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DVD『アヒルと鴨のコインロッカー』
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「難しいなあ」が全体的な印象。 文章で読む分にはスッと吸収出来る伊坂幸太郎独自の、そこが一番の魅力ともいえる「ちょっと鼻につきかねないカッコ良さ」を持った言葉達を、改めて音声で聞く気恥ずかしさ。 頭の中で鳴り響いていたディランの歌声を、実際耳にした時の違和感。小説の中で可能であった世界を具現化する事に、健闘しているとは思うのだけれど、拭いきれないこの残念感。所々「えーっ、このメイク、そりゃないよ」と冷める気持ち。
ただ、ドルジが二人を失い、たった一人になった姿は、 異国で疎外され続けた者の底知れない淋しさを感じたし、 明け方の草むらを抜けて行く場面の美しさは印象深い。
映像化した意義を感じた部分ではある。
ハローバイバイ関暁夫、田村圭生のリアリティは良い。 キャスティングを知った時から不安だった大塚寧々も意外と良かった。


空気公団『融』
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持ってはいたのに、ちゃんと聴き込んでいなかった様で、
春の強風吹き荒れる中、不意をついて耳に飛び込んできた『ビニール傘』の良さに驚いて、『うしろ前公園』で心を奪われて、『融』が終わる頃には本当に心が融解。 寒かったけれど、いくらでも歩けそうだった。
冬が一進一退を繰り返しながら春に変わって行く季節に、憎らしいほど似合う一枚。
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by sakamotochiaki | 2008-02-28 15:43 | Comments(0)
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うおあらー。
来月分の町田の版画室予約無事完了したおあらー。(ガッツポーズ)
最初の3〜4回は電話が繋がらず、ぴあ状態で焦ったが何とか希望日、希望時間を押さえられた。前回はボケーッとしていて、9時半予約開始だったのに昼過ぎに電話して、まんまと他の申込者達が「無理」とされた残りカスの様な日にちと時間帯しか押さえられなかったのだった。100%自分が悪いのだが、朝っぱらから行って、昼までしか作業出来ないというのは結構しんどかった。

にしても、版画は今熱いんすか?キテるんすか?いや、ずっと前から熱いしキテるのか。私が知らなかっただけなのか。まあ、都内で器具を借りられる施設が他に無い、というのもありましょうが、訪れる度に版画室は定員いっぱい。
平日であるせいか、平均年齢は高めではあるのだが、定年退職して家に居場所の無いオッサンの、或は暇を持て余した主婦の趣味、はたまた老後のボケ防止用、と呼ぶにはあまりに「本気」な方々が醸し出す空気が、そらもー熱い訳です。イタリアのコンペの申し込みがどーしたとか、個展やるなら新橋のギャラリーがおすすめよーとか、来月の個展は小作ばっかりでねえとか、何ともクリエイティブな環境で、数年前に一度参加した「銅版画一日体験教室」とは異なる雰囲気が充満。(中にはしゃべってばかりで手が動いていない人もいるけれど)
しかも、中学生が美術の授業で無理矢理やらされる様な、初歩も初歩な技法をやっているのは見事に私一人っきりで、皆、何版も使ったり、聞いた事も無い技法をやっていたり、むぬ凄い大作だったりして、ひたすら端っこで存在感を消しつつ、周りの目にも気にも止まらない様にと、黙々と作業している私なのだが、たまにチラッと私の刷り上がった作品を見たオバサマ(オバハンというよりはオバサマ)に、
「あ〜ら、かわい〜」
「私も昔はエッチングやってたわ〜、懐かしいわね〜」
とか言われたりして、その語意を瞬時に読み取ると、その場で灰になりそうな、それはそれは大変な恥ずかしさなのだが、そこを耐えて「でへへへー」と笑い返すという、ちょっとした羞恥プレイを味わえる現場なのだ。
しかし、これが懐かしくも、嬉しくもあり。思えば学生時代は常にこういう環境で、制作途中から自分の作品に他人の視線に曝されるのが当たり前だった訳で、その都度自分が必要ともしていない批評が飛び込んで来るし、それが面倒だったり、恥ずかしかったりするのだが、意外なヒントになったりもする。
卒業して何となくフリーになってしまったが、仕事では感想も批評も本当の本当の部分では貰えなくなってしまったし、当たり前だが作業過程も自分1人で、自分が完成と思えば完成だ。これは楽チンだが、危険と言えば危険で、結構困難。
その両方を知った上で、改めて版画室通いはちょっと面白い。
しかし、引っ越してしまってから、こんな風にわざわざ町田に通う事になろうとは、本当に馬鹿かと思う。でも、そういう流れが決まっていたのだろうな、たぶん。

さて。
今週は働く!と前日記に公言しつつ、昨日は友人と荻窪ランチ&月に一度の自然食料品店『ぐるっぺ』http://www.gruppe-inc.com/特売日買い出し。特売日は初めて行ったのだが、レジ前は長蛇の列。食の安全崩壊の影響か。野菜、乾物、お菓子、豆腐などなどトートバッグいっぱい買って2200円。お安い!(夜、買って来た『島らっきょう』と、細ちっこい『キュウリ』を味噌を付け付け食べたら、んまかった)
ランチは改装後のインドレストラン『ナタラジ』http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13006961/で、ベジタブルカレー4種をバイキング食べ放題2回転。
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その後、ずっと行きたかった『ひなぎく』http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13024057/でお茶。結局夕方5時まで。

