カテゴリ:◎これまでの版画作品( 26 )

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これらを含む新旧織り交ぜたポストカード、本日喫茶・ギャラリー りんごやさん に納品します。
沢山は刷れないので数に限りがありますが、どうぞよろしくお願いします。
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紙版画による楳ポストカードの新作です。つっても毎度こんな感じです。だいたい1版につき最低でも5枚ずつは刷ろうと思っていますが、ボケボケしていて、今回2枚しか刷っていないものもあり。そんな気はなかったものの無理矢理にレアなものになってしまいました。ああ自分、いやらしー!

本日西荻のギャラリー「みずのそら」に納品させて頂こうと思っておりましたが、どうも風邪っぽい症状になってしまったので、また後日にします。すいません。

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この他新しいものが5点、新旧織り交ぜつつ、みずのそらの常設スペースにて一枚500円で販売して頂く予定です。
よろしくお願いします。




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これまでに紙版画で作った楳猫ポストカードをまとめてみました。

とはいえ、既に売れてしまって手元に無かったり、データを取っておかなかったりして(管理悪!)、たぶん半分くらいしか残っていないのですが。
それでもまあ四十変化もあって、我ながら怖かった。楳愛が。さぞ重たい女と楳にも思われている事だろう。
今度包装紙とか、手ぬぐいにでもしようかなあー!(懲りてない)

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営業用のファイル作りをしているはずだったのに、何故こんな事に!!ワハハ!!


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現在、西荻窪ギャラリーみずのそらで開催中の『New Year Greetings 展 2011』、会期も残す所あと2日。
一昨日お邪魔してきました。皆さん個性豊かな年賀状で面白い!作品はもとより、使われている切手が何とも楽しい!
あ〜私も次回は正々堂々(?)ハガキで参加しよー!と思いました。アハアハ。

毎年、友人知人、仕事先などに送り続けている年賀状はカレンダー(もうかれこれ15〜16年くらい?)なのですが、印刷物をそのまま送るのもつまらないので、今回は年末に購入した卓上プレス機初運転による「みずのそら」宛の年賀状、という事で作ってみました。
トレペに刷ったのは初めてでしたが、今後も色々遊べそうな予感。

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展示作品は全て手で触ってご覧頂けます。坂本の作品もペラペラとめくってご覧下さいませ。
冬の西荻散歩がてら、お茶飲みがてらいかがかと。
あ、最終日の15日(日)は18時までとなっています。ご注意を。




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先日の二人展で販売していたポストカード用に作った楳版の中の、エリザベスカラー姿のみを集めて刷りました。

全て紙版画です。(これは我が家の保存用)

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今や懐かしいお姿です。もうお世話にならないといいね。
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リアル楳は謎のおハゲがまたしても頭の上と耳の裏に!(涙)
もうヘロヘロ。というのは噓で爪研ぎを枕に昼寝です。
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昨日病院帰りにバッグから顔を出して、外の匂いを嗅ぎまくっては眩しそうにしてました。
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二人展『しんしん』で展示していた紙版画作品をまた少し。
全て一枚の紙版で作った一版一刷りの作品です。
少しずつ版を変えては刷り、また変えては刷り、を繰り返してみました。




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今展覧会で展示した紙版画の一部です。



「ゆれる」
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「つなぐ」
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「そそぐ」
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「その温度」
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「まぼろし」
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「りぼん」
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「あそび」
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「夜子 1」
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「青くて固い」
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また順次他の作品もアップします。




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これまでに制作した紙版画作品の一部です。

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2009年のみずたま雑貨店さんとの二人展『日々刻々』で展示していた作品の一部です。

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『さよなら私』

※以下、付属させていた文章も掲載します。テキストを欲しいとおっしゃって下さった方、ご覧頂いていましたらどうぞお持ち下さい。

私は歩いている。

北東から吹きつける風に体をあおられ、

轍に足を取られ、その歩みはひどく遅いので、

日々は刻々と迫り来て、あばよと私を追い抜いていく。


冬の弱々しい陽射しが作った大袈裟な影は、

そんな私を笑っているようにも、

ここから逃げ出したそうにも見える。





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『お別れのダンス』

私のおそらく一番古い記憶の中にいるのは、踊る母だ。

母は今の姿からは想像も出来ないほど若く、ずっと痩せていて、
まるで別人のようにきれいだ。
その踊りも、踊りというよりはむしろ灼熱のアスファルトの上で、
アチチアチチと飛び上がっているよう。

