<   2008年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

本『ZOO1』乙一
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猛烈に読みやすかった。妙な小賢しさを感じない文章が、余計に巧さを感じた。
筒井康隆、楳図かずお、伊藤潤二を思わせるホラーの中に混在するユーモアがとても良い。ファンタジーな雰囲気も。
『カザリとヨーコ』は特に気に入った。寓話的な恐ろしさがあるのに、ヨーコの台詞で「プッ」と笑わされる。
『SEVEN ROOMS』は、理解不能の恐ろしさとグロさの中に切なさと愛があり、脳内で勝手に楳図漫画の絵柄に変換され、心で悲鳴を上げつつ読んだ。
ファンタジーっぽい話は苦手な方だけれど、たまには良いもんですね。

本『愛がなんだ』角田光代
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またしても、という感じで愚かな女の物語だった。 もうホントにしょーもない。
けれど、主人公テルコの様な女の子を私は知っているし、実際世の中には掃いて捨てるほど居るだろう。端から見たら本当に情けなくなるが、自分にもその要素がゼロとは言い切れない。
馬鹿じゃないのと呆れながら、文字通り全てを犠牲にして男のために生きてしまうテルコを何処かで羨ましいとも思ってしまう。あーあ、とため息をつきながら、全くアンタは理解不だよと思いつつも、それでも懲りない彼女の愚痴を聞いてあげてしまうグダグダな女友達気分で読んだ。そして最後はちょっと泣いてあげた。

『ロック母』角田光代
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『父のボール』がひたすら重かった。が良かった。
凄みのある文章に、読んでいて体温は上がるのに、血の気が引いて行く気分。
『ロック母』は打って変わって少し救われる気分。
角田さんは近しい人間ならでは複雑な関係性や、暗部の描き方が本当にえげつない。しかし、そこには嘘が無い。だから、ただただ受け入れてしまう。

コミック『キーチ!』新井英樹
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実は読むのを途中で挫折していた作品。
所々重なる部分があったせいか、『The World Is Mine』ほどは入り込めなかったというのがある。で、ようやく読み終えて、相変わらず新井英樹という人の一貫した主義主張の骨太さを知る思いだった。 物語こそ違えど、その矛先は同じなのだなあ。キーチの振り上げた拳は、そのまま新井英樹の拳なのだろう。
これからも誰にも描けない漫画を、ひたすら描いて行かれるのでしょう。
先が長そうな、追いかける読者も十分な体力と覚悟を要する作品。
でもやっぱり私は『TWIM』の方が好きだ。現実と非現実の混在の妙が、どうにも忘れられない。『キーチ!』では物足りない。進行中の『キーチVS』に期待します。
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by sakamotochiaki | 2008-05-31 22:09 | Comments(0)
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本日22時からNHKで赤塚不二夫特集ですよ。
て、事が書きたいがために、仕事中に日記更新。さあ、まだの方は今のうちに録画予約を。

前の日記に書いた予感的中で、俄然忙しくなっている。の割には外食も続いている。今日も若干二日酔いですゴメンナサイ。
一昨日、大久保の『タピ』(http://currytapir.blogspot.com/)というインド料理のお店に行ってきた。若い日本人の女性店主が一人で営む小さなお店。先週ランチで初めて訪れた際、あまりに美味しかったので、食い意地のなせる俊敏さでもって間髪入れずにディナー予約。
単純に「インド料理」と言いがたい様な、独創的なアイディアに溢れる料理の数々で、複雑なスパイス使いに「すわっ」と脳内アジアツアー敢行。一口一口が刺激的(辛いという事ではなく)で、店主の方の主義、主張を感じる料理ばかりだった。しかもそれが押し付けがましくないのが凄いところ。
ピクルス、うどのパコラ、ムング豆のコロッケ、あられ豆腐とピーナッツのカレー、冷やしトマトのカレー、全粒粉チャパティ、ミント入りのラッシ、どれもこれも一口食べては鼻からため息が漏れる美味しさ。季節ごとに通って、他のメニューも食べ尽くしたい!と思えるお店に出会えた。本当に嬉しい。

して昨日は女4人で久しぶりにジョンの店。
ジョンさんお任せで野菜多めのラインナップ。こちらも相変わらず素晴らしかった。〆はエビとエスカルゴのパエリア。恋の話も肴に加わり、楽しい美味しい宴だった。
気づけばそのまま我が家にご宿泊コース(というよりは雨宿りの様な)だった二人に、朝っぱらから、アメリカの老人ばかりのコーラスグループYoung@Heart映像
http://www.youtube.com/watch?v=2u6k-99qcCE
http://www.youtube.com/watch?v=82mwhSyHbow&feature=related
を見せて3人でマジ泣き。これを見ると、自分がどんなに「まだまだ」かという事がわかる。こんな風に歳を取れたら、本当に素晴らしい。
その後11時過ぎにお見送り。何やら楽しそうにおしゃべりしながら相合い傘で去って行く二人の姿が窓から見えて、微笑ましい気分になった。
そのまま一日エンドレス仕事。

