アップル

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スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。
午前中、amazonから届いた「つっぱり棒」を椅子に登って棚と天井の間に設置しながら、まさに「つっぱる」と書かれた矢印にしたがって回して回して回しているという、画的にはどうにも格好のつかない作業をしている真っ最中、TVのニュース速報が流れた。

これといった主義主張がある訳でもないのに、私が使っているコンピュータは最初から現在に至るまでMacintoshだけだ。他は触った事すら無い。が、そもそも結婚当初、家人が私に買え与えたのが始まりなのだから、そこに自分の意志は存在せず、100パーセント家人の影響と言っていい。元々「パソコン?要らない要らない」と言っていたくらいだし、偉そうな事は何も言えない。熱狂的な信者という訳でも全くない。けれど、何やかんやとずーっとMacを使ってる。何やかんやでiPhoneユーザーでもある。その程度の人間ですら、この訃報を受けてからのtwitter上に溢れた(今も続いている)様々な人による彼やMacへの想い、個々のエピソードに心を打たれた。あろうことか涙が出た。って、アンタが泣いてどーすんのよ。泣いていい立場にゃ全然無いよ!と自分が一番慌てた。ともかく大変な影響力を持った人が居なくなってしまったのだ、という事実は想像以上に人を空洞にするのだな。こんな末端の末端ユーザーまでをも。

夕方のニュースの中で、彼の死を悲しんで集まった人々により花束や写真や沢山のりんごが祭壇の様に積み上げられているのを見た。りんごがまた少し違う表情をしていた。

私はといえば「りんごの紙版画はがき」の新作を今日シマシマヤトーキョーさんに発送した。ま、これはたまたまなんだけど。


スタンフォード大卒業式でのスピーチ。齢40の身にも沁み入る言葉の数々。




「自分も死に行くと自覚することは、何かを失うという思考の罠を回避する最良の方法です。あなたは既に裸です。」

ご冥福をお祈りします。
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by sakamotochiaki | 2011-10-06 18:41 | ◎こんな日々 | Comments(0)