街、山、街、そして山。

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一昨日から、友人ら(山田美容室の山田さん、工房くらげの直ちゃん、デザイナーY氏一家、我々夫婦)と一泊の近場キャンプに行っていた。
前半はあいにくの雨に見舞われ、それも結構な降り方(一時は雷まで鳴り響く有様)で、こいつは無念のバンガロー泊に変更か?と思ったけれど、何とか予報から数時間遅れで雨は上がり、夜には焚き火(これが一番したかったのです)をしながら星空を見る事も出来た。まあ、そんなもんですね、キャンプって。山は雨が降るのは仕方ないの。終わりよければ全て良し。と、久々に雨女パワーを発揮してしまったらしい自分をなぐさめてみる。
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本格的に煮炊きをするキャンプは実に一年ぶり(去年のSense Of Wonder以来)で、行くまではなんだかんだと下準備が面倒だったりもするのだが、いざ行ってしまえばやはりとても楽しい。そして今回も食い倒れた。キャンプはいつも信じられない量を食べられてしまう。今回は山田さん手作り生地のピザとホットサンド
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家人が前日から仕込んでいたタンドリーシュリンプ
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焚き火で作った焼きリンゴがヒットだった。まあ、外で食べるご飯というのは、どう転んでも大抵美味しいのだけれど、それにしても家よりも豪華な食卓だった。
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夜はささやかに山田美容室開店一周年を皆でお祝い。今回の参加メンバーは開店作業に携わった人々であり、そもそもは山田さんの作品達でもある。つまり皆、己の髪を山田さんにお任せして、かれこれ10年以上という長いお付き合いなのだ。そういう意味では山田美容室は、皆が待っていたお店なんだよなあ、と改めて思う。
旗の台という下町にお店が生まれて一年経った今、たった1人での運営は相当に大変だったと思うけれど、地元の常連さんも徐々に増えている様で喜ばしい。やる気に溢れている山田さんもとてもイイ。今後もゆっくり着実に歴史を積み重ねて行って欲しい。
↓私作薫製卵にお祝いの旗。右側の直ちゃん作ピクルスは、なんと人参が一周年の「1」の字!
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山田美容室はこじんまりとした小さなお店ですが、シャンプーからブローまで山田さんが1人で担当します。大きなチェーン店と違って、ちょっと時間はかかりますが、それは流れ作業ではない証拠。ゆっくりと髪を切ってもらうって、なかなか良いものです。皆様もぜひどうぞ。あ、予約は忘れずに。何せ1人でやっているので。


で、キャンプ撤収後、近場の温泉に立ち寄って、産直野菜を買い込んで、夕方には実にあっけなく都心に帰り着く。濃い緑が、グレーの建物群と無数の車に変わる。帰り道は行きよりも、いつも短い。ナチュラル・ボーン・ドライバー直ちゃんに、家まで山の様なキャンプ道具ごと運んでもらい、お疲れハイテンションのまま阿佐ヶ谷のCONTEXT-Sで開催中の石神照美さん(陶)と高橋和枝さん(絵)の2人展『ヒビノイロ3』を観に行く。で、また一つ石神作品を購入。
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街か人か、と思っていたら、「ボトル瓶なんです」との事だった。なるほど。
少しずつ我が家に増えて行く石神作品。このまま増やして行きたいけれど、大きい作品も欲しいけれど、立ちはだかる我が狭小住宅問題。まあでも、フラッと行ける場所に、CONTEXT-Sがある限り、石神作品は見られるというのが救いである。街ごと自分の部屋だと思えば良いのだ。(貧乏人の力技発想)
絵と陶芸という展示は、私と直ちゃんにも共通する訳で、お二人が作り出す世界はとても参考になり、同時に非常に焦る。さっきまで山に居て、のへらーとしていた事を忘れる位、一瞬で通常モードに。我々も頑張らねばならない。

して、クタクタで夕飯なんぞ作る気力もないし、いっそこのまま夕飯も一緒に食べようじゃあないか、という事になる。大変だ!直ちゃん!今日から餃子半額デーだった!と、またもや昨夜も吸い寄せられる様にオトノハへ。ラリラリラー。
実は昨日、驚きと恐縮、感動、面白、様々な感情が頭を錯綜する素敵な出来事があり、言葉で説明するのが難しいのでバッサリと省略してしまうけれど、私がいつも楽しみに拝読しているブログを書いておられる奥さんに、とても素敵な贈り物を頂きました。頂いてしまいました。
携帯の電池切れでオトノハの電話番号がわからず、夜営業前の準備中のお店に押し掛け(しかも背後から闇討ち状態で)予約をお願いするという子供の使いの様な、しかもキャンプ帰りで若干薫製臭も漂わせた、アイタタターな我々には本当に勿体ない贈り物でした。
いや、そもそも贈り物を頂いて良い理由など私には無かったので、思いがけなさのあまり「アワワワワー」としてしまいましたが、奥さんも「アワワワワー」となっていたりもして、それがちょっと面白くて、恐縮しながらも笑ってしまった。そしてこういう時、遠慮を知らない私は、大変有り難く頂戴しました。
あのー、とても、嬉しかったです。アリガトウゴザイマシタ。
贈り物を、まるで風の様に疾走して届けてくれた奥さんが、痛めた腰をさすりながら自転車で去って行く後ろ姿が忘れられません。どうぞお大事に。

そんな薫製臭だか加齢臭だかわからないが、もーどっちでもいーやと諦めてしまっている様な我ら(ここで家人も加わり濃度はさらに増す)に出来る事といえば、オトノハでいつもの様に美味しいご飯をたらふく頂く事だけでありました。が、それって結局、我らの幸せ量が増すだけではないかっ!しかも餃子半額!調子に乗って水、焼、してまた水、と3皿も食べてしまいました。散々キャンプで食い倒れたくせに、何処までも貪欲な胃袋。(目に美味しい料理写真を撮るのも忘れてるしさ)
ちなみにオトノハの水餃子ファン、いや通り越して「追っかけ」である直ちゃんは、念願の水餃子「おかわり」だったそうです。今まで我慢していたそうです。しなくていいのに。それも半額様々。ご主人の大盤振る舞いスマイル様々。オトノハさん、重ね重ねアリガトウゴザイマス。これからも赤裸々で参ります。

焼き餃子に付けて頂いた自家製ラー油が、八角の香りが効いていて、腰に手を当ててグビグビといけるんでは無いか(アホ)、という程美味しかった。毎月最終日曜日に開催されているオトノハ朝市でも売られているそうなので、買いに行こうと誓う。餃子半額デーも27日(夜のみ)までです。皆行くべし。

そうして緑の山々が無くなった私の眼前には、巨大な洗濯物の山が現れた。それも今年最高峰。それとキャンプ道具の後片付け。これが無けりゃあ、キャンプって大分楽なのにな。朝から洗濯3回転。でもまだ山が消滅しない。もう、干す場所が無い。めげそう。
キャンプでもY家のお子に捕獲される37歳なのだった。
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 いくらなんでもこの日記長過ぎ!でもお一つよろしく。

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直ちゃんより頂いた写真追加します。
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by sakamotochiaki | 2008-09-24 11:56 | ◎こんな日々 | Comments(0)