朝がくること。

朝がくるのが、日差しが、心身共にこんなに有難いと感じた事もない。

皆様、いまだ連絡が取れない友人知人も含めて、ご無事でしょうか。
坂本と家人、楳は元気です。
自宅作業中に地震発生、パニックになりつつもともかく楳を捕まえてバッグに押し込み外に出ようとしましたが、私のパニックぶりが見事に伝染した楳は脱兎の勢いで腕をすり抜け、押し入れに立てこもり。
楳っ!楳えええっ!と右往左往しているうちに一旦揺れは収まり、ガクガクと震えの止まらない体で見渡した部屋の中は、それはもうメチャクチャになっていました。仕事部屋にある重ねるタイプの本棚の上部が落下し、仕事机を直撃。作業中だったパソコンまであと5センチという所でした。そんな事に一瞬ホッとしてしまった自分が恥ずかしい。
たまたま自宅近くにいた家人ともすぐ合流でき、その後徐々に事態が明らかになっていく中で、自分がいかに恵まれた状況にあったかを思い知りました。
この様な未曾有な事態に直面した時、自分に必要なもの、そうでないもの、やるべきことがハッキリ見えてきて、この経験を生かさねばただの馬鹿だと、自戒の念を持って生きねばならないと、否が応でも思いました。そしてこんな時こそ、なるべく落ち着いて過ごす事を心がけねばならないという事も。

青森の実家は、地震発生と同時に停電となり連絡がつかない状況が続き心配していましたが、昨夜遅く電気が復旧した事で、ようやく両親の元気な声を聞く事ができました。ご心配頂いた皆様にはお礼を申し上げます。
3月とはいえ、まだまだ寒い東北でどうにか暖をとって(我が実家の強力な暖房器具は全て電気によるものなのです)過ごしていた模様。水道とガスが止まっていなかったのは不幸中の幸いでしたが、地震発生後、初めてTVを見る事が出来た母は、青森や隣県の甚大な被害を知り驚いていました。被災地やその周辺地域にいる人々への情報が殆ど遮断されているという事もこの電話で初めて知った訳ですが、一気に流れ込んでくる情報を受け取る事になった方々のショックや動揺はいかばかりか。想像もつきません。
高校の3年間を通った八戸市の、馴染みのある八戸港の映像に、言葉もありません。

今はただ、いつ終わるともわからない余震が続く中、いまだ安否のわからない方々、避難されている方々、そのご家族、救助に当たられている方々のために祈ります。
不穏な夜が早く過ぎ去りますように。せめて少しでも暖かい日が続きますように。



楳も地震発生以降、夜眠る時はぴったりくっついて寝るようになりました。私のパニックのせいで、余計に怖がらせてしまった。
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元々少しヒビが入っていた寝室の窓ガラスはこの有様。気休め程度ですが、大きな余震に備えてガムテで補強。このくらい何だ。生きてるよ!それで十分。
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by sakamotochiaki | 2011-03-13 08:38 | ◎お知らせ・展示など | Comments(2)
Commented by junko at 2011-03-13 11:04 x
大事にいたらずよかったです。
楳ちゃんも怖かったでしょうね。
本当に言葉にならない現状に、日々祈ることしかできません。

先日はありがとうございました。
その後ご連絡もせずすみません。
少しづつですがお買い上げいただいてます!
Commented by sakamotochiaki at 2011-03-13 12:30
junkoさん
わー!ありがとうございます!
実はドキドキしながらブログを拝見して、作品達が無事だったと知り、
ホッとしていたところでした。
コメントも残さずすみません!

親の事も落ち着いたので、やっとお邪魔出来そうです。
カードのことも有り難うございます!嬉しいです!

楳も今日は大分リラックスしてます。
何かただならぬ空気を感じ取って疲れてるんだろうな、と思います。
ますます辛い現実があらわになっていくばかりですが、
早くおさまってくれる事を祈るしかありません。