<   2008年 01月 ( 12 )   > この月の画像一覧

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F-BLOODをどう処理するか。目下私の課題である。
「何を今さら」という言葉がこんなにも似合う奴らがいたものか。何故にそんなに偉そうか。勝手に「満を持して」感を漂わすか。毎朝F-BLOODによる「スッタメ」のジングルを聴かされる苦悩(スティービー・ワンダーの適当なやつの方が何倍もマシだった)と、ここは地方か?と錯覚させられる「バイク王」CMのはた迷惑ぶり。もうフミヤートなセンス全開により私の気分全壊。
こうなる前に誰か奴らを止めようという良識者は居なかったのか、全く。


と、ここ数日言いたかった事を言ってスッキリしたとろこで。
一昨日、メガネ男子メガネっ子イベントZoff Rock Festivalに行って来た。
「ドレスコード=メガネ」主旨(というものを、会場で友人T君に遭遇するまで知らなかった訳だが)自体に軽くイラつきつつ、 メガネしてないと貰えないと言われていた限定グッズのタオルはしっかり頂いて来た。(だって、くれるっていうから。ってオバハンか。オバハンだ。でもデザインのダサさにはアングリ。)
タオルを貰う際、「次回はメガネして来て下さいね」 とのZoff店員の一言に「ぜってーして来ねーよ」と 裸眼の目で物語る私だった。面白い試みだと思うのだけれど、メガネ屋の懐潤すためのイベントなのがひどく鼻につき(メガネ店員達が会場でアンケート取りまくり)、レーシッカー達を敵に回し、裸眼者にとっては疎外感のあるものだったが、安くライブを楽しめるという点は、まあ、良かったのかなあ。
Zoffと提携を組んでいるらしいシュノーケル(メガネ男子4人組)とか、全然見なくてもいいバンドまで見させられたのには閉口したけれど。聴いた瞬間「ユニコーンか!」と思ったが「おかしな二人」のカバーを演られた時は、逆にウケた。しかもアレンジも原曲とほぼ一緒。そこまで包み隠さずやれちゃう姿勢には、もう好きにしておくれ、という感じだった。ユニコーン世代(私はファンではなかったが)としては。

目当てのbonobosも全員メガネ着用。蔡君のメガネ姿はなかなか貴重だったのではなかろうか。「あたらしい日」が聴けたのは良かった。個人的には後半より、前半の方が楽しかった。「Night Apes Walking」はダブアレンジの方が断然良い。

で、初SPECIAL OTHERSは予想以上に素晴らしかった。一昨年行き損ねた朝霧JAMに参加した人らの話では「今ひとつ」と聞かされていたのだけれど、完全に場の空気を持っていってくれた。bonobosとは逆に、ラスト3曲で燃えた私。ドラムの音とルックスにも思わず見入る。『GOOD MORNING』以降買っていなかったので、新譜は買った方がいいかもしれない。



でもって、昨日は我が人生初のお料理教室だった。
出会ってからまだ1ヵ月ちょい、実際に会うのは3回目(という事を昨日自覚した)の料理家のYさんの素敵なお宅で、しかも生徒は私も含め二人という何とも贅沢なものだった。お宅は古い一軒家をご夫婦で細部までこだわって手を入れておられて、どこもかしこも可愛らしい。
写真は一番目をひいた各地窯元を回って集められたという食器のディスプレイコーナー↓
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節分も近いという事でカワイイ鬼のお面。(ねずみ取りピンチがまたニクイ)
私も家好きな方ではあるけれど、ここまで徹底するというのは並大抵の事ではないと思う。けれどYさんはとてもサラリと自然に生活されている。主義と仕事と生活が見事に合致しているから、無理矢理な感じが一切無い、そんな所がとても良かった。 お品書きは、
・にんじんの白和え
・切り干し大根と干しえびの炒め物
・豆と高野豆腐の唐揚げ
・キノコの塩漬けとほうれん草のおひたし
・かぶの葉と岩のりの混ぜご飯
(さらに試作品のパスタの味見、デザートにはこちらも試作品の甘酒を
 使ったホットドリンク。食べ過ぎよね。)
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ご飯やキノコの塩漬け、唐揚げ用の黒豆は事前にYさんが準備をしてくださっていたので、これだけ沢山作っても1時間しかかからなくて驚き。
しかも、どれもこれも美味しかった。それぞれちょっとした工夫やコツがあって、豆腐の水切り方法に、揚げ物の油きり法に、塩の使い方に、いちいち目から鱗。
そして何よりYさんの料理に対する真摯さが凄く伝わってきた。それは即ち生活に、もっと言えば生きる事への真摯さでもあるのだと思えた。先日の帰省の際、義父も言っていた。「人間の体を作るのは食事」と。全くその通り。だからご飯を食べる事も、料理をする事も本当に凄い事なんだよなあ。毎日やってるとただの面倒ごとの様に感じたりするけれど、やはり素晴らしい事なのだ、と改めて思った。いや、本当に行って良かった。またぜひ参加したい。


