そうか、と今さら気づいた。

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ローラ・チャン!あなたは空美ちゃんなの?!
あ、すみません。ようやく「テレプシコーラ」第2部3巻を読んだもので。1部の時の様な激しい展開はないものの、六花ちゃんの成長を親戚のオバチャン目線で見守る坂本です。ああ、六花ちゃんの振り付けで、千花ちゃんに踊って欲しかった!

昨日は紀伊国屋サザンシアターへ行ったお陰で、「テレプシコーラ」も買えたし、気になっていた蜷川実花(あ、この人も花がつく)の楳図邸を撮影した写真集も立ち読み出来たし(フラワーバスに浸かる楳図先生のお姿に思わずギョエエエエ~~~ッ!!と叫びそうになった。いずれ買うと思う)、他にも気になっていた本をいくつかチラ見出来て良かった。


て、本来の目的は書店ではなく、先にも書いた様にサザンシアター。「笑福亭鶴瓶落語会」を観てきたのであります。初の生鶴瓶。しかも前から2列目。毛穴も見えよう、見られようって距離でしたのよ。朝早くぴあに並んでチケットをゲットしてくれたTっこ君よ、いやTっこ様よ、本当にアリガトウ!!

この落語会では毎日シークレットゲストがあったのだけれど、昨日(最終日)のゲストはブラックマヨネーズ。開場で渡されるパンフレットで前日の昼の部がナイツ、夜の部が何と爆笑問題と知り、「昨日のが良かった!」と開演前に失礼にものたまった私でしたが、ああ、ブラマヨ面白かった!さすがM-1覇者。ハゲネタでガハガハと笑ってしまった。テレビで散々見ていたものの、その先を見られた。
にしても、ブラマヨの衣装が凄かった。吉田の履いていたデニムの形、デザインには登場するなり「え!」となった。そして小杉のン万円もするというTシャツも何だかヒジョーに残念なものだった。が、しかーし!私はこういう芸人が好きなんだ。話芸よりも髪型や眉毛を整えている様な、そんな芸人はどっかに行ってしまえ!と思っているんだ常日頃から。モテから程遠いルックス、服装センスの輩が、一発逆転目指して話芸を磨く、という方が断然良い。いや正しいと思う。

と言いつつ、開演早々舞台に登場した鶴瓶師匠の、それはそれは小粋なスタイリング(マリンルックの濃紺の上着、タータンチェックのパンツ、赤い靴下、渋い茶の革靴)には思わず見とれたりなんかして。どっちなんだ私。いやいや、良いのです。別格です別格。話芸が身についてのオサレですもの。加齢を経てのオサレは優遇す。そんな鶴瓶さんによる、今回の落語会の日替わりゲストを振り返ってのトークは、話がどんどん脱線しながら、のっけからもう最高に面白かった。ああ、話芸って素晴らしいと思う。それだけで嬉しい。

その後、ブラマヨの漫才があり、いよいよ鶴瓶さんの落語。
まずは私落語「Always お母ちゃんの笑顔」、立て続けに古典「宮戸川」。中入り後には古典「愛宕山」。こんなに沢山見られるとは思っていなかったので、もう大満足であった。
特に「Always~」は、鶴瓶さんと亡きお母さんの、日々繰り広げられる機知に富んだ数々の勝負の物語。終始笑いっぱなしなのに、同じくらい泣ける。私の感情表現のピークとも言える「泣き笑い」マックス。素晴らしかった。このお母さんにして、今の鶴瓶さんがある、という事が、赤の他人である私ですら、愛おしく感じてしまう噺であった。
「宮戸川」も「愛宕山」も落語ビギナーの私は、当然初めて聞くものであったけれど、それぞれの世界に面白いように引き込まれ、鶴瓶さんの所作に合わせ、力んだり、へなへなとなったり、泣きそうになったりしてしまうのだった。

鶴瓶さんを見ていて思い出したのは、学生時代、私が演劇に対して持っていた感情だった。目の前で繰り広げられる生身の表現というものを知った時の、テレビや映画では出来ない事が舞台ならば、妙な制限もなく自由に出来るのだ、と知った時の、あの喜び。ワクワクとした気持ち。それを久々に感じた。
ブラックマヨネーズもそう。テレビの中のブラマヨは、やっぱりテレビ仕様なのだ。そりゃそうだ。沢山の制約の中やっているのだから当たり前だ。でもその当たり前に今さら気が付いた。テレビではもうなかなか大笑い出来なくなって久しいけれど、そうか、ここに来ればいいのか、落語や漫才を観に来ればいいのか、と。18の頃、気が付いていたはずなのに、何やってんでしょうか。でも、それが何より嬉しかった。


軽く鶴瓶熱に当てられ(熱演は観る方も力が入るのであった)、朦朧と帰宅したものの、前日から取りかかっていた来年のカレンダーの版下作業続行。結局3時までかかって、今朝入稿。フルカラーも夢見ましたが、結局去年と同じ体裁となりました。何だかんだでポッポ紙好きなんだもん。
お陰で首はガッチガチのまま、今日はこれから病院に行ってMRIである。うーむ。ま、行ってきます。

どうでもいいが、うちの母はMRIを「イムアールアイ」だと思っているらしく、メールにも「今日、お父さんイムアールアイです」とか書いてくる。笑う所じゃないのだが、笑ってしまうのだ。



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by sakamotochiaki | 2009-11-02 12:34 | ◎こんな日々 | Comments(0)