このまま赤塚番組まで続行。
明日も一日仕事続行。

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番組観賞後追記。
1時間以上もあった割には、密度が足りなく間延び感が凄かった。期待しすぎたか。精神科医の斉藤環氏にまで分析させたあたり必要だったかなあ。まあNHKだしなあ。
もっと少年漫画の作り手と編集者がギラギラと熱かった時代の話を聞きたかったなあ。
松尾さんのアニメの枠の長さにビックリしたけれど「奈良美智はデコっぱち」ってのに爆笑。ニャロメと共演、オメデトウございました。
しかしどうせなら「赤塚フリーク」(みうらじゅん他)を集めたの枠をずーっと垂れ流してもらっても良かったなあ。
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「あと1ロールしかない」という圧力に屈して、間に合わせに買ってしまったトイレットペーパーの使い心地が何とも悪い。
別に我が家でいつも使っているものなんぞ、決して高いもんではないし、今使っているものも明らかにヤバそうな激安品でも無かったと思うのだけれど、トイレに入る度に「まだ5ロールもあるよ…」と気が遠くなる程にゴワゴワした紙質。そのくせダブル。ゴワゴワもダブル。シングル派(そんなものがあるかは知らないが)のくせに、よっぽど焦って買ったんだなあ私。

と、どうでも良い愚痴を書いているのは、ここ数日ぽっかり暇だからである。暇に任せてダーラダラ。こうもダラダラ出来てしまうと、この後がかなり怖い。

日曜日。私の雨女力も及ばぬ晴れパワーを持ったお方が居たのか、無事フリマ開催。予想以上に人出も多く、絶対に持ち帰りたくない!と思っていたものを含め、9割は完売出来たので大満足。
開店早々にやって来たザ・高円人な青年(体の何処にも力が入っていないといった見た目)が、売り物のい草製のスリッパを指して「それは外でも履けますか?」と聞くので、「いやー、さすがにこれは外は無理っすねー」と答えつつ、彼の足下を見たら、「それ、機内履き用スリッパじゃねーの?」なボロッボロなスリッパを履いていた。一瞬悪い事を言ってしまったかと思ったが、彼はまーったく気にする風でもなく、私がお気に入りだった、でも自分には似合わなくて着る事のないままタンスの肥やしに成り下がっていたTシャツ(200円)を即決で買ってくれた。「ここにちょっとシミがあるんですけど」という私の言葉など「はあ、そすか」と全く聞いていない様子だった。
女の子二人が出していた隣の店でも、さほど状態も良く無さそうな青いジャージ(上)を即買いして、ふらふら~と去って行ったのだが、2~30分もするとまた戻って来た。買ったばかりの私お気に入りTシャツの上に、同じく買ったばかりのジャージを羽織り、おそらく買ったばかりのローラースルーゴーゴーで、スーイスイと、やはりどこにも力が入っていない様子で、目の前を何往復も平行移動するのだった。いったい何歳で、学生なのか社会人なのか、何をして、何を食べて暮らしているのか、出身は?家族は?今日のご予定は?根掘り葉掘り聞きたくなってしまう全く謎の青年だった。

あー、高円寺、いいなあ。
町田時代にも何度かフリマ出店した事はあったけれど、その都度「勝利」(売り上げ的に)を納めてきたつもりだが、確実に客層が違い、やり辛さを感じていた。ブランドのタグだけを見て買う人が多く、そのもの自体を全く見ようとしないのだ。どんなに状態が良く、ステキな洋服でも、ノーブランドだとなかなか売れない。その代わり、どんなにボロボロでもアニエスb.(アニエスb.ってところがまた何ともはやなんだが)なら売れる、と言った気持ちの悪さで、そのために商品や、レイアウトに作戦を練らねばならなかった(素人なのに)。
これは以前にも書いたかもしれないけれど、購入頂いたノーブランドのTシャツを無印の袋に入れて渡そうとしたら「そっちのバーバリーの袋にしてよ」と言われた事もあり、その徹底したブランド志向と、泣けるくらいの実の無さには呆れを通り越して感心するばかりだった。
そういう意味では、高円寺はとてもやりやすい。そのモノ自体をイイと思って購入してくれるし、妙な根切りも殆ど無い。(平均年収は町田の方が高そうなのに不思議よねー)
不要品を売っている立場で何だよ、って話だが、売っていて実に気持ちが良い。訳もわからずタグだけ見て、似合う似合わないを無視して、アホみたいに値切られて買われるよりは、「アナタ!アナタが着ずして誰が着る!」という人が、見事にそれを見つけて買って行ってくれる姿を見るのがいい。お金はいいから持ってってーとすら思う。これがフリマの楽しさだよな、と思う。

何度目かに通り過ぎようとするスリッパ青年に「似合ってますね」と声をかけた。「へへへ」という顔をした。いい、いいよ、高円寺。

で、その後、夜はパーカッショニストの辻コースケさんライブ@ぱちか村。
数年前にナチュラルハイというキャンプイベントで観たぶりの辻さんの千手観音プレイは素晴らしかった。本当に手が見えなくなるのな。

