<   2008年 10月 ( 16 )   > この月の画像一覧

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急な寒さに、こうしてキーボードを打つ指が上手く動かない。これはもう冬である。今、冬と打とうとして、ゆふと三回打ち間違えた程だ。
高円寺駅構内のマンスリースイーツ(月代わりで各地の有名菓子店がお目見えする、動かずしてスイーツ紀行可能なお店)の『多奈加亭』が最終日だったので、夕方いそいそと買いに行った時、ついにマフラーとニットキャップ出動。
一昨日買って食べたレーズンパンが旨かったので、また買おうと思っていたのだが売り切れで、代わりにいちじくパンと、ドライフルーツパンを買った。でもよくよく考えたら、いやよくよく考えずともわかってはいたのだけれど、焦って買わずとも多奈加亭って、そこかしこで買えるんだよなあ。ちょくちょく行く西荻窪のギャラリー『みずのそら』近くにもあるし、吉祥寺にだってある。「最終日」マジック恐るべし。

レーズンパンは子供の頃は苦手だった。レーズンとか、ドライプルーンとか杏とか、とにかく干した果物が苦手だった。生で美味しいものを何故干すか!と思っていた。給食で「あ、今日はチョコチップパンだ!」と思ってかじりついたらレーズンパンであった時のショックたるや。私は小学生時代、給食は人の分まで奪って食べる様な卑しい子供であった(競争知らずの一人っ子のくせに!)が、レーズンパンには、さすがの戦闘意欲(主菜をおかわりするための)も減退させられた。今はむしろその逆だなあ。チョコチップよりレーズン旨し。

それにしても、こうも寒いと一気にパン欲上昇。或は焼き菓子、もっと言えばパイやタルトが食べたい。プリンとか杏仁豆腐とか、見るのも寒い。今日も1日キッチンテーブル(前も書いたけれど、相変わらずキャンプ用ね)の上に置かれたラ・フランスが熟すのを待てず、アタイの180度のオーブンで無理矢理熟させてやろうか?と乱暴にラ・フランスパイにしてしまいそうな気持ちをグッと堪えていた。何故なら仕事が溜まってるから!(注:今は連絡待ち中)

私の場合、焼き菓子はいつも衝動的に作りたくなる。よーし、明日の午後に焼き菓子作るぞー。材料買っておこう。てな用意周到さがあまり無い。夕飯を食べて、もやーっとテレビを見ている時とか、あー、仕事やらねばーって時とか、あ、今、暇か?という時などに、稲光に打たれた様に作りたくなる。当然材料が揃っていない事も多いので、夜中にスーパーに買いに走ったりもする。寒かろうが、雨だろうが、止められる衝動ではない。スーパーに行ったからと言って、出来合いのデザートを買って済むものでもない。欲求は食べたい!ではなく、作りたい!なので、作るまで気が済まないのだ。
って、書いていたら、ますます何か作りたくなって来たなあ。早く連絡来ないかなあ。粉いじっている時に電話が鳴る事程、動揺する事は無いものよ。

さて今日、11時過ぎにブランチを食べ終えると同時に、たまたま近所を車移動中であった
工房くらげ
の直ちゃんからメールで「オトノハ」ランチを誘われる。ああ、バッドタイミング!心は食べたいが、胃袋が土下座していた…。
結局、絶品「高菜あんかけチャーハン」ランチが、私のブランチの残り物の豆乳スープに投入されたパスタに取って代わられた直ちゃんが不憫であった。
もうすぐ祝・窯ジプシー卒業予定である直ちゃんは、知人宅の窯で焼いて貰った作品を受け取った帰り道で、私とのコラボ作品の途中経過も見せに寄ってくれたのだった。朝から多忙であったのに有り難や。これからどんな風に仕上がるのか楽しみであります。直ちゃんがマイ窯を入手した暁には、ラ・フランスパイ持参で祝いに行こう。

話は違うが、先日「文字が一向に頭に入りません」と読書に白旗月間突入を宣言した私だけれど、これなら読める!という本発見。『辺境の旅はゾウにかぎる』(著/高野秀行)。この時期、特にノンフィクションは無理だと思っていたけれど、さすが高野さん、面白い!角田さんや内澤旬子さんとの対談もあって、ゆっくりながらちゃんと読めている自分にホッとした。家人が「こないだ読字障害のドキュメント見たぞ」とか言ってくるものだから余計に。
しかし、高野さんの本は自分ちのものなので、人から借りている本を先に読めよって話なのでした。

