<   2008年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧

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レイアウト、何となく変えてみたがどうなんだろう。
今日は昼過ぎから悪寒とひどい偏頭痛。久々なので堪える。この不安定な気温のせいか。

それでも何とか版を1つ作って、とりあえず明後日の版画日に刷れそうな版4つ完成。この期に及んで、まだ実験の版も作成。5月の二人展には出せないかもしれないけれど、まあ、今後もちょくちょく版画をやるかもしれないので、作り貯めておいても良いだろうと思う。
夕飯の仕込みで、こないだ教室で習った「きのこの塩漬け」を作って、瓶に詰めたあたりで、左目の奥が脈打ちだしたので、いよいよ垂直でいられなくなり、仕方なく居間の床と同化。そのままうつらうつらしながら、テレ朝の午後の再放送帯をハシゴ(沢口靖子→釈由美子→水谷豊)していたら、実家の父を思い出したので(父は、このテレ朝再放送枠の虜である)、久々に電話をしてみる。

父は病気後、さらに偏屈ぶりに磨きがかかり、普段一人で家に居る時、絶対に電話に出なくなってしまったので、多忙な母は自分が外出する際、留守電をセットして出かける事にしている。したがって私が電話をかける時、留守電だった場合でも、素直に「あら、お出かけしてるのね」とあっさり諦めて受話器を置いてはならない。ピーッという発信音の後に、

「おとーさんやーい、居ませんかー?居るんだったら出てくださーい」

と訴える。すると「はい、こんにちは」とようやく父が出てくれる。何だかいちいち面倒なシステム。普通に電話に出てくれやしまいかと思う、ホント。

相変わらず、日がな家の中だけで過ごし、テレビとお友達の父に、ちっとは外に出て気分転換でもしてみてはと、もう何回したかわからない話をして、父とは逆に外へ外へと出向く母への愚痴を、こちらも何回聞かされたかわからないが聞き、最後は『相棒』話で盛り上がり(所詮私も根っからのテレビッ子ですから)終了。
父に「花見に帰って来たら?」と言われた。まあ、父は桜など興味も無いのだけれど、私に帰って来て欲しいのだろう。でも、そーだよなあ、こっちで花見をし損ねたら、桜前線と一緒に北上して、実家で花見っていう手もアリだよなあ、と思う。が、ちょうどその時期は二人展の真っ最中なので、やはり無理だなあ。

その後も頭痛は続いたものの、いきなり日差しが出始めたので、慌てて洗濯。体調より日差しにウエイトを置く、悲しい主婦魂。
洗濯と言えば、お向かいのマンションのベランタに干される洗濯物にいつも見とれる。単身者だろうか、いつも少量なのだけれど、同じ様なタオルやシャツが整然とレイアウトされていて、美しさに感心する。洗濯の干し方って、その人が出るので、きっと几帳面な人なのだろうと思う。しかも干しているものの内容から男性っぽいのがまた凄い。私は一時、色物はグラデーションに干す事に燃えていて、夏場などTシャツで見事なグラデーションを作れた時は、「ふっふーん」と誰にともなく自慢したい気分だった。最近は随分干し方への愛が薄れ気味でいかん。

さて、耐えきれず飲んだ頭痛薬が効いたらしく、痛みも収まってきたので、夕飯作ろう。

オマケに前々回刷った作品『密約』。私の根の暗さが存分に出てます↓
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初ageHa(どーでもいいですが、H大文字なのね。)、行って参りました。(小悪魔agehaじゃございませんよ。念のため)
いやはやデカかった。セキュリティ達の図体もデカかったけれど、チケット売り場など「ここはワーナーマイカルシネマズか?」てなものだったけれど、メインスペースは殆ど体育館ですね。あそこ、照明全て蛍光灯にしたら普通に体育館で、区の球技大会が出来る。照明を落として、フラッシュライトとか、ミラーボールとかがあって、お酒とタバコと不健康そうな若い衆の臭いが無かったら、実にしれっとした空間だろうなあ。

それにしても、メインステージの他に、ラウンジも入れたらステージ3つ。内1つは『WATER BAR』という小さいながらもプールがあったりしちゃって、お酒頂けちゃったりしちゃったりなんかして、とどめにオープンエア。すぐそこに見えるはリバーズエッジ。どんだけバブルか。て感じだが、しかし夏場は最高だろう。(昨日は強力なストーブが何台も焚かれていたが)
屋台フードスペースまであり、色んなステージをハシゴするこの雰囲気は殆どフェス。ああ、フェス!!もう冬は終わったのだ!!と、バブル空間には完全に及び腰ながらも、心は少し踊ってしまう私だった。まあ、あの空間、内容で、3,500円は確かにお安い。

さて、お目当てだったPEPE CALIFORNIAの出番は4時(!)、さらにDJ ALTZはその後(!!)…という事で、ここでも再三書いている通り、朝型人間の私は少々気が遠くなったけれど、まあ、どちらにせよ新木場という場所柄、目当てのライブが済んだから、もうタクシーで帰るわ、という途中リタイヤも不可能だし、はなから覚悟をしていたので、逆に最後まで正気を保つ事が出来たのは良かったかもしれない。お酒も飲まなかったしね。

PEPEはプール横に設置されたお立ち台の様なステージでのライブとの事で、これは明け方、空が白み始めたりして、あわよくば朝日が拝めたりして、そこで「SUNSHINE」なんか聴けたら最高だな、と思ったけれど、まあ、普通に午前4時は暗かった(当たり前)。それでも、最後の方は少し空が青く変化して、空を飛ぶ鳥の群れが見えたりして、空気も冷たいし(寒いが正解)、気持ち良かった。これが屋外のいい所。ビバ屋外。でも、機材の調子が悪かったのか、演奏は今ひとつ。新曲も1曲演ってくれて、いい曲だった。 次も外で見たい。出来たら夏。

