腑に落ちた日曜日

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今日は声が「ソ」まで出る様になった。咳は徐々に減少傾向。明日は出かけられるだろうか。
マウス絵のお仕事も小休止、版画作業を進めようと思いながら、風邪薬と寝不足のせいで急激な睡魔に襲われ、昼間数時間こんこんと眠ってしまった。結果、何もしない一日となった。

そんな今日でも、はたと気付いた事。
何年か前、ひどく挫折感を味わっていた時期がある。自分の足りなさやダメさを突き付けられて、世の中の何に対しても面目ない様な後ろめたい様な気持ちでいた。実際には周りに色んな人が居たとしても、共有して慰め合えるタイプのものでは無かったし、泣きついて良い場所というのも無かったので、ああ、自分は一人なんだなあと感じていた。
何で私ばかりがとも、正直思っていた。何かに当たり散らしてしまいたい気持ち。何で目の前のこの人はこんなに呑気な顔をしているのに、私1人がこんなに落ち込まねばならないのかと、余計悲しく思えた。

あの時程ではないにせよ、そういう気持ちには今でもたまに襲われる。面目ないという気持ちは消える事は無い。けれど、これはもう仕方の無い事だとわかっているし、少しずつ私も慣れて、そういう時のやり過ごし方も何となくだが覚えた。


でもふと今日、「私ばかり」というのは違ったな、と気付いた。
何年も経って、状況こそ違えど、あの呑気な顔をしていた人は今、少なからずの挫折感を味わっている。その人の目には、今度は私がやけに呑気な顔をしている様に映っている事だろう。何で自分ばかりがと、誰もわかっちゃくれないと、孤独を感じているかもしれない。

そしてそういう人を前にした時、私という人もまた、呑気な顔を見せる位しか出来ないのだった。

ああ、そうか。そうだったのか。


寝てばかりであったが、自分の中では妙に腑に落ちた日曜日であった。




※イラストはわざわざ私の昼寝を起こしにきて、自分は寝始めた楳の図。



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by sakamotochiaki | 2011-02-27 22:45 | ◎こんな日々 | Comments(0)