※本日のイラストのカワラギ君はクラス1巨漢で、マラソン大会など当然毎年ビリであったが、そんな彼と早食い、大食いを競っていた私であった。

オマケ映像/昨日、細野さんの映像を見漁っていて、この北京ダックがあまりにカッコ良くて鼻血出そうになりました。若い頃の細野さんはコーネリアスに似ている説(byユーミン)も納得。ラストに差し込まれるつのだひろの謎↓


 これ見ると□□□の北京ダックが薄れるなあ。お一つよろしくお願いします。
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思いがけない事に、ココをご覧頂いた方から、マウス絵でのお仕事が入る。
このへっぽこ絵が仕事になったらエエのになあ、と常々思っていたものの、ラフスケッチはどーするのか、という疑問もあったりして(なんせ、一発描きですから)、まさか本当にお仕事を頂けるとは思っていなかった。編集さんのチャレンジ精神に感謝。
この調子でラフスケッチ不要イラストレーターの地位確立を目指し、マウス修行に励もうと思います。朝晩欠かさずマウスで50音書き取りタイムトライアルとか、朝晩欠かさず75回ずつ高速ダブルクリック練習とか、森光子ばりに鍛錬しよう。
この調子で、引き続きマウス絵お仕事大募集です。そこのアナタも恥ずかしがらずに、ささどうぞ。
(あ、計らずも二つ連続「マウス」繋がり日記だな)

話は変わって。
寝室リフォームも最終段階で、すのこロールマットに続いて、マットレス購入。さらば煎餅…いやクレープ布団。何処まで薄く出来るのか限界に挑戦してみたくもあったけれど、我が身が先に限界を迎えてしまった。と言っても結局高価マットレスは買えなんだが、これまでと比べたら極楽。高円寺の商店街で買って、店のオッサンに無料で運んでやる、一緒に行く?と言われたので、一緒に車にでも乗せてもらえるのかと思ったら、徒歩で台車で運んでくれるのだった。ハハハ、ですよねー。2人並んでてれてれーと歩いて、ガラガラガラーと運んでもらった。道中、我が家の目の前の病院情報など色々教えてもらえて良かった。

我が家の目の前はK病院で、隣は道路をまたいでハニカミ学院、反対側は(おそらくロケ車会社の)駐車場である。我が家の周りだけ、スコンと抜けが良い立地となっている。(そういや、googleで見たら我が家が丸見えで引いた。ベランダに洗濯ものを鈴なりにしていなかったのがせめてもの救い)

その駐車場に、毎日夕方4時頃になると、犬の散歩にくる初老の夫婦が居るのだけれど、何故か決まってその駐車場で犬が遠吠えをする。確か黒いラブラドールか何かだと思うのだけれど、これがかなり迫力がある声量であるため、仕事中などにコレをやられるとビクーッとなる。先に書いた様に、抜けの良い空間であるため余計に響き渡るのである。なんで毎日、わざわざここで吠えるんじゃい!気になるメス犬でも居るんか!と不思議に思っていたら、どうやら飼い主がそうしむけているらしい声が窓の外から聞こえてきた。

飼い主「ほら○○(名前)、ワーンって!ほら、ワーン!って!」
犬  「ウオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!」
飼い主「やーしやしやし」(ムツゴロウ調)

これを数回繰り返す。
恐らく自宅では近所迷惑になるか何かで、吠えさせてあげられない愛犬に、ここぞとばかりにストレス発散させてあげているのだろう。が、ここも立派に住宅街、さらには病院前(入院病棟も目の前)、何もここでせずとも良かろうに。目の前に姿が見えないだけで、実は沢山の人がいるのだ。ブラウン管の向こう側に一億二千万人いる様に。それはちと違うか。