しかし、何より私が衝撃を受けたのは、ミッチョ君が、ロン毛をばっさり切り、ショートカットになっていた事だ。遠目にセッティングしている様子を見ても、最初「はて、だあれ?」と思ってしまったほど、AIRか?って感じになっていた。いや、とてもお似合いでしたが。
けれど、私は昨年『SENSE OF WONDER』なるイベントで彼を初めて見た時、「この宅八郎の様ないでたち(ワンレンロン毛でキャップ、長袖ポロシャツ)のあやしさ、このアナーキーな振る舞いと言動(たぶん酔っぱらってた)、なのにこの脳天からスコーンと抜ける気持ちのイイ音、す、素晴らしい!!」と一目惚れした身なので、ちょっと残念。YOU TUBEで、昨年江ノ島で開催された『Freedom Sunset』のライブ映像の中の、強い海風に煽られ、髪をなびかせる彼をモデルに、何枚スケッチした事か、てなものだったので。
(何度見ても気持ちイイ映像↓)
http://www.youtube.com/watch?v=5x_ctAJjQzE&feature=related

でも、あれですね、確実に若返っていました。思うに、ロン毛は老けて見えるんですな。無精髭も付けばなおさら。なので、世のロン毛の男性で、老けて見える事を悩んでおられる方は、切ると良いですよ。確実に10歳は若返ります。逆に童顔でお悩みの方は、ロン毛に無精髭を蓄えてみたらいいと思います。10歳は老け込み、さらに、あやしさ、不潔っぽさ、でも何だかこだわり持ってそう?みたいなオマケももれなく付いてくるかも。こないかも。
いや、でもホントに衝撃でね。帰宅してから、いつも起きる時間(7時半)に床に着いたのですが、夢でも見ちゃってね。起きぬけに「あーミッチョ君、髪切ったかー」て思いましたですね。我ながら、彼の髪にそこまでの思い入れがあった事に驚いた。女性アイドルに髪を切られて、ショック受ける親衛隊男子の気分ってこんなかなあ。

で、結局、トリだったALTZはCDで聴いていた感じと、また違って、家人いわく「大箱のスタイルだな」って事だったので、途中退散。あっさり。
今イベントで、私がダントツで面白かったのは、ドラびでおでした↓
http://www.youtube.com/watch?v=mC8F3I0c1xk&feature=related
ラフォーレのCMなどにも出演されているのですね↓
http://www.youtube.com/watch?v=7wAf0HvzJt0&feature=related

噂には聞いていたドラびでお。衝撃的。もう本当に腰抜けた。何なんだ、あのカッコ良さ。他にもYOUTUBEに沢山危険な映像がありますので、ぜしどうぞ。
ライブ中、私、終始笑いっ放しだったのだけれど、お客も大爆笑だったけれど、「笑い」というのも何か違うんだよなあ、本当は。もっと本気というか、真剣というか、真摯というか、強いメッセージが込められていて、圧倒される。ご本人は別にウケを取ろうなんて思っていないだろうし。何しろドラムに反応して自在に操れる映像、という手法が凄い。そして見た目が、まごう事無くオッサンというのが、もーたまりません。あんなにカッコいいオッサンを久しぶりに見た。と思ったら、素敵なお父さんでもあるのでした↓
http://www.youtube.com/watch?v=8uxFYWcT7uw&feature=related
素晴らしいです。

で、本日は昼起床後、経堂のtete tokyoイベントへ。
オールナイト明けでも意外や元気だった。しかし、いかんせん寒すぎた。でもお客さんも沢山いて何より。まんまと名刺を忘れ、5月の二人展のアピール失敗。まあ、私、いつもこんな感じ。パンと紅茶と小皿を買って、またトンボ返り。
次の版画日まであと3日しかない。なのに1日bonobos@横浜。気合い。

もう少ししたら、空の色が変わっただろうなあ↓
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3/31(日付的には4/1)追記。
なんと本日、東高円寺のクラブにDJ ALTZが来るという情報を家人が偶然入手。
ageHaにも出ていたクロマニョンの人もDJするらしい。 しかも1000円(安!)らしい。 頭痛も収まったし、 小さいハコなので、ageHaとは違うプレイが見られるかもしれない、という事で自転車10分飛ばして行って参りました東高円寺GRASSROOTS。
ageHaの300分の1くらいのスペースで、お客もせいぜい30人程度という 贅沢さの中、ALTZ、堪能。面白かった! こないだの元は取りました。帰ろうとしたら、ゆら帝の坂本さんご来場。さすが高円寺。
それにしても自転車で行けちゃう幸せ。 あー引っ越して良かったよ。 おやすみなさーい。
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床が、着々と埋もれてきております。主に紙により。
コピーしたものとか、FAXで送られてきた誌面レイアウトであるとか、送られて来た掲載誌であるとか、スケッチブックとか、描き損じとか、あと仕事で頂いたデカイ箱入りの株のボードゲームなど。私は長い事、株の雑誌でお仕事をさせて頂いているにも関わらず、全く株の事がわかりませんで、この株ゲームも送って頂いたはいいけれど、一度もそれで戯れる事もないまま、そもそも戯れ方もわからない(説明書見ても用語自体がわからない、というパソコンの取説状態)のだけれど、しかし、版画を刷った紙を伸ばすのに、ちょうど良い「重し」として使わせて頂いております。こんな使い方でごめんなさい。

しかし、この紙問題。世の中の人はどうやってすっきりまとめているのだろう。私は自宅なので、まあ、こんな有様だけれど、会社でこれは許されないだろう。わざわざファイリングする程でないものを、せいぜい1週間でゴミ箱行きになるものを、でもその1週間は絶対無くしちゃならなかったりするものを、皆どうしているのか。このまま行くと我が仕事部屋、床が飛び石みたいな、風情皆無の石庭化しそう。
ちなみに、スキャナーの蓋の上にも、よく紙の層が形成されて、蓋を開けようとする度に「ああ、邪魔だなあ…」と思うのだけれど、それと同時に昔一日だけアルバイトをした某レディコミ作家の仕事場で、コピー機の上にでーんと寝そべる飼い猫を思い出すのだった。あれも本当に「ああ、邪魔だなあ…」だった。「でも何か可愛いなあ」とも思えた。紙は、可愛くない。