さて、本日「はすばら」飲み会がまさかの延期になったため、今日は一日家に引きこもって仕事やら作業諸々。中学生ぶりの作業なんぞをやったり、はたまた小学生ぶりの作業をしたり、意外と力仕事で肩が凝ったけれど、何やら子供時代に戻った様で楽しかった。並行して大人な仕事もこなしつつ、軽く分裂症になりそうだったけれど。そんな訳で、いまだbonobosのベスト盤は買いに行けず。明日必ず。えーと明日は何日で何曜日なんだっけ。
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坂本 千明(Sakamoto Chiaki) 
イラストレーター。青森県出身。 
東海大学教養学部芸術学科デザイン学課程卒業。 
大学在学中よりイラストレーターとして活動を始め、
2009年からは紙版画の手法を用いた作品で書籍挿画、展示などで活動中。私家本として制作してきた『退屈をあげる』が2017年10月、青土社より新装版として刊行。

*これまでのイラストのお仕事*
<書籍>
「この日本人に学びたい」著:松尾スズキ(ロッキング・オン)装画
「同姓同名小説」著:松尾スズキ(ロッキング・オン) 装画
「あほな女」著:中村玉緒(広済堂出版) 装画
<雑誌>
「ダイヤモンドZAi」(ダイヤモンド社)
「週刊SPA!」(扶桑社)   など
<web・広告>
味の素ほんだしキャラクター「こはる」


*これまでの版画のお仕事*
<雑誌>
「nid」(エフジー武蔵)表紙
<書籍>
「食べごしらえ おままごと」著:石牟礼道子(中央公論新社)表紙
「食と建築土木」著:後藤治、二村悟、小野吉彦(LIXIL出版)表紙、挿画
「猫のことば 表情・行動からみつける共通言語」著:塩田 正幸 (池田書店)挿画
<その他>
阿佐ヶ谷ZAKKA土の記憶オリジナルエコバッグイラスト

<自家本>
「退屈をあげる」著:坂本千明 デザイン:前原葉子 印刷:AGAPEE

*展覧会*
<個展>
1997年「記憶のシワ」展 原宿ギャラリー長谷川
2000年「スロウファスト」展 渋谷ART WAD'S

<二人展・グループ展>
2008年
5月 陶と絵二人展「ニゴジュウ」十条リトルコ
2009年
2月 版画と古道具二人展「日々刻々」西荻窪ギャラリーみずのそら
4月 陶と版二人展「凹」阿佐ヶ谷CONTEXT-S
10月 陶と版二人展「回」多摩市音豆ギャラリー
2010年
5月 「三人の版画展」奥沢ギャラリー澄光
7月 陶と版二人展「うろ」阿佐ヶ谷CONTEXT-S
2010年
11月二人展「しんしん」西荻窪ギャラリーみずのそら
1月「New Year Greetings展 2011」西荻窪ギャラリーみずのそら
6月「雨の日は、手紙を書く」下北沢暮らしの道具の店 シマシマヤトーキョー
11月三人展参加
2012年
12月「文具vol.02」吉祥寺poooL02
6月「雨の日は、手紙を書くvol.2」下北沢暮らしの道具の店 シマシマヤトーキョー
8月「ほうきと暮らしに寄りそう道具」吉祥寺poooL
9月「手の先の道具vol.02]吉祥寺poooL
2013年
6月「はじまりはじまり」(グループ展)国立くるみギャラリー
8月「小さな額縁展」(グループ展)国立くるみギャラリー
9月「給水塔と赤い屋根」展(アサガヤデンショ)阿佐ヶ谷CONTEXT-S
9月「ペットショップにいくまえに」版画展~みんなのいえ~ (グループ展)経堂ウレシカ
2014年
3月「パーティー!」展(グループ展)西荻窪ウレシカ
11月「猫、または猫的なもの」展(グループ展)恵比寿ギャラリーまぁる

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猫・楳(♀うめ) ...2013年1月9日推定4歳11ヶ月で天国に旅立ちました。

2009年1月、我が家のマンション一階の郵便受けの下に、
ガリガリにやせ細って、風邪により鼻水ズルズルで、
顔の毛も禿げきって、動けずにいるところ、バチッと目が合ってしまい保護。
保『小』の字ブチとダミ声がチャームポイント。
名前は、尊敬する楳図かずお先生が裁判で勝訴した日に
我が家にやって来た事を記念して「楳」(うめ)と名付けました。
我が家の中心で1番目の猫。

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左/煤(♀すす) 2014年4月30日で推定2歳
2012年6月30日、2ヶ月歳で我が家の一員となりました。5匹兄弟のうちの2匹。
最初の一ヶ月まで♂と信じられていた煤は、いまだに♂扱いされがちです。感情表現が実にシンプルでわかりやすい甘えん坊。滅多に怒りませんが、超ビビリ性格故来客(宅配便の人も)時にはダッシュで物陰に隠れます。チャコールグレーにうっすらシマ模様、尻尾はハサミでチョキン!と切られたみたいな形。

右/墨(♀墨)同じく推定2歳
生後1ヶ月のお見合い時は一際小さかったせいもあり、今でも煤よりもひと回り小さい体ながら性格は完全に姉御気質。
物怖じしない冒険家にして切り込み隊長。最期までシャーシャーされながらも楳の事が大好きだったので、楳が居なくなってしまってからは、グッと甘えん坊になりました。大胆さと繊細さ、優しさを併せ持つ愛すべき黒猫(腹毛と胸毛の一部のみ真っ白)。かぎ尻尾の先が矢印型というのが特徴。

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帰省したのに体重がほぼ変わらなかった。
これを奇跡と呼ばずして何と呼ぶ。
4日ぶりに、帰省後いつもそうする様に恐る恐る体重計に乗って驚き。そしてガッツポーズ。初めて「帰省」という魔物に勝利した気がしたな。ウィーンッ!!

