自転車に乗って

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先日のオゾンクラフトマーケットの中日以来、持参していた筆入れが丸ごと忽然と消えてしまっていたのだけれど、一緒に出店していた直ちゃんの荷物の中から出土したとさっき連絡が入った。間違って入れちゃったんだな、私。でも、あー良かった。あの筆入れには版画で使うニードルやらカッターやら、一番書きやすいシャーペンやら、消しやすい消しゴムやら、一切合切の道具が入っていたので、ちょっと困っていたのだった。ちょっとと言わずもっと困れよ私。
しかし、次に直ちゃんに会うのはいつの事やら。ここ数ヶ月、付き合いだしのカップル並に顔を付き合わせていたけれど、イベントが全て終了したから少し間が空きそうである。ニードル、買っちゃった方が早いかも。それともこれは神様が「まあまあ、少しお休みなさいな」と言ってくれているのかも。そんなに働いてないけども。
と、自分のだらしなさを、神様のお達しにすり替えようとするこの図々しさ。

今日は午前中に仕事1件納品後、昼過ぎに自転車で西荻へ。
ギャラリーみずのそらで開催中の多肉植物の展示を見て、久々にオーナーの小峰さんと話して、ヤル気とプレッシャーを頂く。
その後、前から欲しかった秋田木工のスタッキングスツールが売っていたりはしないかと、古道具屋を見て回り(まあ、そんな上手いこと見つかりませなんだが)、通りがかったポムドテールで、売れ残っていたベーグルをいくつか買い、さーてギャルリーノンでも冷やかして帰るかーと思って行ってみたら、何と何と中里和人さんの写真展が開催中だった。こんな近場で開催されているとは全然知らなかった。しかも本日初日。いやー、こんな事ってあるのね、今日はこのために西荻にやってきたんだなーと勝手に興奮。さらに図らずも私は一番目のお客だった。おおおー。額装が間に合わず、シートのままで展示されてる様な段階(夜には全て完了との事)だったけれど、何だか凄く得した気分。
残念ながら中里さんとは入れ違いとなり、お会い出来なかったが、私が持っている写真集の中の写真も展示されていたり、他にも凄くいい写真があって、欲しくなって、まじまじと見入ってしまった。即決できる金額でもなかったので、密かに唇を噛みしめながら退却。

いいものを見て、あんまり気持ちが良くなったので、その後も自転車で宛もなく彷徨う事にした。自転車で知らない道をどんどん漕いでいると、自分は今このへんを走っていて、あのへんを目指しているのだ、と頭で思っているのと、全然関係ない場所に、あらぬ方向から出現してしまうのでたいそう驚く。いつも、そ、そんな馬鹿な!と思うのだけれど、これは私が方向音痴だからなんだろうか。今日は中杉通りを走って阿佐ヶ谷を目指しているつもりだったのに、そこは早稲田通りで本当に驚いた。平行に走っている道ならばまだしも、交差している道を勘違いするとはどういう方向感覚だ。めいちゃんが、トトロに会いに行こうとして、木のトンネルをくぐりぬけ、そこから勢いよくズボッ!と元居た庭に出てきてしまうのに似ている。もののけに化かされた感じ。

それで「くっそー」と思って、今度こそ中杉通りを進み、KOCHUでわずかに売れ残っていたパンを買い、というか、アンタはどんだけパンを買うのよ、と思われそうだが、パン屋だけはダメなんです、素通り出来ないの。で「こうなったら~」と鼻息荒げて阿佐ヶ谷住宅まで行って、ぐるぐるっと2周したところで「よし、もういいだろ」と気が済んで帰路につく。勝手知ったる道を制覇して気が済むというのも何だか哀れな感じだけれど。お陰で家に帰って自転車を降りたら足がパンパンだった。でも気分は良かった。

あ、こういう時に紙に向かうと、たぶん何かいい作品が作れそうよだなあと思ったが、ニードルやら一切合切が・・・(以下略)。アホだ、私は。

※イラストは日記とは関係なく。先ほど夕飯後に近所を家人と散歩していて、民家と民家の間の、塀に囲まれたひどく閉鎖的で薄暗く、人が擦れ違うのもやっとの様な細いL字型の路地を見て、夜は一人で歩くのを躊躇うね、じゃあそこに何が居たら一番怖いかという話になった。お婆さん、髪の長いワンピースの女の人、日本兵(日本兵は何処だろうと怖いけど)などなど出たけれど、私は子供が一番怖い。夜の子供は何か怖いもの。

それと、うめのための自動給餌器がようやく届いた。これが来週大活躍してくれる、はず。しかし当のうめは無関心。
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by sakamotochiaki | 2009-05-15 22:34 | ◎こんな日々 | Comments(0)