毒にも薬にもならないが

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昨日、何が悲しくてか休日の新宿世界堂に行ってしまった。
町田の閑散とした世界堂に慣れ切っていたため、レジ待ちしている時間の長い事長い事。並びつつ、あと一人で自分の番となった時「あ!0.4ペンも買わなくちゃいけなかったんだ!」と気付いて列を退きまた一から並ぶ切なさよ。もーこれからは絶対平日しか行かない。

道は上も下も混雑していて大変歩き辛かったため、買い物を済ませとっとと帰宅したのだが、その道中ずっと「同一有名人」の事を考えていた。
「同一」という言葉が相応かというと少々違う気もするのだけれど、コレがなかなかに説明が難しい。「そっくり」や「似ている」とは違う。しいて言えば「大差無い」「どっちでも一緒」が一番的確だろうか。

例えばこんな時がある。

A「ホラあの人なんてったっけ。
 俳優のさ、ちょっと男臭さが売りの、40代位の、
 い…そうそう、確か名前の頭に『い』が付く…、 い何だっけ?」

B「あーはいはい。いるね。 あの、ちょっと兄貴っぽい人でしょ。」

A「そそそ。兄貴っぽい人。で、関西出身の。」

B「いー、いー、いー、わかった。伊原剛志。」

A「んー惜しい。そっちじゃなくてさ。 ホラ、元自衛隊のさ。」

B「ああ、今井雅之の方か。」

A「それそれ、そっち。あースッキリした。」

B「……スッキリしたとこ悪いけど、 それ、どっちだって同じじゃね?」

A「わ、ホントだ。どっちでもいい。 あー余計にスッキリした。」

姿形の似てる似てないではない。 芸能界におけるポジションが似てる。或はほぼ同一。 この役をどっちがやろうが、 見ている側の印象は恐ろしい程に同じ。
片方を思う出そうとすると、もれなくもう片方も脳裏に出没。 薄目で眺めりゃ、老人や小学生からすれば同一人物。 同じカテゴリーの居住者達。
だから「顔が似ているそっくりさん」(例:中山秀征と香田晋 松たか子とホンコンさん)という事でもない。大人数のトーク番組の中で1つしか無い枠を争う様な、まあひらたくいえば「存在がかぶっている」という事だろうか。

さらに例をあげるならば上川隆也。
私の中ではこの人は別所哲也であり、谷原章介である。細川茂樹でもある。もうちょっと視野を広げると葛山信吾で豊原功補でもある。上川隆也同一有名人は考え出すと数珠つなぎで現れる。
森口瑤子と若村麻由美。 この二人もどっちかが急病で撮影をドタキャンしたら、もう片方に振ったらいいと思う程に同一人物だ。
玉木宏と玉山鉄二。「玉」のせいだけではない同一ぶり。
榎本孝明と辰巳琢郎。 単に浅見光彦のせいかもしれんが中村俊介はやはり入らない。
金子昇と要潤。もーどっちでもいい。
あと、超超個人的で、しかも30代後半層限定になるが、
尾美としのり・宮川一朗太 ・松田洋二 。昔、学ラン着てたからだけじゃんって話ではあるが、この三人は私の中で一人だ。 ヒゲなんかたくわえらて誤差が見えると軽くショック。 いつかこの三人が学ラン学帽たすき鞄姿で 『NO MUSIC NO LIFE』 と叫ぶタワレコポスターが見てみたいものだ。


と、こんな具合。
わからん人にはわからんと思う。しかしこれを考え始めると、悪いが私はそらもう楽しい。 寒い冬の夜にコタツに入って(我が家にコタツは無いけれど)ぬくぬくと、電車の待ち時間にぼんやりと、トイレでまったりと、「15分ぽっちの半端な時間、いったい何に使えというのさ」な職場の午後の休憩時間を活用して考える同一有名人。無駄な時間を潰すにはさらなる無駄を持って対応。そんな塩梅である。

常にこんな事ばかり考えていると思われるのもアレだが、あながち否定も出来ない。事実、滅多に夜更かししない私が、昨夜は東幹久と同一有名人を考える事に熱中するあまり、夜中の2時まであーでもないこーでもないとやっていた。しかも結局答え出ず。馬鹿か。でも悪いがすっげー楽しい。楽しいついでにmixiでコミュも立ち上げてしまった。題して『タレント名鑑/ドタキャン版』。キャスティングにお困りの業界関係者の方を勝手にお手伝いしようというコミュだ。 それで夜中の3時過ぎまで作業。馬鹿だ。
いや実は前々から作りたいと思っていたのだが、このニュアンスをなかなか人に伝えるのは難しいので、まあ個人メモの延長でもいいかと。もしご興味のあるmixiユーザーはどうぞご参加下さい。カキコミ、トピ立ても歓迎です。


さて、本日は割と近所にあるセシオン杉並という施設で開催された『六ヶ所村ラプソディー』のワンコイン上映会に行って来た。
青森出身者としては随分と遅くなったが、ようやく観た。感想は本当に様々あるが、それはまた後日改めて書けたら。(こんな日記と同じ場所に書くのは、いくら馬鹿でもあんまりだと思うので)
内容でというよりは、寒々しい鼠色の漁村と、ほっかむりをした婆達のディープな訛り、懐かしい「やませ」(海から吹き込む湿った風)の轟音、鳴り響く津軽三味線に気付いたら泣いていた。
画像は元漁師の坂井留吉さん。
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その後、阿佐ヶ谷で合流した陶芸家の友人と家人とで飲み。
目当ての高円寺のちゃんこ屋が定休日で危うく鍋難民になりそうだったが、なんとか「アンコウ鍋」と「タラと白子の鍋」にありつけた。まあまあ旨かったので良かった。
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by sakamotochiaki | 2008-01-20 23:41 | ◎こんな日々 | Comments(0)