それもこれも義父母の自家菜園で採れた無農薬野菜と地魚中心の食事のお陰か。魚がもー旨くて旨くて、当分白身のお刺身は食べずに暮らせるという位、3日間腹一杯食べ続けたのに。
はたまた甥っ子のお相手に励み、背中とスネに数箇所青アザをこしらえた(主に5歳児によるマジ蹴りで出来たもの)事へのご褒美か。
或はその甥っ子のためにと買われたWiiスポーツのボクシングを試しにやったりして、しかも本編ではなくトレーニングメニュー(サンドバックを打つだけのやつ)であったのに、2セットやっただけで翌日全身筋肉痛になる程の脂肪燃焼率の高さだったという事か(それはない)。
とにかく本当に良かった。この勝利を誰に伝えよう。とりあえず田舎の両親に。

そう、田舎の夜は早くてねえ、暇で暇で、暇に任せてWiiで色んな人の似顔絵作って遊んだ(図参照)。我ながら似ている。
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「ウキャキャキャ!変なかお〜〜〜〜〜!」と甥っ子にもウケが取れた(甥っ子の家系には私の様な線のみで構成可能な公家顔が一人も居ない)し満足。満足過ぎてWiiが欲しくなった。正しい遊び方では無い気がするが。

明日はO-EASTでのbonobosやスペアザのイベントに1人参戦し、翌日のお料理教室が終わったら、しばしスローライフとオサラバし目まぐるしい日々をしのがねばならなそうである。普段あまりその役目を果たしていない私のスケジュール帳が珍しくプレッシャーをかけてくる。いや、相変わらずページは白いのだが、炙り出すと見えない字面がうじゃーっと見えそう。コワイ。ああ、流行にはとんと疎いが緊張だけは誰よりも先取りしてしまう体質が恨めしい。早くも胃炎になりそう。


※イラストは甥っ子のWii中に笑い屋のオバハン状態で場を盛り上げる伯母。
 たまに刀(新聞紙)で切られたりもする。「そこになおれ」とも言われる。
 そして冬の帰省時には専用の「はんてん」を着るのが通例となっている。
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昨日の雪は、キセルの新譜『Magic Hour』発売の天からの祝福と勝手に思い込み、猛烈な寒さを何とかしのいだ私だった。
多少売り上げには影響してしまったかもしれないけれど、あんなにキセル日和な一日は無かった。(もちろん、新譜は素晴らしかった。揺るぎない姿勢はそのままに、しかし確実に進化している彼らは本当に眩しい。)

「天からの祝福」と言えば。
イタコであった私の祖母が亡くなったのは、私が大学2年の時、まさに冬の真っただ中で、その地域独特の風習なのか何なのか、納骨は親族など20人程でゾロゾロと雪道を歩いて墓まで向うというものだった。あの様な形式のものは、後にも先にも一度しか経験した事が無いので記憶が定かではないが、お骨の入った箱を先頭にして、そこから列の最後尾まで伸びる長い長い白いヒモ(状の布だったか?)を皆それぞれ掴み、さながら電車ごっこの様に、女性は大人でも子供でもやはり白い布を頭からほっかむりし、身籠だった従姉は腹帯の内側に鏡を忍び込ませて(これは何処もそうなんでしょうかね。不幸ごとが赤ん坊に及ばぬ様にはね除ける意味らしい)、皆うつむきがちにゾロゾロと歩いた。その様は、周りが雪で覆われているのと、喪服の黒と長いヒモとほっかむりの白と、その場の沈んだ空気感のせいか、何もかもがモノクロームの世界で、現実味の無い不思議な光景だった。

りんご畑を抜けた先にある、お世辞にも立派とは言えない淋しい墓地に到着するや、突風が吹き、それまで気配も見せなかった空から雪が降った。いや、もしかしたら周りにあった木々に積もっていた雪が風で舞い散ったのかもしれなかったけれど、横にいた母が「あばちゃ(津軽弁でお祖母ちゃんの意)が皆来たから喜んでいるんだ」と言った。

そんな光景が珍しくかったのか、埼玉から来て参列していた従兄が呑気にもその場面を写真に収めたりなんかしていたのだが、後日焼き上がったその写真をみたら、母の言葉もあながち外れていなかったかもしれないと思った。写真に写り込んだ雪の粒の大小1つ1つがまるで紙吹雪のように「三角」の形をして舞い散っていた。演歌歌手か何かの、リサイタルのラストを飾る見せ場の様にキラッキラしていて、「最期までやるなあ、お祖母ちゃん。自らなんと盛大な演出。」と感心したものだった。

そんな写真の事を思い出した。今も何処かにあるはずなんだけれどなあ。

と、書いている場合では無かった。ついつい昨日の雪×キセルで思い出してしまった。
しかし、今年は忙しくなる!!いや、既に忙しい!!
仕事諸々、さっきようやく片付いた。コミュ作って遊んでいる場合ではなかった。確定申告?忘れてた。いや忘れたい。心ある人に委ねたい。先ほど送られて来たbonobosメールニュースで知ったワンマンライブ(今回は全国津々浦々回るみたいですね)も、これはちと行かれないかもしれない程に忙しい。
しかも明日から帰省だよ。おいおい、それは巷ではオフと言うのではないのか。いや、帰省すると当たり前だが東京でやらねばならない事は全て出来ないよ。しかも今度は南は熊本だ。青森もどっちも遠すぎるんだ。何でもキュッと短縮するのが得意な日本だけれど、地理だけはどうにもなりません。飛行機も何年ぶりだろう。軽く怖いのだった。

