コスタリカ、リトアニア、インド、バリ

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あと一週間で終了という段階になって、mixiコミュで開催を知ったベン・シャーン展に、月始めで立て込む仕事をバタバタと片付け、アワアワと行ってきた。日頃文句を言いつつも、こんな時感じるmixiの恩恵。

会場は小さいギャラリーだったけれど、初めて観た作品も含め、点数も意外とあり、いやー、本当に行って良かった。私の好きなドローイングの一点一点に、いちいちため息。はー、何だよこの線。何だよこの省略。何だよこの構図。泣けて笑えて、重くて軽快で、泥臭くて小洒落てて、もー嫌になる。絵描くのが。
事前に展示作品は販売もされていて、小さいものは6万円位からあるらしいとの聞いていたので、あわよくば、あわよくばローンで!と考えていない事も無かったのだけれど、「ほ、ほしい!」と思ったハガキサイズ程度の作品が、価格表を見たら目眩を起こす金額で(そりゃそうか)、あっさり諦める。売却済の赤い印が、下手をすれば作品より輝いて見えてしまった。ヨダレでチルチルミチルが出来そうな程に、狭い会場を行ったり来たりしつつ、頭に流れるのは『MONEY』なのだった。と言っても浜省のモノマネをしているマキタスポーツバージョンなんだが。♪ゔ足下にン願書をおお ゔ叩きぃつうーけーてかーら ゔ頭さーげーてやるうー
あああ。

ベンシャーン展に行く前にふと思い立ち、家人と千駄ヶ谷にある『カフェ コスタリカ』に立ち寄った。家人の学生時代の友人・かよちゃんが営む小さなお店。オープンして2年経つというのに、ようやく初めて行く事が出来た。
かよちゃんと私は同い年で、彼女は多方面で活躍されているカメラマンなのだが、それとは別に昔から好きだったお菓子作りを極め、パティシエとしてこのお店をオープンされたのだ。店舗自体は元々、カウンターバーとして夜間だけ営業していた場所で、昼間の空いている時間を生かせないものかと、かよちゃんにお声がかかり、昼間のみ営業のカフェ誕生とあいなったそうである。

我々がお店に到着した時は、ちょうど近所の夏休みの小学生男子二人組がカウンターでスムージーを飲んでいるところで、かよちゃんは「君たち、コレ飲んだら帰りなさい」とか言っていて、渋谷区にありながら、突如下町の風情が漂う町に見事に溶け込んでいた。夏の間は焼き菓子をお休みしているそうで(この猛暑では確かに保存も難しい)、スムージーを頂いた。立て続けにアイスコーヒーも頂いた。どちらもとても美味しくて、道中暑さでバテ気味だった体が生き返った。

かよちゃんと会うのは10年ぶり位だったのだけれど、手際よく作業している姿は、実に生き生きして見えた。10年という月日に、お互い色々あったと思うが、カメラマンとしての仕事をしながら、お菓子作りを学び、お店まで持った彼女のパワーには、ただただ敬服した。彼女の表情からは「ここまで一生懸命やって来た」という自信の様なものを感じられて、とても眩しかった。私、この10年何をしただろう。何かしただろうか。考えて気が遠くなりそうだった。参った。
涼しくなったら、ご自慢のお菓子をまた買いに行こうと思う。

夕飯は神保町の南インド料理のお店『シャヒダワット』で初ビリヤニを食べた。ビリヤニとは茹でたお米をスパイスや肉と一緒に壷に入れ、密封し、さらにタンドール窯に入れて焼かれる炊き込みご飯。ヨーグルトとジャガイモのサラダ「チュカウニ」と一緒に食べるのがおススメという事で試してみたら、これがまー、驚く程旨かった。酸味とスパイスの効いたカレーとでもいうか、初めての味。また行きたい。

さて話は違うけれど、今日と明日17時から阿佐ヶ谷にてガムラン&バリ舞踊@阿佐ヶ谷神明宮 が開催らしい。ちょうど生のガムランを聴きたいなあと思っていたら渡りに船。しかもご近所。今日はよく働いているから、夕涼みがてら観に行こうと思う。

※あ、ちなみにタイトルのリトアニアはベン・シャーンの出身地です。

参加中です。どうぞよろしく。
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by sakamotochiaki | 2008-08-02 15:27 | ◎こんな日々 | Comments(0)