この2日ほど「あ、なんか私、今、暇?」と思って余裕をこいていたのだけれど、気のせいだったみたい。昨日も実に呑気にPodcastで『コラムの花道』のプロインタビュアーで「しゃべる墓荒らし」こと吉田豪さんの回を聞きながら、大爆笑しながら、版を作ったり、イラストの試作したり、それを左手で携帯で動画撮ってみたり(無茶でした)、紙を切ったりしていたのだけれど、あら嫌だ、もう3月終わっちゃうじゃない、と毎月恒例の連載仕事が入った昨夜気が付いた。仕事だ仕事。制作だ制作。世界堂にも行かねばだ行かねば。


諸々告知です。(私んじゃないですが)

以前「こはるのおかず日記」で一緒にお仕事させて頂いたフードスタイリストの広沢京子さんの新しい本が出版されるそうです。おめでとうございます。その名も『家だから、いっぱい野菜』(幻冬舎)。
広沢さんの本は、いつも本当にタイトルに感心させられるのだけれど、単刀直入で、テーマがわかりやすくて、音読した時のリズムも気持ち良い。色々ある中で「これしかない」ってタイトルだと思います。これだけでも買いそうになります。装丁もこれまでの雰囲気とも少し違って、実に可愛らしい事になっています。
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で、その出版記念イベントが昨日から開催中です。恵比寿のEkoca(www.ekoca.com)にて今回産地直送の野菜達や、本のモチーフになってる野菜のロゴTシャツや、様々雑貨なども売られているそうです。
私も俄然行くつもりなのですが、やや微妙になって来てしまったので、せめてお知らせさせて頂きます。明日29日まで。もちろん本は絶対に買います!

あと、工房くらげや、ガラス作家の梅田香奈ちゃんも出店するイベントは明後日30日まで。
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tete tokyo 2008 @ 経堂 ギャラリーカタカタ
http://tete-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/
3月28日(fri)・・・15:00〜18:00 (プレ展示+アフタヌーンティ)
29日(sat)・30日(sun)・・・11:00〜18:00
栃木県益子町にあるカフェギャラリーteteさんの企画展だそうです。

夜は飲み友タケス君のバンド『ふわふわ』ライブに行く予定だったけれど、こちらもちと微妙になってきてしまった。本当に申し訳ない。
ああ、春はイベント盛り沢山で大変だ。明日は何年ぶりかにオールナイトイベントだし。初AGEHAだし。私とAGEHAって、各駅で小田原行くくらい遠いよなあ。でも、これもPEPE CALIFORNIAとALTZ見たさです。

※本日のイラスト:こんな事されても猫はなんか可愛い。

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翌日追記。
先ほどトンボ帰りで、恵比寿の広沢さんの出版記念イベントに行って来ました。産直野菜と広沢さんの本をしっかりゲット。サインもしてもらったどー。
帰りの電車で読んでいて、作りたいメニューばかり(ヨダレ)。
ekocaさん、八百屋みたいになってましたが、また食器を買いに行こうと思います。
↓戦利品。束でセロリ、葉付き新玉、金柑、アスパラ。

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いやーこの陽気、この脳が溶けそうな春の空気、いいですね、たまりません。
さっき新宿の世界堂にいく道中も、いつもであれば地上の混雑が嫌なので、地下通路をダダーッと歩いて一気に新宿三丁目まで行ってしまう所なのだけれど、今日は地上に這い出てみました。歩いている人も、皆、脳が溶け気味の緩んだ顔をしていて、実にいいですね。たまに「そりゃ脳溶け過ぎだろ」て人もおりますが、春だけに多いですが、冬の間はそんな人らは皆無でした。というよりも、私の視界に入らなかっただけかもしれないけれど。冬は自分の足下しか見ていない様なところがあるので。

新宿丸井の跡地前で、現丸井店舗へお客を誘導する係(バイトなのか、ショップ店員の持ち回り制なのか)の若い男女が、仕事もせんと、ずーっとしゃべくり倒していて、げっ歯目系の女子は頬を赤らめたりなんかしていて、ホストの様な男子はまんざらでもない感じで、普段ならばちょっとイラッと来る所だが、ああ春だねえ、こんな事でもなけりゃあ、仕事に行くのにそんな完璧メークなんかしないよねえ、うむうむ、と見逃してあげた。(何様)

そして今日は店員大当たり日。
世界堂の額装オーダーカウンターの女の子、激かわいかった!
むんぬ凄い出費になったけれど相殺!
ルミネエストの『私の部屋』のお姉さん、激親切だった!
ずっと欲しかったオリジナルのスチールパンスタンド6段買っちまったよ!
もう、春物の洋服もスニーカーも全部諦めたよ!


さてさて。
随分もったいぶりましたがお知らせです。
この5月に『工房くらげ』のシミズナオコさんと、私とで2人展を開催する事になりました。なんとなんと。
場所は十条の『リトルコ』というカフェギャラリーです。時はまさにGW真っただ中、皆様、海外よりも十条へ。ぜひにどうぞ。

いや十条ね、いいですよ。私は今まで縁のない場所だったのですが、行く度に不思議な魅力を感じます。都心からあんなに近いのに(新宿から3駅)、妙に敷居が低く庶民的。駅に降りた瞬間「おかえりなさい」と言われている様な気分になります。
一昨日も現在開催中の『布巾と雑巾 1』という企画展を観に行ってきましたが、面白かったです。自身も画家でいらっしゃるオーナーHさんも、ガーリーなルックスなのに、相当に面白いです。そして私が脂肪肝になるんじゃないかと心配してくれる良い人です。でも私、十条のスナックのママじゃないから大丈夫だと思うの。