週明けには帰京予定。さあ、荷造りじゃ。
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「何故、下北がそういう場所に選ばれたのか」という問いに、長年下北に着目し続けた映画監督の土本典昭氏は「へんぴだからですよ」と答えた。即答だった。
「便利なら東京湾に作ればいいんだ。あそこだったら人を殺しても大した数は死なないから」と。
或はイギリスで「放射能汚染から環境を守る会」の活動をされている女性は「何も起こらないうちは施設を支援する。がんや放射能に関連する病気を発症して初めて疑問を持つ」と言った。彼女の息子は放射能が原因と見られる白血病であった。

これらの言葉が何もかもを集約している。
もしも風や海を伝って遠方に暮らす自分たちの場所まで害が及ばなければ、その被害が六ヶ所だけで済んでしまうのならば、人々はこの件を問題視しただろうか、と考えてしまう。 これまでずっと面倒ごとは皆日本の端っこに追いやられてきたじゃん、という話だ。もちろん私も含めてだが。

しかしこの年末年始、実家のある三沢(ここはここで米軍基地問題も抱えている)に帰省した時、両親も幼なじみもその家族もこの映画の事など全く知らなかった。というより、この六ヶ所にも程近い地域ですら、その感心はひどく薄いのが現実。圧力などもあるだろうから、なかなか地元での上映も難しいのかもしれないが、農業や漁業などの、一番最初に打撃を受ける職業であったり、自らの興味を持ち探っていく様な事でもない限り、ただ漫然と生活している状況では情報は入らないのかもしれない。
それは青森出身の私ですら、この作品を今さらようやく観ているという事でも言えるだろう。知らなすぎるのだ。前半に登場する漁師達とデモ隊衝突の場面など、あれほど激しく異様な出来事をコレまで全く知らずに(或は気に留めずに)いたという事も、自分で驚いてしまう程だった。

と同時に、核燃を大きなビジネスチャンスととらえるクリーニング屋経営者の姿もまた真理。もし私が彼だったら、間違いなく同じ行動を取っている。この後の人生、食いっぱぐれないためには選択肢は無い。彼もまた必死なのだ。「利権」というものがプンプン臭ってくる登場人物ですら「六ヶ所の未来を、発展を考えて」という気持ちに嘘は無い様に思えてしまった。

いずれにせよ、この作品は非常に良い作品には違いない。
少しでも偏った雰囲気を感じたら、恐らく最後まで観ていられなかったと思うけれど、そういうものは無かった。
私に美しい言葉で感想を書く事は出来ないが、ことあるごとに聞こえる「やませ」の轟音が、昆布小屋の婆達のディープな訛りが懐かしい記憶とも結びつき、余計に苦しい気持ちになった。

写真は完全無農薬の米を作る苫米地さん。実家の近所のおばちゃんそっくり。
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※上映会が託児付きというものであったため、子供釣れ参加率が高かったのだけれど、皆映像に興味は無いものの上映の妨げになる様な子供は一人もおらず、実にスムースで良かった。最後の方で何故か全裸で走っている子は居たけれど(イラスト参照)。平和な眺めだった。
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by sakamotochiaki | 2008-01-21 17:06 | Comments(0)
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昨日、何が悲しくてか休日の新宿世界堂に行ってしまった。
町田の閑散とした世界堂に慣れ切っていたため、レジ待ちしている時間の長い事長い事。並びつつ、あと一人で自分の番となった時「あ!0.4ペンも買わなくちゃいけなかったんだ!」と気付いて列を退きまた一から並ぶ切なさよ。もーこれからは絶対平日しか行かない。

道は上も下も混雑していて大変歩き辛かったため、買い物を済ませとっとと帰宅したのだが、その道中ずっと「同一有名人」の事を考えていた。
「同一」という言葉が相応かというと少々違う気もするのだけれど、コレがなかなかに説明が難しい。「そっくり」や「似ている」とは違う。しいて言えば「大差無い」「どっちでも一緒」が一番的確だろうか。

例えばこんな時がある。

A「ホラあの人なんてったっけ。
 俳優のさ、ちょっと男臭さが売りの、40代位の、
 い…そうそう、確か名前の頭に『い』が付く…、 い何だっけ?」

B「あーはいはい。いるね。 あの、ちょっと兄貴っぽい人でしょ。」

A「そそそ。兄貴っぽい人。で、関西出身の。」

B「いー、いー、いー、わかった。伊原剛志。」

A「んー惜しい。そっちじゃなくてさ。 ホラ、元自衛隊のさ。」

B「ああ、今井雅之の方か。」

A「それそれ、そっち。あースッキリした。」

B「……スッキリしたとこ悪いけど、 それ、どっちだって同じじゃね?」

A「わ、ホントだ。どっちでもいい。 あー余計にスッキリした。」

姿形の似てる似てないではない。 芸能界におけるポジションが似てる。或はほぼ同一。 この役をどっちがやろうが、 見ている側の印象は恐ろしい程に同じ。
片方を思う出そうとすると、もれなくもう片方も脳裏に出没。 薄目で眺めりゃ、老人や小学生からすれば同一人物。 同じカテゴリーの居住者達。
だから「顔が似ているそっくりさん」(例:中山秀征と香田晋 松たか子とホンコンさん)という事でもない。大人数のトーク番組の中で1つしか無い枠を争う様な、まあひらたくいえば「存在がかぶっている」という事だろうか。

