久々に長い長い

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「あと1ロールしかない」という圧力に屈して、間に合わせに買ってしまったトイレットペーパーの使い心地が何とも悪い。
別に我が家でいつも使っているものなんぞ、決して高いもんではないし、今使っているものも明らかにヤバそうな激安品でも無かったと思うのだけれど、トイレに入る度に「まだ5ロールもあるよ…」と気が遠くなる程にゴワゴワした紙質。そのくせダブル。ゴワゴワもダブル。シングル派(そんなものがあるかは知らないが)のくせに、よっぽど焦って買ったんだなあ私。

と、どうでも良い愚痴を書いているのは、ここ数日ぽっかり暇だからである。暇に任せてダーラダラ。こうもダラダラ出来てしまうと、この後がかなり怖い。

日曜日。私の雨女力も及ばぬ晴れパワーを持ったお方が居たのか、無事フリマ開催。予想以上に人出も多く、絶対に持ち帰りたくない!と思っていたものを含め、9割は完売出来たので大満足。
開店早々にやって来たザ・高円人な青年(体の何処にも力が入っていないといった見た目)が、売り物のい草製のスリッパを指して「それは外でも履けますか?」と聞くので、「いやー、さすがにこれは外は無理っすねー」と答えつつ、彼の足下を見たら、「それ、機内履き用スリッパじゃねーの?」なボロッボロなスリッパを履いていた。一瞬悪い事を言ってしまったかと思ったが、彼はまーったく気にする風でもなく、私がお気に入りだった、でも自分には似合わなくて着る事のないままタンスの肥やしに成り下がっていたTシャツ(200円)を即決で買ってくれた。「ここにちょっとシミがあるんですけど」という私の言葉など「はあ、そすか」と全く聞いていない様子だった。
女の子二人が出していた隣の店でも、さほど状態も良く無さそうな青いジャージ(上)を即買いして、ふらふら~と去って行ったのだが、2~30分もするとまた戻って来た。買ったばかりの私お気に入りTシャツの上に、同じく買ったばかりのジャージを羽織り、おそらく買ったばかりのローラースルーゴーゴーで、スーイスイと、やはりどこにも力が入っていない様子で、目の前を何往復も平行移動するのだった。いったい何歳で、学生なのか社会人なのか、何をして、何を食べて暮らしているのか、出身は?家族は?今日のご予定は?根掘り葉掘り聞きたくなってしまう全く謎の青年だった。

あー、高円寺、いいなあ。
町田時代にも何度かフリマ出店した事はあったけれど、その都度「勝利」(売り上げ的に)を納めてきたつもりだが、確実に客層が違い、やり辛さを感じていた。ブランドのタグだけを見て買う人が多く、そのもの自体を全く見ようとしないのだ。どんなに状態が良く、ステキな洋服でも、ノーブランドだとなかなか売れない。その代わり、どんなにボロボロでもアニエスb.(アニエスb.ってところがまた何ともはやなんだが)なら売れる、と言った気持ちの悪さで、そのために商品や、レイアウトに作戦を練らねばならなかった(素人なのに)。
これは以前にも書いたかもしれないけれど、購入頂いたノーブランドのTシャツを無印の袋に入れて渡そうとしたら「そっちのバーバリーの袋にしてよ」と言われた事もあり、その徹底したブランド志向と、泣けるくらいの実の無さには呆れを通り越して感心するばかりだった。
そういう意味では、高円寺はとてもやりやすい。そのモノ自体をイイと思って購入してくれるし、妙な根切りも殆ど無い。(平均年収は町田の方が高そうなのに不思議よねー)
不要品を売っている立場で何だよ、って話だが、売っていて実に気持ちが良い。訳もわからずタグだけ見て、似合う似合わないを無視して、アホみたいに値切られて買われるよりは、「アナタ!アナタが着ずして誰が着る!」という人が、見事にそれを見つけて買って行ってくれる姿を見るのがいい。お金はいいから持ってってーとすら思う。これがフリマの楽しさだよな、と思う。

何度目かに通り過ぎようとするスリッパ青年に「似合ってますね」と声をかけた。「へへへ」という顔をした。いい、いいよ、高円寺。

で、その後、夜はパーカッショニストの辻コースケさんライブ@ぱちか村。
数年前にナチュラルハイというキャンプイベントで観たぶりの辻さんの千手観音プレイは素晴らしかった。本当に手が見えなくなるのな。