ついでに書くと、K病院の玄関先で、様々な人が携帯電話で話す声なんかも、聞く気もないがほぼ丸ごと聞こえる。営業途中のサラリーマンの声、家族の深刻な病状を伝える声、どうでもいい世間話…皆、携帯で話す声って何故ああもデカイのか。周りに聞いて欲しくてわざとやているのかなって程にデカイ。姿が見えないだけで、丸ごと聞かれている人間(私)がいる事を思いもしない。
そんな状況であるので、先に書いた遠吠え夫婦には子供が居ないらしい、って事も、赤の他人の私は知っていたりする。たまたま知り合いと遭遇した夫婦が、そのまま駐車場で世間話を始めた時、そんな事を話していた。あー、愛犬が子供代わりか、なるほどね。じゃあ、相当かわいがってんだろうよ。とか何とか思いながら仕事をしていた私だが、こんな風に勝手に入ってくる情報で、勝手に情状酌量しそうである。いやしかし、やはり遠吠えはどうなのか。
まあ、私の様に日がな在宅している人間の方が稀なのだろうけれど。

そうそう、bonobosが自主レーベルを始動された様です。
これまでしのごの書きましたが、やはり蔡忠浩の声は聴き続けたいのです。大変だろうけれど、伸び伸びと、どうか頑張って欲しいです!


 遠吠えが気になるのは猫派だからか?お一つよろしくお願いします。
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さて公言通り、昨日行って参りました夢の国。
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今回、一番新鮮だったのは大人のコスプレ人口の多さでしょうか。ハロウィン中は条件付きでコスプレOKだったみたいで、そのせいもあるだろうけれど、私が12年前に行った時は、子供はさておき、大人はせいぜい「耳」ヘアバンド程度だったと思われるが、ジャック・スパロウやらピーターパンやらミニーやら、そらもうわんさかと居た。
一番人気は不思議の国のアリスなのか、太いアリス、公家顔のアリス、3姉妹アリス(おそ松くんか!)が、そこいら中に居た。普通にコスプレを楽しむ人が殆どの様ではあるけれど、ミッキーとアリスコスプレの女子2人が、アトラクションの裏側で、こっそり撮影会をしていたのを見かけた。ブログにアップするためか、はたまた写真集こさえて売りさばくためか、いずれにしても夢の国では純粋に楽しむ以外にも、色んな利用法がある様だった。
左:人の少ないアトラクションの裏側で、密かにポージングなアリス。
右:そそくさと次なるポイントに移動。
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かく言う私も、家人の仕事に便乗して行った訳であって、純粋に楽しみに来たとは言い難いのだけれど、結局朝9時過ぎから夜9時過ぎまで、みっちり12時間過ごしてしまった。もみじ市、アースデイをあっさり忘れさる人口密度にヘロヘロになったが、アトラクションを楽しんでばかりもおれず、色々と場内を回りまくった(内1/5は待ち時間)。
ミッキーの家にも行った。映画撮影真っただ中、休憩時間(そう言うのだものさ)のミッキーと3ショット写真も撮った。手にチュウもされた。初『パイレーツオブカリビアン』と初『ウエスタンリバー鉄道』も乗った。初パレード(ハロウィンバージョン。つーか、どこもかしこもハロウィン仕様)も見た。
待ち時間最長は120分の『ホーンテッドマンション』だった。
「ミッキーまん」は耳まで肉が詰まっていて旨かった。チュロスは食べ損ねた。
ミッキーんちの屋根に伊藤潤二の『血玉樹』発見↓
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女子トイレ入り口にきれいなお姉さん↓
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とっぷり日が暮れて、予定していた仕事が終わった後、残りわずかな時間で、せめて最後は自分が乗りたいものに乗って帰ろうと思ったら土砂降り。屋根付きのエリアに人が殺到し、押し合いへし合いとなり、瞬間殺伐とした空気に包まれる。夕飯時、レストランで座席の奪い合いになる。オバハンの、口には出さないながら醜い『F○○k You!』顔を見せつけられた。ああ、夢の国のほころび。

しかし、この時間は逆に空いてるじゃん!と思い直し『ピーターパン』(私が乗りたかったものその1。12年前に地味ながら一番感動した)にダッシュ。が、間違ってうっかり『白雪姫』の列に並んでいた…なんか、見た目の雰囲気が似てるんだものさー!仕方なく雨宿り代わりにそのまま並んでみたが、短い人生の内の50分を捧げて乗るにはあまりにもショボいものであった。
気を取り直して、しつこく『ピーターパン』に並び乗ってみたが、記憶の中の感動というものは、時間経過と共に勝手に増幅する様で、すなわち思っていたよりショボかった。『ナイトクルージング』な場面はやっぱり好きだけれど。

