます本当に。

既に全て坂本の手から巣立っております楳カレンダーですが、現在下北沢のシマシマヤトーキョーさん、経堂のcafe + gallery 芝生さん(通販もありますよ)で引き続きお取り扱い頂いておりますので、どうぞよろしくお願いします。


さて明日は(いやもう今日だ)お仕事初め。そして引っ越しを見据えて不要品の処分も始めよう。その前に少し寝よう。真夜中に起きたら漏水がひどくなっていて、すっかり目が覚めてしまい、新年一発目に愚痴ブログをしたためてしまいました。失礼!

オマケのりんご楳(無理矢理)。








重なる時には重なるもので、楳の治療が始まったと思った矢先、今度は母が入院・手術をする事になった。手術自体はさほど難しいものではなさそうとの事だがそれでも体を切る事には変わりなく、日頃年不相応なほどに若く元気な母だとてこれは一大事である。なにぶん高齢でもあるし、無事手術が済んだとしても日常生活を元通り送れる様になるためには時間を要すだろう。加えて、父は数年前に患った脳出血の後遺症があり、ほんの少しだが体が不自由ときている。
そんな訳で年末進行の東京を、例年より少し早くおいとまする事になった。順調にいったとしても母の退院は年末ギリギリを予定しており、そのまま年始まで実家で過ごす事に。お仕事関係各位にはただでさえ忙しいスケジュールを無理に前倒して頂いたりして大変ご迷惑をおかけする事となり申し訳ない限り。通常営業は年が明けてから母の回復具合を見つつの帰京次第...と思っております。すみません。

さて問題は楳。通常ならばこういう時は迷わず楳を連れて帰省するとこだけれど、楳も治療真っ最中であるので、年末ギリギリまで東京を動けない。置いて行くのは心残りであるけれど、家人に通院や世話の一切合切を託す事にした。年末になったら一緒に仲良く帰省してもらう。家人には初めての事ばかりなので、正直かなり不安なのだけれど、以前と比べたら家人と楳は恋仲だし、何とか2人(いや1人と1匹)とも頑張って下さい。お願いします。

師走半月分が突如消え失せるというのは思いの外大変な事態で、色んな方面にペコペコしながら、「年内に片付けねばならないアレコレ」を前倒してアワアワと消化中。こんなペコアワの師走は初めてじゃなかろうか。それと反比例して、本当に消化したい家の掃除は全く手につかない。このまま年越すんだな。で、「今年のまんま」のこの家に新年帰ってくるんだな。ああ、こんなはずじゃなかった...。て今年何度思った事だろう。全く今年はどうかしてる。それでも色んな事が不幸中の幸いでとどまっていて、何となくいずれくるもっと大きなダメージのための予行練習をさせてもらっている様な気持ち。まあこの感覚は地震以降ずっと続いているのだけれど。そう思ったら、ここで凹んだり、萎えたりしている場合ではないのだった。
とにかく母の手術が何事もなく無事に済んで、退院出来て、楳と家人と合流して、家族でお正月を迎えられたらいい。一年前はごく当たり前だった事がそうじゃないんだとわかっただけでも、私人生年表においては十二分に特別な年だ今年は。テストがあったら必ず問題に出るという位に。楳と2週間以上離れ離れになるのは初めての事で寂しいけれど、お互い元気で年末の北国での再会を楽しみにしている。

さて、とどめの告知をば。
私の体は東京を離れますが、楳カレンダーと版画はがきが素敵な催しに参加させて頂きます!毎度お世話になっている下北沢のシマシマヤトーキョーさんにて12/18(日)~25(日)※月曜休 に開催される冬の贈り物 締めくくりの「ありがとう」展です。今回は初めてのモチーフを刷りました。それが冒頭の『雪の結晶』です。一緒に納品させて頂いた「りんご」モチーフといい、この「雪の結晶」といい、青森出身としてはこれまであまりに身近なものすぎて注目をしてこなかったものたち。それを改めて作ってみるといかに自分の中に浸透していたものかという事がわかるもので、作業も悩んだりする事なく、やけにスムースに進んだりして「へえ~」とか「ほお~」とか感心しながら作りました。