という訳で、私としては約10年ぶりのギャラリー展示で、まさに長い地中生活から地上に這い出る感覚があります。ここ数年は、こんなにも外へ外へと出向き、遊びほうけた日々も我が人生で無かったと言えるくらいなのに、そんな自分を思い出すと思い切り「地中」で、しかも「体育座り」なのが不思議です。
そして二人展は初めてで、わからない事だらけですが、実は何年も前から漠然とそんな話は出ていながら、なんやかんやと色々ありまして、延びに延びまして、ようやく開催する運びになった訳です。
二人でやるという事が、いったいどういう結果を導き出すのか、やってる本人達は全くわかりませんが、まあ、いきなりわからんよね、そりゃあ、という感じです。地味にでも続けて行けたら、いずれ何となくわかるんではないかと、その第一回目という事になります。

とりあえず、友人Kが奮闘してくれたDMももうすぐ完成予定でして、また少しずつ色々告知していきますので、よろしくどうぞ。
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『ニ ゴ ジ ュウ』陶と絵 二人展
@リトルコ→http://homepage2.nifty.com/littleko/index.html

5/2(金)-13(火) 水・木定休
open 12:00~20:00(最終日は〜19:00)

工房くらげ/シミズナオコ(陶)
blog:http://exkurage.exblog.jp/

quioque studio/坂本千明(絵)
blog:http://sakamoto5.exblog.jp/

※会場の都合上、お花のプレゼントはご遠慮下さい。
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今夜はご近所友お片づけクイーンことHと家人とで阿佐ヶ谷のotonohaさん(http://otonohanet.exblog.jp/d2008-03-26)でディナーに行って来ます。先ほど「予約できますか?」と電話を入れたら、「もちろんでございます!有り難うございます!」と、これまたとても素晴らしい対応で、今日は接客運(そんなものがあるのかは知らないけれど)絶好調です。
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先日自転車でコケている間に、まんまと診療時間に間に合わなかった中野の病院へ朝からリベンジ(リベンジの使い方、おかしい)。

あえて自転車で、先日と同ルートを選ぶ事で「30過ぎて自転車転倒」という拭い去れないトラウマを見事克服。がしかし、改めて見ると、私が乗り上げようとして出来なかった歩道の縁石、分厚いのなんの。アレに激安チャリで果敢にチャレンジしようなどと、なんと無謀な冒険家だったろう私。根っからのディフェンダー気質の私に、そんなやんちゃな冒険心があろうとは。いや、ただ判断力が鈍っていただけか。これは老いなのか、それとも若返りなのか。

して、私お気に入りだったケーシー高峰似(肌質が)の婦人科医退職につき、代わって担当医となったS気のある女医(イニシャルもS)による2回目の問診は、打って変わって、とっても好印象。前回は「この人をかかりつけにして、私、ストレス溜まらんだろうか。」と不安になったが、今日は完璧なまでのインフォームドコンセント。前回と同様にマスクこそしているが(目しか見えないのが余計に威圧感があった)、今日は目が笑っていて、説明も受け答えも実に親切丁寧。そしてフレンドリー。お陰でこちら側の欲しかった情報は増し、不安は減って良かった。
でもこれ、ある意味「女医」ならではかもなあ。まだ油断は出来ない。女は機嫌の良し悪しで別人になる生き物だから。まあ、次回また勝負。


さて、夕方からは2回目の料理家Yさんによる料理教室(http://chimcham.blog.ocn.ne.jp/chana/)に行って来ました。
今回はわがままを言って、特別に夕方開催にして頂いて、少し早めの夕ご飯という感じ。
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お品書きは、
◎れんこんハンバーグ
◎れんこんがんも
※この2つは途中までタネが同じなのに全く違うお味に変身!
◎きのこの塩漬け
◎↑のきのこの茹で汁を使った春雨スープ
◎新じゃがのごま煮
◎小松菜とお麩の山椒醤油和え
◎ふき味噌

それにYさんが予め作っていてくれた「ひじきの煮物(凍り豆腐入り)」と「玄米ご飯」、デザートに「米ぬかとレモンのケーキ」。ああ、なんと盛り沢山。そしてやっぱりどれもこれも美味しかった!この季節ならではの食材達を一気に味わえる幸せ。
そしてYさんの料理は体ばかりでなく、頭にも優しいのが素晴らしい所。がんもを手作りしたのは初めだったけれど、とても簡単ですぐにでも復習を兼ねて作りたいと思えるし、ちょっとした工夫やスパイスの使い方で、食感や味や、頭に広がる景色が変わるのが、何とも凄いなあと思う。これ、素人には出来ないし、料理家さんが料理家さんである由縁だと思う。Yさんいわく「食いしん坊一家で育ったから、自然と料理の道に進んだ」との事だったけれど、皆が皆そうなれるかといえば、そんな事は無い訳で、やはりそれは才能なのだろうなあと思う。それを実にさらりとこなされているところも。

最後に素敵な縞模様の益子焼の器も購入して、
お土産にふき味噌(ちゃんと水分を飛ばせば1年は持つそうです)と、Y家のお庭の山椒の葉まで頂いた。(家人大喜び)
こうしてまた新しいメニューや料理法を教えてもらえて、煮詰まり気味の私の料理に新たな風が吹き込まれる事が、本当に嬉しい。

さて、明日は町田の版画工房の来月分の予約日。絶対に忘れまいぞ。物忘れの激しい(やはり老いなのか)私だが、ここはひとつ引き締めて参ろう。
と言っても、もう来月は前半しか行っておれないだろうけれど。また明日から、とりあえずの最後の版作りに没頭。