深く深く深く、もひとつ深く、自分が目を閉じているのか、開いているのか、もうどっちだかわからないし、もーどっちだって大差のない、クレヨンでしつこくしつこく塗り重ねた様な分厚い層のある暗闇。私が気安く触る事なんて出来ない話をひたすら聞き、無力承知で語り、涙が垂れそうなのを堪えている目を見て、涙が垂れそうになるのを堪える。 しかし一方で、こういう時、私にはや蛭子さんの様な症状が現れるため、必死でボケて「えへらー」と笑ったりする。
知らなかった事を詫びてどうなるものでもないけれど、いや、詫びるのも全くお門違いなのだが、何だか詫びたい気持ちだった。けれど、これも流れなんだ。今だから話せて、今だから聞く事が出来た。人生はそんな風に何となく仕組まれている。後々、そういう事だったのかとわかる。だから難しい。でも1ミリくらいずつ、良い方に向かっている。そう信じる。別れ際はそういう笑顔。

※イラストは昨日買ったお菓子『おやゆびトム』。
全粒粉の生地にレーズンを巻き込み焼き上げていて、「水分が無いと食べられない食べ物好き」のまさにド真ん中菓子。ぼんやりした味もたまらない。 前に買った「いちじく入り」もかなり美味。
と、編集さんから電話が。働きます。
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さてと先週ポッカリ暇だった分、今週は働かねば、と朝からラフスケッチ送信。

22日はビョーク@武道館。
入場してからビックリ。まさかの前から5列目ほぼ中央。雨だか涙だかわからない感じでズブ濡れながら観たフジロックぶりのビョークがすぐ目の前に。しかもそのサイズは等身大。そこに実態があるという事が、まるで夢の様な信じ難さであるが、嫌でも現である事を知る距離感。ああこんな時、裸眼で良かったと思うのだった。若干視力は落ち気味なれど、メガネとか、コンタクトとか、何かを間に挟まないこの直接眼球に焼き付け感。ともすれば、私もビョークの視界に入ってるやもしれない感(なにそれ)。ひゃー勿体なや勿体なや。という妄想に酔う。

観客は年齢層も高めだったせいか、全体的に大人しめだった様に感じ、フジの過酷な状況(満員電車並の窮屈さと雨と地面のぬかるみ)故の、観客の異様な興奮と熱狂ぶりを経験している身としては、ちょっと物足りなくも感じたけれど、それはそれで、皆ビョークの歌声にただただ圧倒されていたのかもしれないと思えた。実際私も、彼女が声を張り上げる度に、涙がとめどなく垂れ流れ、顎からしたたり、最終的には頬がヒリつく程だった。
それにしても40代であるにも関わらず、あの尋常でない可愛らしさは何なのか。歌声は力強く、激しく、優しく、驚異的な包容力でもってその場の老若男女全てを許容する雄大さであるのに、体型も「ややぽちゃ」で、衣裳にいたってはオバハンの様であるのに、彼女自身はまるで小さな子供の様に踊り(しかも普通の人がやったら「ちょっとあのヒト、大丈夫か?」と一瞬で警戒されかねないダンスである)、屈託なく笑う。一曲ごとにマイク横にひざまづき、タンブラーに入った何か(喉用のハチミツかなにか?)をスプーンでペロッと舐める。もーその可愛さ禁止!メロメロになるから禁止!てなもんであった。
いや、本当に素晴らしい経験でした。チケットを取ってくれたN美さんに感謝。お礼に今度、ビョークダンスを私が踊ってみせましょう。台無しでしょう。

ライブ後、友人Hさんチームと合流して飲み。
途中『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を二度と観ない派 vs(笑)DVD持っている程に大好きな私という感じだったけれど。フジロックもそうだったが、つい「ああ、セルマがそこに〜」と思って号泣してしまう瞬間がある私なのだった。それもどうかとは思うのだが、ビョークのライブでセルマソングを聴ける事はないのだろうけれど、しかし『New World』は、インストも含め本当に名曲だと思う。映画館でも放心状態で泣いて、まだ日も高かった外に出た時もやはり同じ様に頬がヒリついていた。今でもこの曲は一節聴けば瞬発力で泣ける。
それとライブでも披露された見れば見れほどわからなすぎる電子楽『reactable』(http://wiredvision.jp/news/200708/2007082121.html )!
この視覚的可愛さも何なんだ!触りたすぎるではないか !↓
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で、翌日は強風にめげず先日の清志郎復活祭メンツ+-1飲み会@はすとばら。
何とも激しく酔いまして、前回のはすばら同様、またしても帰りの記憶が飛び飛び。この症状ここ半年程よく現れる様になってきた。いかんなあ。
しかし帰りの電車でグラッグラして、はた迷惑な感じの私と写真家Aさんだった様な記憶がある。横に居たMさん&T君、本当にスミマセン。別れ際、ちゃんとサヨナラ出来てた?我々。(3歳児か)
どうにかこうにか家に帰り着いて、久々にお風呂にも入らずバタンキューの布団コースで、でも朝起きたらメイクは落とされていて(布団の中でまつ毛を触ってみたら、落ち切っていなかったのだが)、いったい何時、何を使って落としたのか全く謎で、携帯を見ればさらに謎の送信履歴があったりして、ちょっと、いや結構反省。いかんなあ。でも良い飲み会は楽しすぎるんだものなあ。