そうそう、シマシマヤトーキョーさんでは昨日10日(土)から、私も愛用している大沼道行さんの陶展がスタートしています。どこがどうとは上手く言えないのですが、とにかく大沼さんの器は使う度にうっとりします。食器棚から取り出す時、盛りつけた時、使い終わって洗う時、いちいち「ああ、いいな」と思わされるって凄い。何とか帰省前に行きたいと調整して来たけれど、うーむ、キビシそう(泣)どうか私の代わりに皆様行って来て下さい!会期は17日(土)までです。ぜし! ※13日(火)休

ちなみに楳カレンダーは引き続き、経堂のcafe + gallery 芝生さん(通販もスタート!)、吉祥寺のpoooL02さんの『文具vol.02』でお取り扱い頂いております。
20日(火)からは鵜の木にあるHasu no hana CAFEさんにて、楳ステッカーとポストカードと共にお取り扱い頂ける事になりました。
そして札幌のCheerさんのカレンダー展は本日11日(日)までとなります。
それから器モチーフのはがきは阿佐谷の土の記憶さんに納品させて頂きました。冬の贈り物に添えて頂けたら坂本有難き幸せです。

残りわずかな2011年ですが、イロイロどうぞよろしくお願いいたします。


それにしても今年という年は、簡単には言葉にし難い一年で、鮮烈に焼き付いている物事もあれば、やけに曖昧でぼんやりとした印象しか残っていなかったり、奇妙なほどスカッと記憶から抜け落ちていたり、恐ろしく長かった様な気もするし、こんなにあっという間に終わった年も無かった様にも思えるし、頭の中が混沌として、どうにも足下がおぼつかない一年だった。これはもう今すぐどうこう出来るものではないし、する必要もないのかもしれないけれど。
今日で9ヶ月。訪れた寒さと共にスワッとあの日を思い出す。この感覚はこれからもたぶんお付き合いし続けるのだろうな。この感覚のお陰で私の価値感やものの見方は大きく変わらざるを得なかったし、それについて今は後悔していない。こうして実家で過ごす時間を頂くのも良い事かもしれない。なにせネットが無い(iPhoneのみ)、DVDプレーヤーもない、画材も無い(ちょっとだけ持参するけど)、猫も居ない(これ大きい)...1日が家事と病院通いで終わりそうで、あれこれ考える時間には丁度良さそうだ。といいながら案外ボンヤリ過ごしちゃうんだろうか。むーん。


今年も本当に沢山の方々に大変お世話になりました。心から感謝であります。新しい年は少しずつでも前に進める様に、フワフワとした足下は少しずつ固めていける様に、頑張っていこうと思います。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。そして皆様良いお年を!!

楳、青森で会おう。





お知らせが遅くなりましたが吉祥寺にあるpoooL02さんで3日より始まった『文具vol.02』に楳カレンダーと版画はがきで参加しております。(ただ現在楳カレンダーは有難い事に売り切れ中の様です。近日中には追加納品に伺う予定です。)
会期は2月までですが楳カレンダーに関しましては限定数となりますので、在庫が無くなり次第終了となります。どうぞご了承下さいませ。

楳カレンダーは下北沢のシマシマヤトーキョーさん、経堂のcafe + gallery 芝生さん(通販もスタート!)でお取り扱い頂いております。
さらに7日(火)〜11日(日)は札幌のCheerさんのカレンダー展にも参加します。
それと20日(火)から鵜の木にある美味しい珈琲が飲めるアートギャラリーHasu no hana CAFEさんでもお取り扱い頂ける事になりました。こちらでは楳ステッカーとポストカードもございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

昨日は仕事の合間に豪徳寺へ行って来ました。招き猫で有名です。
ちょうど紅葉も見頃で素晴らしかった!その場に流れている空気も気持ちよく、楳に病気平癒のお札を頂いてきました。猫の絵があまりにもツボだったから、というのもあるけれど。


その後、経堂の芝生さん、ハルカゼ舎さんにて同時開催中のカレンダー展にお邪魔しました。素敵なカレンダーが勢揃い!なのに私、全然関係ない紙ものを入手してしまった...でも良いお買い物だったから後悔無し!
カレンダー展は芝生さんで6日(火)まで、ハルカゼ舎さんが5日(月)までの開催です。ぜし。



.....マウス絵サボりすぎっ!