昨日今日は病院デー。と書くと悲壮な感じだが、大した事は無い。30代半ば女性のたしなみ(?)の様なもの。
昨日は中野の婦人科にて、以前も書いたS気のある女医(イニシャルもS)による問診。初めてS女医の顔の全貌とご対面。これまでは、いっつもマスクをしていた(花粉症対策か?)ので、眼光の鋭い目のみ見える状態で、余計に威圧感があったのだが(
ちなみに以前はこちら)↓
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マスクを取ったら普通に親しみやすいオバハンだった(失礼)。
だがしかし、それなのに、まだ何だか威圧感を感じるのよなーと思った原因は、S女医の右手にあった。仕事柄故の腱鞘炎だろうか、S女医は手首を固定する黒く大仰なサポーターを付けていたのだ。今まではマスクに気を取られて気がつかなかったけれど、アレ、総合格闘技用のグローブ(これ↓)に似てるんだわ。
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問診の途中、突然羽交い締めにされて、マウントポジション取られそうなんだわ(考え過ぎ)。威圧感の謎がわかりスッキリ。

で、今日は本郷の皮膚科でローションやクリームやら補充。ついでに一昨日あたりから口の周りに出来た湿疹についても相談。やはり「光線アレルギー」ではないかとの事。ぎゃふん。

帰り道、せっかくここまで来たのだからと本駒込まで足を伸ばして、『パリットフワット』(http://parifuwa.fc2web.com/)にて、アホみたいに山盛りパンを購入。私が子供だったら夢のパンだよ!と思える「クレヨン」(持っていたカラフルトレーに乗っけてみたら凄い事になっている)↓
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ボージョボー人形の様なジンジャーマンクッキー(ボウボウなのは麻縄に非ず、生姜なのだ)↓
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ゴマパン、カンパーニュ、カボチャパンなどなど。
昨日読んだ『クロワッサン』で、角田さんが見事に腹八分目ダイエットを成功させていて、素晴らしく縦に長細く変貌していたのを見て、「おーし、腹八分目だぜ」とか言っていた舌の根も乾かぬうちに、こんなに買ってしまった。
脅威のダイエットを完遂した岡田斗司夫氏も言っておられた。
「どんなにおいしいケーキだって最高なのは最初の3口。
 4口目からは確認、最後は惰性です。」
要するに本当に美味しいと思える良い食材を、本当に美味しいと思える分量頂きましょう、ダイエットは制限する事ではなくて、実は贅沢な事です、という事なんだけれど、本当にその通りだと思う。でもでもゴメンナサイ。パリフワのパンは、10口食べても最高に美味しいよー、どーすりゃいーんだよー、と半泣きで「クルミとレーズン入りほうれん草パン」をランチに頂いてしまった。私の意志は紙の様に薄く、『ラジかるッ』における賀集利樹の存在意義程に弱々しい。

関係ないが、パソコン新調したからしばらく控えようと思っていたはずが、続々とAmazonから漫画が届く不思議。
昨日は楳図かずお研究家で漫画家の金子デメリンさんの『ウメゾロジー』が、今日は新井英樹の『キーチ』7~9巻と『キーチVS』1巻が届いた。『キーチ』は長い事6巻で収集を一時停止したままになっていたのだけれど、続編『キーチVS』のレビューを読んだら、もーどーしても読まねばならないという事で。あー読むの楽しみだ!!
山田美容室の山田さんから借りていた乙一の『ZOO1』もようやく読み始めた。っげー面白い。『カザリとヨーコ』を読んだら本谷有希子の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』が色あせた。好みの問題だけれど、筒井康隆や伊藤潤二のホラーなのに笑える感じを思い出して、凄く良い。
風呂で読んでいた角田さんの『ロック母』を読み終えたので、引き続き『愛がなんだ』。相変わらず女性がどうしようもないが、ついつい愚痴を聞いてあげちゃう感じで読んでしまう。
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追記:先ほど、家人と夕食後の散歩をしていたら、衝撃の事実判明。
近所の古着屋で、一昨日のフリマで我々が一着500円で売ったナイキとアディダスのナイロンパーカーが売られてた(笑)おそらく倍以上の値段で(笑)
なんか、業者っぽいオッサンだなとは思ったけれど、こんな目と鼻の先で仕入れずとも良かろうに。まあ、何でもいいですけどね。やっぱり面白いよ、高円寺。


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午前中、東高円寺駅近くの青梅街道沿いにあるFarmado(農家直送店)に歩いて食材の買い出しに行った。何しろ私は歩かねばならないのだ(以下略)。

既に気温も高く、ipodをまんまと忘れたせいで暑さを紛らわす事も出来ないまま、直射日光にジリジリ焼かれながら、やっとこさ辿り着いたらまだ開店準備中だった(10時半)。農家=朝が早い=10時開店、と思っていた。あんだよ11時開店て!とぶーたれそうになったが、「毎日群馬から直送」という張り紙を見せられちゃあ仕方あるまい。素直にご苦労さんですと思わにゃあなるまい。て事で、近所のスーパーSantokuで30分涼ませてもらう。

