愛しの愛しの楳。

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1/9 23時20分、我が家の愛猫・楳が亡くなりました。

この1ヶ月ほど食欲減退などの不調が続いていましたが、8日朝になり急に症状が重くなり、それでも一進一退を繰り返して少し持ち直したかと思っていたところ、夜、大好きな家人が帰宅するのを待っていたかの様に、私と家人に見守られ、旅立ちました。
最期まで楳は楳らしく、本当に立派でした。

急なご報告となり驚かれる方もいらっしゃると思いますが、実は昨年7月、既に楳は余命を宣告されていました。けれどその期日を超え、もうすぐ3ヶ月を過ぎようというところで、これは宣告した当のかかりつけ医も驚く頑張りでした。
あの手この手を尽くしたつもりですが、悔やむ事はやはり沢山あります。それでも我が家にやって来てから4年近くもの間、ずっと病と闘ってばかりだった楳に、もう十分頑張った、お疲れ様でした、という気持ちです。

楳を通して、沢山の方とのご縁を頂いた事を、今改めて感謝しています。楳という猫がいなければ広がる事は無かっただろうご縁です。野良上がりの難儀な性格であったにも関わらず、直接的にも間接的にも多くの方々に可愛がって頂きました。猫ビギナーであった私に、楳との出逢いから闘病に至るまで、皆様から沢山の励ましやアドバイスを頂いた事も本当に感謝しています。そして楳カレンダーを手にして下さった皆様にも感謝の気持ちと共に、こんな風に悲しいお知らせをしなければならなくなってしまった事を心からお詫びします。

正直私もこんなに辛く悲しい事はありません。宣告を受けた日からずっと覚悟をしてきたつもりでしたが、そんな事、出来るものではないのですね。今月末には我が家にやって来て4年、推定5歳の誕生日を迎える予定でしたが、そんな記念日などは人間の勝手で作ったものだよ、と楳に笑われている気がします。人間の思い通りにはいかないのが楳でしたから。と言いつつも振り返れば様々な局面で何と飼い主孝行な猫だったのだろうかと思います。

そして昨夜楳を看取った直後に、私の作品制作、人生においてかけがえのない大切な恩師の訃報が飛び込みました。ただただ頭が真っ白になり、訳もわからず悲しみと混乱のまま、楳の傍らで夢うつつの状態で朝を迎えました。そしてこれを書いています。

今はただ最期まで立派だった楳に恥じない様に、私もちゃんと楳を見送らねばなりません。今はそれしか出来ません。楳の顔はとてもきれいです。とても気持ち良く眠っている様に見えます。この2日間はあまり眠れていなかっただろうから嬉しそうに笑っています。身体は随分痩せてしまいましたが、猫としては1番美しい時期だったのだなあと改めて思います。本当にとても美しい猫でした。



愛しの愛しの楳。私の1番目の猫。
ありがとう。ごめんね。お疲れ様。本当によく頑張った。
絶対に忘れない。
ありがとう。またね。
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by sakamotochiaki | 2013-01-10 07:45 | ◎楳猫 | Comments(10)
Commented at 2013-01-10 09:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ほほほ at 2013-01-10 10:01 x
がんばった。
Commented by 菊地由利子 at 2013-01-10 12:03 x
さかもとさん…びっくりしてます…
まだ4歳。
悲しいね。淋しいね。
楳ちゃん…
よく頑張りましたね。
さかもとさんに助けてもらえて
本当に幸せだったと思います。
さかもとさん
しばらくは辛いですがお体ご自愛くださいませね。






Commented by ronron at 2013-01-10 17:53 x
昨夜遅くのツイートを拝見して、もしかしたら⁉ と思ってましたが、残念です。。
でも楳ちゃんも、坂本さんもがんばりましたね。坂本さんご夫婦の惜しみない愛情を受けて、楳ちゃんは幸せだったと思います。
寂しいとは思いますが、これからは煤ちゃん墨ちゃんを、楳ちゃんの分まで可愛がってあげて下さいませ。
楳ちゃんのご冥福をお祈りいたします。
Commented by まるま at 2013-01-11 16:49 x
ご冥福をお祈りいたします。
楳さん、がんばったね。ゆっくり休んでください。

Commented by sakamotochiaki at 2013-01-11 17:33
yuzzle様
お返事遅くなりました。
本当に有り難うございます。
カレンダーの楳、これからも愛でて頂けたら嬉しいです。


ほほほ様
頑張りました。楳は本当に猫としては不思議で変わった子でしたが、最期まで誇り高く、全力で生き抜きました。


菊地由利子様
有り難うございます。驚かせてしまいすみません。
今日、楳とお別れしてきました。
若くしてかかる病ではなかったですが、
全て運命だったと思います。うちにやって来る事も。
最期まで楳は楳らしかったです。立派でした。


ronron様
有り難うございます。
最初の2年程、全く楳になついて貰えずシャーシャー言われ続けた家人でしたが、最期は彼らの間にも強い絆がありました。
煤墨ともあと1年くらい一緒に過ごせたら、もっと距離が縮まっていたかもしれませんね。


まるま様
有り難うございます。
今日お別れしてきました。
沢山手をやいた猫としては少々変わり者でしたが、最期は本当に立派でした。

Commented at 2013-01-11 22:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-01-13 00:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sakamotochiaki at 2013-01-13 10:31
ほほほ様
本当に有り難うございます。
楳の死の直後(10分後くらい)に神山先生の訃報が入りました。
本当に混乱して、ずっと夢の中にいるみたいです。
先生は私にとってとても大きな存在で、上京した時からずっと憧れの人で、様々な局面でお世話になった方でした。
心に大きな穴が一度に2つ空いてしまいましたが、この穴はずっと埋まる事はないし、無理に埋める必要もないとも思っています。
ずっとこの穴と共に生きて行って、少しずつ色んな事への耐性が出来ていくのかなって。

大先輩に「大好き」と言って頂いて本当に嬉しいです。
作品を作り続けます。2人に恥じない様にしたいです。

Commented by sakamotochiaki at 2013-01-13 10:35
鍵コメ様
有り難うございます。
本当に残念です。けれど「絶対にひとりでは逝かない」という私との約束を楳は果たしてくれました。
最期を夫と看取れた事は幸せだと思っています。
今日も良い天気なので、きっと何処かでぼっこ楳していると思います。