さらに例をあげるならば上川隆也。
私の中ではこの人は別所哲也であり、谷原章介である。細川茂樹でもある。もうちょっと視野を広げると葛山信吾で豊原功補でもある。上川隆也同一有名人は考え出すと数珠つなぎで現れる。
森口瑤子と若村麻由美。 この二人もどっちかが急病で撮影をドタキャンしたら、もう片方に振ったらいいと思う程に同一人物だ。
玉木宏と玉山鉄二。「玉」のせいだけではない同一ぶり。
榎本孝明と辰巳琢郎。 単に浅見光彦のせいかもしれんが中村俊介はやはり入らない。
金子昇と要潤。もーどっちでもいい。
あと、超超個人的で、しかも30代後半層限定になるが、
尾美としのり・宮川一朗太 ・松田洋二 。昔、学ラン着てたからだけじゃんって話ではあるが、この三人は私の中で一人だ。 ヒゲなんかたくわえらて誤差が見えると軽くショック。 いつかこの三人が学ラン学帽たすき鞄姿で 『NO MUSIC NO LIFE』 と叫ぶタワレコポスターが見てみたいものだ。


と、こんな具合。
わからん人にはわからんと思う。しかしこれを考え始めると、悪いが私はそらもう楽しい。 寒い冬の夜にコタツに入って(我が家にコタツは無いけれど)ぬくぬくと、電車の待ち時間にぼんやりと、トイレでまったりと、「15分ぽっちの半端な時間、いったい何に使えというのさ」な職場の午後の休憩時間を活用して考える同一有名人。無駄な時間を潰すにはさらなる無駄を持って対応。そんな塩梅である。

常にこんな事ばかり考えていると思われるのもアレだが、あながち否定も出来ない。事実、滅多に夜更かししない私が、昨夜は東幹久と同一有名人を考える事に熱中するあまり、夜中の2時まであーでもないこーでもないとやっていた。しかも結局答え出ず。馬鹿か。でも悪いがすっげー楽しい。楽しいついでにmixiでコミュも立ち上げてしまった。題して『タレント名鑑/ドタキャン版』。キャスティングにお困りの業界関係者の方を勝手にお手伝いしようというコミュだ。 それで夜中の3時過ぎまで作業。馬鹿だ。
いや実は前々から作りたいと思っていたのだが、このニュアンスをなかなか人に伝えるのは難しいので、まあ個人メモの延長でもいいかと。もしご興味のあるmixiユーザーはどうぞご参加下さい。カキコミ、トピ立ても歓迎です。


さて、本日は割と近所にあるセシオン杉並という施設で開催された『六ヶ所村ラプソディー』のワンコイン上映会に行って来た。
青森出身者としては随分と遅くなったが、ようやく観た。感想は本当に様々あるが、それはまた後日改めて書けたら。(こんな日記と同じ場所に書くのは、いくら馬鹿でもあんまりだと思うので)
内容でというよりは、寒々しい鼠色の漁村と、ほっかむりをした婆達のディープな訛り、懐かしい「やませ」(海から吹き込む湿った風)の轟音、鳴り響く津軽三味線に気付いたら泣いていた。
画像は元漁師の坂井留吉さん。
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その後、阿佐ヶ谷で合流した陶芸家の友人と家人とで飲み。
目当ての高円寺のちゃんこ屋が定休日で危うく鍋難民になりそうだったが、なんとか「アンコウ鍋」と「タラと白子の鍋」にありつけた。まあまあ旨かったので良かった。
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珍しくこんな時間まで台所で作業してしまった。
本当は明日やるつもりだったのだけれど、何となく今日中に片付けたくなって、久しぶりに味噌の仕込みをしてみた。

「味噌作り」と聞くと、むぬ凄く手間がかかって面倒と思われそうだけれど、レシピは何かの雑誌で読んだ笑っちゃう程に簡単なもので、材料も大豆1kgと
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米麹1kgと塩500g(今回はたまたま家にあったハワイの塩とバリの塩混合)くらい。
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圧力鍋さえあれば、大豆も加圧5分で柔らかく出来て簡単。粗熱が取れたらマッシュして、
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大豆の煮汁で固さを調整したマッシュ大豆と、予め米麹をほぐして塩と混ぜておいたもをヘラで混ぜ合わせる。(私は最終的には手で混ぜてしまったが)
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容器もホーロー鍋なんか(熱湯とアルコールで殺菌済み)で良く、味噌だね(この段階で味見をしてみるとかなり塩辛いが、一丁前に味噌の味になっている)をびっちり詰めて表面をならしサランラップをかぶせた上に殺菌用の塩を振る。
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押し蓋と重し(鍋同様に殺菌したもの)を乗せて、紙(今回はちょうど良い紙を準備していなかったので、仕事用のトレーシングペーパーにしてしまった‥‥)で蓋をして終了。
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4月に気温18℃超えが一週間続いたあたりに天地返し(秘技!て感じだが、何の事は無い。味噌の上下をかき混ぜるだけ)というのをやって、そこから2〜3ヶ月後完成。

