その街

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本日、やっと電話に出られるまでに復活。まあ、昨今メールでのやり取りが増えてなかなか電話もかかって来ない訳だけど、普通に話せるって、ああ何てスバラシイ。
とはいえ、まだ咳は若干出ているので、せっかくの映画1000円デーに観たい映画は色々あったが、他人様のご迷惑になると考え自粛。大人しく自宅でお仕事デーであった。

風邪には苦労しておりますが、嬉し楽しみな事も色々進行中。
そのどれもが私の暮らす「阿佐ヶ谷」という街に関連していて、とても不思議な感じ。阿佐ヶ谷の前に暮らしていた街では、こんな風に地域密着型(?)な人の繋がりって殆ど皆無だった。いやその前に暮らした街も、そのまた前の街でも。そういう意味で阿佐ヶ谷というのはつくづく不思議な街だなあと思う。

そういう街を離れるかもしれない物件探しは、ここにきて完全なる暗礁に乗り上げている。暗礁って嫌な言い方だ。要するに根本的に見直す事になった。前向きに考えれば、家こそ変わるかもしれないけれど、この界隈で暮らし続けられる可能性が高くなったという事でもあるのだから、それはそれで喜ばしい事じゃん、と思っている。まだ見通しは全く立ってないけれども。

多少無理矢理ながら「映画」、「街」というキーワードが出た所で、思い出すのは『その街のこども』
最近観た映画の中でもう一度観たい、DVDが出たら買うであろう作品である。『その街の子供』は元々NHKで阪神・淡路大震災15年 特集ドラマとして、昨年の1月17日(つまり15年前に震災のあった日)の夜に放映された作品であり、その劇場版となる。正直な所、そういうドラマがあった事も後になってから知ったくらいだったのだが、2年半という長きに渡り、バイトで通い続けた割に全く仲良くなれずに終わった因縁の街・池袋くんだりまで観に行って、本当に、本当に良かった!

脚本は私の大好きな「メゾン・ド・ヒミコ」の渡辺あやさんで、音楽がつい先日井の頭公園で幻想的なフリーライブを観たばかりの大友良英さんであったのだが、このお二方が揃ったというだけでも観ない手は無い。そして実際に震災体験者である主演の二人(森山未來、佐藤江梨子)のやり取りの中の、それが「映画」であるとわかってはいても、生々しく突き刺さってくる言葉(台詞)以上の何か、想いとか、熱の様なものに完全に同調してしまい、最後はサトエリと一緒になって泣いていた。それでも映画館だったから耐えられた様なもので、家だったらしゃくりあげていた。しかもようやく涙も落ち着いた帰り道、ちょっとした裏話を伝え聞き、道端で涙を堪えるのがこれまた大変だった。
観終えた後、夜の池袋の街が眩しかった事。あれほどわかりあえないと思っていた街が何とも愛しく見えた。
東京ではもう池袋シネマロサで3/11(金)まで19時の回のみの上映です。ぜし!

オマケの写真は大友良英さんの井の頭公園ライブが始まる直前のマジックアワー。
日没と共にボートの上で始まったライブはとてつもなく幻想的でありました。
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by sakamotochiaki | 2011-03-01 23:13 | ◎こんな日々 | Comments(0)