2008年 01月 05日
帰郷&帰京 |
明けました。
昨日の夜、さぶいさぶい実家の青森から帰京して、優しくされるかと思ったら存外につれないって感じでフツーにさぶい東京なのだった。ああやっぱり冬は憎いぜ。
帰省中は雪かきをいたしましたね。屋根の下の氷割りも、不慣れな雪道運転もいたしました。他はほぼ何もしていないというのに、読もうと思って持参した本も結局一行も読んでいないというのに、なんか、どっと疲れた。
結構大きなイベントと言えたのは、帰省時恒例となりつつある『家族で映画鑑賞』で、まあ全面的に親サービスであるので、私に作品の選択権は無い訳だが、その証拠に去年の正月は父リクエストで『硫黄島からの手紙』を、母リクエストで『武士の一分』を観て、正月早々ジャニーズ映画2本を制覇し、夏に帰省した際は父リクエストで『ダイハード4.0』の「日本語吹き替え版」鑑賞。お陰様で私のブルース・ウィルスの声は完全に野沢那智に定まったのだった。
で、今回。この流れから行くとコレしかありませんわね、という事で『椿三十郎』を観た。正月早々織田裕二。そいつぁ幸先悪いぜぃ。(ご覧になった方だけがわかる織田ちゃん口調)でもまあ、地元の誉れ松山ケンイチも出てるしね、と思ったが、もちろん両親は松ケンの事など知らないのだった。それどころか、久々に会った私の幼なじみとその家族も、彼の事など知らないのだった。『デスノート』も『男たちの大和』も『セクシーボイスアンドロボ』も、あの角川春樹に「オレが日本一の俳優にしてやる!」と迷惑極まりない感じで目をかけられているという事も、当然の様に知らないのだった。
試しに聞いてみた『六ヶ所村ラプソディー』の事なんか、その存在も、それが東京でとても話題になっているなんて事ももちろん知らない。それが『地元』というものであり、『地元』というものはいつも蚊帳の外である、と改めて思う正月だった。のだぜぃ。
帰省中、所用で母を車で送迎した際、久しぶりに通っていた中学校やその周辺を通りがかったのだけれど、校舎も校庭も、周りの建物も、道の幅や長さ全てが自分の記憶の70%ほどに縮小されている様に感じて、30%分自分がガリバー気分だった。雪のせいもあるけれど、彩度と明度はことに低く感じるし、なんとも不思議な気分だった。
昨年人生2度目の救急車搬送された父の症状は良くはなっているものの、元々難儀な性格であるのだけれど、さらに濃度ばかり高まっている様で、一人っ子の男子小学生の様だった。そんな今年71歳。
そうそう初詣で引いたおみくじが『大吉』だった。年始は『大吉』を多く入れると聞くが、しかしなかなかテンションが上がった。書かれている事全てがイイってのは「いやあ〜」とつい頭をポリポリしたくなりますな。まあ、まだ後厄らしいが。
そんな訳で今年もよろしくお願いします。
今日は新年会で、明日は今年初ライブの空気公団。初空気公団。っげー楽しみ!!!!
その前にこれからランチに近所の『信濃』で蕎麦食らって来まーす。
※寒々しい写真もついでに。
by sakamotochiaki
| 2008-01-05 12:52
| ◎こんな日々
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