まさかの迷大人

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昨日の版画刷り作業では、久々に精根尽き果てた。

版画工房はムーミン谷も真っ青の谷にあるため(と言ってもムーミン谷の立地状況を知っている訳じゃないが)、行きはひたすらイギリスのチーズ転がし祭りで、草の上を弾むチーズと派手に転がる男衆を思い出しつつ下り、そして帰り道はトレッキングコースじみた急坂を、「これもまた、登りたくなる坂である」と『全力坂』よろしく駆け上がる。いや正確にはスキージャンプばりに鋭角な体勢でヨレヨレと登る。昨日はヘッドフォンをしているのを良い事(自分には聴こえないから)に、むぬすっごく派手に息切れた。すれ違った人、怖かったろうなあ。
ちなみに私が最近気に入っている芸人いとうあさこの全力坂はコチラ
同年代である事で無条件に応援したい。四本続けて見るのがオツ。

版は数種刷ってみたものの、気に入ったのはたった一枚。うーん、厳しく悩ましい。
休日の工房に行ったのも初めてで、平日よりも平均年齢も低く、見知った顔ぶれも少なく、「本気」の方々が多かったせいもあり、私(素人)、かなり及び腰。そんな私に皆さんとても親切で、様々アドバイスを頂き(「え!この人、こんな事も知らないでやってたの?」てなもんであったろうが)、大変勉強になった。あ、あと久々に学生に間違われた。もう、いい加減自慢にもならないし、喜んでもいられない。

今日は二ヶ月ぶりに山戸サンの料理教室。初めて参加のご近所友で絵描きのかえるちゃんと。
が、しかし、全くもって信じられない事に、山戸家まで向かう道中、迷子、いや迷大人になる。これまでいったい何度通っているというのだ、という感じだが、自分でもさっぱり意味が分からない。いつもの様に歩いていたつもりが、全く見覚えのない道に出てしまい、本当に驚いた。そんな事はあり得ないのに、まるで道の方がこつ然と別の道に変わってしまった感じ。目指す山戸家まで半径数百メートルの場所にいるのは確かなのに、方向感覚が麻痺して、自分がどちらに行けば良いのかわからず。まるでキツネにつままれた様な、特殊な磁力にやられた様な、そんな感じだった。我が脳、萎縮してるんじゃないだろうか。そのくらいの呆けぶり。全く恐ろしい。元々方向音痴ではあるけれど、まさかここまで信用ならない人間だったとは思わなかった。
結局、山戸サンの電話による誘導で、実にあっさりと辿り着いたのだけれど、雨の中、余計に歩かせてしまったかえるちゃんには申し訳なかった。遅刻が苦手な性分なのに、15分も遅刻してしまい、心的ショック。

しかし無事到着後は、とても美味しくて、とても簡単で、でも目から鱗のメニューを教わり、ワイワイと作って、もりもりと食べた。良かった、辿り着けて。本当に良かった。
毎度、料理中以外はとりとめも無い話をして、楽しかった。ヘルパーの仕事もしているかえるちゃんの素晴らく無駄の無い動き、気がよく回る様子には、いちいち感心した。

本日のメニュー
・ごぼうとコーンのかき揚げ&モロヘイヤの天ぷら
・かぼちゃのごま煮
・しめじの白和え
・ゴーヤのクリームチーズ和え
・焼き茄子の味噌汁
・さつまいもご飯(事前に山戸サンが準備してくれていました)
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特にクリームチーズ和えが感動の旨さ。山戸サンの教室としては珍しい食材だけれど、干しえびとすり鉢で合わせるというアイディアには脱帽。おつまみにもピッタリだし、食材の応用も幅広い。そして、何とごま煮のかぼちゃは山戸さんちの庭産だった。冬の間、生ゴミを土に埋めて堆肥にしているそうなのだけれど、そこから勝手に芽が出て、実がなって、何個か収穫出来たそうな。す、すごい。そんなリサイクルな教室、他にあるでしょうか。次世代に望みを託し生き延びたかぼちゃのサバイバル力にも脱帽。住宅街で迷子になって慌てている様では、てんでダメなんである!
次回も楽しみ。
そうそう、山戸サンは来月開催されるもみじ市にも参加されます。皆さんぜひどうぞ。

さて、明日は午前中かかりつけ病院行って、午後は仕事。かぼちゃ見習って働く。

 脳外科も行くべきか。お一つよろしくお願いします。
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by sakamotochiaki | 2008-09-29 22:12 | ◎こんな日々 | Comments(0)