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昨日は町田作業三日目。今月はとりあえずこれで最後。
例によって早め(8時半)に到着し、そういえば「聖地」であると言えるかもしれない土地でペペ・カリフォルニアの『Sunshine』聴きつつ、朝日を浴びて歩くのは気持ち良かった。
ニューヨーカーズ皆無のニューヨーカーズカフェにて朝ご飯を食べつつ、時間つぶしに買ったTVブロス読みつつ、その後の作業工程を頭で予行練習していたら急ぎ仕事が入る。〆切りは24時間後。久々に急ぐにもほどがありなお仕事。わたしゃジャック・バウワーか。と24見た事もないのに叫んでみたくなる朝だったが、ニューヨーカーズカフェの中心で叫ぶ訳にもいかないので、TVブロスを悶々と読み込む私なのだった。町田から家に帰り着くのは午後3時予定だったので、実作業は18時間。前日に別件仕事を前倒しで上げていたのは虫の知らせだったか。

諸々終えて帰宅し、PCメールをチェックすると、ニューヨーカーズカフェにいた私から私へのメールが。

 星野源の匂い
 2/16深夜テレビ東京SPY_N
 くわいえっとDVD

送った事を完全に忘れていたせいもあり、自分で自分にちょっと引く。備忘録代わりのつもりだったが、重要と言えるのは「『クワイエットルームにようこそ』のDVD予約をすべし」という項目だけだし。たかだか数時間前の自分の寝起き頭を時間差で憂う午後。
まあでもせっかくなので書くと、私は星野源という人に会った事はもちろんないのだが、彼を色々な媒体で見かけるにつけ、彼の匂い(体臭ってほどのものでもないのだが)を嗅いでいる。もっと言えば彼の実家の匂いを嗅いでいる。想像で、というよりも随分ハッキリと嗅いでいる。だから何なんだ、だが。
いや、ブロスの細野さんとの連載を読んでいて、それを自覚したのだった。
彼の質感が幼馴染みの大ちゃんにすこぶる似ているのだ。顔じゃなくて「質感」てところがミソなのだが、小学2年まで近所に住んでいた大ちゃんこと高橋大君、その存在などきれいに忘れていたのに、そもそも大ちゃんと、その家の匂い自体、特筆する程の個性も無いのだが、それを瞬間的に思い出させる星野源の質感なのだ。そうやって見てみると、名前すら似て見えてくる不思議。って漢字3文字なだけか。

でもって2/16深夜にテレビ東京にて『SPY_N』放送ですってよ。
そういえば見た事無かったのだった。藤原紀香の動向を見守る会会長を勝手に自任する身でありながら不覚。正直結婚後、完全に興味が薄れているのだが、『サソリinUSA』よりはなんぼかマシそうか。それはどうか。
『クワイエットルームにようこそ』初回限定DVDは無事に予約完了。


帰りの小田急線で見かけた光景。
明らかにホームレスと見られる、にしては割と若め(せいぜい40代)の男性が、カートに山盛りの荷物(主に集めたと思しき空き缶類)を積んで、私が乗っていた電車の隣の車両に乗り込もうとしていた。日中にも関わらず、車内はそこそこ混雑しており、男性も大荷物も乗り込むのは大変そうで、しばしホームで躊躇している。乗客に対して、自分の分のスペースを空けてくれまいかと媚びる様な、申し訳無さそうな、遠慮がちで泣顔みたいな笑みを浮かべていた。
しかし、いよいよ乗り込もうと一歩踏み出した瞬間、それを阻止するかの様に(というか、完全に車掌による「阻止」の意志が見て取れた)、ドアは無情にも閉まってしまった。見えはしなかったけれど、恐らく乗客達も彼にスペースを与える事を拒絶した。まあ、仕方のない事かもしれない。
同じ切符を買っているにも関わらず、乗れなかった人。仕方なくホームを歩き出した彼を電車はゆっくり追い越したのだが、窓ごしに見えたその顔からは複雑過ぎる笑顔は消えて、一層複雑な表情に変わっていた。怒りの様な、憎しみの様な、恥ずかしさの様な、悲しみの様な。同時に、その一部始終を横で見ていたオバハン二人の彼を嘲笑する顔がこれ以上無い程にシンプルだった。
ああいう瞬間に遭遇する時、人ってものがよく見える。否定も肯定もなく、たまらなく愛しい気持ちになったり、馬鹿馬鹿しい気持ちになったりする。

乗り換えた中央線では、子供お決まりのポーズで靴を脱ぎ、座席に立て膝をしながら車窓の景色を眺めている小さい女の子が居て、「クウネル」風の若い母にもたれながら、

「♪優しさに 包まれたなら〜 ふにゃふにゃら〜」

と松任谷。続きは私が心で合唱してやる。

かくして仕事は無事に日付が変わる前に納品。24時間かからず。
今さら購入したキセルのライブDVDまで観てしまう余裕ぶり(素晴らしかった。詳細は後ほどレビューに)。スリルが無さ過ぎてドラマにはなり得ないマイライフなのだった。



※イラストは本日のやってしまったコーディネート。 コートを脱いだそばから着たくなった。 前日から翌日着て行く洋服を準備しておく利点は、こういうキケンを回避するためだったのか。
あと、オマケに昨日届いた出来立て「こはるブック」↓手の平サイズでかあいいです。
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by sakamotochiaki | 2008-02-15 09:07 | ◎こんな日々 | Comments(0)