作業的には大して時間もかからないし、実にお手軽に「手前味噌」を作る事が出来る。初めて作った時でもあまりに簡単なのに結構美味しく出来た事に味をしめ、毎年作ろうと思っていたはずが、この作業をするのは実に2年ぶりだ。
ある時から私にとって、こういうある程度時間を要して完成に至る料理、というか、ある程度時間を要して結果を得るもの、とも言えるかもしれないけれど、そんな行為のハードルがグンと上がってしまった。数ヶ月後の完成を心待ちにして仕込んだとて、数ヶ月後の自分が今と同じ状況で、同じ気持ちで、その完成品を手にするとは限らないという、当たり前と言えば当たり前の事実にぶち当たったからだった。空気公団の歌ではないけれど、

 ♪今日のままで〜 いることなんて〜 出来ないって〜 わかってる〜

という現実を前にした時、私の目には「手前味噌」は実に哀れで無意味なシロモノに映った。まあ、時間的な余裕がなかったという事もあるかもしれないが、以来味噌は作っていなかった。何となく手を出す事が出来なかった。
じゃあ何故今年は仕込む気になったかといえば、これは特に理由は無いのだけれど、相変わらず半年熟成後の味噌完成時に自分が今と同じ状況と気持ちで、このホーロー鍋の蓋を開けられるのかどうかは全くわからないので、やや及び腰で仕込んだ訳だが、ただ出来る事なら味噌が美味しく出来て、それを嬉しく思って、美味しく頂けたら有り難いと思う。

そんな事を書いているのは、今月末とあるお料理教室に参加する事が決まったからか。ひょんな事がキッカケで先月お知り合いになった料理家さんのご自宅で催されるもので、かっちりと期間や回数が設定されているものではなくて、その時その時の都合が合えば参加、みたいなユルさも私に丁度良さそうだ。料理家さんはベジタリアン。ブログ(http://chimcham.blog.ocn.ne.jp/chana/)ではとーてーもー美味しそうな料理が沢山登場し、そのライフスタイルの徹底ぶりも素晴らしい。私は肉も魚も乳製品も食らいまくりのライフスタイル共々雑食野郎だけれど、年齢的にも確実に野菜を中心にした食事が体には良いだろうとは思っていた。ならば野菜を美味しく食べたいが、しかし長年自炊をしてきて、自分の味にも少々飽きがきた。自分の発想外のレパートリーをもっと増やしたい。いやいやそれよりもちゃんと基本を学びたい。という事でこの出会いは渡りに船という感じだった。
「教室」というもの自体も相当に久しぶりなので、何だか楽しみ。

※イラストは内容に全く関係なく、私のこの冬唯一入手したセール品。
 気に入ってます。
※それと写真のテーブルはお分かりの人も多いと思われますがキャンプ用。
 引っ越して来てからはや半年過ぎてもまだ仮テーブル。
 お陰で隙間から味噌だね落っこちまくって床掃除が大変。
 早くまともなテーブルを買いたい。
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咳止めシロップもとおに飲み干し、依然として咳と格闘中。

が、昨日の夜中は不思議と咳が収まってくれて、久しぶりに朝まで殆ど目覚める事なく眠る事が出来た。朝(いや昼近くだったが)起きたら再び咳が出始めたけれど。同時に左あばら部分がピッキーンと痛み出した。全く嫌な感じだ。
鼻も詰まり出した。鼻が詰まると思考も詰まるから困る。10時間寝ているはずなのに頭がボンヤリするし、体のキレも悪い。外出欲ゼロ。良かった、一昨日「キッチン用水切りネット」を買って来ておいて。「キッチン用水切りネットがストックゼロ」程度の弱々しい理由のみでは、今日みたいな日は絶対に腰が上がらなかったろうから。
味覚もおかしい様で、昨日は口にするもの全てが妙に苦く感じた。カレーを食べても、ピクルス食べても、ジュース飲んでもほろ苦かった。乾燥に耐えきれず飲んだビールも不味かった。風邪は舌もバカにするのだなあ。

そんな調子なので今日は仕事もテキパキ進まず。
年賀状の宛名を書いている時、「‥‥つくづく下手な字だなあ」と家人に諦め顔で言わしめる程に悪筆の私が、何故か毎月頂いている文字仕事(これだから得手不得手と仕事は関係ないのよねーと思う)のみ終了。
先月、西荻をぶらついた際に、たまたま入った骨董屋で手に入れた簿記用細字ガラスペンが最近のお気に入りで今回も使用。もちろんイラストにも使える。
私は人より筆圧が強いので、なかなか華奢な線が描けないのが悩みなのだけれど、このペンで描くと引っかいた様な線が描ける描ける。漫画を描く時に使う丸ペンの様な感じで、岩館真理子なカスカスした線描き放題。とても楽しい。2〜3本買い溜めすれば良かった。


さて、昨日催された『はすばらムーンアダルト』は盛況でしたね。途中ここは何処の国?という程に高まる外国人率。
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私は体調が今ひとつだったので、搬入後、様子を見つつ帰宅しようと思いながら、結局夜の宴会まで参加。乾燥による咳が辛くなり途中リタイヤしたものの、『はすとばら』店長ぎゅうさんの奇想天外なのに体に優しく、お味はもちろん激ウマな料理を堪能するために残ったと言っても過言ではない。殆どそれを目当てに参加している様な私だ。しかし、先に書いた様に泣ける私のバカ舌。万全の体調と舌で頂きたかった。