で、開店と同時に入店し、ラディッシュ、立派な葉付きの蕪(葉っぱは菜飯にする!)、ミニレタス、小松菜、豆腐、油揚げ、赤卵などなどを買った。
満足した分、荷物は重たくなり、さらに気温上昇でヘタリそうになった帰り道、青梅街道と環七の交差点で、赤に変わりそうな横断歩道を、ギリギリセーフでこちら側に渡ってきた足の不自由な婆と、手をつなぎ先導する高校生らしき今どきの青年を見た。渡り終えると、持っていた婆の手さげ袋と杖を手渡し、小さく会話を交わした後、婆を見送る青年。その婆の歩く速度の恐ろしくゆっくりな事。よほど不安に思い、見るに見かねて一緒に渡ってあげたのだろう。キミ、いい青年だ!
すると、青年は今渡って来た横断歩道を引き返すべく、私の横で再び信号待ちを始めた。なんと、自分も渡るついでではなかったのか。キミ、ますますいい青年だ!
顔を見ると向こう岸に向かって何となく照れ笑いをしている。その目線の先には、やはり今どきの青年が自転車に股がって、ニヤニヤとこちらを見ていた。その自転車カゴには二人分の鞄。なんと、自転車の友人をお待たせていたのか。しかも、環七は道幅が広いので、婆の速度では恐らくや一度では渡りきれなかったに違いなく、真ん中の島(?)部分でも一旦信号待ちをした可能性高し。キミ、まったくもっていい青年だ!そして向こう岸のニヤニヤしながら待ってあげている自転車のキミ、キミも間違いなくいい青年だ!私、全然関係ないけど、そのニヤニヤに勝手に参加させてもらうよ!ニヤニヤニヤニヤ〜。

信号が青に変わるやいなや、青年はダッシュで向こう岸に渡り、いい青年らは二人乗りで去って行った。チラチラと向こう岸でまだ殆ど前に進んでいない婆を見やりながら。
二人乗りは良くないけど、許す。もし私がキミらの母だったら、もう天にも昇るほどに嬉しいだろう。こいつめこいつめーと頭グリグリと撫でてやる。もし私がキミらの母の友人だったら、先回りして家に行って、本人には内緒にするという約束付きで、この事を教えてあげたい。母はこっそり鼻高々で、息子の悪態くらい、勉強がちっと出来ない事くらい、許してあげられるだろう。今晩のおかずが一品増えたりするかもしれない。


さて。
さっき、紙版画の版を二つ試作してみた。
来月から、また月1〜2回ペースで町田の版画美術館通いをしようと思っている。
紙版画の版って、それ自体が凄く良いのだよなあ。見ていて気持ちいい。かと言って、こっちを展示しちゃあ、やはりよろしくはないわなあ。
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今日は仕事も無いので、ようし日も高いうちから風呂に入ってやろうと企んでいた(小せえな)のだが、先日世界堂で買った消しゴムハンコキットを実験制作を始めてしまい、気づいたら夕暮れ。しかも普通のカッターしかなくて難航。仕上がり稚拙。デザインカッターや彫刻刀が要るなあ。それかデータ版下で外注がお利口か。
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日曜日の天気予報が不穏。雨だったらどーしてくれようか、この値付けも済んだ山盛りフリマ商品達を。フリマって、これが嫌ね。ああ、雨女な自分が憎い。

昨日、珍しく一人で夕飯にパスタを作って(一人だとせいぜい鍋を一個しか使わない料理しか作らない)、なかなか美味しかったもので、ついついワインを飲んでいたらイイ塩梅に酔っぱらって(お陰で今朝は頭痛起床なのだが)、久々に『メゾン・ド・ヒミコ』のさわり部分を観た。「さわり」だけだったのは、そこまで観たら家人が帰宅したからなのだけれど、それでも十分に鼻腔の奥を刺激されて、泣く一歩手前の状態で(まあ、酔っぱらってたせいもあるけれど)、かなり満足した。

というのも前日、山田美容室に行った際、山田さんが『メゾン・ド・ヒミコ』を観た事が無いという話になったのだった。我が家のおすすめ漫画、書籍、CD、DVD、録画VTRの殆どを♪あーあー川の流れのよーにー と、山田さんの元へ半強制的に貸し続けてきたはずが、何たる不覚!
いーんだよー、田中泯がさー、とにかく最高なんだよー、オダジョーなんかさー、殆ど大島弓子な訳よー(意味不明)、西島のさー、これまたイヤらしさがたまらないのさー、柴咲コウもさー、ちょっと無理はあるけれどブスでさー。と、セールストークをかましてたら、猛烈に自分が観たくなってしまったのだった。これ、よくある。泯さんが初めて登場する、あの空気がピッキーンと張りつめた、静かでひんやりとした場面、細野晴臣の不穏な音楽と、ちょっと怖くなるくらいに美しい泯さんの姿を、もーどーしても。
結果、大変満足。震えそうな空腹を、一気に満たした様な充実感。泯さんの姿を見ただけで泣きそうになった。その後の、素晴らしく雑多で美味しそうなブランチの場面や、冒頭の雨の中、こちらも素晴らしく可愛いアウトビアンキの横で、傘を差し佇む美しいオダジョーも堪能できた。そう思うと、この作品、この美しい男性二人が一番最初に登場する場面が、本当に印象的に撮られているんだなあ。チクショウ。近々全編観よう。

さて、二人展が終わってはや一週間。終了後も、ご丁寧にメールなどで感想を頂く事があった。会場に足を運んで頂くだけでも大変な労力であるのに、わざわざ感想を言葉にして送ってくださるなんざ、本当に大変な事だと思う。しかも、素敵なお言葉ばかり頂戴して、大変有り難い。嬉しすぎる。版画、ちょっと続けてみようかなあという気持ちにもなった。あと新鮮だったのは今回女性にウケが良かった事。やはり線が細くなったりした事なんかもあるのかなあ。あと、女性を多く描く様になった事もあるのかもしれない。若い頃は「男性にウケてなんぼ」みたいな、よくわからない男尊女卑精神の元、作品を作っていたものだったけれど、アレ、何だったのかなあと今となっては思うが。