消化不良感を打破すべく、最後に大声出してスッキリ帰ろうぜ!と、エレクトリカルパレードを尻目に『ビッグサンダーマウンテン』(乗りたかったものその2。この手のものでは一番好きだった)へ。タイミング良く殆ど待たずに乗車。日没後に乗ったのは初めてだったので、ライトアップされた景色はきれいだし、真っ暗闇はこえーし、お疲れハイテンションだしで、すごーく楽しかった。乗っている間、ずっと「ワハハワハハ」と笑っていた。

何にしても、圧倒的サービス精神の賜物である、あの場所は。何がどうして、どう成り立って、日々運営出来ているのか、全く凄い事である。


※イラストは場内で見かけた一家。
旦那さんが30代後半〜40代前半だろうか。完璧に80年代で止まったスタイリングであった。ホットロードの様であった。または『サマーサスピション』でポプコングランプリ時代の杉山清貴の様であった。
セーターなど、裾も袖も律儀に折り返していて、もう見事過ぎる着こなしだったが、ひょっとしてその当時のものか?って程にくたびれていた。それについて奥さんは既に諦めている様であった。 夢の国まで行って、一番イイもの見たなーって思った瞬間。


して、本日はみずたま雑貨店のチエちゃんと、西荻窪のギャラリー『みずのそら』へ金井一郎さんの『あかりの植物園』展を観に行く。
以前、やはり個展にお邪魔して「ほおずき」のライトを購入したのだけれど、今回も謎の種を購入。グレた羊か、悪魔の形相。意識した訳では無いがハロウィンぽい。他にもオクラや、マンゴーの種や、ゴマの鞘やら、沢山の気になる植物があって、それぞれから色とりどりの光が漏れ、いつもの太陽と水の光が溢れる『みずのそら』とはひと味違う空間になっていた。こちらは11/3まで。ご興味のある方ぜし。
左:ほおずき 右:グレ羊
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光つながりで今朝、工房くらげの『サンキャッチャー』で仕事部屋に出来た虹。
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 成田離婚じゃないが、アトラクション待ち時間離婚ってありそうね。お一つよろしくお願いします。
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昨日、高校生の時ぶりに「パネル水張り」をやる。

例えば水彩画なんかを描く時に、紙にいきなり絵の具を塗ると、絵の具の水分により紙が「べろんべろん」と変形してしまいます。あれは紙が水分を吸って方々に膨張して、さらに乾燥する際、均一に収縮出来ないための「変形」でありますが、「水張り」は、その紙の伸縮の性質を利用した、変形を防ぐ方法です。あらかじめ均一に紙を湿らせて、木製パネルなどに「水張り用テープ」を使って四方を貼付け固定する(その詳しい方法は割愛)と、乾燥により縮もうとする紙の性質により、紙がピーン!と張られます。
そこに水彩画などを描いたとしても、もう仕上がりが「べろんべろん」にはなりません。というものですね。
コレ、高校入学後、デッサン鉛筆の削り方の次くらいに習って、3年間散々やっていた事だったのに、20年近くも経過すると、随分とやり方を忘れているもので、結局ネット検索してしまった…。案の定、一回目は失敗(テーピングが甘く、紙に少しシワが寄ってしまった)してやり直し。二回目はきれいに出来た。紙が乾燥してしまわないうちに作業を終えねばならない焦る感じとか、水張りテープを刷毛で湿す作業とか、何だかとても懐かしく楽しかった。放課後のアトリエのテレピン油の匂いを思い出した。


