『給水塔と赤い屋根』展本日11時から。

c0138553_6125678.jpg

2日間の搬入作業を終えて、いよいよ本日9/5(木)から『給水塔と赤い屋根』展が始まります。

ひーひー言いながら電子書籍『給水塔と赤い屋根〜』を作っていた時はまさかアサガヤデンショで展示をする日が来ようとは思ってもみませんでした。
それぞれがごく個人的に集めていた素材であったり、知識や技術だったり、これまでの活動だったりが、色んなご縁やご協力のお陰で、次々と形になって行く事に驚くやら楽しいやら。本当に有難いです。

余談ですが、阿佐ヶ谷住宅は阿佐ヶ谷に住んでいる人にすら案外知られていない様な不思議な場所でした。
今展示会場である阿佐ヶ谷CONTEXT-Sも住宅街にひっそりとあるので「こんな場所にこんな素敵なお店があったんですね!」という声をよーく聞きます。この2つに漂う空気はどこか似ている様に思うのです。
搬入作業の最中、アサデンメンバーであり、元阿佐ヶ谷住宅の住人でもあった木村亜維子さんの「テラスハウスの中って、こんな感じだったな」という言葉を聞いた時、やっぱりこの場所をお借りして良かったと改めて思いました。

搬入作業中にも沢山のアイディアが生まれ、それぞれがそれぞれに抱える阿佐ヶ谷住宅への想いをCONTEXT-Sという空間にギュッと集めて、同時にとても風通しの良い空間になりました。
阿佐ヶ谷住宅を好きだった方、全然知らないという方にも、楽しんで頂けるのではないかと思います。ぜひご来場下さい。
私は毎日終日在廊出来ないのですが、なるべく毎日顔を出します。4日間かけてご来場頂いた方と作り上げる作品もあるのです。それがどんな風に仕上がっていくのか、本当に楽しみです。

___________________________

給水塔と赤い屋根展

2013.9.5(木)~8(日)11~19時

CONTEXT-S
〒166-0004 杉並区阿佐谷南1-47-4 
TEL 03-3317-6206

☆7(土)14~15時は中山うりライブ開催  
定員20名/予約制/2,500円(お土産に寅印菓子屋のお菓子付)
※7日に予定している中山うりさんのライブはお陰様で完売となりました。
 当日はライブ準備などのため13~15時に一旦クローズとなり、
 一般のお客様のご入場が出来なくなります。
 大変申し訳ありませんがご了承下さい。

__________________________


最後に展示風景をちらりとご紹介。

陶芸家清水直子さんの作品。小さな蓋ものにあの風景が。
c0138553_635694.jpg


清水さんの赤い屋根ストラップと勝手にコラボさせて頂いた私の紙版画。額装とシートがあります。
c0138553_644182.jpg


アサデンメンバーでもある寅印菓子屋さんによる限定『給水塔と赤い屋根クッキー』。アサデンメンバーが作ったクッキー型でこんなにかわいい仕上がりに。もちろん美味しいですよ。
c0138553_652624.jpg


さらに寅印菓子屋こと小嶋恭子さんによる素敵なコーナー。
この春から夏にかけて採取された阿佐ヶ谷住宅の植物の花びらや種などでオリジナルの万華鏡を作れます。このアイディアの元は共通の友人であるあさこさん。それを寅さんならではの手法で形にしてくれました。色んな色や形を選んで作ってみてください。
c0138553_654878.jpg


電書には掲載し切れなかったアサデン店長(?)小嶋智さんの『今日の給水塔』コーナー。ほぼ毎日続けられた定点観測。次々と映し出される給水塔は淡々としながらもとても雄弁で1つとして同じ顔をしていないのです。
c0138553_662636.jpg


住人だった木村健世さん、亜維子さん夫妻による、阿佐ヶ谷住宅オリジナルグッズコーナー。手ぬぐい、キッズTシャツ、そしてお2人が暮らしの中で撮り貯めた写真が素敵なポストカードになりました。
c0138553_671440.jpg

c0138553_672967.jpg


亜維子さんが住人だった頃から取り組まれてきた『えだはプロジェクト』から2年という時間をかけて元気に成長し、美しい花を咲かせている阿佐ヶ谷住宅の植物の挿し木苗も。
c0138553_681534.jpg


こちらはこの展示の要とも言える『想層地図』。アサデンメンバーはもちろん、ご来場下さった方に伺った個々の阿佐ヶ谷住宅の思い出を、阿佐ヶ谷住宅の大きな白地図に毎日少しずつ重ねて、共有しようという試みです。最終日にどんな地図が完成するでしょう。ぜひご参加下さい。
c0138553_7341284.jpg


そしてCONTEXT-S店主で陶作家である石神照美さんの作品、昨夜遅くにセッティングが完成した時は、思わず皆で「阿佐ヶ谷住宅だ」と見とれました。写真はまた後日。全体像はぜひ実物を観に来て頂きたいです。
c0138553_752359.jpg


その他にも阿佐ヶ谷住宅に暮らしながら、自宅を開放した催し『暮らしの教室』、『桜まつり』を開催し、電書の中に収められている『緑の記録』発起人でもある栂野美樹さんが、過去に阿佐ヶ谷住宅が取り上げられた書籍、雑誌を沢山届けてくれました。読んでいると改めて素敵な場所だった事がわかります。こちらもぜひ手に取って、ゆっくりとご鑑賞下さい。
もちろん会場では電書の試し読みも出来ます。ダウンロード方法や読み方などがわからないという方は、在廊しているメンバーにお気軽にお声をかけてみて下さいね。


今は朝6時。猫たちと雷雨に起こされました。しかしまあよく降ります。
天気ばかりは抗えませんが、そういいながら、今回は不思議とひるんでおりません。
どうか沢山の方々にご来場頂けますように。そして楽しんで頂けますように。


あ、展示に伴い、電書のダウンロード数も増えている様で、何ともうすぐ1000ダウンロードだそうです。こんなに沢山の方々に読んで頂けるとは、アサデンメンバーまさかまさかの連続で、本当に感謝しております。引き続き、こちらもどうぞよろしくお願いします。

__________________

5日追記:展示初日を迎えた本日、電書が1000ダウンロードを達成したそうです。
朝の悪天候が噓の様にオープンと同時に雨は上がり、平日にも関わらず本当に沢山の方々にご来場頂き、のんびりした日になるかと思いきや、終始賑やかな日となりました。
今展示は、これまで私が携わった展示とは違って、ただ自分達の作品を一方的に観てもらうという事よりも、ご来場下さった方々それぞれの内にある阿佐ヶ谷住宅やそれに続く記憶を、直接伺えるというとても貴重な場になっている事に気付きました。書籍(もちろん電書も)やブログなどでは、ちょっと難しい事かもしれません。改めて展示の意味を考えると共に、阿佐ヶ谷住宅を好きだった方の多さと、その魅力についても気付かされています。

会期は4日間と短いですが、2日目からもぞどうぞよろしくお願いします。
[PR]
by sakamotochiaki | 2013-09-05 06:26 | ◎お知らせ・展示など | Comments(0)