自分でもまだ、ぼんやりとしていて、とらえどころの無いまま描いた世界だったけれど、それを見たそれぞれの人が色々感じ取ってくれて、しかもその色々を内緒にしないで教えて貰えるとは何と素晴らしい事だろうか。今まで作家不在時を狙って展覧会を観に行ったり、記帳ノートにも大した事書かなかったり、言葉に置き換えるのを面倒くさがって、あまり口にも出来ずにやって来た己を猛反省。誰にという訳ではないけれど、ざっくりとごめんなさい。そういう機会を得た事にも、展覧会をやった意味があったなあと思えた。やって良かった。

でもって、本日は快晴。洗濯2回転。干して干して干し倒した。でも2時頃にはカラッカラに乾きそうなのが嬉しいねい。ミッシェルで気分を上げて仕事。それを終えれば、夜は打楽器奏者ウニさん(http://www.myspace.com/ichirohanisaki )のライブ@高円寺ペンギンハウス(http://www3.plala.or.jp/FREEDOM/penguin/home/home.html )。
久々のウニさんのプレイ、楽しみ。

さっき、買い置きのバナナが「伝染病か?」ってレベルで熟れきっていたので慌てて食す。バナナを吊るして保存するというのは「アンタはまだ木になっている状態なんだよー」と思わせて日持ちを良くするためでは無いという事を、最近知った私36歳。

※イラストは昨日、ようやく新MacにCD読み込ませ作業の図。せっかくなので一から入れようと思ったら、当たり前に大変だった。でも楽しかった。音も良い。しかし、ますます部屋の余白が無くなった。
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今日、新宿の丸井前の車道で、正確には歩道と車道を隔てるガードレールの陰で(つっても、スカスカしたやつなので丸見え)、腰の部分から二つ折りの姿勢で立ち、一心不乱に「納豆」をかき混ぜるホームレスのオッサンを見かけた(図参照)。
なぜ納豆。なぜ此処(丸井前、往来、車道)で。なぜつらそうな姿勢のまま(せめて座ったらどうか)。なぜ一心不乱。瞬間的に視界の端に捉えて通り過ぎてしまったので(立ち止まれないし、戻ってもう一度見る訳にもいかんし)、頭は「なぜ」で埋め尽くされたのだけれど、その光景は殆ど何か怪しい儀式の様だった。まあ、つい最近まで「納豆は一切かき混ぜない」派(別名タモリ派)だった私からすれば、納豆をかき混ぜるという行為自体が、どこか儀式めいていると思えるのだけれど。空は黒く重たい曇天で、今にもポツポツと来そうだったし、一心不乱はそのせいだったのか。あるいは数日ぶりの食事で、やっと手に入れた納豆だったのか。ゆっくり座る時間も惜しいほどの。屋根の下に移動する気も起こらないほどの。でも「納豆は左右50回ずつ」がオッサンのルールだったので「うーあー!!もどかしー!!」の一心不乱だったのかもしれない。
何にしろ、いいものを見た。

その後、額装オーダーしに行った世界堂では、書籍のコーナーに、プリマの様な不思議な足の角度で、一心不乱に立ち読みする男性がいた(図参照)。本人的には実に「しっくり」いっている様だった。いいものを見た。でもその後、世界堂の前の道を、強風の中、持っていたビニール袋を風でパンパンに膨らませながら走る彼を見かけたので、ちょっと変な人だったやもしれない。まあ、イイ歳の男性で、短パンにソックスって所が、そもそも微妙だったが。

話は違うけれど、先週、久しぶりに実家に電話してみた。
例によって居留守電の父が、ようやく出てくれたと思ったら、いかにも寝起き声で「昼寝をしていた」という。あーあ、この人、またソファでテレビ見て、眠くなったら寝て、起きたらテレビ見て、を毎日繰り返しているんだわーと思ってガックリして、「たまには外に出て歩いた方が体のためだよ」と、これまで何度言っているかわからない小言を垂れようとしたら「さっき一時間ほど歩いてきた」と言う。どびっくり。それで疲れてウトウトしてしまったらしかった。
「午前中にドラマ(タイトル不明)の再放送があって、2時からは藤田まこと(『はぐれ刑事』再放送)だから、その間に歩かないといけない」と、相変わらずテレビ中心の生活には違いないが、これまでの引きこもりぶりからしたら凄い変化だ。さらに
「お父さんねー、27日に老人会の日帰りバス旅行に行くからー」
と言う父。どびっくりの二乗。普段は「俺」なのに何故突然「お父さん」なのか、て部分にもどびっくりだが、いやいやそんな事より、老人会?バス旅行?これは幻聴か?思わず何度も確認してしまう。
今まで「あんな年寄りばかりの集まり(ケッ!)」と馬鹿にして、絶対に参加しようとしなかった老人会の、病気をする前から元々嫌いだった旅行(だから我が家は家族旅行というものに行った事が殆どない)に、さらに大っ嫌いな温泉がオプションとして付いているというのに、それに「行くんだー」と確かに父は言う。しかも、ちょっと嬉しそうな雰囲気すら受話器越しに感じ取れる。いったい父に何が起こったか。いや何が起こったとしてもいい。気まぐれでもなんでもいい。これは父にとって大きな転機だ。引きこもり青年が何年ぶりかに玄関のドアを開けて、一歩踏み出すくらいの凄い勇気だ。少し大げさか。でも凄い凄い。気分良く電話を切る。
後日、母からメールが来たので「お父さん、日帰り旅行行くらしいじゃん。凄いねー!」と返信したら「私もさっき聞いてビックリ!」だって。離れて暮らす娘より後に知る妻ってどうなの。とことん会話の無い夫婦にも困ったもんだよ。


