夜中に味噌の仕込み

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珍しくこんな時間まで台所で作業してしまった。
本当は明日やるつもりだったのだけれど、何となく今日中に片付けたくなって、久しぶりに味噌の仕込みをしてみた。

「味噌作り」と聞くと、むぬ凄く手間がかかって面倒と思われそうだけれど、レシピは何かの雑誌で読んだ笑っちゃう程に簡単なもので、材料も大豆1kgと
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米麹1kgと塩500g(今回はたまたま家にあったハワイの塩とバリの塩混合)くらい。
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圧力鍋さえあれば、大豆も加圧5分で柔らかく出来て簡単。粗熱が取れたらマッシュして、
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大豆の煮汁で固さを調整したマッシュ大豆と、予め米麹をほぐして塩と混ぜておいたもをヘラで混ぜ合わせる。(私は最終的には手で混ぜてしまったが)
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容器もホーロー鍋なんか(熱湯とアルコールで殺菌済み)で良く、味噌だね(この段階で味見をしてみるとかなり塩辛いが、一丁前に味噌の味になっている)をびっちり詰めて表面をならしサランラップをかぶせた上に殺菌用の塩を振る。
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押し蓋と重し(鍋同様に殺菌したもの)を乗せて、紙(今回はちょうど良い紙を準備していなかったので、仕事用のトレーシングペーパーにしてしまった‥‥)で蓋をして終了。
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4月に気温18℃超えが一週間続いたあたりに天地返し(秘技!て感じだが、何の事は無い。味噌の上下をかき混ぜるだけ)というのをやって、そこから2〜3ヶ月後完成。

作業的には大して時間もかからないし、実にお手軽に「手前味噌」を作る事が出来る。初めて作った時でもあまりに簡単なのに結構美味しく出来た事に味をしめ、毎年作ろうと思っていたはずが、この作業をするのは実に2年ぶりだ。
ある時から私にとって、こういうある程度時間を要して完成に至る料理、というか、ある程度時間を要して結果を得るもの、とも言えるかもしれないけれど、そんな行為のハードルがグンと上がってしまった。数ヶ月後の完成を心待ちにして仕込んだとて、数ヶ月後の自分が今と同じ状況で、同じ気持ちで、その完成品を手にするとは限らないという、当たり前と言えば当たり前の事実にぶち当たったからだった。空気公団の歌ではないけれど、

 ♪今日のままで〜 いることなんて〜 出来ないって〜 わかってる〜

という現実を前にした時、私の目には「手前味噌」は実に哀れで無意味なシロモノに映った。まあ、時間的な余裕がなかったという事もあるかもしれないが、以来味噌は作っていなかった。何となく手を出す事が出来なかった。
じゃあ何故今年は仕込む気になったかといえば、これは特に理由は無いのだけれど、相変わらず半年熟成後の味噌完成時に自分が今と同じ状況と気持ちで、このホーロー鍋の蓋を開けられるのかどうかは全くわからないので、やや及び腰で仕込んだ訳だが、ただ出来る事なら味噌が美味しく出来て、それを嬉しく思って、美味しく頂けたら有り難いと思う。

そんな事を書いているのは、今月末とあるお料理教室に参加する事が決まったからか。ひょんな事がキッカケで先月お知り合いになった料理家さんのご自宅で催されるもので、かっちりと期間や回数が設定されているものではなくて、その時その時の都合が合えば参加、みたいなユルさも私に丁度良さそうだ。料理家さんはベジタリアン。ブログ(http://chimcham.blog.ocn.ne.jp/chana/)ではとーてーもー美味しそうな料理が沢山登場し、そのライフスタイルの徹底ぶりも素晴らしい。私は肉も魚も乳製品も食らいまくりのライフスタイル共々雑食野郎だけれど、年齢的にも確実に野菜を中心にした食事が体には良いだろうとは思っていた。ならば野菜を美味しく食べたいが、しかし長年自炊をしてきて、自分の味にも少々飽きがきた。自分の発想外のレパートリーをもっと増やしたい。いやいやそれよりもちゃんと基本を学びたい。という事でこの出会いは渡りに船という感じだった。
「教室」というもの自体も相当に久しぶりなので、何だか楽しみ。

※イラストは内容に全く関係なく、私のこの冬唯一入手したセール品。
 気に入ってます。
※それと写真のテーブルはお分かりの人も多いと思われますがキャンプ用。
 引っ越して来てからはや半年過ぎてもまだ仮テーブル。
 お陰で隙間から味噌だね落っこちまくって床掃除が大変。
 早くまともなテーブルを買いたい。
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by sakamotochiaki | 2008-01-17 03:13 | ◎こんな日々 | Comments(0)