三人展が始まる少し前、ふとした拍子に楳の右脇の下に1cm弱ほどのしこりを見つけた。
よくよく触ってみたらその付近にも米粒大のものが1つ、2つ。指の先にソレが触れた瞬間、どうか脂肪か何かの塊であってくれ!頼む!と念じながらも、いやこれは「再発」だ...と心の奥底では確信していた。手術した時、乳腺腫瘍はリンパに乗って、脇の下や脳にも流れてしまう事があると医師から聞かされていたのだ。

即座に病院で細胞検査をしてもらい、あまりにもあっさりと「再発」との診断が下った。確信していながらも診察室で涙が出た。そのたった3週間前の術後1年検診で「異常なし」という診断が下っていて、それまで一週間、一ヶ月、三ヶ月、半年...と少しずつ積み重ねてきた「異常なし」が一区切りして、ちょっと気が抜けていたせいもあり、正直この「アタリ」にはかなり参った。そもそもそれまでが誤診だったのでは?とか、これまでずっと心配してきたチック症状とか、いやそもそも前の病院からの転院時期をもっと早くするべきだったのではとか、色んな「たられば」が頭を駆け巡ったが、それをどれだけ並べ立てようとキリが無く、とにかく今何をすべきなのか、打てる手だては何なのかを考えた。楳はどうしたいか、という事を当然考えてみたのだけれど、結局そんなものはきれい事でしかなく、最終的には私がどうしたいか、なのだった。私が楳に死んで欲しくない、私が楳に苦しんで欲しくない、私が楳と出来るだけ一緒にいたい、でも我が家の経済事情で許される範囲の治療しか出来ない、という様な実に自分本位な理由にしか結びつかないのだった。

長く続く治療の日程を様々加味した結果、三人展の初日の朝、楳は抗がん剤の治療をスタートした。
週に一度注射を打つ。再び手術によって今ある腫瘍を全て摘出するという方法もあったけれど、今度は前回の様な表層部分ではなくて、もっと深々と取り除かねばならず、しかも再発の可能性も高い(実際半年ごとに手術をしている猫もいるそうだ)。ただでさえ病院が嫌いな楳にとって「手術+入院+術後の不自由さ」が多大なストレスである事は前回の経験から容易に想像がついたし、医師も「この子にとっては手術が最善の方法とは言えないかもしれない」と話し、手術は選択しないと決めた。

では薬による治療となるが、あまりにも副作用がひどく、日常生活を送るのすら辛くなる様ならば楳が可哀相だ、というのと、やはりそれを私が辛くて見ていられないのではという不安もあったのだが、家人とも相談した結果、殆ど副作用が無いという抗がん剤をまずは半年間続けてみる事にした。もしも効果があれば腫瘍は小さくなって、ある程度の年月を「共存」という形で生きていけるかもしれない。もしも効果がなければ、もっと強い抗がん剤という選択肢もあるけれど、当然それには強い副作用があって、金額も今の薬の2倍以上に跳ね上がるので、それをするつもりは無い(というか「出来ない」が正しい)。そこまで来たら恐らく自然療法(サプリメント等による自己治癒力向上)に切り替えるつもりだ。今はともかく攻めてみる。
病院嫌いの楳にとって、毎週病院に通う事もストレスには違いないけれど、それでも「入院」よりも「家に帰れる」方が良いと私が判断した。現在治療を始めて3週目。実際、今でも迷いながらの日々だ。けれど、いよいよ治療を始めようという時期に、楳が珍しく私の目をやけにジッと見つめて、右手をグーンという感じで私の方に差し出した。私はそれを「合意」と見なしたのだった。本当にどこまでもつくづく私は自分勝手なのだ。

治療を始めた日から、今までがっついていたカリカリの食いつきが悪くなった。副作用が殆どないとはいえ、強敵と戦おうという強い助っ人にこちらも加勢してもらっているのだから、何らかの影響はあるのだと思う。かつお節には飛びついてくるので食欲が落ちたというよりは好みが変わってしまったのかもしれない。でも凄く具合が悪そうとか、そういう事ではなく、これまで通り寒いと日がな寝てばかりで、朝6時には噛み付いたり、鳴いたりして私を起こす楳だ。相変わらず眼光も鋭い。