二日酔い頭痛は避けられたものの、微妙に体の横揺れを感じながら、朝10時スタートの中華レストラン『otonoha』(http://www.otonoha.info/)朝市@阿佐ヶ谷へ。
ここは先日、近所友のH子と初めて夕飯を食べたのだけれど、中華なのにあっさりしているし、メニューもどれも気が利いていて、とても美味しかった。朝市も二人で一緒に行くはずだったが、急きょH子体調不良のためキャンセル。私も十分不調の域でありながらも、横揺れしつつ、一人デレデレと強風にあおられ、目に黄砂入れまくって、あまりの寒さに全身ピキーンとなりつつ向かう。それもこれも『otonoha』のテイクアウトチャーハンをブランチにしようという100%食い意地のなせる業だった。

この毎月最終日曜日に開催されているという朝市は初めて行ったのだが、狭い店内は開店直後でも結構賑わっており、売られている食器や手作りお菓子も良い感じ。もう1つのお目当てだった『ひなたパン』(http://www.k5.dion.ne.jp/~hina-pan/)はH子分共々ずっしり購入。しかし、『otonoha』のチャーハンはご飯の炊きあがり待ちという事で断念残念無念。完全に胃がそれモードになっていたせいで、帰り道、腹の虫にグオーグオーと鳴かれ、ただでさえ体も横揺れしているのもありバタリと道端に倒れそうになる。が、ここで目の前のマックに入っては負けな気がする、と自然食品屋でお惣菜を買い、家人にメールで「お酒を飲み過ぎた翌日特有のみそ汁飲みたい症状が〜〜〜〜」と訴える。
何とか家に辿り着くと、玄関に味噌汁の香り。喜び。納豆と、目玉焼きと、買って来たレンコンとじゃこの煮物、玄米、漬け物、玉ねぎみそ汁で、何にか勝ちを実感した朝だった。食べ過ぎだ。全くいかんなあ。

あ、忘れてましたが宣伝です。
『こはるのおかず日記』完成しまして、そろそろスーパー(店舗によるでしょうが)なんかで対象商品を買うと貰える様になると思います。味の素サイトでプレゼントもしている様です。→http://www.hondashi.jp/diary/index.html
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ニンニクとショウガをおろした後の手って、何であんなに旨そうなんだ。
昨夜の夕食に先日料理教室で習った黒豆と高野豆腐の唐揚げを作ってみた(下味にニンニクとショウガをおろしたものを投入する)のだけれど実に美味しかった。

さて昨日は、そうだ、ポッカリ体が空いた時にこそ!と午前中からお隣中野の病院にて婦人科検診。明日はついに初マンモグラフィー予定。果たして胸が無くても痛いのか検証。
そういやつい最近まで乳がん検診って、婦人科扱いかと思っていたのだが、外科だった。という訳で、一気に2つの科を受診しなくてはいけなかったのだけれど、婦人科で「さ〜て、待たされるぞ〜!」とやる気(?)満々、持参した角田本を1冊読み終える意気込みでいたら、20分程で「外科の順番が回って来たからお先にどうぞ」と親切にお知らせが。促されるまま外科に移動し、触診を終えて婦人科に戻ると「次呼ばれますから」と、何とスムース。近頃の病院は皆こんななの?昔ながら体制で融通利かない底意地悪い田舎の総合病院か、都下の個人医しか行っていなかったから、ちょっと感動。看護婦さんも何だか人間味溢れる人ばかりで、受け答えも親切丁寧。(そういえば電話で問い合わせした時も、対応が好印象だった)
古めかしい昔ながらの病院だけれど、担当医がケーシー高峰質感のオッサンだったけど(それでも、とっても感じが良かった)、どこぞの大学病院より全然イイ!!あそこは本当に行く度に心が淀んだよ…。「財前教授の総回診です」♪パリララ〜 て重たいBGMがバブロフの犬状態で聴こえたもんだったよ…と過去を振り返る。♪パリララ〜 は全然重たくないが。

血液検査も会計も殆ど待たされる事なく、ロビーで見かけた迷子の母親探しをしている若い女性事務員達の姿も清々しく、気持ち良く機能している病院を気持ち良く後にして、紛失してしまった通帳の再発行をしてもらうべく銀行へ(ポッカリ体が空いた時にこそ2)。手数料に1050円もかかると聞き、ンガーックリときたが、これも自分のせい、仕方ないと再発行願いの書類に記入、捺印し提出。しかし待てど暮らせど呼ばれない。すぐ出来るって聞いたのに。
すると慌てた感じで担当者のオバハンに名前を呼ばれた。何かと思えば、私、やってしまったらしい。通帳再発行願いの用紙で、一部間違えてカード再発行の欄にチェックを入れていたらしい。出た。私のツメの甘さ。どうも失礼。ん?待てよ。て事はひょっとして…

「はい。申請頂きましたので、
 悪用を防ぐために即刻カードストップをかけてしまいまして、
 もう、このカードはお使いになれません」

えええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
だからそんなに慌てていたのか、オバハンよ。
いやしかし、私さっき本人確認のために免許証とキャッシュカード渡したよね。確かに一部書き間違えたのは私が大馬鹿者だからに他ならないが、実際に目の前に提出している現物(カード)の再発行っておかしいと思わない?プロならば。絶対おかしいよね。この人なんか間違ってるって思うよね。口頭で「通帳」って言ったよね。「キティちゃんのじゃなくて、普通の表紙の」とも言ったよね。だいたい紛らわしいんだよ記入欄も。書く方は滅多に書かないんだから、そっちががっつりチェックしてよ!

