ニマニマ阿佐ヶ谷

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湿気でクロール出来そうだ。
あ、嘘つきました。私は泳げない(と言うか、名のある泳法が出来ない。カナヅチではない。)ので、訂正。湿気でバタ足出来そうだ。
梅雨の晴れ間に無事、ベランダ工事も終わり、メダカの新居引っ越しも完了スーイスイ。
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そんな中、午前中カイロに行き、昨日の町田の工房での版画作業の疲労を取ってもらう。
あ、また嘘つきました。昨日は午前と午後、みっちり予約して、久々に刷り倒す気でいたくせに、いざ始めたら全く気分が乗らない。初めて紙版画に挑戦してみるも、なーんか今ひとつピンと来ない。で、数枚刷って完全にやる気を無くし、早々に撤退。ああ、午後の分のお金、ドブに捨てた。
やはりアレですね、いくら段取り好きな私とて、漠然と作品は作れないのだな。何かに手かせ足かせされている位がちょうど良い。二人展の前は血管が切れそうだったし、頭の上にやかん乗っけてお湯湧かせそうだったものなあ。
この次はもう少し「刷りたい欲」の沸点をギリギリまで上げてから挑もう。でも予約は一ヶ月前にしなければならないのが難。ペース配分が重要。オリンピックで本番に挑む選手ってこんなか?全然違うよ。

で、その後、町田在住時の唯一の収穫と言える人・お友達の秋田美人Hさんをつかまえてお茶。突然の誘いにも「あらよ」出向いてくれて、お互いの近況をしゃべくり倒せるというのは、本当に嬉しい事だ。町田在住時の様に、沢山しゃべって、沢山笑って、お互い喉カラカラ。町田の街は随分変わっていたけれど、Hさんは相変わらず凛としていて、パワー補給させてもらった。

話を戻して、カイロ後、阿佐ヶ谷の知る人ぞ知る肉屋「吉澤」で、レバーペーストを調達し、そのまま『CONTEXT-S』へ。
『CONTEXT-S』は古民家の一階をショップ兼ギャラリーにしている、それはそれは素晴らしい空間で、そこのスタッフでもある陶芸家・駒ケ嶺三彩さんの個展『幸運の鍵』が昨日から開催中であります。
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これまで駒ケ嶺さんの器の作品は見た事があったけれど、オブジェ作品を見るのは今回が初めてで、しかもそれが、広ーい空間を所狭しと見事に埋め尽くしている事に驚いた。&脱帽。凄い!なんという集中力!
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一つ一つに深い思想を感じる作品たちは、古い家具とも相性が良く、何とも言えない不思議な雰囲気を作り出していた。普段スタッフとしてお会いする時の、飄々とされている駒ケ嶺さんとは、また違った魅力を知った気分。
こういう「はっ」とする様な魅力を見せてもらえるのって嬉しい。ついニマニマしてしまった。美味しいおやつ(ココナッツミルクの冷やしお汁粉と、自家製ジャムとチーズの乗ったクラッカー!)も頂き、一目惚れした鳥のオブジェと、探していたフリーカップ(手にちょうど良い大きさの)を購入してニマニマ。 ラッピングもいつも可愛いのです↓
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美味しい思いばかりしてピューッと帰宅後、早速、玄関の鳥コーナー(いつの間にか溜まりに溜まった鳥グッズ)に飾る。(左はフリーカップ)
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あー素敵。ちょっとASIDMANのPVの鳥を思い出すなあ。上昇している力強さと裏腹に、そこはかとなく漂う悲哀が素敵。俄然好みです。以前、お友達のチエちゃんの営む『みずたま雑貨店』で買ったアンティークの韓国製菓子型と勝手にコラボも良い感じ。
ちなみにCONTEXT-Sオーナーである陶芸家イシガミテルミさんの作品もすぐ横に飾らせて頂いております。
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ブリキと陶のオブジェと、階段の付いた小物入れ(?)を、やはり骨董市で買った歯車と勝手にコラボ。
ああ、玄関のこの一角ばかりがどんどんステキになって行くなあ。我が家に訪れた人達を、片っ端から威嚇射撃だぜ。そっから先へは進ませないぜ。
という訳で、駒ケ嶺さんの個展おすすめです。作品が無くならないうちに、皆様ぜひどうぞ。 25日までです。

阿佐ヶ谷と言えば、先日フラフラと歩いていたら、私が最後(10年以上前)にアルバイトしたカフェのシェフだった女性を見かけた。
私より少し年上(当時三十代前半くらいか?)だった彼女は、女性なのに忌野清志郎に似ていた。いや、もちろん顔は違うけれど、服装やメイクは清志郎そのもので、ボーイッシュで、バンドでボーカルもされているとの事だった。それだけでは無い。彼女は歌声まで清志郎にそっくりだったのだ。
「女が清志郎を歌う」というのは、いささかハードルが高い。というか、合コンの二次会のカラオケだったりしようものなら、間違いなく選曲ミスの部類だろう。あちゃー、である。がしかし、彼女は違った。一度、バイト仲間と数人でカラオケに行った際、あまりの清志郎ぶりに、そらあもうたまげた。あんまりたまげて、思わずHISの『夜空の誓い』をポチッとして、強制的にデュエットしてもらったほど。もちろん私は坂本冬美担当だ。すると彼女は「この曲、わかるかなあ」などと言いながら、即興でハモってくれた。それも完璧に。「私は今、清志郎とデュエットしている」という人生のアガリ(疑似だけども)を思わせる楽しい時間だった。私がバイトを辞めて以降は、会う事もなかったのだが、当時も「阿佐ヶ谷で長い事暮らしている」と聞いていたので、自分が阿佐ヶ谷暮らしになった事もあり、ひょっとしてまだ住んでいるかもなあと時々思い出していたのだが、まさか本当に居るとは。

そこそこ距離があったので、声はかけられなかったけれど、そこそこ距離があった割には、彼女のその風貌があまりに当時のままの清志郎っぷりで、すぐ彼女だとわかった。しかもまだ阿佐ヶ谷に住んでいたんだ、と思ったら、何だか妙に嬉しくなった。止まっているとも言えなくもないけれど、変わらないっていう事は、やはりとても愛しく感じる。ニマニマする。

ついでにさっき作った「まだか漬け」。
友人のお料理上手Sさん直伝。割干し大根が無かったので、輪切り干し大根を見つけて代用。するめ、昆布、煎った大豆など入っとります。
「まだかまだか」と催促するくらい美味しいから「まだか漬け」だそうな。一週間で食べごろ。ニマニマ。
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↓ニマニマとよろしくどうぞ。
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by sakamotochiaki | 2008-06-20 18:00 | ◎こんな日々 | Comments(0)