ペテン師よ、消え去れ!

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今朝は初心に戻って「にんじんとクランベリー」のスコーンを焼いております。

早速だけれどbonobosの新譜、昨日の町田作業の往復で聴きまくった。
やっぱりちゃんとイヤホンで真摯に聴くって重要な。で、色々と思った。色々と思ったが、一番はこれは新生bonobosなのだから、これでいいんだなという事だった。
一番最後に収録されている『夏至にトカゲは』という曲に、今のJ-POPにか、ここ数年の自分達にか、痛烈な批判とも、戒めともとれる歌詞がある。初めて聴いた時は、少し直球過ぎる感じがしたのだけれど、昨日夕方の総武線の車窓の景色と一緒に聴いていたら、一転、泣きそうになった。音とそれを聴いている状況って、つくづく切り離せないよなあ。
ブログにあった蔡君の「ようやく自分たちの音楽を自分たちの手に取り戻したような心持ちです。」という言葉に、ここ一年ちょっとのbonobosへの私のフラストレーションが、あながち自分勝手なものでは無かったのだと思えて、少しホッとした。(ま、コレも相当に勝手なのだが)
自分たちの音楽が奪われてしまったという状況や、レーベル移籍、ギタリスト(多くの楽曲を作ってきた)の脱退というのは、バンドにとってどれだけ心身を消耗する事なんだろう。夫婦が離婚するくらいの散々な疲弊を伴いそうである。前作からも驚くほど時間が経っていて、言ってみれば対戦相手の居ない長距離レースを、よくここまで持ちこたえたよなあと思ったら、何だか拍手を送りたい気持ちになった。調子がいいなあ私。

今回、沢山ゲストミュージシャンが参加しているのだけれど、特筆すべきはキセルのお兄ちゃんのギターと、グッドラックヘイワの野村卓史のピアノ。お兄ちゃんのギターがここでもむせび泣くのだった。ピアノが入っているお陰で、グッと加齢(これ褒め言葉)している曲もあると思う。この二人の音はイヤホンで聴いたら一層際だっていて、私は相変わらず音楽センスゼロだけれど、そんな人間の耳にすら、「いい音」というのは、こんなに歴然と伝わるものなんだと感動した。
いずれにしても、6月のBLITZのチケットも届いたし、新生bonobosの生音をゆっくり待とうと思う。

話は変わって、昨日の工房では主に小物製作に没頭。もはや自分が何を何枚刷ったのか全くわからなくなるほど刷りに刷った。
チェコの薬屋のポチ袋の他に、少し大きめの紙袋にも刷ってみたら、これがまーとっても素敵。私からこんな「素敵」が生まれるとはなー、と3m位上空から眺めてしまった。この「自分」と「素敵」の間に流れる深くて長い川を、どうやって埋め立てようか。産廃とか。コラー。
昨日はそんな「川」やら「境界線」やら「許容の範囲」について考えさせられる作業であった。

で、ただいま乾燥中。昨日の写真の版が、この様に昇華いたしました。この段々畑、私の背後をぐるりと囲んでいるので、現在椅子の上しか居場所がない。
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そうこう言っているうちにスコーン完成。水分多すぎた様な気もしますが、ハイ、食べつつ書いてます。スイマセン。
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話はスカッと飛ぶけれど、ファンキーモンキーベイビーズて、何故にあんなに人気なのだろう。
確かに、まだ何も知らない青々しい中高生には、あの位が上限みたいに感じたりして、「超カンドー!」とかに繋がるのかもしれないけれど、オバチャン、全く理解出来ません。近い将来、君らがある程度大人になって色んなモノを知った時、「昔ファンキーモンキーベイビーズを好きでした」という過去は、消し去りたい過去になっているよ。「かつてC-C-Bのファンクラブに入ってました」とか、「初めて買ったCDは大事マンブラザーズバンドでした」とか、「やめて、そこだけは触れないで」なものになるよ。これは別に、だから聴くのを今すぐやめた方がいいよ、と言いたい訳では全く無くて、ただの予言です。恥ずかしい過去は人には必要だものね。将来自分が調子乗りそうになった時、良いブレーキになります。「そうだった、今はこんなにイケてる私も、昔THE ALFEE好きだったんだ。ああ、図に乗れない!」てね。

さらに関係ないけれど、こないだ近所を散歩中に見つけた猫。紐に繋がれて日向ぼっこ中。
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で、うめ。カメラを向けると逃げるので、抱っこして撮影。フンて感じね。
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※タイトルは『夏至にトカゲは』の歌詞から引用しました。この言葉を自分に浴びせつつ、制作しなくては。

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by sakamotochiaki | 2009-04-17 07:51 | ◎こんな日々 | Comments(4)
Commented by natsu_miyazawa at 2009-04-17 11:55
うめちゃん、こころなしか目が潤んでる??
さっきごまっちも彼女のよっちゃんに(気が荒い)を
連れてきました。
二人展、楽しみねー!!
Commented by sakamotochiaki at 2009-04-17 13:52
ナツさん
目はね、いつも潤みっぱなしなんです。
これはヘルペスウィルスに一度感染してしまったため、
少なからず残ってしまう症状だと言われました。
涙もよく流します。
保護時はもっと凄かったんですが、大分普通になってきました。

ごまっち、モテ男ですね。春ですね。
二人展、本当に打ち合わせゼロで、なんか、大丈夫なんでしょうか。
まあ、頑張ります!
Commented by 加藤 at 2009-04-19 20:58 x
展覧会観に行きたいのですが、行けません。
タイミングが合えば次はぜひ!

スコーンおいしそうですね。よだれが…。
料理を勉強中の加藤です。花嫁修行中です。就職先がまだ決まりませんが。
Commented by sakamotochiaki at 2009-04-19 22:53
加藤さん
遠いですから(笑)
スコーン、昨日はまたチョコとクルミを焼きました。
一度ハマると作り続ける性格です。

あ、退職されたんですね。花嫁修行中って甘美な響きですよね。
いいな。