2008年 08月 12日
大家さん、家賃下げてくれるならゴミ管理人してもいいよ。 |
午前中、Podcastで『コラムの花道』をまとめ聞き(またかよ)しながらデスクワークをしていたら、写真家の杉本文さんから電話。
電話に出た時、♪コラムウウ〜の 花みいぃちいぃ〜 と、ちょうど浪花節調ジングルが大音量で流れていたので、ちと恥ずかしかった。そこから30分ほど話した。電話を切ってから、そういえばメールつーものが出来てからこっち、電話で誰かと何十分も話すという事をあまりしなくなったなあ、と思った。昔はしょっちゅう長電話した。夜な夜な友人と、まあ主に恋愛相談などが多かった様な気がするけれど、体が軽くしびれてくるほど(たぶん酸欠症状)、耳が痛くなるほど、電話で話したものだった。
メールのお陰で、時間帯や相手の都合を気にせず、自分の用件を勝手に発信出来る様になったのはいいけれど、私の場合、元々苦手だった電話をかけるという行為に、ますます緊張を強いられる様になった気がする。勢いでかけられなくなったというか。電話でなくてはならない確固たる用件を必要とするというか。仕事とあらば、そんな事は言っておれないので、もちろんかけるけれど、プライベートだと特に。
何が言いたいかというと、文さんみたいに、今、このモヤモヤを何とかしたい!て感じで、誰かに電話するというのは凄くいい事だと思った。メールの方が料金がおトクよ〜とか、チャットにすりゃ同じじゃね?は承知の上で、直接話すってのは重要だ。文字にならないものってあるのだ。結果、大した答えが見つからなくても、モヤモヤを完全解消出来なくても、何だかそれは人として、とても正しいと思った。
仕事もメールでやり取りする事が多いけれど、下手をすると最初から最後まで、お互いどんな顔で、どんな声かも知らない同士のまま、終わる事もある。というか、むんぬ凄く多い。膝を突き合わせずとも、せめて電話で話が出来れば、例えば「同じ年代かなあ」とか「アラお若そう」「律儀な人ね」「熱心なお方」とか、良くも悪くも相手を想像したりして、生身の人と仕事をしているという実感が、お互いグッと高まるし、印象も強くなる。それって、仕事に対するモチベーションにも少なからず影響するよなあ。まあ、顔を知らずとも実際仕事は成立しているし、声を聞かずとも掲載誌は送られて来るのだけれど。不思議っちゃあ不思議。
話は変わりまして。
夕飯後、近所の散歩から戻った時、我がマンション住人の女の子(二十代後半くらい)が、マンションのゴミ置き場に、ゴミを捨てている所に遭遇した。「夜出し」というやつだ。捨てられたゴミは可燃(生ゴミ含む)の様だったが、何かのショップの手提げ袋に色々と無造作に詰め込まれ、パッカリと口が開きっぱなしの状態だった(だから中身が見えた)。夜出しは百歩譲って目をつむってやるけれど、問題は明日は回収日でもなんでもないという事である。可燃ゴミ回収日の水曜日朝まで放置される訳だ。あーあー、と思ったが、咄嗟に注意も出来ず。何しろ元々ゴミ出しマナーがすこぶる悪い我がマンションのゴミ置き場は、彼女がゴミを出す前から、既に数日間放置されたゴミがいくつもあったのだ。そこで彼女1人注意した所で、何の意味も無い気がした。あと、変な恨みでも買って、後々おぞましいトラブルに転じたら嫌というのも正直あった。そんな事を考える事自体、嫌な話だけれど。
女の子は携帯電話でブツブツしゃべりながら、ポイとゴミを捨て、ブツブツしゃべりながら自転車に乗って行ってしまった。小太りの、中途半端なボサボサ茶髪の、だらしない短パンに、ズルズルした感じの柄シャツを着た、なんかズルズルした子だった。ソックリだった。彼女が出したゴミに。
ぎえーっ!言われたくなーいっ!でもホント。
さて、明日は仕事を終えたら、夜はZAZEN BOYS@渋谷AX!久しぶりのライブっす!嬉しいっす!楽しみっす!!
※本日のイラストは本文と全く関係ありません。 今日、歩いて新中野の「肉のハナマサ」に買い出しに行ったら、冷凍肉エリアの冷気にやられまくってお腹壊しましたの図。トイレを探して青梅街道を彷徨いました。この時期の外気とスーパーの温度差侮り難し! 間に合ったのかどうかは内緒。
※オマケ写真はお腹痛いながらも主婦魂で立ち寄ったFamadoで買った赤いオクラ。こんなんあるんですね。 (しかし茹でたらただの緑になった)
※ちなみにペのモノマネをやっていたスマイリーキクチ氏は、マンションの管理人も副業でされているのよね。
んな事知ってるっつーの!って方もおひとつよろしく。
by sakamotochiaki
| 2008-08-12 01:30
| ◎こんな日々
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