今日は多摩川河川敷で開催されている『もみじ市』と代々木公園の『アースガーデン』をハシゴして、人に酔う。特に『もみじ市』の人の多さには驚いた。開場直後に行ったけれど、既に入場制限。に、人気なのね。
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フードはどれも美味しそうだったけれど、どこも見事に長蛇の列で、飲食は早々に諦め、駆け足で(といいつつ、前日の雨でぬかるんでいたが)場内を見て回り、出店されていた料理教室の師匠・山戸さんに挨拶だけして、スタッフをしていたみずたま雑貨店のチエちゃんにはとうとう会えずじまいのまま、代々木に移動。
「アースガーデン」も沢山の人出だったけれど、「もみじ市」帰りだったので、何だかまったりした雰囲気だった。客層的には「もみじ市」の方がアイボリーな女子多しなのに、何でかいな。
それにしても、世の中にはなんと「作り手」の多い事か。色んな人が色んなものを作っている。両イベントを見て、ちょっと気が遠くなる。知恵熱じゃないが、作り手熱出そう。このまま作り手が増えて、世の中全員作り手になったらどうすんのかな。買い手が居なくなるな。いや待て、物々交換が出来ていいか!通貨不要のワンダホーワールドか!と馬鹿な事を考える。
こちらの2イベントは明日まで。もみじ市ではキセルのライブですよ!行ける人は行ったんさい!

そうそう、昨日は友人やまちゃんのお誘いで、中野のカルマで開催中の近藤康平さんの個展を観に行く。カルマは前から気になりつつ、初めて行ったのだけれど、メニューを見たら昔、高山なおみさんもスタッフだったそうで、確かにメニューの雰囲気は今は無きKuuKuuの香りがした。ビールも種類豊富で料理も美味しくて、良いお店でした。
そのお店の雰囲気にも合っていて、「いろとリズム」というタイトル通り、音を感じる作品達でした。コチラは31日まで。

さて、明日は多摩川を泣く泣く素通りして、またしても町田で版画工房引きこもり。
そして何でか明後日は、我が人生2度目12年ぶりのTDL!両極端!
って、工房くらげの直ちゃんに言ったら「え!行った事あるの?!」だって。私をなんだとお思いか?

オマケ写真はこないだ作った車麩のリングフライ。外サクサク中もちもち。んまかったです。
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 ちなみにシーは未踏です。お一つよろしくお願いします。
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◎紙版画(ドライポイント)

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◎塩ビ板版画

『はなればなれ』
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『柔らかな丘』
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『KOYA』
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『誰かの記念日』
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『同じ夢を見てる』
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『家を出る。外は闇。もう、帰りたくなる。』
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『冬の葬列(1)』
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◎ペン画

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年末のクアトロ20周年イベント(二階堂和美、キセル、レイ・ハラカミ)のチケットが取れた。初レイ・ハラカミ!うでしい!たぶんこれが今年最後のライブ。今年の最初のライブが空気公団だった様に、計らずも良いフィナーレが迎えられそうである。

さて昨日は有意義な一日だった。
朝からみっちり夕方まで町田の工房作業。一度挫折したままになっていた紙版画に再チャレンジする。これが、もう、サイコーに楽しかった!!!!!!紙!ビバ紙!!
前回、色々と手法をご伝授頂いたナツさんのお陰と言えましょう。本当に有り難うございます!来年の展覧会が決まってからというもの、ずっとモヤモヤとしていた頭ン中が、久々にスカッと澄み切って、「おお、道が続いている!」という感じでありました。
まだ全然コツは掴めないので、刷り上がりの予想なんて全くつかないけれど、それがまたいちいち楽しい。自分で描いているのに、全く先が読めない面白さよ。それはこれまでやっていた手法(塩ビ板)でも、同じなのだけれど、この紙版は行程がとにかくシンプルで、悪く言えば大雑把に扱えるのが素晴らしい。傷に弱い塩ビ板の様に神経質にならずとも良いし、削る作業も腕力が要らないし、素材も安価だし(ここ重要)、色んな事が自分の性格にぴたっと来た。何しろ学生時代から、課題に金をかけない(かけられなかったってのが本当だけど)人間だった。卒業制作(4年間の集大成)なんぞ、恐らくクラスで一番費用が安かったのでは、と思われる。いかに安く、素早く、気負わずに作れるかって部分に昔から心血を注いでしまう質なんである。イラスト界の近藤典子か、私は。カラーボックスと結束バンドで家を作りかねないのである。どうでもいいけれど、近藤邸のカラクリ屋敷ぶりって、全然いいと思えないよなあ。
さておき。
ほとんど版画をやっている感覚はないのに、出来上がったものはちゃんと版画になるという事も面白い。調子に乗って、今まで封印してきた色インク(色彩センスゼロのため)にも手を出してみた。そしたらこれまた面白かった。今年始め、版画を始めた当初の興奮再び。良かった。ああ、紙版画って、何と面白い。