って、わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
ちょちょちょっと待って、このカード、節約女王の友人H子が私に強力プッシュして作らせただけの事があるってなもんで、大変便利でお得な事にセゾンカードもくっついてたよね。って事は、ひょっとしてひょっとしてクレジットカード機能もストップかけられたって事?なのかぁーーーーーーーーーーーーー!
あのコレ、ついこないだ作ったばかりなんですけど。ネットショッピングの登録カード番号変更、済んだばっかりなんですけど。クレジットカードも再発行となると、あーた10日はかかるよね?じゃあ何、10日間わたしゃお金下ろしたくなったら、わざわざ窓口に印鑑持って行かなくちゃならないわ、カードで買い物も出来ないという事?今まで近所のコンビニで24時間手数料無料で引き出せてたのに?ぶえーーーー!!滅多にカードで買い物はしないけど、使えないとわかると何か、ぶえーーーー!!どうにかなんないの?さっきの間違いでした、って3秒ルールみたいな。1回くらいチャンスないの?そんなチャンスがまかり通ってたら、盗難カードの悪用を食い止められる訳ないやね。って無茶を承知で聞いちゃうよ。それやっぱり私が悪い訳?悪い訳か。そもそも通帳無くしてる段階でそれはねえ。でもでもでも、なんか納得いかーーーーーーーーん!!
粗品?要らーーーーーーーーーーーん!!

しかし久本雅美ばりのうっとうしさで謝り倒すオバハン店員に脱力(半分は自己責任であるための弱腰)。ああ、自分より年上の人間を怒れる頑丈な性格が時と場合によって欲しい。最終的には空腹と困惑で目眩を覚え降参。かくして、私の目の前でまだまだ使えたカードはハサミを入れられたのだった。許せカードよ。
大元の目的であった新通帳はゲット出来たのに、新たな、というよりもっと大きな問題を抱えて帰宅。ウォシュレットでスッキリしたつもりが、直後に強力な食あたりになった気分。て、伝わりづら。

という訳で、10日間無駄に銀行に行かなくて良い様に、いつもよりは少し余計にお金を引き出して来た。財布に3万以上入っていると、妙にビクビクする割に、入っていれば入っている分だけ使ってしまう、お金に対してジキルとハイドな自分をいかにコントロール出来るか。とりあえず、あんまり出かけない。

今日も昼間「天すけ」で卵ランチ食べただけ(小麦高騰のあおりか、1100円に値上がっていたが、それでも旨かった!)で、後は机に密着中。
実は版画を作っている。と言っても、皆、小中学校なんかの美術の時間に一度やった事がある手法であるので、銅版画とも違って薬品も使わず、高等技術無し。
けれど授業と違って「こーしろあーしろ」言う先生はいないし、妙に道徳的だったり、コンクールに入賞しやすい大人に媚びたモチーフにしなくていいし(子供の頃の私は完全に賞狙いの嫌な子供だった)、下らないモノを却下されもしないし、なんか自由で良い。指示もされない代わりに指導もしてもらえないので、なかなか進歩しないけれど、それもまた面白い。何より机の上の段階では完成図がわからないのが一番面白い。刷ってみると大抵「あれま」って感じではあるけれど、それも含めて面白い。

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やや。と気付けば、久しぶりに予定ゼロの昨日だった。見事に何もしなかった。
メインイベントは布団干し、唯一の外出も高円寺パル商店街のダイソーに布団たたきを買いに行ったのみ。総出費105円。『サンジャポ』『うちくる』『噂の東京マガジン』も順番に鑑賞する日曜ゴールデンコースも完遂。申し訳程度にデスクワーク(いや、仕事じゃないからデスクホビーか)もちょこっと手をつけてみたものの、気が抜け過ぎてなかなかリズムに乗らず、諦めて日も高いうちから風呂に入り、4時半から1人晩酌してしまった。ボーッと過ごしている間に『R-1』はもう終わる寸前だったが、その後の『レッドカーペット』はガッツリ3時間見た。『物まね』を3時間見てしまった後みたいな徒労感もありつつ、 久々にダラッダラ。

今日も今日とて、午前中に本郷にある皮膚科に行ったくらい。
さすが平日昼間って事で、客(患者か)は私一人っきりで待ち時間ゼロ。逆に女医さんに私のトイレ待ちをさせてしまった。病院が皆こんな風だったら、行くのが面倒じゃなくなるのになあ。
本郷滞在時間15分で高円寺に舞い戻ったはいいが、そのまま家に帰るのも何だか物足りなく、マックで『きのこクリーム えびフィレオ』を食べてしまった。マックにしてはめずらしくバンズも完食出来た。(いつもはバンズがバサバサで途中で降参して中身だけを食べてしまう行儀の悪さ)クリーム大健闘の賜物。
ジャンクネタでついでに書くと『じゃがりこ』に次いで、頭蓋反響菓子として私が好きな『堅あげポテト』の季節限定柚子胡椒味も美味しかった。ポテチは塩味派な私だけれど、かなり高得点。大人のお味。 でも食後大抵胸焼け。

