イロイロ良かった

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朝型の私には珍しく夜型が続いている。 (仕事じゃないってところがアレですが)
今朝も4時半まで起きていた。で、6時半にゴミ出しに起きて二度寝パターン。よく考えたら4時半の段階でゴミを出しときゃあ良かったよ。

昨夜も家飲みしていたのだけれど、酔い覚ましに高円寺ブラブラ。「夜風に吹かれながらNujabes聴きたいぞ」という衝動に負けて若干千鳥足で。あー気持ち良かった。
ついでに文庫センターに立ち寄って、bonobosの蔡君ブログ(http://www.voiceblog.jp/bonobos_sai/)に書かれていた『自虐の詩』(著/業田良家)上下巻購入。フラッと行って欲しい本が普通に手に入る有り難さを実感。(まあ文庫センターはちと特殊だけれども)町田時代、欲しい本は悉く「お取り扱い無し」で「ご注文」だった。amazonでポチッとやって翌日配達も素晴らしいけれど、やっぱりこの「あるかなー」で「おお、あった」という喜びは格別。
あー引っ越して良かった。

で帰宅後、『タモリ倶楽部』→『検索ちゃん』→『虎の門』の金曜の夜行程を順当に踏みながら、早速『自虐〜』を読みふけり、上巻を読み終えたあたりで、テレビの深夜映画枠で『マッハ!!!!!!!!』が始まってしまい、トニー・ジャーの脅威の身体能力に「すげい!!!!!!!!」と興奮し、うっかり最後までがぶり四つ鑑賞。で、気付いたらお空が白んでいた。いくらコラーゲン摂取したとて(ハナマサで見かけた豚耳を夕飯に炒め物にして食べた)睡眠不足じゃ意味が無いよなあ。

で、起き抜けに寝床で『自虐〜』を一気に読了。号泣。朝っぱらから。色々なレビューでも読んでいた「下巻後半のたたみかけ」が、予想に反し、さらに上回る展開を見せ、まさに私ダム決壊。上巻のまったりモードに油断しすぎていて膝カックンされた気分。下巻を読み終えて改めて上巻を読み返すと、何かもう全然「まったり」じゃなくなるんだよなあ。阿部(寛)ちゃんと中谷美紀で映画化されるらしいけれど、中谷美紀じゃ美しすぎ。松子の幸薄さには近いかもしれんけれど。もう少し淫美で昭和な感じが欲しいところ。山口美也子とか伊佐山ひろ子とかがもうちょっと若かったらなあ。て淫美過ぎか。

さて。
昨日は新中野にある『肉のハナマサ』にパルミジャーノを買いに行って、そのついでに青梅街道沿いにある『民芸あじろ』に立ち寄った。実に6年ぶり。町田に引っ越す前は、たまに立ち寄っちゃあ益子焼きのお皿やら、籐籠製品やらの民芸品をポツポツ買ったりしていた。買い物目的というよりは、お店の看板娘であるお婆さん(当時75〜80歳くらいか)とのやり取りが楽しかったのだった。品の良い着物に前掛けをした小さいお婆さんのゆったりとした接客ぶりが好きdだったのだけれど、何か買うとオマケと呼ぶには勿体ない様な菜箸をこっそりくれたりするので、あまり繁盛している風でもないし申し訳無い気分になったりしたものだった。今でもずっとその菜箸は使っているけれど、使う度に「お婆さん元気かなあ」と思っていた。

お店に入ったらお婆さんでは無く、息子さんらしき(60代くらい)品の良いオッサンが前掛け姿でそこに居た。例によって何か目的がある訳では無かったので、適当に器を見ていたら、つい先日すり鉢を割ってしまった事を思い出し、小さめのすり鉢を買う事にした。「これ下さい」とレジに持って行くとオッサンに

「ああ、良いものを選ばれましたね」

と言われて「はっ」とした。これと同じ事をお婆さんからも言われた事があり、その時妙に嬉しかったのを思い出して「わー」となった。
焼き物という分野は、その価値がよくわからなすぎて、商品を手に取っただけで自分まで誰かに値踏みされてしまいそうなところがあると思うのだけれど(骨董市なんかの、客側の緊張感たるやもー)、そのせいで妙なプレッシャーを感じていた当時の私にはとても優しく感じる言葉だった。(買ったものも安物だったし)たとえそれが誰にでも言っているサービストークだとしても、嬉しかった。
結局お婆さんの事は聞けず終いだったけれど、店だけではなくて、そういう所もしっかり受け継がれているという事にホッとした。

お店を出ると、店先にそれは見事なメダカ鉢がいくつもあり、
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我が家のとは品種の違うメダカ(黒メダカ)が沢山いて、蓮も元気が良くて、見事なビオトープ(とかいう言葉が出始める以前からあると思われる)にも感心して眺めていたら、オッサンが外に出て来て、フフフッて感じで「よかったら何匹かあげましょうか?」と言ってくれた。黒メダカには正直心が揺れたけれど、数はもう充分なので丁重にお断わりして、飼育方法や蓮の話などを伺っていたら、ブチッと蓮の根っこの一部をちぎって株分けしてくれた。えええ!い、いーんですか!!

「来年にゃあ、このくらいに増えてるよ」

とオッサン。
あー、本当に引っ越して良かった。




こちらが購入したすり鉢。
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来年は繁殖しているはずの蓮。
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by sakamotochiaki | 2007-09-15 13:30 | ◎こんな日々 | Comments(0)