本日の井の頭公園。料理教室帰りの時間帯も花見客が沢山居ました。
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明けて翌日追記。
受付開始10分前までスコンと忘れてました(ホント、私のおつむ大丈夫か?)が、無事に工房予約完了。よっしゃー。たまには本気で頑張れ私。
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最近、版画なんかを刷る様になって、まあ色々と下絵を描くのだけれど、気付くと女の人ばかり描いている。
ここ最近は特に、女子高生と昔ながらの事務員ルックのOLが描いていて楽しい。これは私的には結構珍しい事だ。以前は男の人ばかり描いていて、或は性別不明の人であるとか、髪の毛なんかもショートカットの人ばかりだったし、とにかく「女臭」を排除する事だけに心血注いでいた様な所もあったくらいだったのに、どういう気持ちの変化なのか、自分でもわからないのだけれど。でも、多分あれですね、制服が好きなんですね。女子高生はシャツ+カーディガンよりも断然セーラー服、事務員ならばストライプ柄のシャツにベスト、黒いタイトスカートが良くて、胸にネームバッジと汚れ防止の腕カバーなんか付いてたりすると尚良いです。「ナントカ工務店」と名前入りの作業着にタイトスカートもなかなかどうして。(だから『メゾン・ド・ヒミコ』の柴咲コウは、とっても良い。あの恰好で昼休みにアイスを食べてる所なんかホント、グッとくる。)

随分前、世がコギャル全盛期だった頃、雑誌などで頂くお仕事の多くが女子高生を描くというもので、体験記のカットだったり、4コマ漫画だったりしたのだけれど、拍車がかかるばかりのルーズソックスと、パンツ丸見えのミニスカート、ガン黒、茶髪の女の子らを、いったい何人描いた事かわからない。目をつむってでも描けそうな程だったが、それはそれでとても楽しかったけれど、今描いている女子高生はその時のものとはやはり違う。もう少し乾涸びている。
OLも、先にあげた様な、今時そんなうら寂しいOLなど居ないかもしれないけれど、完全に私のイメージの中の住人なのかもしれないけれど、例えばコピー機の前でコピーを何枚も取りつつ、意識が遠くに行っていたりとか、給湯室で一人、上司のお茶を入れながら「次の休みの予定が何も無い」とため息をついていたりとか、でも有休使って海外旅行行けるし、そこそこ幸せだと思っていたりとか、やはりそういう乾涸びた感じ。

って、ここまで描いていて、そんな作品大丈夫なのか、という気がしてきたけれど。
まあ、それ以外も描いてます。昔から好きで描いているネクタイ姿のサラリーマンとか。(やはり制服系か)


今日はベリーダンスの体験レッスン帰りという、フェロモン大放出4人組と阿佐ヶ谷で合流し、『KUMARI』というネパールカレー屋でランチ。先の日記にも書いたけれど、大学の同級生で、プロダクトゼミ出身の生粋ヴィジュアリストK(フェロモンその1)より、以前から依頼していた完成版下を頂く。要領の悪さと無知さ、説明下手、そのくせ注文の多い料理店の様な面倒なオーダーで、完全にKを翻弄してしまい申し訳なかった。Kさん、甘えてばかりでゴメンね。いつもいつも。本当に有り難う。

昨日お世話になったHもそうだけれど、学生時代の友人らは、皆ちゃんと仕事の出来る人達で、マメで、そりゃあ会社で何年も働いているし、部下なんかもいちゃったりするだろうし、ホント素晴らしいなあと思う。携わってきたプロジェクトなど、数えきれないくらいあって、1つ1つ納期とか、しがらみとか、プレッシャーも乗り越え、それら全てがちゃんと血肉となっているのだろうなあ。そういう仕事ぶりを見せてくれる。
いや、本当に学生時代から付き合いのあった人達が、皆何らかの形で、それぞれちゃんと生きているという事も、実は凄い事だよなあ、と思う。一人くらい「行方不明」とか「自己破産」とか「いい歳こいてから留学という名の海外逃亡」とか居てもおかしくないのに。皆、偉いです。

このイラストは去年Kに作ってもらった名刺に使用した女子高生↓
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一昨日、何十年ぶりかに自転車で派手に転倒(横向きに無様にスライディング)したのだが、転倒時の激しい痛みよりも、まずはデニムとコートが破れていないかが気になり、即座にチェックする所が「大人じゃーん」な私であった。
しかしそもそも、滅多に大人は自転車で転ばないよね、という事も薄々わかっていたので、すぐ横で一部始終を目撃されていたサラリーマンとは、一度も目を合わせられない私でもあった。
こさえたアザはいまだに腫れて痛むのだが、それよりも全身がうっすら筋肉痛なのが謎。転倒する瞬間、ギュッと力でも入ったのだろうか。上手いこと受け身でも取ったか。さらに同日、夜中までパソコンでイラストの細かい修正をしていたせいで、昨日からまた首痛。まあ何にせよ、情けない満身創痍感充満中。

さて。
昨日と今日は、ご近所友Hのお力をお借りして、我が家にてパソコンでの慣れない版下制作に費やした。「お片付けクイーン」Hの来訪という事で、もろもろ準備よりも仕事場の掃除に励んだのだが、結局、仕事で貰ったどでかい『株』のボードゲームやら、版画の材料やら、作品試作用に買った布の束やら、読みかけの漫画やらが右から左にスライドしただけだった。
Hは「お片付けクイーン」であり、以前運営していた(今はほぼ死んでいる)私のHPも作ってくれた「webデザイナー」でもある。そして「名家庭教師」でもある。
今回、時間に若干余裕がありそうと判断して、Hの指示通りに、実際の作業は私が行うという方式でやっていたのだが、元々、強力なアナロガーであり、この所めっきり記憶力衰え気味で、新しい知識が入った側からこぼれ落ちてしまう私は、教えられた事を次々と忘れ、いちいち作業につまづき、無駄な時間がかかる。完全に教え甲斐の無い生徒なのだが、それを隣で静かに見守りつつ、私が間違った方向に行こうとしても、そこはあえて止めず、本人が間違っている事に気付くまで待つH。または「んー?そうじゃなくて?」とか「それで良かったっけ?」とか、本人に答えを導き出させる。公文式のCMの先生か?って程に温かく「不出来な子」を、輝く未来へ導く敏腕カテキョHなのだった。