時折吹きつける風が、人間でいうならば、
定年間近のバーコードサラリーマンさながらに頼りない木々を揺らして、
しがみつく葉を無情に散らす。
母も今にも体ごと飛ばされてしまいそうだ。

ひょっとしたらこれは記憶ではなく、
夢か何かとごちゃまぜになっているのかもしれない。
何故なら私の知る母は、そんな奇妙な踊りを踊るような愉快な人ではないし、
しかも母は、私がまだ十代の頃に気に入っていた
毒々しい大きな花が配されたワンピースを着ているのだ。
けれど悔しい事にそれは、私よりもずっと似合っている。

飛んだり跳ねたりする度、風に飛ばされそうになる母を、私は見つめている。
踊れ踊れ踊れ。
と念じながら。

そして生まれた瞬間から、母が母だった訳ではないのだという当たり前を思う。
この若くきれいな、奇妙な踊りを踊る母とは、
いい友達になれそうな気がする。






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『もうすぐ0になる』

家までの帰り道、
雪の上に残された野良犬の足あとを辿るのが好きだった。
雪の下に潜む氷に足を取られない様に、
野良犬の足あとを見失わない様に、
ずっとそんな風に足下にばかり気をとられて歩いていたから、
私はすっかり猫背になってしまった。

いつか野良犬の足あとを追って歩いているうちに、
気がついたら見たこともないY字路に私は立っていた。
日が暮れて、灯った街灯に雪が青く反射して、
まつ毛に積もる雪が、ひどく重たく感じられた。

野良犬の足跡も、
錆び付いたトタン屋根も、
曜日を間違えた生ゴミも、
子供が忘れていった蛍光色の遊具も、
雪が覆い隠して、もうすぐ0になろうとしていた。







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『きみの声が聞きたいな』

その男はフナオといった。

3ヶ月ほど前まで、小学校裏にある湖に暮らしていた「鮒」だったそうだ。
と言っても、彼から直接話を聞いた訳ではない。
フナオは声というものを持たなかったため、
全ては筆談とジェスチャーで得た情報だ。

かいつまんでいうと、一年前、
彼は湖にやってきた女の、その水切りのフォームのあまりの美しさに恋に落ちた。
どうにかして彼女に近づきたいという思いをつのらせ、悩みに悩んで9ヶ月、
ついに鮒の立場を捨て、人間になることを決意した。
鮒一族の長老に直訴し、仲間の批判、中傷、罵倒、あざけりをもろともせず、
門外不出の呪術により見事人の形を手に入れた。
しかし、それと引き替えに声を失ったのだと、
悩んだという割には実に用意周到に、
9ヶ月かけて独学で学んだという拙い文字でフナオは綴った。
「思いをつのらせ」の部分は両手でハートの形をつくり、
胸の前で前後させるという、実にベタなジェスチャーだった。
何とも馬鹿馬鹿しく未熟な虚言だとは思ったが、
一方で私はその話を面白可笑しく聞いた。
フナオの目は、まさに恋する者のソレであったので。
それに、他人の恋の話は私の様なOLの大好物だ。
例えその主人公が人間であろうと鮒であろうと。

ところでその「水切りの女」というのは、
私と同じ会社で働く経理の篠原さんだった。
自分の大切な何かを引き替えにするほどの、
大した魅力もない冴えない女だけれど、
確かに顔が鮒っぽくなくもないところが、妙に話にリアリティを持たせたし、
何より篠原さんは高校時代、
ソフトボール部で全国大会3位という経歴の持ち主だった。

フナオは今、篠原さんへの恋文をしたためているそうだ。
声にするよりも、耳で聞くよりも、強く熱い言葉が、
そこには刻まれているに違いない。






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『私の深い森』

頭の中は森に似ている。

腐敗した落ち葉が深く層をなすふかふかの地面は海馬。

根を張る太さもまちまちな木々と、複雑に伸びる枝は、

そこに刻まれた記憶のシワだ。

鬱蒼として、光も届かないし、

生き物が住まう事もなければ、

ピクニックも出来ないが、

曖昧な私を「今」にぶらさげておくための森。

時折、枝をポキリとやって、息を止め、

一気に走り抜ける。






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『僕らはひとりになった』
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今月末の2人展のタイトルが決まってから制作した版画。
タイトルと、今回殆ど墨一色で作品制作している私個人のテーマにもピッタリの作品。
DMデザインの際、競り負けて(私の中でね)ボツにはなりましたが、もちろんギャラリーでは展示させて頂きます。
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今週半ばにはDMが出来上がって来る予定です。うーん、どうなってるか不安だ。

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