部屋の余白が無い!

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日曜日の天気予報が不穏。雨だったらどーしてくれようか、この値付けも済んだ山盛りフリマ商品達を。フリマって、これが嫌ね。ああ、雨女な自分が憎い。

昨日、珍しく一人で夕飯にパスタを作って(一人だとせいぜい鍋を一個しか使わない料理しか作らない)、なかなか美味しかったもので、ついついワインを飲んでいたらイイ塩梅に酔っぱらって(お陰で今朝は頭痛起床なのだが)、久々に『メゾン・ド・ヒミコ』のさわり部分を観た。「さわり」だけだったのは、そこまで観たら家人が帰宅したからなのだけれど、それでも十分に鼻腔の奥を刺激されて、泣く一歩手前の状態で(まあ、酔っぱらってたせいもあるけれど)、かなり満足した。

というのも前日、山田美容室に行った際、山田さんが『メゾン・ド・ヒミコ』を観た事が無いという話になったのだった。我が家のおすすめ漫画、書籍、CD、DVD、録画VTRの殆どを♪あーあー川の流れのよーにー と、山田さんの元へ半強制的に貸し続けてきたはずが、何たる不覚!
いーんだよー、田中泯がさー、とにかく最高なんだよー、オダジョーなんかさー、殆ど大島弓子な訳よー(意味不明)、西島のさー、これまたイヤらしさがたまらないのさー、柴咲コウもさー、ちょっと無理はあるけれどブスでさー。と、セールストークをかましてたら、猛烈に自分が観たくなってしまったのだった。これ、よくある。泯さんが初めて登場する、あの空気がピッキーンと張りつめた、静かでひんやりとした場面、細野晴臣の不穏な音楽と、ちょっと怖くなるくらいに美しい泯さんの姿を、もーどーしても。
結果、大変満足。震えそうな空腹を、一気に満たした様な充実感。泯さんの姿を見ただけで泣きそうになった。その後の、素晴らしく雑多で美味しそうなブランチの場面や、冒頭の雨の中、こちらも素晴らしく可愛いアウトビアンキの横で、傘を差し佇む美しいオダジョーも堪能できた。そう思うと、この作品、この美しい男性二人が一番最初に登場する場面が、本当に印象的に撮られているんだなあ。チクショウ。近々全編観よう。

さて、二人展が終わってはや一週間。終了後も、ご丁寧にメールなどで感想を頂く事があった。会場に足を運んで頂くだけでも大変な労力であるのに、わざわざ感想を言葉にして送ってくださるなんざ、本当に大変な事だと思う。しかも、素敵なお言葉ばかり頂戴して、大変有り難い。嬉しすぎる。版画、ちょっと続けてみようかなあという気持ちにもなった。あと新鮮だったのは今回女性にウケが良かった事。やはり線が細くなったりした事なんかもあるのかなあ。あと、女性を多く描く様になった事もあるのかもしれない。若い頃は「男性にウケてなんぼ」みたいな、よくわからない男尊女卑精神の元、作品を作っていたものだったけれど、アレ、何だったのかなあと今となっては思うが。

自分でもまだ、ぼんやりとしていて、とらえどころの無いまま描いた世界だったけれど、それを見たそれぞれの人が色々感じ取ってくれて、しかもその色々を内緒にしないで教えて貰えるとは何と素晴らしい事だろうか。今まで作家不在時を狙って展覧会を観に行ったり、記帳ノートにも大した事書かなかったり、言葉に置き換えるのを面倒くさがって、あまり口にも出来ずにやって来た己を猛反省。誰にという訳ではないけれど、ざっくりとごめんなさい。そういう機会を得た事にも、展覧会をやった意味があったなあと思えた。やって良かった。

でもって、本日は快晴。洗濯2回転。干して干して干し倒した。でも2時頃にはカラッカラに乾きそうなのが嬉しいねい。ミッシェルで気分を上げて仕事。それを終えれば、夜は打楽器奏者ウニさん(http://www.myspace.com/ichirohanisaki )のライブ@高円寺ペンギンハウス(http://www3.plala.or.jp/FREEDOM/penguin/home/home.html )。
久々のウニさんのプレイ、楽しみ。

さっき、買い置きのバナナが「伝染病か?」ってレベルで熟れきっていたので慌てて食す。バナナを吊るして保存するというのは「アンタはまだ木になっている状態なんだよー」と思わせて日持ちを良くするためでは無いという事を、最近知った私36歳。

※イラストは昨日、ようやく新MacにCD読み込ませ作業の図。せっかくなので一から入れようと思ったら、当たり前に大変だった。でも楽しかった。音も良い。しかし、ますます部屋の余白が無くなった。
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by sakamotochiaki | 2008-05-21 10:49 | ◎こんな日々 | Comments(0)