出店していた『薬草ソムリエ』から購入した『超魔術』(数種類の薬草を煎じて発酵させた液体)を昨夜から早速使ってみた。 頭皮に塗れば白髪の生え際が黒くなり、剥がれかけた爪に塗ってみたらくっついたり、肌荒れ、ひび、しもやけ、かゆみ、腰痛、ねん挫にまで効くとの事。まさしく『超魔術』。
もともと父親そっくりの髪質であるため覚悟はしていたものの、江戸川乱歩の小説みたいに一晩で真っ白という事はもちろん無いが、しかし2年前からドッと増えてしまった白髪。まあ、あまり目立つ場所ではないので言ってる程気にしてはいないのだけれど。その効果やいかに。

そして明日は山田美容室の山田さんと世田谷ボロ市に行く予定なのだけれど、寒さで風邪を悪化させそうなので、一瞬冷やかしてくる予定。
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コンタック咳止め薬効果無し、という感じで、今日も寝不足。横になると咳き込むので参りました。腹筋と首筋痛し。

寝不足で朦朧とした頭のまま、朝から某ギャル雑誌の表紙の模写(って程でもないけれど)仕事。資料として送ってもらった画像がもー目に痛くて痛くて。珍しく「東京」を無視し切った番組『秘密のケンミンSHOW』(http://www.ytv.co.jp/kenmin_show/index_set.html あれ、ホントに地方出身者じゃないと面白くないよなあ)に出て来る大阪のオバチャンみたいにひたすら足し算に足し算を重ねまくった表紙。モデルの顔は明らかに修正加工されていて、エアブラシな陰影が不気味だし、アイラインは既に「アイ」の「ライン」ではない。アホみたいな付け爪にはアホみたいにでかいリボンが付いている。バリーン!ってやってやりたくなる。同じ星、同じ生物、同じ性別と思えぬ、ココとソコの遠さを感じながらの仕事。


そう『秘密のケンミンSHOW』はついつい見てしまう。
何曜日の何時にやってるかは知らないのに、ザッピング中に出会う事が多い様で過去に放送された半分以上は見ているのではないだろうか。昨夜のスペシャルも偶然見つけて、結局そのまま最後まで見てしまった。

今まで番組ラストを飾っていたご当地スナック美人ママのコーナーが無くなっていたのが残念だった(セットのバーカウンターで繰り広げられるみのもんたの独り言がそこいらの芸人より面白かった)が、我が青森出身代表が田中義剛というのもどうにも抗えない事実である故仕方が無いとはいえ非常残念にだったが、まあお隣岩手出身代表がいまだに新沼謙司だった事に比べたらまだなんぼかマシか、いやいやそんなの目くそ鼻くそじゃあないか、と己の低次元な争いを恥じつつ、まあ無理矢理席を埋めるために聞いた事も無い若手女優やらグラビアアイドルを出されるよりはまだマシか、とも思ったりもしたが、何にしても「大阪府民は見えない刀でも斬られる」の立証映像はイイ。素晴らしい。既に昨年放送されたものの使い回しだったにもかかわらず爆笑した。録画しておいて悲しい事や辛い事があった時、それを見ればとりあえず爆笑できるんじゃなかろうか。
ああいう県民性から恐らく一番遠いであろう青森出身の私としては驚愕すると同時に何とも羨ましく感じる。あ、羨ましいは言い過ぎか。でも同じ実験を青森でやったところでたぶん無反応だろう。「はあ?」って怪訝そうな顔してそそくさと去って行きそうだ。もし私が大阪で生まれ育っていたら、あんな風に「イイ斬られ方」が出来ただろうか。

しかし、地元でも結構知らない習慣が多い事がわかる。
以前「青森県民は朝、温泉でひとっ風呂浴びてから出勤する」(入浴後、スーツに着替えそのまま会社に向かう)というネタがあり、いつでも温泉に行ける様に車には『お風呂セット』常備している人だらけだったのだが、私はその習慣を全く知らなかった。母に聞いてみたら「そうそう。家風呂使わないって人多いわね〜。皆車にタオルやらシャンプーやら積んでるしね〜」との事で、単純に外出嫌いの父の影響で、我が家にはそういう習慣が無かっただけの事らしい。何か残念な気分だった。

まあ、多少の脚色はあると思うけれど、今後もついつい見てしまうんだろうなあ。実は企画会議が一番楽しそうな番組だよなあと思うけれど。


さて、来週までに作品ファイルの様なものを作らねばならなくなった。困った。
長い事、持ち込み営業もサボリ気味で、その昔作ったファイルなどもう全然無意味なものになっている訳で、かと言ってわざわざファイリングする様なストック作品もない。とりあえず無印でファイルを買ってみた。2冊も。我ながら無茶な事を。


※イラストは斬られる練習。(今日は3分ですいません)
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ショック。
友人のアンティークショップ店主のブログで青梅街道にあった民芸『あじろ』の閉店を知る。(『あじろ』と言えば→http://sakamoto5.exblog.jp/6971432/)
先日、新中野のハナマサに買い出しに行った際も、いつもならばつい寄り道してしまう所だったのに、行きも帰りも気付いたら通り過ぎていて、
「あれ?今日はあじろ、お休みだったか?
 だからうっかり通り過ぎたか?」
と思ったのだった。その時、何となくそんな予感はしていたのだが。
いつも用も無いのに入っては、結局何かを買ってしまうイイお店だった。看板娘だったおばあちゃんが上品で可愛らしくて大好きだった。去年中央線に舞い戻って来てから久しぶりにふらりと行った時、おばあちゃんは居なかったけれど(息子さん?が店番をされていた)、お店は相変わらず素敵だった。その時購入したすり鉢は、大変重宝している。今後、何かあったら「あじろ」があるんだなあ、と嬉しく思ったものだった。
「あじろ」の店先には見事なめだか鉢があり↓
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その蓮を羨ましそうに眺めていたら、株分けしてくれたりもした。
↓これがその時の蓮。今は冬なので葉は腐ってしまったけれど、めだかの卵付きだった様でその後孵化し、現在越冬中。
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頂いた蓮の株は大事に育てよう。「あじろ」の店先みたいに立派なものなるかはわからないが、夏になったら咲いてくれますように。でもやっぱり強烈に淋しい。

