1年前と3年前

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午前中から隣の部屋の水回りリフォームだとかで、激しい騒音と振動が続いている。さっき玄関を開けて廊下を見たら、取り外された風呂のドアと、木っ端みじんの浴槽が。ここまで大々的だったとは。つーか、ウチもやって欲しい。大家さん、ウチも相当古いよ。
可哀想なのは楳。すっかり音にビビリ気味。この工事、3日間くらい続くみたいだから、またおハゲが出来ないといい。

騒音に悩み顔楳。というのは嘘で、保護時、既に猫ヘルペス感染していたので、どーしても右目が涙目になりがちで、ショボショボしているのです。
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さて、ここ数日は仕事漬け。
今朝は6時に目が覚めたので、そのまま仕事を始めたら、まだ9時半だというのに一段落してしまった。それもこれも夜中にちゃんと眠れているからに他ならない。カラカラ作戦(空き缶に細々したものを入れて振ってカラカラと音を立てる)がいつまで楳に通用するのかはわからないけれど。で、久々に商店街に買い出しに。しかし暑さ萎えてすぐ帰宅。第一目的だったフィットネスシューズ(激安)は買えたけれど。はい、ちょっと本気で加圧に行こうかと思っております。

そういえば、今日から9日まで阿佐ヶ谷七夕祭である。で、週末はバリ舞踏祭である。今年は明神宮じゃなないのは残念だけれど、小学校校庭開催というのもなかなか面白そう。
ふと思い返すと、去年の今頃は、赤塚不二夫の告別式の一般弔問に友人Kと行き、その帰りに七夕祭を見たのだった。その友人Kは今や一児の母となっている。そして同じく去年バリ舞踏祭に行った友人のお片付けクイーンH子も、その後大阪に移り住み、やっぱり一児の母となった。それからそれからバリ舞踏祭に来ていた友人ヒロキさんも今は石垣島の住人となっていて、ヒロキさんと一緒に来ていたずんべらぼうのヒロコさんはこの度、めでたくご懐妊。…なんつーか皆、一年前と今とでは人生が「とぅっ!」と変化していて面白い。そして皆喜ばしい。そういう年代だからなのか。あ、私、相変わらず。ぼえー。
ま、すっかり根の伸びきったココで踏ん張ろ。とりあえず仕事。ともかく今年も七夕祭とバリ舞踏祭、楽しむぞー。


話は全く関係ないが、先日入手した「多満自慢」という日本酒を皮切りに、日本酒をちょっとずつ飲み始めた私。はたと思い出したのは2006年に青森は弘前で開催された奈良美智さんの展覧会「AtoZ」で買った「ワンカップ3つセット」だった。当時は日本酒を飲みもしないのに、カワイイパッケージにつられ、つい衝動買いしてしまったはいいが、長年キッチンの冷暗所に追いやられたままだった(ひどい)。
そうだ、あれを飲もう。日本酒デビューした今ならば飲めるかも。と、いそいそと発掘してみたのだが、ワンカップの中身が日本酒というよりは、白ワインの様な黄色がかった液体に変わっていた…。
うーん、これは熟成なんだろうか、劣化なんだろうか、果たして飲めるんだろうか。不安がりながら蓋を開けてみれば普通に日本酒の香りがしたので、チビチビ飲んでみた。普通に飲めた。でも気持ち的には料理酒扱いにした方が無難だろうか。何にしても、地元酒造の美味しいお酒だっただろうに勿体ない事をしてしまった。

チビチビ飲みながら思い出していた。
「AtoZ」展に行ったのは、私の父が脳内出血により緊急入院するほんの少し前(確か一週間とかその位)で、父運転による長いドライブは、結果的にあれが最後になってしまった。幸い命に別状は無かったけれど、視野と神経に後遺症が残ってしまったため、医者からは「運転は無理」という診断が下り、間もなく父は運転免許証をお国に返上したのだった。最後まで自分ではまだ運転出来るんじゃないかと諦めきれずにいた父だったので、免許証更新の講習を受けに行ったりもしていたけれど、実習ではどうしても道路の真ん中を走る事が出来ず、そのまま更新を取りやめたのだった。50年近くという長い車生活と、坂本家のお抱え運転手という役割が、突然終わりを迎え、今はすっかり助手席の人である。大袈裟で無く、車を運転するというのは、たぶん父にとっては自分の存在意義の一端を担っていたと思われ、あまり口には出さないものの、その落胆はもうすぐ3年経つ今でも感じる時がある。
だからというか、私はAtoZ展を忘れないだろう。展覧会の内容云々でなくてたいそう失礼な話だけれど、美術展になど興味のない父が土地勘もない弘前まで、家族を連れて行ってくれた最後の思い出として。展示作品をあまりよく観もしないで、早々に外に出てしまい、会場前の広場に1人座って私と母をイライラしながら、半分諦めながら、待っていた後ろ姿も。父が死んだ後も、たぶん思い出すだろう。
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by sakamotochiaki | 2009-08-05 14:33 | ◎こんな日々 | Comments(0)