ご機嫌で工房作業を終え、そのまま町田で山田美容室の山田さんと待ち合わせて飲み&久々のカラオケ。町田から引っ越してから、カラオケ頻度がめっきり減少傾向である。町田で遊ぶとなるとカラオケくらいしか思いつかなかった、というのもあるけれど、カラオケ心の友(お互い何を歌っても引かない間柄)である山田さんとご近所で無くなったというのもかなり大きい。2人で3時間(内延長1時間)、いやー楽しかった。ずっと歌いたかったゆら帝やら、岡村ちゃんやら(山田さん曰く、周囲の女性で岡村ちゃんを歌うのは私だけだそうだ)、キセル、fishmans、bonobos(『衛星』で血管切れそうになる)、空気公団(カラオケで歌って楽しいものではなかった…)などなど色々歌い倒す。
山田さんは『残酷な天使のテーゼ』を完全に自分のものにしていた。最後はお決まりのZAZEN BOYS『KI MO CHI』でシメ。いやー、面白かった。一緒に行くメンツにもよりましょうが、カラオケって、ちゃんとストレス発散になるんだなーと実感した。

今日は来月分の工房の予約を入れて、今週末はまた一日刷り作業。昨日学んだ事を元に、新たな版を作らねば。紙の版は銅版などと比べると何枚も量産出来ないので、一個の版に執着して制作するという事が無いけれど、それも自分の性につくづく合っているなあと思う。

オマケ版画。
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※イラストは2人でカラオケってトイレ行くのが大忙しなのよねーの図。
  いや別に間が空いたっていいのだけれど、2人ともダッシュで行き来していた…。

 コツコツタイプではない私ですが、お一つよろしくお願いします。

唐突ですがシガーロス、来日するんですね。知らなかった…。ああ、観たかった…。

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のっけからどうでも良い話だが。
『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』がしれっとリニューアルして、ゲストが料理に参加せず、ただ横にあるカウンターに座って見ていて、時々茶々を入れるだけ、という設定にまだ慣れない。
と言っても、これまでもゲストが大した作業をしていた訳ではないのだけれど、例えば中華の先生の日なんかに、分厚い丸いまな板に、でっかい中華包丁を持たされたゲストが、
「わ〜!こんな包丁、初めて使います〜!」
とか何とか言うのが、もう水戸黄門ばりにお決まりの台詞だったりして、それにいちいち言葉を返す上沼恵美子って、スゲーなー、心無くさないと出来ないよなーと思ったりするのが、私にとってもお決まりだったせいか。逆にその台詞を聞かないと「まさかアンタ、使った事あんの?持ってんの?」と思って、気持ち的な収まりが悪いくらいだった。
「これ、ウチにもあるんですけどね」などと梅沢富美男やら永島敏行あたりの人が言ったりして、それはそれで「はいはい。わーった、わーった」とか思ったりするのだが。
別に私はこの番組が好きな訳では全くないのだが、進行上、その方がスムースってのはあるだろうけれど、上手下手に関わらず、芸能人の包丁さばきを見るのは結構好きな方なので、違和感を抱えつつ見ている。見なきゃいーじゃんて話だが、徹子の部屋までの繋ぎなのでつい。


さて、寝室に引き続き、昨日深夜、キッチンの小模様替え慣行。
すっかり火がついてしまった我が模様替え欲である。色々捨ててスッキリしつつ、新たに欲しいものが出てくる。まずは何はなくともダイニングテーブルなのだが(なかなかサイズ的にピッタリなものが無く、現在キャンプ用テーブル使用。しかし、ほぼ物を置くだけの台に成り下がり)、これはもう作っちまった方が早いかも、と思い始める。気になる骨董屋さんの鉄脚を買って、別に天板を買って、組み合わせれば良いのだ。
それと現在使っている水屋箪笥に組み合わせる小さめの戸棚かガラスケースも欲しい。細々としたものを収納出来れば、かなりスッキリしそうである。これは、骨董市なんかにマメに行って探そうっと。
他にもネットで「突っ張り棒」やら「すのこロールマット」やらも買ってしまった。整理した分を増やしているな、確実に。最近スニーカーにハマり、買い漁っている家人が、昨日もナイキの中古を買ったので「いったい何足買うのか」と呆れていたら、「千明の漫画と同じだよ。迷わず買うんだよ」と100点満点の返答。つまりぐうの音も出ず。私の方が断然かさばっていました。あいすいません。

