ひたすら刷り。

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目の前に迫った企画展と毎年恒例のアレのために、殆どノープランながらとにかく刷って刷って刷っております。
刷り作業中は、インクにまみれてたいそうキケンなので、思い切って2階の2つの部屋をぶち抜いた空間に猫ら3匹を一緒に隔離する事にした。

これまで刷り作業時は、煤墨には1階のケージに入ってもらっていたものの、2匹もグングン大きくなり、狭いケージに長時間入れっぱなしというのもさすがに不憫になってきた。今後ずっと楳と隔離し続ける訳にもいかないし...て、そもそも人間の目が届かない時、楳と2匹の生活空間をなるべく分けてきたのは、楳と2匹の仲が良くならないからという事以前に、煤墨が楳のトイレを使ってしまうという問題があったからだった。自分ら専用のトイレがあるにも関わらず、煤と墨はそこにトイレ砂があれば実に大らかに迷い無く「なさる」のだ。同じ様に大らかな気質ならば良かったけれど、普通よりやや神経質な楳は他の猫が用を済ませたトイレでは絶対に「なさってくれない」ので、その度にトイレ難猫になってしまうのだ。(これまでもトイレの一切合切を大掃除しなければならない事態もあり、それはそれは大事であった)
んが、この隔離生活を継続して、ひたすら楳トイレを死守し続ける事に、人間だってストレスと限界を感じ始め(というのは、やはり私が大らか、いや大雑把な性格だからなのだが)、それが私の中でトイレ一斉清掃におけるストレスをついに上回ったので、というかもう後は野となれ山となれっ!トイレ掃除くらい何度でもやるから良きに計らえーっ!と半ば投げやりな気持ちで無理矢理決行してしまった。楳には大変申し訳無かったけれど。

で、昨日と今日の2日間、それぞれ5〜6時間もの間3匹は同じフロアで過ごしたのだけれど、昼飯後の昼寝タイムだったのも幸いして、まあ穏便に(というか、それぞれバラバラの場所でずっと昼寝していた)過ごしてくれたっぽい。楳トイレもたぶんセーフ。これ以上長引くと厳しそうだけれど、でもまあ今後の刷り作業もこの調子で何とかなりそうだ。(楳にはひたすら申し訳ないが)

お陰様で昨日はお馴染みの器モチーフのはがきを刷って、今日は壁にも展示出来そうな少し大きめのもの(冒頭の画像)と、久々に楳モチーフ、それからお試しで煤墨モチーフを刷る事が出来た。
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楳は迷いつつも保護服着用のもの。まあ、楳版画は私にとって「記録」みたいなものであるから作ってみる事にした。

こちらお試し煤墨。
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煤墨は本当に難しくて、というのはあまりにも楳が版画向きの色と柄だったからなんだけれど、特に煤のどんどん鮮明になってきたシマ模様をどう表現したものか、版にも刷りにも大分時間がかかってしまった。結果、まだまだ工夫しないとダメだなーという感じ。



版画作業に集中していたら首も方もガチガチだけれど、こんな風に過ごすのも本当に久しぶりで、何とも楽しかった。あまりにもノープランで刷り始めているので、この後どーするのか、これから決めるのだけれど(大雑把!!!!)。
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by sakamotochiaki | 2012-09-04 22:23 | ◎こんな日々 | Comments(0)