しかしそれにしても、やはりデザイナーと名のつく人は、それでご飯を食べている人は凄い。
レイアウトを決める際のHの提案はいちいち正しいし、ウロウロと迷わないので、実に気持ち良くスイスイ決まって行く。私は良くも悪くもこだわりレスな人間なので、色やレイアウトで少しだけ迷うのだが、でべその「こっちがいい」という一言で「だよね」と踏ん切りが付く。イラストも2パターンで迷っていたが、「こっちが千明らしい。私ならこっちが欲しい」というでべその一声により、あっさり決定。実に有り難い。昔から私の絵を見続けてくれている人の存在も、実に有り難い。
お陰で私の泥臭いイラストが、何だか素敵な雰囲気となり、さらに素敵なオマケまで作ってくれて、夕方には無事に版下完成、メール入稿まで出来てしまった。
出来上がった版下の一部↓
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しかしそれにしても、Hとは学生時代同じクラスで、専攻したゼミも同じでだったので、4年間みっちり一緒に過ごしたのだけれど、この現在の「出来る」と「出来ない」の差たるや何だろうか。

私も学生時代、就職活動でデザイン事務所を3〜4社受けてみたものだったが、デザイナーになりたいのかと言えばよくわからなくて、クラスメイトが皆何社も回っているし、そういうものなのか…という感じで、よくわからない焦燥感に煽られての就職活動だった。最後に行った小さなデザイン事務所の担当者に「何でイラストレーターにならないの?」と言われ(作品ファイルが全てイラストだったんだから当たり前です)て、「はて、何故でしょう?」と自問自答したのと、就職活動のために買ったばかりの安い腕時計が、その日壊れて止まった、というのを半ば無理矢理な言い訳にして、あっさり就職活動から身を引いた、というのは以前も書いた様な気がするけれど、思えば、そんな「なりたいのかよくわからない」曖昧な気分で、何となく(いや、当時は一応必至だったと思うけれど)試験を受けて、相手に貴重な時間を割いてもらったりして、大変失礼な話だったよなあ、と思う。合同面接で「好きなデザイナーは?」という質問に対して、「はい、田中一光です!」とハキハキした隣の子の答えに、「誰それ?」と思ったあげく、自分は「特にいません(というか知りません、が正しい)」と返答していたし、なっちゃいない。つくづく私がデザイナーになるなどと、はなから無理な話だったなあとも思う。色感も悪いし。やはりデザイナーは凄い。

作業終了後、そのまま我が家で2人で祝杯。まあ、正確にはまだ完成はしていない訳ですが、完成したらまた祝杯をあげましょう。どうしても食べたくなってパエリアを作ってムシャムシャ食べた。西友で安売りしていたタラを入れたらブリッブリで旨かった。
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これでまた一個肩の荷がおりた。Hよ本当に有り難う!

と言いつつ、今日はこの後、もう一つ以前から進行していた版下作業もいよいよ終わる予定。こちらも学生時代からの友人K師匠によるデザイナー力の集結作品となる。しかし彼女はプロダクトゼミ出身なのだった。なのに、今回写真もお願いしているという、守備範囲の広さにかけては右に出るもの無しの人なのだった。我が同級生達、頼もし過ぎます。
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一日春の雨だった昨日。
出かける気も起こらないし、というか、そもそもやらねばならない事だらけなので、これ幸いと引きこもり、ひたすら机とパソコンに向かう。
そうそう、一昨日町田から帰宅して、数日前から喉の調子が良くなかったので、うがいをしたら、直後声が出なくなってしまった。というのも、言ってみれば「これ幸い」の1つか。今朝はなんぼかましだけど、つい調子づいて出る鼻歌はまだ無理。高音は息しか出ないので鼻歌ならぬ鼻息。

漫画欲がメキメキと上昇する春、新たな漫画を入手する時間もないため、久々に坂本文庫の中から新井英樹の『THE WORLD IS MINE』を読み始める。正直、うららかな春に読む漫画でもなんでもないが、最近知人の先輩イラストレーターの方が、入院先で初めて読まれて「面白かった」と言っていた、というのを小耳に挟み、正直、病院で読む漫画でもなんでもないと思うが、「だよなー、やっぱりTWIMは、すっげい漫画だよなー」と自分の事の様に嬉しくなった。そしたら無性にそれを確認したくなり、就寝前に寝床で読み始めている。

この作品を知った時は既に、漫画誌での連載自体はとっくに終わっていた。当時私がたまたま連載させて頂いていた某音楽雑誌で、担当の編集さんが書いた漫画評に、何か引っかかるものを感じ、翌日近所のブックオフでこの作品を手にした訳なのだが、その時はもー絵柄がむぬ凄く苦手で「…これは最後まで読み切れないかもしれない」と躊躇し、全14巻であるところ半分の7巻まで購入したのだが、その日深夜遅くまで読みふけり、布団で号泣し、一度寝たはいいが、続きが気になり過ぎて朝5時頃目が覚めてしまい、そのまま続きを読み、朝から嗚咽。そして目を腫らしたままブックオフに駆け込み、後半全て購入とあいなったのだった。あんなに漫画に心が動揺した事も無かったし、読み終えてしばらくは頭から離れず、架空の漫画のキャラクター達に思いを馳せ、思い出し泣いた。苦手だった絵柄は一転、魅力溢れる絵柄となった。

あ、今さらですが、読んでいない方は、何の事やらさっぱりだと思うので飛ばして下さいね。(遅)

思えば、前半物語の舞台にもなる青森出身の私を、「とうほぐ弁=ザ・田舎者言語」というしがらみから開放してくれたのも、この作品だった。むしろ素晴らしい響きを持った言葉だという事を教えてくれた。秀逸過ぎるネームの数々を一層強調しているのが「とうほぐ弁」(と関西弁もだが)である事も勝手に誇らしく感じた。困難だと思われる独特の発音や表記が忠実で、一般的にはちょっと読みづらいのではないかと心配してしまう程で、お陰で私は余計に臨場感を味わえたのだが、日頃ドラマや映画などに見られるテキトーな「とうほぐ弁」(田舎者を強調したいだけの)とは、それほど全く違っていた。故に、てっきりネイティブスピーカーかと思いきや、新井氏自身は東京出身で、それにもまた驚かされたのだった。