本郷からの帰り道、学生時代からの友人とのランチ計画の日取りをメールで相談していたら、何往復かやり取りした後に、「実は」という感じで、その友人の父上が最近脳梗塞で倒れたと知らされた。呑気にランチの相談している場合ではないではないか、と慌てた私だったが、しかし彼女はとても冷静(何しろその時もヨガ教室帰り)。結局そのままランチの日取りと時間を決めた。
幸い大事には至らなかったという事もあるだろうが、長い事介護の仕事に携わってきた彼女だからかもしれない。学生時代からいつも冷静沈着な人ではあったが、病気というものにも、死というものにも、何度も何度も対峙して来たからなのかもしれない。

それにしても人は本当に突然倒れる。私の父親もそうだった。
「あ、この人倒れるな、ほら倒れる、倒れる倒れる、あーやっぱり倒れた」
ってのは、まあ稀だ。我が家は本人も周りも何の準備も出来ていなかったから、それはもう大慌てだった。いや、一番事態をよくわかっていなかった当の父は、割と呑気にしていて、後々になって事の重大さを思い知っていたか。
後遺症のせいで、やむなく車の免許を返上した(本人は乗る気満々だったが、更新時、教習所でまともな運転が出来なかった)事は、父くらいの年代の男性には手足をもがれる様なものなんだな、とその後の父を見ていてわかる。元々広くもなかった行動範囲がぐっと狭まって、どこに行くにも誰かの手を借りねばならないという事が(例えば私にお小遣いをあげたくても、そのお金を銀行で下ろすために私に車で連れて行ってもらい、私に引き出してもらわねばならない。当然、私はそんなお金は要らないから、乗せて行ってあげないのだが)、随分プライドも傷つけている。
全てこれまでの不摂生のせいと言われればそれまでだけれど。どれだけ準備しておけば良かったのか、とも思う。当人も周りも。大地震みたいに、防災セットみたいなものがあれば少しは安心か、って言っても、やっぱりそういうもんじゃないのだよなあ。


とりあえず友人とは、荻窪で体に優しいランチを食べつつ語らう予定。
実家に送るため「こはるブック」をいそいそと包装。(こういうお仕事は正面切って親に見せられるので本当に有り難い事です)
やはり「本」という体裁は感慨深いですねえ↓
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当時、厄年真っただ中だった私が描いていると思うと泣けますね。



しかし、今日も何もしてない。

あ、さっき知ったサイトです
→http://www.luxirecords.com/NewsUpdate.html
fishmansの『THE LONG SEASON REVUE』にも出演していたPODとキセルのコラボ曲のPVとメイキング、キセルの二人と角張社長のタイ滞在中の模様などが、右側の『Luxi VDO』をクリックすると見られます。
凄くいい曲だわ、タイ語の兄コーラスも新鮮だわ。CD欲しいものの既に売り切れらしいのが残念。
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思えば私が初めてキセルのライブを観たのは、当時横浜にあった、今はもう無くなってしまった洞窟レストラン『クーカラ』だった。確かツアーのオマケの様に、突然決まったライブだった様に思う。そんな状況にも関わらず、二人さえ居れば何処にでも行けるというスタイル(それは全国津々浦々という意味でもあり、世界各国という意味でもあり、実存しないどこか遠くの世界という意味でもある)に魅せられた。二人とその音楽は、ささやかだけど身軽で、どこまでも自由に見えた。
その本編とも言えるライブを収めている今作は、まるで一場ものの芝居を観ている様な気分になる。 歌声と様々な音色、二人のあうんの呼吸、その世界観をますます増幅させる映像により、小さな部屋(ステージは四畳半にちゃぶ台というセット)は何処までも遥か遠くに広がっていく。 特に『雪の降る頃』から『星空』にかけての流れは 、ちょっと目眩がするくらいイイ。 タイトル通り、体の隙間という隙間から入り込んできて、完全に包みこまれる感覚。 いや、参りました。
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by sakamotochiaki | 2008-02-15 12:14 | Comments(0)

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昨日は町田作業三日目。今月はとりあえずこれで最後。
例によって早め(8時半)に到着し、そういえば「聖地」であると言えるかもしれない土地でペペ・カリフォルニアの『Sunshine』聴きつつ、朝日を浴びて歩くのは気持ち良かった。
ニューヨーカーズ皆無のニューヨーカーズカフェにて朝ご飯を食べつつ、時間つぶしに買ったTVブロス読みつつ、その後の作業工程を頭で予行練習していたら急ぎ仕事が入る。〆切りは24時間後。久々に急ぐにもほどがありなお仕事。わたしゃジャック・バウワーか。と24見た事もないのに叫んでみたくなる朝だったが、ニューヨーカーズカフェの中心で叫ぶ訳にもいかないので、TVブロスを悶々と読み込む私なのだった。町田から家に帰り着くのは午後3時予定だったので、実作業は18時間。前日に別件仕事を前倒しで上げていたのは虫の知らせだったか。