淋しいといえば、年末年始の実家帰省中、部屋のドアというドアにやたらと肩を激突させては「うぐう」と悶絶していた私だった。36年も同じ体で生きてきて、己の肩幅の目測を誤るとは大丈夫か私。と思ったが、私がどうこういう問題ではなくて、実家の間取りに私の体が馴染みが無いというのが正解の様だった。今の実家は私が大学進学のため上京すると同時に建てられた家であるので、私にとっては実質「暮らしてきた家」では無い。そのために微妙に勝手が違うのだろう。
いまだに夢に出てくる私の実家は、私が4歳から14年間暮らした、現在借家となって原燃で働く一家に貸している古い方の家である。起きている時は思い出せない様な微妙な間取りも夢の中ではクッキリハッキリ思い出せる程に脳にすり込まれている様だ。
ズキズキと痛む肩を撫でながら「私の実家はココではないのだなあ」と思い、少し淋しかった。


さて話は変わって、色々告知です。
まずは友人の写真家・杉本文さんのスライドトークショー開催です。
以下、コピペ。
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1月11日(金)@高円寺MOON STOMP 19:30〜
「ロマ”ジプシー”を訪ねて」
チェコ、ハンガリー、ルーマニアを3ヶ月間廻る中で出会った、現在のジプシーたちの姿を写真と音楽とでお届けする2時間です。話もたくさんします。20名ほどの会場となりますが、まだまだ入れそうですので、どうぞお誘いあわせてお越しくださいませ。
↓詳細コチラ。
http://www.bighitcompany.com/moonstomp/sche/ms-sche-0801.html
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それから、昨年夏に開催されたイベントの第二弾に私も参加します。
って、たぶんカレンダーのみの出品になると思いますが。今からすいません。
以下コピペ。
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新年会@はすとばら − はすばらムーンアダルト
ムーンシリーズ第2弾。成人の日はアートマーケットとライブで新年会。

*日時
1/14(月・祝)
イベント  13:00〜18:00頃
パーティー 18:00頃〜

*場所
はすとばら 
住所:〒150-0043 渋谷区道玄坂1-16-8 常磐ビル2F
tel/fax:03-3463-5240
mail:hasutobara@yahoo.co.jp
blog:http://hasutobara.exblog.jp/
mixiコミュ→http://mixi.jp/view_community.pl?id=2052819

*参加アーティスト

梅田香奈
:ガラス作家。視覚・聴覚・触覚を刺激する作品を創り出す。
http://www.sci-fi-box.com

薬草ソムリエ/小林妙子
:薬草ソムリエ。人と自然のつながりdesigner。
パーマカルチャリスト。山奥から摘み取ってきた薬草をつかって
魔術・万能薬・お茶など を処方します。

坂本千明
:イラストレーター。書籍・インターネット・広告まで幅広く活動する。

shigusa
:植物染料と伝統的な型染め技法を使って手拭いを制作。
天然素材にこだわる方に支持されイベントやカフェオリジナル手拭などを手がける。
http://www.shigusa.net

関根まり
:学生時代より都内各所でapetopeとしてアクセサリー制作、販売をスタート。
現在はジュエリーアーティストmogとして活動を始める。

ぴのこ家ぴのこ
:子供から大人までジャンルを問わずたくさんの人が楽しい気持ちになれるもの作りを目指しています。きのこをモチーフにしたハンドメイド雑貨。
http://www.pinokoya.com/
mixiコミュ→http://mixi.jp/view_community.pl?id=293230

フクマカズエ/hasu no hana
:オリジナル雑貨を制作。ニューアイテムを掲げて再戦予定。
http://hasucafe.petit.cc/

工房くらげ/シミス゛ナオコ
:きのこ雑貨とてびねりの焼き物。
mixiコミュ→http://mixi.jp/view_community.pl?id=1986479

*ライブ
コトブキロープC.O.
:これは微睡みミュージック。
騒音ギターとさわやかヴォイスでザワザワしちゃう。G/Vo.ガク

ずんべらぼう
:Vo/Diembe:HirocoとGt:今村拳によるユニット。
Hirocoの曲にイマケンの超絶ギターアレンジを加えて独自の世界を繰り広げる。
http://www.hiroconet.com/index.html
mixiコミュ→http://mixi.jp/view_community.pl?id=1844634
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ご興味のある方はこぞってお越し下さい。


あとついでにもう一個淋しいと言えば、現在YOUTUBEにもUPされているbonobosの新曲『Someway』がバンプ・オブ・チキンに感じてしまうのは私だけだろうか。年末のワンマンで初めて聴いた時も感じた事ではあるのだが。
バンドというものは常に変化して行くものだとは思うけれど、それに追いつけない自分が淋しいのかなあ。 ライブ会場がますます若年化しそうな予感。おばちゃん着いて行けるだろうか。
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