十割蕎麦とヘッドフォン

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暑くもなく寒くもない、ジャスト快眠温度による熟睡から気持ちよく目覚め、午前中は家でひたすら版作り、お昼は久しぶりに近所の『信濃』で十割蕎麦を食べた。夏の蕎麦も美味しかったけれど、秋の蕎麦の滋味溢れる美味しさよ。一口食べちゃあ「旨い」「本当に旨い」「あー旨い」と連発。最後の蕎麦湯がこれまた。『信濃』のご主人の腰の低さ、気配りも相変わらず。すぐ近くにある横柄なR(飲み屋)の店長も見習ったらいいのに。

満腹の午後は新宿世界堂へ。一昨日注文していた紙を受け取りに再び。一昨日の筋肉痛が時差を持って本日ピークを迎えていたため、大した重量でもないのに、とても重く感じた。

グッと涼しくなったので、道々聴くipodを久々にヘッドフォンにした。
やっぱり格段に音がいい。電車に乗っていても、街を歩いていても、何か丸い風船の様なものの中に居て、1人っきりでそれを堪能している感覚。秋晴れの空と風があんまり気持ちの良かったので、1曲目は岡村ちゃんの『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』にした。暑苦し過ぎて夏の間は勘弁して欲しい彼の歌も、素晴らしくさわやかに聴こえた。塀の向こうで秋の空を見ているだろうか。

ゆら帝をヘッドフォンで聴くのも初めてだったので、普段聴き漏らしていた細々としたものに、いちいち感動してしまった。うっかり涙腺まで緩む。箸が転がっても可笑しいお年頃とはよく聞くが、箸が転がっても泣けるお年頃に、どうやら突入しているらしい私である。この所、感受性のハードルの高さが子供時代に戻った様だ。と言っても、「悲しい」から泣くというよりは、「すごい」とか「旨い」とか「美しい」とかでハラハラと、あるいはツツーと、面白い様に泣ける。これも秋のせいかしら。昔から何かっつーと泣きながら電話してきたり、泣きながら酒を飲む友人に言わせれば、泣く事には体内浄化作用があるらしいので、素直に生理反応に従っているのだけれど。

帰宅後は途中になっていたカレンダーのナンバリング作業。
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毎年の事ながら地道な作業に疲れ果てた。でもまだパッケージ作業が残っているんだなあ。

という事で、夜はキャンプの残り物のタンドールチキン(冷凍してたやつ)と、カリフラワーとオクラを先日作った梅干しドレッシングで和えたサラダ、チーズ、バケット…て、手抜き!まあ、美味しかったので良しとする。モリマリ食べた。

さて、明日は一日朝から町田で版画工房引きこもり作業。久々の刷りなので、気合い入り過ぎて、既に鼻血が出そうである。作った版がどこまでイメージに近づけるか、さっぱりわからない。この「わからなさ」が面白いのだけれど、ただ版に弄ばれて終わりませんように。ともかく寝坊だけはしません様に。

 しかし腕が筋肉痛…お一つよろしくお願いします。
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by sakamotochiaki | 2008-09-27 23:16 | ◎こんな日々 | Comments(0)