諸々終えて帰宅し、PCメールをチェックすると、ニューヨーカーズカフェにいた私から私へのメールが。

 星野源の匂い
 2/16深夜テレビ東京SPY_N
 くわいえっとDVD

送った事を完全に忘れていたせいもあり、自分で自分にちょっと引く。備忘録代わりのつもりだったが、重要と言えるのは「『クワイエットルームにようこそ』のDVD予約をすべし」という項目だけだし。たかだか数時間前の自分の寝起き頭を時間差で憂う午後。
まあでもせっかくなので書くと、私は星野源という人に会った事はもちろんないのだが、彼を色々な媒体で見かけるにつけ、彼の匂い(体臭ってほどのものでもないのだが)を嗅いでいる。もっと言えば彼の実家の匂いを嗅いでいる。想像で、というよりも随分ハッキリと嗅いでいる。だから何なんだ、だが。
いや、ブロスの細野さんとの連載を読んでいて、それを自覚したのだった。
彼の質感が幼馴染みの大ちゃんにすこぶる似ているのだ。顔じゃなくて「質感」てところがミソなのだが、小学2年まで近所に住んでいた大ちゃんこと高橋大君、その存在などきれいに忘れていたのに、そもそも大ちゃんと、その家の匂い自体、特筆する程の個性も無いのだが、それを瞬間的に思い出させる星野源の質感なのだ。そうやって見てみると、名前すら似て見えてくる不思議。って漢字3文字なだけか。

でもって2/16深夜にテレビ東京にて『SPY_N』放送ですってよ。
そういえば見た事無かったのだった。藤原紀香の動向を見守る会会長を勝手に自任する身でありながら不覚。正直結婚後、完全に興味が薄れているのだが、『サソリinUSA』よりはなんぼかマシそうか。それはどうか。
『クワイエットルームにようこそ』初回限定DVDは無事に予約完了。


帰りの小田急線で見かけた光景。
明らかにホームレスと見られる、にしては割と若め(せいぜい40代)の男性が、カートに山盛りの荷物(主に集めたと思しき空き缶類)を積んで、私が乗っていた電車の隣の車両に乗り込もうとしていた。日中にも関わらず、車内はそこそこ混雑しており、男性も大荷物も乗り込むのは大変そうで、しばしホームで躊躇している。乗客に対して、自分の分のスペースを空けてくれまいかと媚びる様な、申し訳無さそうな、遠慮がちで泣顔みたいな笑みを浮かべていた。
しかし、いよいよ乗り込もうと一歩踏み出した瞬間、それを阻止するかの様に(というか、完全に車掌による「阻止」の意志が見て取れた)、ドアは無情にも閉まってしまった。見えはしなかったけれど、恐らく乗客達も彼にスペースを与える事を拒絶した。まあ、仕方のない事かもしれない。
同じ切符を買っているにも関わらず、乗れなかった人。仕方なくホームを歩き出した彼を電車はゆっくり追い越したのだが、窓ごしに見えたその顔からは複雑過ぎる笑顔は消えて、一層複雑な表情に変わっていた。怒りの様な、憎しみの様な、恥ずかしさの様な、悲しみの様な。同時に、その一部始終を横で見ていたオバハン二人の彼を嘲笑する顔がこれ以上無い程にシンプルだった。
ああいう瞬間に遭遇する時、人ってものがよく見える。否定も肯定もなく、たまらなく愛しい気持ちになったり、馬鹿馬鹿しい気持ちになったりする。

乗り換えた中央線では、子供お決まりのポーズで靴を脱ぎ、座席に立て膝をしながら車窓の景色を眺めている小さい女の子が居て、「クウネル」風の若い母にもたれながら、

「♪優しさに 包まれたなら〜 ふにゃふにゃら〜」

と松任谷。続きは私が心で合唱してやる。

かくして仕事は無事に日付が変わる前に納品。24時間かからず。
今さら購入したキセルのライブDVDまで観てしまう余裕ぶり(素晴らしかった。詳細は後ほどレビューに)。スリルが無さ過ぎてドラマにはなり得ないマイライフなのだった。



※イラストは本日のやってしまったコーディネート。 コートを脱いだそばから着たくなった。 前日から翌日着て行く洋服を準備しておく利点は、こういうキケンを回避するためだったのか。
あと、オマケに昨日届いた出来立て「こはるブック」↓手の平サイズでかあいいです。
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日頃、暦と無縁の生活をしている私なれど、珍しく連休らしい連休を謳歌。

昨夜は清志郎完全復活祭@武道館。
人によっては「大きく出たな」と思われてしまいそうなこの「完全復活」という言葉に偽り無し。いやむしろ古く固くなった外皮を、マントの様にひらりと脱ぎ捨てて、新たにこの世に生まれ出たかの様な「完全誕生」。それほどに全身から生命力がみなぎる清志郎はキラキラと目に眩しく、その発する声はこの耳からではなく、直に心に響いてきた。
こんな人がいるのか。こんな事ってあるのか。この瞬間に立ち会えて良かった。初めて彼の歌声を聴いた時以上にそう思えた。「この世に神様は居ないのか」という思いにかられた日の私に教えてあげたい。「どっこい神様は居たのだよ」と。

以下、ご家族で参加された友人K子さんからセットリスト頂いて来ました。

JUMP
涙のプリンセス
誇り高く生きよう
ダンスミュージック☆あいつ
NIGHT AND DAY
デイドリームビリーバー
いい事ばかりはありゃしない (チャボ登場)
君が僕を知ってる
チャンスは今夜 (vo.チャボ)
僕の好きな先生
私立探偵
多摩蘭坂
毎日がブランニューデイ
コーヒーサイフォン (vo.チャボ)
GOD
スローバラード
激しい雨
ドカドカうるさいロックンロールバンド
キモチE
BABY何もかも