楳の再発の診断が下った日は、寒い冬の雨の日で、奇しくも楳を保護した日を思い出した。あの日も真冬の雨の日で、ガリガリにやせ細り、毛並みもボロボロで、ひどい猫風邪をこじらせていた楳は、うちのマンションの郵便受けの下で丸まって動けなくなっていた。それまで敷地内で野良猫など見た事もなく、今思えば本当に不思議な出来事だった。楳は寒さと飢えをしのぐために必死でたまたま辿り着いたのかもしれないけれど、もう運命だったと思う事にしている。瀕死のところを拾われて辛くも生き延びた特大ラッキーと、まだあまりにも若くして乳がんを患うという特大アンラッキーの振れ幅の広さに、悔しくはあるけれど、そうか、楳はどこまでも「そういう猫」なんだ、という気持ち。私の人生一匹目の猫はこんな所にすら個性がハンパないんだと。さすが楳だと。




神様、どうかもっともっと楳と一緒に居られます様に。













# by sakamotochiaki | 2011-12-01 22:44 | ◎楳猫 | Trackback | Comments(2)

三人展「秋のひかり」、昨日無事終了いたしました。
あっという間の一週間でしたが、お陰様で本当に沢山の方々に足を運んで頂きました。有り難うございました。

友人知人の他にも、十数年ぶりの再会やら、ブログやTwitterをみてご来場下さった初めましての方々やら、自分でしつこく告知しておいてなんですが想像以上の盛況ぶりに驚くと共に、貴重なお時間を割いて、わざわざ会場までおいで下さる(中には遠方から!泣)という労力を思うと、本当に有難かったです。

そしてTwitterではつぶやいておりましたが、楳のこと。お会いする方皆さんがご心配下さいました。初対面の方から「楳ちゃん大丈夫ですか」と言われる度にまた驚き。ちゃんと「うめ」と呼んでくれているわ(元々読みづらい名前なので過去には「すす」やら「ぼう」やら色々読み間違われた事も 笑)、中には「楳子さん」なんて方もいらっしゃって殆ど通!私の、というよりも楳の預かり知らぬ所で、こんなに気にかけて下さっている方が居て下さったとは恐縮しきり。私、勢いで色々つぶやきすぎだわ...と反省しつつも、やはり有難い気持ちでした。
三人展の後片付けが落ち着いたら、また改めて楳のことをちゃんと書こうと思います。


さて。
そんな超局地的に名の知れた(?)楳のカレンダーですが、ご好評頂きまして三人展分は全て完売となりました。下北沢のシマシマヤトーキョーさん、経堂のcafe + gallery 芝生さんにて、この後も引き続きお取り扱い頂いております。お近くにお越しの際はぜし。
そしてこの後、私の手を遠く離れ札幌にビューンと遠征させて頂く事になりました。なんとなんと。

実はこちらのCheerさんでは過去に洋服を買わせて頂いた偶然もありまして、今回お話を頂いてとても嬉しかったです。お店にはまだ伺った事はないのですが、きっと素敵な空間なんだろうなあ。いつか遊びに行きたいなあ。(青森出身のくせに、実は小学校の修学旅行でしか北海道に渡った事がないという...)
そんな訳で、札幌の皆様、どうぞよろしくお願いします。飛べ飛べ楳子。
______________________________

『カレンダー』展

2011.12.7(水)〜11(日)
OPEN 11時〜15時

札幌市厚別区青葉町2丁目1-6 Cheer1階
011-893-7797

参加メンバー

antenne
Asako Aratani
椿野恵理子
asakozirusi
うえのよう
坂本千明 
card-ya  
HARMONIE
KOTORI  INUE
marchand de couleurs*
najimui
_______________________________

最後に三人展でご一緒してくれたシミズナオコさん、高橋朋子さん、ご協力頂いた某とらさん、GALLERY工の皆様にもお礼を。貴重で楽しい時間を有り難うございました。

オマケ。搬出終えた紙袋にとりあえず入っとく楳。ちゃんと飛ぶのだぞ。






『秋のひかり』展のために制作した紙版画作品の一部(大きめのものは追々)です。ひかり、ひかり、と念じながら、或はうなされながら、毎日作っていました。
_________________________________