さて本日は、なかなか復調しない足裏、及び足首、ついでに膝の痛みの診察を受けに、人生初の整形外科へ。むぬ凄い待たされんのね、整形外科て。4人の医師が対応しているのに需要に追いつかない状況。お陰でたっぷり寝られたし、本も少しばかり読み進められたけれど。
で、レントゲンをいっぱい撮って頂いたのだが、結果「骨には異常が見られず。炎症では?」という事だった。懸念していた外反母趾疑惑はシロ。
炎症って、どうしたらなるもんなのですか、と医師に訊ねると「酷使したとか、歩き過ぎとか」との答え。えええー。こーくーしーだああ?
日々デスクワーカーな私が、いつどこで自分の足を痛めつけたというのか。まあ、夏の間はヒールサンダルを履いてはいたけれど、そんなのもう一ヶ月以上前の話だよ。どっちかというと、いや比較するまでもなく日々甘やかしっぱなしですけど。リア・ディゾンの事務所ばりの、大人にあるまじき放任ぶりですが。
しいて言うならば、ここ数年の体重増加というのもあるけれど、そこまで急激なものではないし。徐々に負担が積み重なって症状に出たというにしても、うーん、今ひとつ納得いかず。
えーと、じゃあ、私は今後どうすれば良いのでしょーか、という問いには「安静になさって下さい」との事。これ以上、どう安静にすれば良いというのだ。結局、痛み止めと湿布薬を処方してもらって終了。
まあでも、待合室で待たされている間、医者に「これは原因不明の難病でして、足がどんどん硬直して、いずれ歩けなくなってしまうのです」とかなんとか言われたらどうしようかと、心・松本伊代状態であったので、大した事が無さそうなのは良かったのだけれど。

どうでも良いが、私のレントゲン写真を見た若い男性医師に
「膝の骨も凄いきれいですしねー」
と言われた時、思わず「あは、そうすか…」とデへへとなったのは、その医師がフジテレビの森下アナ似だったからでは無く、たとえ骨と言えど「きれい」と言われるのは女心をくすぐるのだな、という事なのだった。
骨はイイもん持ってるんですよ骨は。

明日は一日版画日。版画工房までの急傾斜も酷使に入るのだろうか。
今度こそ、版↓忘れんなよ。
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 「おしゃべりクッキング」だからおしゃべりだけでいいのかー。お一つよろしくお願いします。

本日のYOU TUBEサーフィンの発掘品。
懐かしすぎる。今なにしてんの?さいだぁ↓


と、思ったらこんなユニットもあったのね↓

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今日も一日仕事で終了。
外出は夕方の夕飯の食材買い出しと、夕食後のご近所ノラ猫探索のみ。
今日はノラらしからぬ毛並みの美しいグレコ(グレーに白手袋)に煮干し手渡し成功。しかしまだ体に触らせてはくれない。

探索コースにある草ボウボウの駐車場をねじろにしているチビ猫が居て、これまでは停められている車の下に潜ったまま、姿も見せてくれずだったのが、一昨日はあと1〜2mという所まで接近出来た。警戒態勢が少し解かれつつあったのかもしれないけれど、いかんせん、他のノラ達に煮干しを全て配りきってしまった後だったので、最後の一押しが叶わず。
で、鼻息荒げて昨日と今日、煮干し持参で向かってみるも、今度はチビ猫がお留守の様であった。ああ、すれ違いラバー。
仕方ないので、猫公園のクロコ、シマコ、ブーコ(ニャアと泣かずにゴッゴッと豚の様に鼻で鳴く)に配ったりして終わり。クロコは酔っぱらいのオッサンにも何やら美味しいものを頂いていた様で、「今さら煮干しぃ?あり得ない」という顔をして、すいっと立ち入り禁止柵の中に入り、大股開きで毛繕いを始めるのだった。むかつくのだぜ。でも、一時悲惨だった耳の付け根の「ただれ」がきれいになってきて良かったのだぜ。