昨日今日は病院デー。と書くと悲壮な感じだが、大した事は無い。30代半ば女性のたしなみ(?)の様なもの。
昨日は中野の婦人科にて、以前も書いたS気のある女医(イニシャルもS)による問診。初めてS女医の顔の全貌とご対面。これまでは、いっつもマスクをしていた(花粉症対策か?)ので、眼光の鋭い目のみ見える状態で、余計に威圧感があったのだが(
ちなみに以前はこちら)↓
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マスクを取ったら普通に親しみやすいオバハンだった(失礼)。
だがしかし、それなのに、まだ何だか威圧感を感じるのよなーと思った原因は、S女医の右手にあった。仕事柄故の腱鞘炎だろうか、S女医は手首を固定する黒く大仰なサポーターを付けていたのだ。今まではマスクに気を取られて気がつかなかったけれど、アレ、総合格闘技用のグローブ(これ↓)に似てるんだわ。
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問診の途中、突然羽交い締めにされて、マウントポジション取られそうなんだわ(考え過ぎ)。威圧感の謎がわかりスッキリ。

で、今日は本郷の皮膚科でローションやクリームやら補充。ついでに一昨日あたりから口の周りに出来た湿疹についても相談。やはり「光線アレルギー」ではないかとの事。ぎゃふん。

帰り道、せっかくここまで来たのだからと本駒込まで足を伸ばして、『パリットフワット』(http://parifuwa.fc2web.com/)にて、アホみたいに山盛りパンを購入。私が子供だったら夢のパンだよ!と思える「クレヨン」(持っていたカラフルトレーに乗っけてみたら凄い事になっている)↓
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ボージョボー人形の様なジンジャーマンクッキー(ボウボウなのは麻縄に非ず、生姜なのだ)↓
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ゴマパン、カンパーニュ、カボチャパンなどなど。
昨日読んだ『クロワッサン』で、角田さんが見事に腹八分目ダイエットを成功させていて、素晴らしく縦に長細く変貌していたのを見て、「おーし、腹八分目だぜ」とか言っていた舌の根も乾かぬうちに、こんなに買ってしまった。
脅威のダイエットを完遂した岡田斗司夫氏も言っておられた。
「どんなにおいしいケーキだって最高なのは最初の3口。
 4口目からは確認、最後は惰性です。」
要するに本当に美味しいと思える良い食材を、本当に美味しいと思える分量頂きましょう、ダイエットは制限する事ではなくて、実は贅沢な事です、という事なんだけれど、本当にその通りだと思う。でもでもゴメンナサイ。パリフワのパンは、10口食べても最高に美味しいよー、どーすりゃいーんだよー、と半泣きで「クルミとレーズン入りほうれん草パン」をランチに頂いてしまった。私の意志は紙の様に薄く、『ラジかるッ』における賀集利樹の存在意義程に弱々しい。

関係ないが、パソコン新調したからしばらく控えようと思っていたはずが、続々とAmazonから漫画が届く不思議。
昨日は楳図かずお研究家で漫画家の金子デメリンさんの『ウメゾロジー』が、今日は新井英樹の『キーチ』7~9巻と『キーチVS』1巻が届いた。『キーチ』は長い事6巻で収集を一時停止したままになっていたのだけれど、続編『キーチVS』のレビューを読んだら、もーどーしても読まねばならないという事で。あー読むの楽しみだ!!
山田美容室の山田さんから借りていた乙一の『ZOO1』もようやく読み始めた。っげー面白い。『カザリとヨーコ』を読んだら本谷有希子の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』が色あせた。好みの問題だけれど、筒井康隆や伊藤潤二のホラーなのに笑える感じを思い出して、凄く良い。
風呂で読んでいた角田さんの『ロック母』を読み終えたので、引き続き『愛がなんだ』。相変わらず女性がどうしようもないが、ついつい愚痴を聞いてあげちゃう感じで読んでしまう。
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追記:先ほど、家人と夕食後の散歩をしていたら、衝撃の事実判明。
近所の古着屋で、一昨日のフリマで我々が一着500円で売ったナイキとアディダスのナイロンパーカーが売られてた(笑)おそらく倍以上の値段で(笑)
なんか、業者っぽいオッサンだなとは思ったけれど、こんな目と鼻の先で仕入れずとも良かろうに。まあ、何でもいいですけどね。やっぱり面白いよ、高円寺。


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by sakamotochiaki | 2008-05-27 15:48 | ◎こんな日々 | Comments(0)