『空っぽのひかり』



『あの日のこと Ⅰ』



『あの日のこと Ⅱ』



『置いてきた町』



『信じているもの』



『ひかりへ Ⅰ』



『ひかりへ Ⅱ』



『かつて手の中にあった Ⅰ』



『かつて手の中にあった Ⅱ』



『かつて手の中にあった Ⅲ』



『かつて手の中にあった Ⅳ』



『かつて手の中にあった Ⅴ』



『いつかあなたも私を忘れる』



『掘る。そして埋める。』









  やがてひかりがやってきて、全てを優しく包み込む。
  これは私とあなたの秘密。
  私があなたを忘れる代わりに、あなたもこの町を忘れるといい。
  大丈夫。死にはしない。










※終了しました。有り難うございました。



公私ともに仲良くさせて頂いているシミズナオコさん、高橋朋子さんと初の顔合わせとなります。私とシミズさんは初となる新高円寺GALLERY工さんにて。自然光が取れる大きくて広い窓がとても気持ちの良い空間で作品を発表出来るというのが今から楽しみです。
それにしても展覧会ラッシュのお2人の制作ペースに、この期に及んでも全く追いつけずにおりますが、二次元人間坂本、早く人間になりたーい!という感じで頑張ります。どうでも良いですが、あのテーマ曲はやはり断然ハニーナイツの方が好きです。

話を元に戻しまして、会期中には素敵な催しもあります。
勘の良い方ならばお気づきかと思いますが、こちらも公私ともに仲良くさせて頂いている「あの方」による『秋のお茶会』です。テーマは「栗とりんご」です!色々そっちのけでコレが一番楽しみ!
スペースの関係でご予約を承っておりますので、皆様どうぞお早めに。
_________________________________________

『秋のひかり』 
坂本千明(版画)× シミズナオコ(陶)× 高橋朋子(磁)

日時/2011.11.16(水)〜23(水祝)11時〜19時(最終日は 〜17時)
※会期中無休
場所/GALLERY 工
杉並区梅里1-8-8-101 電話03-3313-5065

『秋のお茶会』 栗とりんご・お茶とお菓子のセット 1000円
日時/2011.11.19(土)
①11時半〜 ②13時〜 ③14時半〜
☆ご予約はGALLERY工 03-3313-5065まで。
☆ご予約の〆切は16日(水)までとさせていただきます。ぜひお早めに♪
__________________________________________

坂本の在廊スケジュールは下記の通りです。

  11/16(水),19(土),20(日),23(水祝) ☆だいたい終日いる予定です。


毎日「ひかり...ひかり...」とうわ言の様に唱えながら制作に励んでおります。
どうぞよろしくお願いします。


☆もしDMを欲しいという方がいらっしゃいましたら、鍵コメントか、MAILからご連絡下さいませ。





いよいよ来週に迫った「秋のひかり」展に新作の楳ポストカードも持って行きます。その一部を少し。

なんかくれー。

夏にハマっていたシャワー後の楳。

きょとん。


昨日は経堂のcafe + gallery 芝生さんに楳カレンダーの搬入に行ってきました。『めくるもの 2012カレンダー展』も来週末(11/18)スタートです。ちょうど開催中だった『Pa.Co.の万国博覧会』も堪能。いやーまさに万国博。楽しかった〜。
まんまと「バンドネオンを奏でる立派なヒゲ爺」を衝動買いしてしまった訳です。

会期は15(火)までなり。




# by sakamotochiaki | 2011-11-12 17:38 | ◎楳猫 | Trackback | Comments(4)

いつもお世話になっている下北沢のシマシマヤトーキョーさんにて開催中のおいしいお米と、秋のうつわ展にて、ワタクシめの紙版画はがきをお取り扱い頂いております。頂いたお題「土鍋」、上の様な感じに仕上がりまして候。(と言っても乗せる色やレイアウトにより全て一点ものになってしまうので、これは1枚こっきりなのですが)
毎回店主ヒロミさんから頂くお題が、自分では思いもよらない面白さに繋がっていくので、作っていてとても楽しいです。有り難や。
他にも「いろいろお茶碗」や「おひつ」モチーフも作りました。ぜひ下北沢へお越しの際はお立ち寄り下さいませ。美味しそうな新米、さらにそのお供、素敵な器や道具などなど魅惑の品々が勢揃いの様子。私もお腹を空かせて伺います!(あ、お店で食べられる訳じゃないけれど...)楽しみ!!
会期は13日(日)まで。お見逃しなく!

三人展準備も大詰めですが、新たなお誘いを頂いたり、年末年始も色々面白そうです。がんばります。