怒涛の2月が終わりました。

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怒涛の2月が終わりました。

この3年間、闘病生活を続けてきた母を送り、これが噂に聞く「悲しんでいる暇がない」というやつか!な目の回る日々も少しずつ緩やかにはなりましたが、まだ北にいます。
母が亡くなる約2週間前、実家の通い猫であったシノビを保護したのです。

途中半年プッツリ現れなくなった期間を入れて1年間、実家の庭に現れるシノビを見続け、常に保護という言葉は頭にありましたが、自分の住まいではない事と、両親の介護という心身ともに余裕のない中では、更に命を預かるという事にはなかなか思い切れずにいました。
けれど母の病も進行し、そう先は長くないとわかり、遠くない将来にこの家も無くなれば私がこの地にやって来る事も無くなるのだと考えた時、毎日ゴハンを食べにくるシノビを何とかしなければと思いました。

保護すると決意したものの、絶対に人間に触らせないシノビを捕まえるのは難しく、様々調べて隣市にある北里大学獣医学部の学生さんらにより運営されている動物愛護団体「北里しっぽの会」さんに相談したら、快く捕獲器を貸して下さいました。保護(というか捕獲)後もご紹介頂いた病院で手術、検査(猫白血病は陰性、猫エイズは暫定陰性)、予防接種も済ませる事が出来、現在約1ヶ月経過したところです。

生粋の野良猫(推定2〜3歳♂)であるシノビは顔こそ生粋の飼い猫ばりの可愛さですが、全く人間には馴れておらず、目下人馴れ訓練中です。手術後リリースというのも考えましたが、まだ北は真冬でしたし、心強い方からアドバイスを頂いたりもして、リリースをとどまりました。
窮屈なケージ暮らしは不憫なのですが、この方が人馴れは進むのだそうで、色んな感情をグッと閉じ込め、何とかして良い関係を築けるよう毎日お世話をしているところです。

当初は東京の我が家に迎えてあげたいと思っていましたが、こうして毎日シノビを見ていると1匹で飼われる方が良いタイプに思えてきました。何しろずっと孤高を貫いて頑張って生きてきた猫なので。
シノビはまだ葛藤の最中にいると思われ、時間がかかるとは思いますが、どうにかして人に馴れてもらい、良い里親さんを見つけられたらと今は考えています。

母はきっとこんな私を見て呆れているだろうと思います(実際「野良は野良で勝手にやってるんだから」とよく言われました)。でも、このタイミングでシノビという存在が側にいる事に、少なからず救われているのは確かで、自分でも何をやっているのだろうと思いながらも、まあ、そういう運命なのだろうと考えています。全く猫とは不思議な生き物です。ただ東京の家人と猫らには本当に面目ないのですが。

そんな中、じわじわと準備していた『退屈をあげる』第三刷が完成しました。
お取り扱い頂くお店での店頭、通販などの販売開始日は3/14頃を予定しています。
詳細は改めてまたお知らせします。
1冊1冊がその手に届きますように。
どうぞよろしくお願いします。












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by sakamotochiaki | 2016-03-04 10:02 | ◎こんな日々 | Comments(0)