さて、少しずつ通常生活に戻りつつ、しかし何やかやと忙しい。25日に急遽近所のフリマ出店も申し込んでしまったし。二人展絡みのモノが、まだ床を埋め尽くしているというのに、フリマに出す不要品もあふれかえっている。ああ、こうしてパソコンの前の椅子の上に座って、部屋を見渡すと、浮き島みたいな気分になる。 おーい、だれかー。
そんな中、昨日午前中ヨガのワークショップに参加したら、全身筋肉痛(ストレッチの様な優しいものばかりだったのに、ヨガ恐るべし)で、何をするにも痛いのも困ったもんだ。せっかくナイキのヨガマットを激安で入手して、ハリウッドセレブ気分(はあ?)だったが、体はやっぱり最下層だったらしい。
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□□□の南波一海君(この名前は目にする度、嘘みたいな名前だなーと感心する)、突然の脱退だそうで。
しかもワンマンライブ直前の電撃発表で何がなんやら。ワンマンでは南波君のラップ部分を、スペシャルゲストのいとうせいこうが歌っていたそうな。
最近メンバーが二人から三人になったと思ったら、また二人。まあ、色々色々あるのでございましょう。吉田豪さんの『バンドライフ』を読めば(昨日も電車でケラさんの回を読んでてちょっと泣きそうになった)、一個のバンドを続けるという事がいかに凄いかがわかるもの。
私は南波君のノッサリとした雰囲気が好きだったので非常に残念ですが、彼の今後の活動に期待します。
(って、ここまで書いて自分の敬称のつけ方に偏りを感じるのだった)

さて、昨日は横浜に行って参りました。
ニゴジュウ展に来てくれた版画家の石田マキさんの個展「身の周りのモノ版画展」を観に。今展示は主に紙版画。モチーフ選びや線の抜き具合が、紙版画の風合いと実にぴったりだった。興味を持ちながら、今ひとつ手法がわからず、ニゴジュウ展ではあきらめた紙版画だったので、技法に関して、ここぞとばかりに質問してしまった。凄く勉強になった。5/31(土)まで です。ご興味のある方はぜし→http://www.geocities.jp/qute8888/dou.html

で、歩いた歩いた。
何故なら私には歩かにゃならない事情があった。例のブツを買ったのだ。ええ、週5日1日6000歩、歩くんですのよーっほっほ。(これでわかる人はわかるらしい)
一緒にいた工房くらげのシミズナオコ(全く歩く必要なし)を道連れに、中華街、港の見える丘公園、澁澤龍彦 生誕80年回顧展「ここちよいサロン」@県立神奈川近代文学館 、大佛次郎(オサラギジロウ)記念館
(http://www.yaf.or.jp/facilities/osaragi/index.htm )などなど。
澁澤展では親交の深かった舞踏家土方 巽の葬儀で弔辞を述べる澁澤映像が流されていたのだけれど、そこで瞬間爆睡。歩き疲れ過ぎ。ここちよいサロン過ぎ。

しかしながら、まさかの昼夜連続中華飯に加え、まさかの昼夜ビール。歩いた歩数を見事チャラにした、どころかプラスにした。この本末転倒ぶり、毎度の事だが自分で感心する。
昼に『梅蘭』という店で食べた名物だという「やきそば」は旨かった。あんかけ焼きそばの反転版。どんなうっかりさんか?といった見た目↓
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この「やきそば」の魅力は表面ぱりぱりの麺にあり、と食べる前は思っていたけれど、麺を縁取る卵が陰の主役と見る。卵って偉大なー。でも『梅蘭』渋谷にもあったのなー。有り難み薄。
夜にたまたま入った『心龍』では「元祖白麻婆豆腐」がヒットだった。豆板醤の辛みではなく、胡椒と山椒の辛みが新鮮だった↓
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「今、我々に一番必要なのはフカヒレ!」と思っていたのだが、結局歩き食べした「小フカヒレまん」で己を誤摩化す。しかも目で確認出来たのは2本ばかりで、それも春雨疑惑濃厚で、悪戯に胃袋の空きを埋める結果になったけれど。

さて、本日も歩くのだ。してまだニゴジュウ展の残務少々。
夕方からはご近所の素敵なお店兼ギャラリー『CONTEXT-S』(
http://www.geocities.jp/context_s/)でカイヨウコさんという方の写真展+トークイベントに行く。またしてもシミズナオコと。もはや家族並の頻度で顔合わせ。そのうち顔色だけでわかったりして。今何を食べたいかとか、隠し事してるなとか、恋に落ちたなとか。こえい。
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本日をもちまして、無事にニゴジュウ展@リトルコ(http://homepage2.nifty.com/littleko/index.html)、終了いたしました。
本当に沢山の方々にご来場頂き、まことに有り難うございました。