トシモンという前代未聞の大量殺戮を繰り返し日本列島を北上する2人組と、南下する荒唐無稽の謎の巨大生物ヒグマドン(この笑えるネーミングが、余計に恐ろしくてシビレるのだが)の交錯、トシの描写の移り変わり(これ、最初は長期連載で画風が変化したのかと思いきや、ちゃんと意図的なものとわかり土下座)、トシと謎多き野獣背中毛男・モンの出会いと、そこに至るまでのそれぞれのルーツ、サブリミナル効果の様に細々と差し込まれる伏線の数々、それら全てが繋がる後半、ヒグマドン退治に雇われた最後のマタギ・飯島猛の名言の数々、まさに聖母なマリアの存在、それぞれ一筋縄ではいかないキャラクター達などなど、あげればキリが無いが、みっちりと詰め込まれた全てが必要不可欠で意味がある。
特にトシは、本当に悲しいキャラクターだった。彼の事を考えると、しばらく気が滅入った。迷いながらも、漫画友でもある山田美容室の山田さんにドサッと貸して、長ったらしく感想メールをやり取りした時も、やはりトシの話が中心だった。決して弁護の余地のない人間ではあるけれど、トシは恐らく一番人間らしい人間で、中では一番同調しやすかったのかもしれない。だから誰からも救われず、自分からも抜け出せず、最低最悪の道を歩んだトシが、ひどく悲しかったのだと思う。

この漫画は、とにかく沢山の人々が死ぬ。何の罪も無い人々が次々とあっさりと、ドカンドカンと、ザックザックと死ぬ。年齢性別も関係ないし、皆ある意味平等にあっさりと、木っ端微塵になる。その中に死なねばならなかった人は誰1人居ない。それぞれが、それぞれの人生を営んでおり、それが良くも悪くもずっと続くつもりで生きていて、それが一瞬で強制終了させられる。血が沢山流れ、その匂いに自分が取り込まれてしまいそうになる。それだけで、この作品を毛嫌いする人は多いだろうし、実際、こんなに大好きであるにも関わらず、私も読むのはかなり辛い。十分な体力を要する。でも読めば読む程、これは現実だと思う。フィクションではあるけれど、根源的な部分で現実を描いている。ヒグマドンなどという、「んなアホなー」な「怪獣」が現れるが、少しも陳腐さは無い。それどころか、我が家のベランダから見える道の先に、大暴れしてビルをなぎ倒し、電柱を踏みつぶし、こちらに突進してくるヒグマドンを想像して、しばし呆然とする。(つくづく危ない36歳だが)

まだ再読し始めたばかりなのに、まだこれからが過酷なのに、この作品の事を書くと長いなあ。本当にこんな春うららかな時期に読むものでも、書くべき日記でもない気がするが、しかも随分前に似た様な日記を書いた様な気がするが、まあ、スミマセン。あと全くオススメしている訳ではありません。『ダンサーインザダーク』なんかが苦手な人は読まない方が良いと思います。ただ、この漫画を肯定する人、というだけで、勝手に距離の縮まりを感じます。
真説『ザ・ワールド・イズ・マイン』、実はまだ読んでいないのだけれど、買うべきかなあ。表紙だけでも欲しいしなあ。
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そういえば、昨日みた『ゾディアック』というDVDも、殺人予告をしながら、警察、メディアを手玉に取りながら、大量殺人を繰り返す犯人と、それを追う人々の物語だったなあ。こういうのって、リンクするのかねえ。

本日はまた中野の病院に行って、先日のレントゲン結果を聞き、その足でShimachuと大工道具と木材物色の旅。うっすら晴れて来たから自転車で行けるだろうか。運動不足だから歩いて行こうか。新中野にあるチーズケーキ屋『shun』にも足を伸ばしてみようかと思う。

※イラストは内容と関係なく、現在着々とカオス化中の仕事部屋。明日、友人のお片づけクイーンHが来訪するので、それまでに何とかしなくてはーっ!

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数時間後の追記。
朝からこの様な日記をチンタラ書いていたせいで、すっかり時間が遅くなり、慌てて自転車漕いで中野に向かったところ、大久保通りにて、何十年ぶりか?って程に大胆に、派手派手しく、アメフトのタックルよろしく転倒。ズザザーッ!!!て。肘膝強打して、痛みに耐えつつ、病院に到着するも既に午前の受付終了。そもそも担当医不在日。何やってんでしょうか、私。うなだれてShimachuをひやかし、Shunのチーズケーキだけ買って帰宅。せめてカオスの掃除をします。

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明けて22日追記。
昨日、急きょ前ノリで我が家にやって来てくれたお掃除クイーンH(良かったよ、帰って掃除しておいて)も、我が家に来る途中、新高円寺駅の階段にて結構な高さから転倒したという。ズザザーッ!!!て。「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのは2〜3人だったらしい。三十過ぎると世間は冷たいね。何にしても、生き別れの双子の姉妹か?ってな感じで、足に同じ青あざこさえた我々による、本格的な版下制作作業は今日一日の頑張りにかかっているのだった。ザ・満身創痍。
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本日、通算6回目の町田版画工房入り。
今回は4つの版を持参して、いつもより丁寧に刷ったつもり。まあまあ気に入ったものも刷れた。しかし2時半頃にコンビニおにぎりを1個5分で食べた時以外、ほぼ立ちっぱなし8時間。疲れた。でも楽しかった。
版と版画用紙を置いた後に、厚手のフェルトを3枚乗せ、プレス機にかけるという行程で、ヨレ防止も兼ねてフェルトの上をつい2,3回撫ーで撫でとしてしまうのだが、その都度「どうかひとつ。神様。」とか「頼む。これで決まれ。」とか心で念じている自分に気付く。刷り上がりを「ぺろん」とめくる時は無呼吸。不思議とそうすると、いいものが出来る気がする。こういう作業が実に新鮮。

