飛行機を見に行った。

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久しぶりに24時間以上家を留守にした。
「留守にするぞ」と気構えて行った訳ではなかったので、何の準備もしないで家を出て、まあでも何となくそうなるだろうと思いつつ、ずっと会いたかった人に会いに行って、近くの飛行場の中にあるカフェで3人揃ってロコモコを食べた。なんでメニューにロコモコがあるのかはよくわからなかったけれど、だだっ広い滑走路から飛び立つ小型飛行機を眺めながら、ランチタイムに9分間に合わなかっただけでセットに組み込まれる事のなかったブレンドコーヒーをやはり3人揃って飲んだ。
帰りに車で空港の周囲をぐるりと回り、窓越し見えた粘度みたいな空の色と、フェンス越しの滑走路が、田舎の米軍基地周辺の景色と重なって、懐かしい気持ちになった。
整然と並んだ上へ上と伸びているこの木は何かなーと思ったら「ポプラ」だと教えてもらった。ああ、これがポプラ。菊池桃子が遠廻りしながら数えたポプラ。と、妙に感じ入った。

スーパーで材料とお酒を調達し、その場で思いついたアイディアや、体が欲する味を求めて、3人でじゃんじゃん調理して、あっという間にテーブルに並んだご馳走はどれも美味しかった。食材を無駄なく見事に使い切っている事も素晴らしかった。お酒ではあまり酔っぱらう事もなかったけれど、とはいえあまりにも話題が多岐に渡り、かつ順不同、天地無用(?)であったので、いっぱい喋り過ぎてしまったな...と後々1人になった時思ったが、何だか、焚き火を囲んで話している様な気分だった。実際にそこには無い炎を皆がジーッと眺めながら、とうとうと話し、頭の中がどんどん凪いでいく様な。

川の字に時々小さな点、という感じで眠って、起きて、またダラダラと話して、真っ黄色い菜の花が群生する川沿いをてれてれと歩いて、近所の有名なお寺へ行き、そこでまた3人揃って美味しい天ざるを食べた。食べてばかりと思われそうだが、実際に食べてばかりだったのだが、ちゃんと時間がやってくると腹が減り、ちゃんと美味しいという事が、とても幸せに感じた。帰りに参道にある土産物屋さんで風車を買った。今度デモに参加する時に持って行こうかと思う。
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帰宅してから、今日初めて自分の顔を鏡で見たら、寝癖もヨダレの跡もなくて、あ、よかったーと思ったが、まあ本当はそこまで気にしていなかった。楳が「帰って来た帰って来た」という感じで、喜んでいるのがわかって、嬉しくなっておやつをあげたが、興奮しすぎたかその後全部吐いた。私も体がボヨンとしていたので、急ぎの連絡を済ませるだけ済ませて眠りに落ちた。すぐ楳もやってきて、くっついて眠った。


「時々小さな点」は心優しい直角鍵尻尾の持ち主。
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by sakamotochiaki | 2011-04-21 01:04 | ◎こんな日々 | Comments(2)
Commented by kyoe_noriko at 2011-05-11 15:16
なんだか、夢のような一日ですね。
夢のように朧気で麗らかで。
Commented by sakamotochiaki at 2011-05-11 18:33
kyoe_norikoさん
あらあら、お忙しいのにコメント有り難うございます。
はい、この日はというか、この2日間は色々と面白かったです。
地震後初めてこういう日を過ごしましたね。