アンコール
よぉーこそ
ROCK ME BABY
雨上がりの夜空に
LIKE A DREAM

オープニング曲が『よぉーこそ 』だったら嬉しい、と前の日記に書いていた私だが、まだまだヒヨッコでございました。前半、立て続けに新曲を持って来た清志郎は、常に前を見て先へ先へ進んでいるのだ。
と言いながらも、アンコール一曲目に『よぉーこそ 』を持って来てくれる大きなサービス精神に大喜びだったのだが。
『いいことばかりはありゃしない』から『君僕』にかけてのチャボ登場場面にはたまらず涙。昔と何も変わらないどころか、昔以上に声に張りのあった『ドカドカうるさい〜』『キモチE』を聴けた事が本当に本当に嬉しかった。
開演始めに大スクリーンに映し出された闘病中の写真の一枚一枚は、まるで昨日の晴れの舞台で流されるものと最初から決められていたかの様な、全てお見通しだったかの様で、時間軸が麻痺させられる不思議な感覚を覚えた。
そしてそこに写る清志郎の目は常に、全てを超え悟り切った穏やかさと力強さと明るさがあり、想像も出来ない境地に辿り着いた人のそれに思えた。本当にこんな人がいるのだ。
あの場で泣いた人達の涙はには全て色んな意味がある。清志郎の完全復活を喜ぶ涙であると同時に、それを見届ける事で、皆それぞれのこれまでとこれからを猛スピードで重ね合わせ溢れた涙だ。そう思えた。

ライブ後、同行したメンバー6人で、流れ流れて神保町の『さくら水産』へ行ったのだけれど、満席のお座敷にいた客の一人が「清志郎イエーイ!」と声をあげた瞬間、満場の「イエーイ!!」&「乾杯」コール。その場に居た9割9分が武道館帰りだった。関係ないお客には相当に迷惑な状況だったかもしれないが「清志郎」という共通項を持っただけの大の大人達が、反射神経でもって一瞬で一体となる様は、何ともアホみたいで、夢の様に素晴らしい光景だった。「♪デデデデッデッデ デデデデ!」と口ずさみながら、その場の全員に魚肉ソーセージ(って所がそこはかと無くロック)を振る舞ってくれた紫パンツのサトルさん、楽しかった、有り難う!あの光景を清志郎に見せたかったね。

「この日を待っていた」観客達の気の上昇気流が肌で感じられた開演前、出し惜しみゼロのライブ、そしてライブ後まで、全て普段はなかなか体験し難いものだった。
こちらは武道館来場者全員に配られた快気祝い↓さすが清志郎!!!
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して、前日帰宅したのが午前様であったにも関わらず、今日は2時からキセルのインストアライブ@新宿タワレコに行って参りました。余裕こいてランチを食べてから開始30分前に行ったら、既に人だかり。開演時間の頃にはさらに増え、満員電車状態だった。
レコード会社移籍を経て、先月リリースされた『magic hour』は実に3年ぶりのアルバム。これにより彼らもまた完全復活と言えるのではないだろうか。そしてそんな彼らの音を、長い事楽しみに待っていたファンが、こんなに居たのだという事がわかって、自分もその一人でありながら何だかとても嬉しかった。
ライブ終了後に催された握手会では、キセルの二人に握手をしてもらい、しかしああいう時にいったい何を話しかけて良いものか全くわからず
「お疲れさまでした!クアトロも横浜も行きます!頑張って下さい!」
と、部活の後輩か?みたいな「先輩、レモンのハチミツ漬けどうぞ!」レベルな事しか言えない私なのだった。っていくつだよ。十二分に先輩である齢36歳、もう少し言語に達者になりたいと切に願う。
一応こちらもセットリスト。(たぶんこうだったかな)

手紙
枯木に花
君の犬
くちなしの丘
春の背中

演ってくれたら素敵だなあ、と思っていた『くちなしの丘』が聴けた事が何より喜び。
こちらは握手会で貰えたイラストレーター本秀康さんによる二頭身キセルトート↓
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開場では友人Mちゃんと、昨年ブルームーンでご一緒したEちゃんとも偶然再会出来た。そういえば、清志郎@武道館でも大学時代の同級生と何年ぶりかに会えたのだった。こんな風に音楽が私と誰かを、誰かと誰かを繋いでくれている。なんと素晴らしい事だ。

※イラストは、一致団結@さくら水産で見えた虹。ナイスビューでした。
昔、バイト先でお世話になった、女性でありながら驚く程に清志郎ソックリのカラオケを披露してくれたYさん、別のバイトで清志郎大ファンを公言していたしじみちゃん、みんなあの場に来ていたのかなあ。
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うぬー。

予想では、こんな風に日記なんかを呑気に書いておられる状況ではなかったはずなのだが、意外とゆっくりしてしまった三連休初日。

仕事を少し進行しつつ、近所に割と最近出来たカバン屋で、実家の母にプレゼントを送ったり(正月帰省時にねだられたのを思い出した)、町田に出向かずとも家で出来る作業もやってしまった。お風呂もたっぷり1時間入った。お陰で風呂で読んでいる武田百合子の「富士日記」中巻も、あとひと息で読了(時間かかり過ぎ)。明日必要な荷物もだいたい揃えた。
うーん、この余裕、怖い。

明日は朝から山田美容室をお借りして諸々撮影。
順調に進行出来ます様に。良い写真が撮れます様に。て、私が撮る訳ではないのだけれど。アシスタントに、いやせいぜい邪魔にならない事に徹する。とりあえず寝坊しまいぞ。(低レベル)

