楽しい版画

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本日、通算6回目の町田版画工房入り。
今回は4つの版を持参して、いつもより丁寧に刷ったつもり。まあまあ気に入ったものも刷れた。しかし2時半頃にコンビニおにぎりを1個5分で食べた時以外、ほぼ立ちっぱなし8時間。疲れた。でも楽しかった。
版と版画用紙を置いた後に、厚手のフェルトを3枚乗せ、プレス機にかけるという行程で、ヨレ防止も兼ねてフェルトの上をつい2,3回撫ーで撫でとしてしまうのだが、その都度「どうかひとつ。神様。」とか「頼む。これで決まれ。」とか心で念じている自分に気付く。刷り上がりを「ぺろん」とめくる時は無呼吸。不思議とそうすると、いいものが出来る気がする。こういう作業が実に新鮮。

午後になって、私のお隣で根気よく銅版を掘っていたオッサンが「あ〜、眠くなっちゃったなあ〜」などと言いながら、作業を中断。うんうん、わかるよ。昼食後、この時間帯はだいたい眠くなるんだよね〜とオッサンを見やると、なにやらごそごそ机の下に置いてある鞄の中身を探っている。と、その鞄の中にちらりと見えた目映い黄金の固まり。き、金の延べ棒!
実物は見た事ないものの、それはまさしく私のイメージ上のジャスト金の延べ棒ではないか!何故金の延べ棒が鞄の中に。つーか、何故金の延べ棒をここに?やっぱりこのご時世、純金積み立てですよね。って知らないけれど。タンス預金ならぬ、カバン純金か?いや重すぎだろ余計危ないだろ意味わかんないだろ。「版画」「鞄」「金の延べ棒」これが三題噺のお題だったら、ざこばはさてどうするか。鶴瓶は。とにかくあまりの脈略の無さに、咄嗟に私、何故か見ないフリを決め込む。(何でだよ。見ちゃいけないかと思ったんだよ。)
が、次の瞬間、それをむんずと掴んでドーン!と机の上に置くオッサン。ああ、せっかくの見ないフリが台無し。ガン見。「ガンキュウ飛び出さんばかりに見」ですよ。と、オッサンは「ぱっかり」という感じで延べ棒の蓋を開けた。へ?蓋?そして中から親指程の小さな金の延べ棒を取り出し「どうぞ」と私にくれたのだった。そのまま延べ棒片手に、次々と周りの人々に金の小延べ棒を配って歩くオッサン。なんと太っ腹な光景。

「これ、グアム土産。」

チョコレートだった。見事なまでに金の延べ棒を模した。またこれが旨くてさー。グアム土産なのにスイス製かなんかでさー。タイミングがこれで合ってるのかは不明だが、眠気覚ましのお裾分け。たまらない日常に潜むドッキリ。しかも何かデーブ・スペクターレベル。
いや、チョコレートご馳走さまでした。
お陰で楽しい版画日となった。

↓本日刷った版画うちの2つ
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あ、休肝ウィーク、二日で酒量、アワワ、もとい終了。 あえなく。
町田で版画刷った帰りに山田美容室の山田さんも定休日だったので、 久々に町田会合してしまったのです! タイ料理屋だったのです! もう、無理だったのです! そりゃあ仕方ない、と誰か言って。
でもビール、一杯だけよ。(誰に言い訳か)
…ああ、意志薄弱。
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by sakamotochiaki | 2008-03-19 01:49 | ◎こんな日々 | Comments(0)