午後になって、私のお隣で根気よく銅版を掘っていたオッサンが「あ〜、眠くなっちゃったなあ〜」などと言いながら、作業を中断。うんうん、わかるよ。昼食後、この時間帯はだいたい眠くなるんだよね〜とオッサンを見やると、なにやらごそごそ机の下に置いてある鞄の中身を探っている。と、その鞄の中にちらりと見えた目映い黄金の固まり。き、金の延べ棒!
実物は見た事ないものの、それはまさしく私のイメージ上のジャスト金の延べ棒ではないか!何故金の延べ棒が鞄の中に。つーか、何故金の延べ棒をここに?やっぱりこのご時世、純金積み立てですよね。って知らないけれど。タンス預金ならぬ、カバン純金か?いや重すぎだろ余計危ないだろ意味わかんないだろ。「版画」「鞄」「金の延べ棒」これが三題噺のお題だったら、ざこばはさてどうするか。鶴瓶は。とにかくあまりの脈略の無さに、咄嗟に私、何故か見ないフリを決め込む。(何でだよ。見ちゃいけないかと思ったんだよ。)
が、次の瞬間、それをむんずと掴んでドーン!と机の上に置くオッサン。ああ、せっかくの見ないフリが台無し。ガン見。「ガンキュウ飛び出さんばかりに見」ですよ。と、オッサンは「ぱっかり」という感じで延べ棒の蓋を開けた。へ?蓋?そして中から親指程の小さな金の延べ棒を取り出し「どうぞ」と私にくれたのだった。そのまま延べ棒片手に、次々と周りの人々に金の小延べ棒を配って歩くオッサン。なんと太っ腹な光景。

「これ、グアム土産。」

チョコレートだった。見事なまでに金の延べ棒を模した。またこれが旨くてさー。グアム土産なのにスイス製かなんかでさー。タイミングがこれで合ってるのかは不明だが、眠気覚ましのお裾分け。たまらない日常に潜むドッキリ。しかも何かデーブ・スペクターレベル。
いや、チョコレートご馳走さまでした。
お陰で楽しい版画日となった。

↓本日刷った版画うちの2つ
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あ、休肝ウィーク、二日で酒量、アワワ、もとい終了。 あえなく。
町田で版画刷った帰りに山田美容室の山田さんも定休日だったので、 久々に町田会合してしまったのです! タイ料理屋だったのです! もう、無理だったのです! そりゃあ仕方ない、と誰か言って。
でもビール、一杯だけよ。(誰に言い訳か)
…ああ、意志薄弱。
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いきなりですが、今週は休肝週間にする事に決めました。(宣言)

昨日は以前、床のオイル塗りヘルパーをさせて頂いた友人Sさんの新居にお邪魔して、お料理上手なSさんの、目も舌も体も喜ぶ料理を存分に堪能し、同席していた写真家杉本文さんの12星座分析も途中まで堪能し(文さん、途中で床に寝てしまった。まあ、これが寝心地良さそうな床なんですな)、お酒もお菓子も堪能し、まことに幸せな気分で「サバラ!」とおいとましておきながら、帰りの電車は、なんかもー死ぬかと思った。何回途中下車したやら。軽く貧血症状も出てしまい、何年ぶりかに「ホームでしゃがみこむ」をしてしまった。しかも色んな駅で。いい歳こいた女がホームでしゃがみこんでるのって、情けないとか、痛々しいとか以上に、何か怖いよね。怖くて近寄れない。絶対助けたくない。それをやってしまった。
しかも途中下車しまくったので、時間に余裕を持ってでたはずが、結果的には東西線の最終電車に乗っていた。何でかフラメンコ。
本気でお酒との付き合い方を改めようと思いました。まあね、若い頃はそんなに飲まない人間だったので、その反動でしょうか。いや、決してヤケ酒などではなく、常に楽しい宴席なのだが、ってコレ誰に対してのいい訳なのかわからないが、とにかくこの残念感が悔しいので、ちょっと改める。

で、まんまと二日酔いの今日、頭痛薬を飲み、先日お料理教室でご一緒したChieちゃんが出店されている大江戸骨董市に行って参りました。フラフラしつつも、現地につくと「市」マジックにかかりアドレナリン大放出。気付いたら、両手は荷物でずっしり重く、財布は軽ーくなっていた。でもなかなか良いお買い物が出来た。

Chieちゃんのお店で買った懐かしい蓋付きの器。
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それぞれドット模様が全く違い、よく見たら高台の縞模様も太さがバラバラ、このざっくりした感じ、凄く良いですね。茶碗蒸しはもちろん、小鉢としても使えそうです。

それと大正時代の鳥柄のお皿と韓国の菓子型。
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昔の和食器の絵柄って、構図が素晴らしくカッコイイものが多いですね。
他のお店でも「ええー!」とか「ぷぷーっ」とか気になる絵柄を沢山見かけたけれど、私には高額過ぎて買えず。
韓国の陶製の菓子型は、ヨーロッパな雰囲気すら感じる可愛らしさ。これはChieちゃんブログhttp://tabitozakka.blog98.fc2.com/で見た時から気になっていたので迷わずゲット。

それから素敵なご夫婦で出されていたお店で見つけた東洋陶器のお皿。
オレンジとグレーを色違いで。戦前のものだそう。かわいすぎ。
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同じく東洋陶器のお皿とパイレックスガラス蓋付きグラタン皿。
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このお皿は戦後のものだそうで、これ1つだとちょっと北欧っぽい。さらにパイレックスは底に少々欠けがあるという事で何と1000円でゲット。全く損傷無く使えるし、本当にお買い得品。蓋付きなのでそのまま冷蔵庫保存も出来、食べる時はそのままレンジ(オーブンも)可。小さめなので気軽に使えそう。


で、昼過ぎにはとんぼ返りして、ようやくお酒も抜けたので、心を入れ替え仕事に励む。明後日は今月最後の版画日でもあるからね。頑張りますよ。休肝ですよ。
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