今日見たいい青年

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午前中、東高円寺駅近くの青梅街道沿いにあるFarmado(農家直送店)に歩いて食材の買い出しに行った。何しろ私は歩かねばならないのだ(以下略)。

既に気温も高く、ipodをまんまと忘れたせいで暑さを紛らわす事も出来ないまま、直射日光にジリジリ焼かれながら、やっとこさ辿り着いたらまだ開店準備中だった(10時半)。農家=朝が早い=10時開店、と思っていた。あんだよ11時開店て!とぶーたれそうになったが、「毎日群馬から直送」という張り紙を見せられちゃあ仕方あるまい。素直にご苦労さんですと思わにゃあなるまい。て事で、近所のスーパーSantokuで30分涼ませてもらう。

で、開店と同時に入店し、ラディッシュ、立派な葉付きの蕪(葉っぱは菜飯にする!)、ミニレタス、小松菜、豆腐、油揚げ、赤卵などなどを買った。
満足した分、荷物は重たくなり、さらに気温上昇でヘタリそうになった帰り道、青梅街道と環七の交差点で、赤に変わりそうな横断歩道を、ギリギリセーフでこちら側に渡ってきた足の不自由な婆と、手をつなぎ先導する高校生らしき今どきの青年を見た。渡り終えると、持っていた婆の手さげ袋と杖を手渡し、小さく会話を交わした後、婆を見送る青年。その婆の歩く速度の恐ろしくゆっくりな事。よほど不安に思い、見るに見かねて一緒に渡ってあげたのだろう。キミ、いい青年だ!
すると、青年は今渡って来た横断歩道を引き返すべく、私の横で再び信号待ちを始めた。なんと、自分も渡るついでではなかったのか。キミ、ますますいい青年だ!
顔を見ると向こう岸に向かって何となく照れ笑いをしている。その目線の先には、やはり今どきの青年が自転車に股がって、ニヤニヤとこちらを見ていた。その自転車カゴには二人分の鞄。なんと、自転車の友人をお待たせていたのか。しかも、環七は道幅が広いので、婆の速度では恐らくや一度では渡りきれなかったに違いなく、真ん中の島(?)部分でも一旦信号待ちをした可能性高し。キミ、まったくもっていい青年だ!そして向こう岸のニヤニヤしながら待ってあげている自転車のキミ、キミも間違いなくいい青年だ!私、全然関係ないけど、そのニヤニヤに勝手に参加させてもらうよ!ニヤニヤニヤニヤ〜。

信号が青に変わるやいなや、青年はダッシュで向こう岸に渡り、いい青年らは二人乗りで去って行った。チラチラと向こう岸でまだ殆ど前に進んでいない婆を見やりながら。
二人乗りは良くないけど、許す。もし私がキミらの母だったら、もう天にも昇るほどに嬉しいだろう。こいつめこいつめーと頭グリグリと撫でてやる。もし私がキミらの母の友人だったら、先回りして家に行って、本人には内緒にするという約束付きで、この事を教えてあげたい。母はこっそり鼻高々で、息子の悪態くらい、勉強がちっと出来ない事くらい、許してあげられるだろう。今晩のおかずが一品増えたりするかもしれない。


さて。
さっき、紙版画の版を二つ試作してみた。
来月から、また月1〜2回ペースで町田の版画美術館通いをしようと思っている。
紙版画の版って、それ自体が凄く良いのだよなあ。見ていて気持ちいい。かと言って、こっちを展示しちゃあ、やはりよろしくはないわなあ。
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今日は仕事も無いので、ようし日も高いうちから風呂に入ってやろうと企んでいた(小せえな)のだが、先日世界堂で買った消しゴムハンコキットを実験制作を始めてしまい、気づいたら夕暮れ。しかも普通のカッターしかなくて難航。仕上がり稚拙。デザインカッターや彫刻刀が要るなあ。それかデータ版下で外注がお利口か。
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by sakamotochiaki | 2008-05-23 16:13 | ◎こんな日々 | Comments(0)