最終日は、古くからの友人や、新しい友人、やっと直接お会いできた人、仕事でお疲れのところ駆けつけてくれた人、一度来てまた足を運んでくれた人、家族で、夫婦で来てくれた人、リトルコカレーを抜かり無く予約して来た人など、何とも盛り沢山で「おお、これが最終日というものか」とテンションが上がりつつも、でも空気は妙にゆったりと流れていて、全体を俯瞰で眺めている自分が居たりして、不思議な気分でした。
夕方、照明を落とし気味にして、シミズナオコ作のオブジェにろうそくが灯る中、少しだけボリュームを上げたBGMはFISHMANS。何ともスペッシャルな、これも最終日らしいナイスチョイスな時間でした。

しかしそれにしても、リトルコオーナーの平間さんがおっしゃっていた通り、展覧会というのは「夏休み」の様で、さらに平間さんがおっしゃっていた通り「始まったら終わったも同然」だった。ホント、楽しい時間はあっという間なのなー。イレギュラーな日々をデレデレと楽しみすぎて、満喫しすぎて、こいつは通常生活に戻るが大変だわな、と思っていたけれど、搬出を終えて、シミズゴルフで我が家まで送ってもらったら、夏休みの様な日々と、そうでない日々とはたった15分の距離しか離れていないのだった。その近さに何だか余計にショボくれて、オラオラーと空元気100%で版画の箱を仕事部屋に運んで、ただでさえ狭い床に積み上げたら、さらにショボくれた。しかし嫌でも我にかえった。明日は掃除&残務に費やーす!(宣誓)

今回初めての二人展で、私自身、色々とわからない事だらけで、遠いと思っていた二人の世界が案外近かったり、またはその逆だったりして、どんな展示になるのか全く読めずにドヒャードヒャーとしていた(搬入しかり)のだけれど、いざ蓋を開けてみたら、意外とひっそりしていて、幅の変化する川のこっちとあっちで、お互いの気配や動向を探りながら交信している様な、そんな気になりました。これって、当たり前だけれど、一人では味わえない感覚で、実に貴重な経験。
そしてその様を、それぞれが大切な時間を割いて、計画を立てて、沢山の方々が観に来てくれる事の有り難さよ。それぞれが真摯な感想を伝えてくれる素晴らしさよ。作品というのは、誰かに観てもらてなんぼ、押し入れに仕舞って大事にしていても「ゼロ」なんだな、と思った。
そんな事を踏まえて、これからも地道に続けていけたらいいなあ。 と、思えた事も良かった。

でもってこの会期中、我々が常に楽しく、気持ち良く、時にまったりと(垂れ流し女子トーク含む)、刺激的に(カレー含む)、濃厚に(コーヒー含む)過ごす事が出来た事、リトルコという素敵な空間と、オーナーの平間さんに心から感謝します。本当に有り難うございました!
あ、一応ね、我ら3人で即興バンド結成(口約束)しましたので、今後の動向を皆震えて待て。って感じです。震え損請け合い。
あと、十条という町にも有り難う。こういう機会が無ければ知らないままだったかもしれない町。本当に魅力的で楽しい町だった。今後もちょくちょく遊びに行ってしまいます。

さて、ニゴジュウ展は終わりましたが、リトルコは続々と楽しそうな展覧会が続きます。この後、16日(金)〜27日(火)はchizuさん
(http://members2.jcom.home.ne.jp/chizu-no-kaban/)の「かばんと小物展」が始まります。ご興味のある方はぜひ。

そして、この日記も通常営業に戻ります。

空っぽ!↓
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作業終了後、ガラス越し接見から念願の直接接触実現!大の大人3人で、ヨダレでダム作れそうでした。↓
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明けて14日朝追記。
よせばいいのに、明け方まで↑の日記を書いていたせいで、今朝は10時起き。
久々に我が家の台所に立ったら、えらい汚れてた。
しかし腑抜けつつ、一昨日家人の実家から届いた大量の自家製グリンピースを鞘から出すってのをやってたら、一気に癒される。 ああ、台所っていいなあ。 二週間近くコーヒー入れるくらいしかしてなかったから、 何だかしみじみ嬉しい。これ、私にとって、とても良いリハビリだ。
と、突然外が晴れてきた。 太陽見るの久しぶり。何だかしみじみ嬉しい。
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レイの命はあと2日。
あ、いや、ニゴジュウ展@リトルコ(http://homepage2.nifty.com/littleko/index.html)もいよいよあと2日。って思ったら、昔見たアニメ『北斗の拳』の次回予告のケンシロウの一言を思い出した。ああ、塩沢兼人(レイの声優さん)もう亡くなってしまったんだよなあ。全くしみじみするぜ。