そして、夕方からは忌野清志郎完全復活祭@武道館。
ついにこの日がやって来る。mixiでもトピックが上がっているが、やっぱり一曲目は「よォーこそ」がいいなあ。確実に、切実に、堅実に泣くだろうよ私。
思えば高校時代、一番RCを聴いていたのだけれど、今の清志郎をこんなタイミングで拝める日が来るとはなあ。良かったね、高校生の私。
しかし、武道館て久しぶり。ひょっとしてBECKぶり。それって10年近く前じゃないか。という訳で、武道館への行き方調べてしまいました。 This is O・NO・BO・RI!(向井秀徳風に)


さらに明後日はキセルのインストアライブ@新宿タワレコ。こちらも楽しみ。仕事をちょい抜けて参ります。タワレコだからって「くちなしの丘」演ってくれたりしないかなあ。

さらにさらに去年の笠間の陶炎祭(ひまつり)で出会ってから、すっかりファンになった陶芸家の本田あつみさんの個展が熊本にある『うつわ屋』さんhttp://www.utsuwaya.net/というお店で本日から開催の様です。先ほどサイトの写真を見たら、なんとも素敵な空間で、遠くて行かれないのが残念。
↓私が持っているカップのシリーズとはまた違うデザイン発見。 強烈にカワイイ。
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↓この形のコーヒードリッパーも前から欲しい。
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しかーし、今年の陶炎祭(GW開催)へも行かれない事が早くも決定してしまった。本田さんの新作を物色するつもりだったのに。残念すぎる。せめてもと、熊本に住む義妹にがっつり宣伝しておいた。ここでも宣伝しておきます。お近くの方は私の分までぜひどうぞ!

さっき、「む。やけに静かすぎる」と思って恐る恐る障子を開けたら雪が積もってた。既に3センチ。抜き足差し足迫り来る有能なスナイパーの様だよな、雪って。でももういい。明日は溶けてくれます様に。
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「うそーん」な感じで若干二日酔い。やんわり頭痛。初「ウコンの力」も飲んだというのに何でだろ。

幹事N美さんの胃壁が崩壊するかもしれない程に呪われかかった新年会@「はすとばら」(http://hasutobara.exblog.jp/)、昨夜無事開催にこぎ着けた。結果オーライな旧正月。N美さん、有り難う&お疲れさまでした。 写真家の杉本文さん、突然にも関わらず参加してくれたSさんも楽しい時間を有り難う。
そして、はすばら店主Gyuさんによる驚きと感動を与えくれる料理の数々には一口一口興奮。

左はウニが乗っかったスープ。右は地鶏、柿、枝豆、ふきのとう、柚等など入ったおから和え。何位一体か。こんなに多くの食材を1つのお皿にまとめあげるのは、本当に凄い。
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続いて鰤のマリネと山芋の揚物。マリネの岩塩が旨し。
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大根とうるいの煮物&デザート。
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デザートの前に目当ての和ピザ(今回は鯨ベーコントッピング。米粉を使った生地が旨し)があったけれど、撮影者N美さんワインで撃沈により写真無し。
しかしどれもこれも私の畑からは生まれない料理。味覚センスというか、才能というか、豊かな発想力、遊び心に満ち満ちているGyuさんは素敵なのだった。お酒も進み、帰り道は若干記憶飛び飛び。嫌ね。

して午前中は町田作業二日目だった。
前回の実験と失敗を踏まえ、もう少し丁寧に、慎重に、素材も変えたりなどしてみる。友人陶芸家シミズナオコ&山田美容室の山田さん公認「終始しゃべりっぱなしで手も動かせる」が得意技である私だが、さすがに知り合いが誰一人もいない空間ではひたすら黙々と孤独に作業。鼻歌も心歌。
こちら作業の一部↓
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わはは。何だかわからない。

しかし私元来の癖は健在で、周りで作業している(というよりも井戸端っている人も多かったが)悠々自適世代の日常会話は逐一聞き漏らす事無く耳ダンボ&心でツッコミ。「冷凍餃子は怖い」てな話から「中国批判」を経由して、気が付いたら「冷凍食品を買う事批判」に移行して行き、明らかに声のトーンが下がり気味のオバハン(たぶんいつも買っている)が、「そうよね、ホントよね」と賛同しているのが面白かった。女社会って大変ね。
あと定年後を謳歌しているらしきオッサンが、自分の作業行程をいちいち周りの人に自慢げに見せて回ったり、誰かの会話にいちいち割り込んでおせっかいを焼いているのがコントの様で可笑しかった。こういう小学校の同級生居たよなあと思いながら。
以前通っていたスポーツジムもそうであった様に、本来の目的以上に同年代との会話と時間の共有が何より楽しいのだろう。実家で日がなテレビとお友達である我が父も、本当はこういう場所へ参加出来たら良いのだけれどなあ、テレビは一方通行なのになあ、と思うのだった。


しかしそれにしても、毎日飽きる事無くキセルを聴いております。兄の詩人ぶりに日々発見と感心。悲しくて優しい歌詞に出会うと日本人で良かったと思う。本当の本当には理解しきれないにしても、他の国の言葉に比べたら、少しは書いた人の気持ちとの誤差をより縮められそうな気がするから。
人はそうそう変わらないと自覚する一方で、しかし変わらない事は難しいという事もこの所つくづく思う。そんな中、キセルの変わらなさは嬉しい。いや本当はどんどん変わっているとしても、細いながらも一本の揺るぎない道筋を見せてくれる事が有り難いと思える。
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