ミソギ、もしもの不動産屋

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今日の夕方の空はヴィーナスフォートの天井みたいだったなあ。空には悪いけれど。

昨晩も断続的に楳に起こされたが、なんとか9時に起床。
そんなつもりは無かったものの、いつもの掃除の延長で、洗濯、布団干し(すぐ曇っちゃったけど)、マットレスやらロールすのこやらもひっくり返して掃除機をかけ、続いて冷蔵庫を一斉捜査、もとい清掃、いややっぱり捜査か、とにかく長々居座っていた不要な食材を思い切って処分した。気持ちが良くなってきたので、そのまま窓ふきまでしてしまった。もう年末大掃除しなくていいかなー。
しかし、なんだろう。今日は「THIS IS IT」最終日とあって、ミソギの様な気分なんだろうか、私は。何ミソギって。でも、とにかく何だかそういう事がしたかったんだと思う。とても清々しい気分。

昼食後、一泊出張の家人を見送り、マイケル聴きつつ高円寺に細々買い物に繰り出す。
たまたま通りがかった駅前の不動産屋で、ショウウィンドウに貼られた間取り図を眺めていると、距離感のちょっとおかしい(要するに話している時の距離が妙に近い)不動産屋のオッサン(50代後半くらいか?)が話しかけてきた。
口調はアンタッチャブルのザキヤマ(あえてそう言いたくなる軽さ)の様な軽々しさ。「これはちょっと…」とは思ったものの、何か良い物件が出たら連絡するというので、ほんじゃあとりあえずフォーマットだけでも記入して帰るかと思って入店したら、今どき珍しくタバコ臭充満。
「うーん、これはちょっと…」と思ったが、とりあえず席に着くと、狭い店内なのに一瞬気が付かないほど存在感の薄い社員男性(30代)がすぐ側にいて、何をするでもなく、ただ椅子に座り、ボーッと空を見つめていた。
「いよいよ、これはちょっと…」と思い、早いとこフォーマットに記入して帰ろうとしたが、出されたのがミスコピーを無造作に切ってまとめた紙束(目玉クリップ止め。エコだけれども)で、椅子からずり落ちそうになった。しかもザキヤマは、それをポーンと渡すだけ渡して、何も指示してこないので、あえて名前と電話番号しか書かなかった。条件とか、広さとか、予算とかは、ザキヤマが私が口頭で告げた事を、これまた軽々しく、もの凄くずさんにメモを取っただけ。このメモを、どうやって管理しているのか全く謎であった。
手持ちの間取り図をパラパラと探してもくれたが、私の条件と全く違うものをピックアップしてくれたり、「いやでも大丈夫。結構ね、出るんですよ。安心して!」と言う。言われれば言われるほど、信用が目減りしていく口調で。
とりあえず、第一条件としてペット(猫)可物件希望の旨を告げると、
「あー猫ちゃん、かわいいもんね〜!
 最近の猫は犬化してるから壁も引っ掻いたりしないしね!」
と、このオッサン、心は何処に置いてきた?つーくらいの口調で訳のわからない事をまくしたてるザキヤマ。猫が犬化って、日本語おかしいだろ。
さらに「ちなみに猫飼われて何年くらい?」と聞くので「もうすぐ一年です」と答えると、
「あ〜、じゃあ、まだまだ生きるね〜(高齢だったらそのうち死ぬからペット不可でもいーんじゃね?的ニュアンス)」
とのたまった。これには怒るというより呆れてしまい、なんか、苦笑してしまった。貰った名刺には「営業」と書かれていたけれど、その、世のペット好きを一気に敵に回しかねない脳天気さは、営業には逆に向いているのだろうか?
後はもう、私生来のマンウォチャー根性でやり過ごし、まるでドリフの「もしもこんな不動産屋があったら」的世界の住人という希有な立場を楽しんで帰った。まあ、今後、ここにお世話になる事はないだろうなあ。
ザキヤマのはしゃぎの横で、「ああ、何もかも終わったな…」という放心顔で空を見つめていたもう1人の男性社員は、最後まで地蔵のようにピクリとも動かなかった。


あ、そうそう。
思い出した様に書くけれど、昨日のゆらゆら帝国のライブ、凄く良かった。この所、アホみたいにマイケルしか聴いていなかったので、というか、他の音を耳が受け入れなかったのだけれど、ゆら帝はやはり素晴らしかった。これが他のミュージシャンのライブだったら、私の中ではキビシイ事になっていただろうなあと思う。「3×3×3」や「恋がしたい」も聴けたし、他の曲もアレンジが面白くて、ラストもゆら帝なのに、なんとも爽やかに、清々しく終わった。場所的に殆どメンバーの姿は見えなかったけれど、それでもたまに見える亀千代さんが、ちょうど一年前見た姿とあまりに何もかも一緒で、デジャヴ」か?とすら思えて、妙に気分がアガッた。(何故)
ああいう、これぞ「プロ」の表現を見せてもらいたいもんである。そういうものしか、今は見たくない。


して不動産屋の後、高円寺文庫センターで、うっかりやばそうなマイケルのDVDを買ってしまった。ネットでも見かけていて、相当うさん臭いと思っていたのだけれど980円だったもので魔が差した。でもまあ、今日はコレをお酒の肴にしよう。
とか言いつつ、帰宅したら仕事の鐘がボーンボーンと鳴っていた。この所の静けさは終了。
がんばるぞ。おー。

マイケル最終日、みんな楽しんでるだろうなあ。



追記:今、DVD見終えた。予想通りすんげー雑な内容でした(笑)
ナレーション:クリス・ペプラーつーのも、何か悩ましかったし、音楽も権利の関係か、一切不使用。(それって逆に凄い事だよな)スマスマ特番をグッとレベル落として、ペラッペラにした内容だったけど、マルセル・マルソーや、マンデラ大統領との2ショット映像は初めて見たし、とても良かった。おおむね残念な内容だったけれど、O2シアターのチケットを徹夜で並んで手に入れたファン達の狂喜ぶりをみていたら、やっぱり泣けました。パジャマ姿で出廷する疲れ果てたマイケルの姿にも。でも、問答無用に美しいカメラ目線のマイケル映像があったので満足です。980円だもんな。


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by sakamotochiaki | 2009-11-27 17:52 | ◎こんな日々 | Comments(0)