ひたひたというよりは肩までどっぷり

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私の好きな音楽、それは蔡忠浩のうた。

それを実感した夜でありました。いや、何度目の実感かわかりませんが。
bonobosの東京でのワンマンは一年ぶりなんですってよ。ちょうど一年前のSHIBUYA-AXぶり。その間私は「JAPAN CIRCUIT」、「SPRING SMILE JAM」、「どいちゃん祭り」(これは別ユニットのbananasですが)、リキッドでのフルカワミキ・□□□とのイベント、てな感じでちょこちょこ行っていて、何となく途切れる事無く彼らを目に耳にしていたせいで、そして私のこの一年が悲しいかな加齢とともに加速度を増し、あまりに一瞬だったせいで気が付かなかった。そうか、今年彼らの音にどっぷりと肩まで浸った感が無かったのは、何だか最近他のミュージシャンのライブばかり目白押しで、何となく倦怠期をむかえた浮気妻の様な気分だったのは、そういう事だったのか、と今さら納得(遅)。

今回の 東海道三次ツアーはそれぞれのタイトル、セットリストを全て変えるという、メンバーにしてみれば我が身に鞭を打つ様な、でもお客は大喜びみたいな、大変異色のツアーだった。大阪は『ROCK Night Sensation』、名古屋は『PARTY Night Fever』、して昨夜は『DUB Night Impact』。これを知った時から小躍りしてそれはもう期待していた訳ですが、そのタイトルに偽り無し。という感じで、「足裏から感じて体幹で聴け」みたいな、パワーヨガ級のなっちゃんベースが終始気持ち良く、お馴染みの曲もガラリとアレンジを変え(『Nighit Apes Walking 』やら『あ、 』やら、かなりカッコ良かった。脳が揺れました。)、それはもー素晴らしく分厚い音となっていて体が喜ぶ喜ぶ。bonobos惚れ直し。夫の良さ再認識の浮気妻気分。
贅沢を言えば、もー終始ずっとダブダブで通してもらっても良かったくらいなのだけれど、そうも行きますまいよね。私もイイ大人なのでその辺は我慢の子。でもぜひそんなライブもいつかやって欲しいなあ。とちょっと書いてみる。

今回サポートでキーボード&コーラスを担当されていたかちむつみさん(http://www.geocities.jp/kachi_m_72/index.html)も凄く良かった。かちさんは元々ボーカリストでもあるので、コーラスもいつになく安心感。bonobosの普段ならば5人で奏でる音を、鍵盤の音が随所で繋いでいる様に感じた。かちさんはご縁があり2度程ライブを観に行かせて頂きましたが、良いのですよこれが。またぜひ行かねば。

そして何しろ嬉しかったのは事前にサイトで募集されていた「一番好きな一曲」アンケートに私が投票した『午前の光』がなんと一曲目だった事。「と、届いた!」と思った。勝手に。
そして迷いに迷って次点にした『Beautiful』(こちらもアレンジが変わっていて良かった。実は一番泣けた)も演ってくれた事。大阪、名古屋では演っていなかったそうなので、尚更嬉しかった。

そして冒頭にも書いた様に、私は蔡忠浩という人の「うた」が本当に好きだ。彼の魅力が余す事無く凝縮されているから『午前の光』という曲が一番好きだ。いつ何時聴いても、そんな気は無いのに涙が出る。目の前に見える風景が消えて、ある時期私が毎日の様に見ていた風景が蘇り、音楽と人の記憶は密接であるという事を思う。たまらない気持ちになる。

そんな曲を聴く事が出来て、勝手に少し早いクリスマスプレゼントをもらった気分だった。ありがとう、bonobos。 年明け発売のベスト盤はとっくに予約済みなので安心して下さい。

※イラストは昨日のパーカッション松井君。
 彼は何処へ行こうとしているのか。
 って、彼が骨折したのも今年の事だったのか!と思い出して驚く。
 はあ、時の流れに追いつけない。

セットリストが「ひたひた」なっちゃんブログでアップされていました。
 ↓
イントロダクション
午前の光
月よ来い
Massive Flood
運命の人
夕景スケープ
Night Apes Walking
on and on
あの言葉、あの光
someway
よあけまえ
Beautiful
LOVERS ROCK
Standing There
あまい夕暮れ

~アンコール〜
あ、
ファンタスキッス
THANK YOU FOR THE MUSIC
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by sakamotochiaki | 2007-12-19 13:08 | ◎こんな日々 | Comments(0)