明日から北

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お盆をのラッシュを避けた訳ではないけれど、明日からまたまた青森へ。
いつもより少し長く過ごせた東京では、ひたすらお仕事とバイトと秋に参加予定の展示2つ用作品を制作。自分の思い通りに日程調整が出来なくなった今、常に1〜2ヶ月前行動をしなければならず、なかなか脳が追いつかない。追いつかないので余計に無心になれるのかもしれないけれど。

最初の画像は昨日刷った楳。実は1年前に参加した『ペットショップにいくまえに』展(今年も素晴らしい作家の方々により開催されます!→詳細はこちらをご覧下さい。)用に制作していたものの、刷りの段階でトラブルが続き悉く失敗。版に手がかかっていたせいもあり心的ダメージが大きすぎてそのまま膝から崩れ落ちるように挫折し、結果的には別の作品を新たに制作し出品したのだった。
しかし、詰めたインクを拭き取りもぜずにその後1年も放置した版の事は何かにつけずっと気になっていて、それは恐らく当時の私の執念みたいなものがドワーッと頭に血を上らせ作った版であったことと、役目を終えた版が入った箱を開ける度に、一際大きい楳の瞳が私をジッと見つめていたからかもしれないが、とにかく突如もう1回刷ってみようかと思い立ったのだった。
とはいえ版の凹凸はほぼ死んでいて、少し手を加えたとはいえダメで元々、私の心も1年経って大分冷静に向き合える様になっていたのだと思う。

結果的には細部が潰れてしまい全然上手く刷れなかったのだけれど、でも何だか個人的には妙に満足している。とても楳らしい顔が現れたから。
草花の首飾りは阿佐ヶ谷住宅に見かけた植物を描いてみた。こちらも刷り自体は今ひとつだったけれど、どちらも私の中では同じ時期に失われたもので、残しておきたかったもの。半ばこじつけっぽいけれど、まあ私の作品は大概その様な感じである。
そんな訳でやっと刷った4枚のうち1枚しか生き残らず。販売は難しいと思うけれど、どこかで展示できたらいいなあとぼんやり考えたりしている。




※帰省中も『退屈をあげる』通販のご注文承ります。どうぞよろしくお願いいたします。
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by sakamotochiaki | 2014-08-17 12:07 | ◎こんな日々 | Comments(0)