私の雨女力(うめりき)を余す事無く発揮してしまったこの土日も、沢山の方々に足を運んで頂き、まことに有り難うございました。いや、本当に感謝です。この感謝をどう表したものかと思いますが、内気なとうほぐ人+公家顔のせいで、表面上あまり伝わっていないかもしれないけれど、町中を逆立ちしたまま、ラブラブアイラビュー叫んでもいいぜーなレベルで有り難いと思っております。って言われてもねえ。

しかし、こうも毎晩外食していると、食い意地の張った我が胃袋もさすがにお疲れのご様子(ならば、かき揚げそばとか食べなきゃいいのだけれど、空腹は確実にやってきて、そして負けてしまうんだよなあ)。毎晩外食している人は大変だなあ。相当に強靭な胃袋でないとなあ。と感心すると同時に、毎日着ていく洋服を選ぶ事の大変さよ。みんな毎日本当に偉い。日々、ずさんな部屋着で朝から晩まで過ごしている身としては、ともすれば上から下まで「ボーダー」という無意識と、あきらめと、油断による暴挙に出てしまう身(天敵は宅急便)としては、この悩ましさは相当なものです。いっそ大好きな事務員制服をネットで買い揃えて、それを着て毎日十条に通うべきだった。と、今さら気がついて歯ぎしり。ちっ。

とにかくあと2日。
やっべ。自由研究終わってねえし。な気分ですが、ご来場お待ちしております。といいつつ、坂本は明日、のっぴきならない理由により、在リトルコ予定午後2時〜となっております。最終日はもちろん終日おりますが、この日だけ19時までとなっておりますので、よろしくどうぞ。
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写真左:意外と好評な私の『OL版画』with工房くらげシミズナオコ作オブジェ
写真右:同じく工房くらげシミズナオコ作キノコ群生オブジェ。

おおっと、これから田中泯さんの『ようこそ先輩』(教育 1:05〜)再放送を見なくては。私同様に見逃した人は見ると良いでしょう。

関係ないけれど、東十条駅に向かう途中にある床屋ディスプレイ。モヒカンも出来るらしいね↓
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ふおっほっほ。
このところ絶不調だった我が雪見大福iMac、ついに世代交代と相成りました。昨日新宿で20インチiMac購入。計らずも先月末に発売されたばかりのやつ。ボーナス無いのにボーナス一回払いでね。しかもそのまま電車でお持ち帰り。車内で若者の視線を感じ、帰り道にiMac狩りに遭うのじゃないかとビクビクしましたが、あれは「手持ちで持ち帰られるのか!」っていう視線だったのやもしれない。いやー、軽くなったもんだねえ。(と言っても重たいけれど、雪見大福は絶対に持ち歩けなかったから、やっぱり軽い!)

ほとんど儀式って感じで、まずは仕事机を隅々掃除してから、「さささ、専務、どうぞこちらへ!」って接待気分で配置。ようこそ、こんなむさ苦しい所へおいで下さいました。って、モニターでか!良かった24インチにしなくて。でも薄!キーボードも薄!手首楽ちん!指運び軽!ネット早!色キレイ!いちいち感動している横で、雪見ちゃんがしょぼくれて、完全に窓際化。あんなに遮二無二働かされて何の仕打ちかって感じで、恨めしそうにこっちを見ている。
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肩たたき上司気分で、いーこいーことなだめつつ(大福部分を拭き掃除しつつ)、今後はサブとして働いて頂こうと思う。

さて。
仕事も片付いたので、本日は急遽、某芝居を観に池袋へ。
芝居小屋というのは、どうにも緊張する。学生時代、劇団の裏方のお手伝いなんぞをしていたせいで、どうしても100%観客として観る事が出来ず、いろんな事が気になってしまう。今日観たの芝居も、作り手、演じ手、裏方の苦労が見えてドキドキしたり、アラが見えてハラハラしたり、演出にイライラしたり、なかなか純粋に観られなかった。なんとも損な見方だが、これはどうもならない。
まあでも、私という人間はもう何年も演劇というものから離れているけれど、世の中では、こうして脈々と演劇は続いているし、これからも続いていく。「アングラ」や「小劇団」というものも、内容が変わりこそすれ存在し続けるし「もういい加減足を洗って、真っ当な仕事に就きたまえよ」というイイ歳こいた華の無い役者も星の数ほどいる、という当たり前の事にしみじみとした。

あと関係ないけれど、演劇関係者って「和柄」好きの人が多いと思いません?龍とか、魚とか、花(菊とか牡丹)とか、ちょっと不良(ワル)そうな和柄のシャツ、和柄のハンチング、和柄のバッグなどなど。あれって何なんだろうか。人によるけれど、全然お洒落じゃないと思うのだけれどなあ。そういう業界(どうでも良さそうな所ばかり重点的に)ごとの服装を調査して、まとめたりしたいなあ。何の役にも立たないが、たぶん楽しい、私が。

さあ、明日からニゴジュウ展@リトルコ(http://homepage2.nifty.com/littleko/index.html)後半戦スタートです。
ご来場お待ちしておりまっす。

あと、これも関係ないけれど、毎週楽しみにしているPodcastのTBSラジオ「ストリーム」内『コラムの花道』で、今週の勝谷誠彦の回は凄かった。今までも凄かったけれど、思わず立て続けに二度繰り返し聴いてしまった。パンダのリンリンの死の謎。卓球なんかしてる場合でも観てる場合でもない。みんな聴けばいいのに。
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