それにしても朝っぱらから仕事を始めると、やはりはかどる。予定より随分早く仕上がったので、明日は一日版作りに使えそうで良かった良かった。
昨日などは仕事があるっつーのに、突如寝室の模様替えを思い立ち、午前中から「うおりゃりゃりゃーっ」と始めてしまい、始めてしまってから「あ!しまった!こいつは勢いで出来るものでは無かったやも!」と悟ったが後の祭り。床が膨大な漫画と本によって埋め尽くされてしまい(棚を移動するのに、いちいち全て出さねばならないため)、ちょっと泣きそうになった。しかし途中で投げ出す事も出来ない。投げ出したら寝る場所が無いのだ。寝室兼図書スペースである事を甘く見過ぎであった。

結局全て片付いた頃には既に日没。
家具の配置が決まってから、本を元通りに棚に収める時が楽しくて、ついつい時間を割いてしまったせいもある。
福本伸行作品群の隣に、岩館真理子作品群を置いて「ひー!それはひどい!あんまりだ!(どっちに対しても)」とか、上段に山岸凉子と大島弓子スペース、下段に楳図かずおコーナーを設けてから、「いや待て、やはり楳図先生が上段では?」と自問自答したり、何か知らんが続き物なのに一冊しかない本とかをまとめて並べてみたり(かなりの残飯感。でも捨てられない。)、買わねばと思っていた山本直樹の『夜の領域』を発見して驚いたり(買っていたらしい事をスカッと忘れていた…)。つーか、自分が山本直樹をこんなに沢山所有していたのかという事にも驚いた。しかも恐ろしい事にほぼ古本で。我ながら勇気がある。
この際、要らない本を思い切って処分しようと思ったのに、結局ピックアップされたのは何故か同タイトルで2冊あったものなどを含め10冊程度。スペース拡張には一切役に立たないのだった。
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それでも配置が変わっただけで新鮮である。大変満足して、夜、布団に寝ていたら、飲み会帰りの家人から重大な事を知らされた。
「これ、北枕。」
アッチョンブリケ!
(ちなみにブラックジャックは良いレイアウトが浮かばず、望月峯太郎作品群と「サザエさん」に隣接。かなり座りが悪い。手塚先生面目ない。)

どうでも良いけれど、昼間テレビで見た松田美由紀が実践しているという「女王様マッサージ」(家族を足でマッサージしてやる様が女王様っぽかったので、そう命名されたらしい)が凄く良さそうだったので、即刻家人にやってもらった。
仰向けに寝ている人の顎にタオルを引っ掛けて、タオルの先を両手で持ち引っ張る。同時に両足を寝ている人の両肩にそれぞれ当てて押す。頭を引っ張り、肩を押す。(図参照)要するに首の骨の牽引ですね。これが、結構良かった。私は2〜3年前から突如肩こりが始まって(それまではあまり気にした事が無かったのに)、しょっちゅう首が痛いのだけれど、これは気持ちが良い。あと、うつぶせに寝て、お尻の上に膝を乗せて体重をかけるというのもなかなか良かった。尻肉って凝ってるのな、というのがよくわかる。皆様もお試しあれ。

 ブサイク面を見せてもOKな人とぜひ。お一つよろしくお願いします。
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ああ、仕事のラフスケッチで日が暮れてしまった。
私はあまりラフには時間がかからない方なのだけれどなあ。

そんな一日家に籠って仕事で終わった本日は、素晴らしくお出かけ日和だった。午前中から青くてスコンと抜けのいい空を目にしたら、思わず昨年の朝霧ジャムを思い出して、キセルの『ギンヤンマ』を聴く。秋だ。秋ソングだ。

仕事しつつ、「コラムの花道」聴きつつ、背後で「徹子の部屋」の音声聴きつつ(仕事部屋の背後にテレビがあるため)の昼下がり。
これ、触れて良いネタなのか微妙だけれど、「徹子の部屋」を見ていると必ず差し込まれている某水のCMが気になって仕方ない(気になっておられる方居ませんか?)。
そもそも今さらチェ・ジウ起用って段階で、私としては捨て置けない訳である。怪しさ満載なのである。芸能人が「水」に絡む仕事をし出したら要注意。というのが我が家の常識なのである。

夏の間はマイナスイオン放出の滝の前に佇むチェ・ジウ(年甲斐もなく白ワンピで少女な装いの。でも頬肉下降気味の。)だったのだが、性懲りも無く秋バージョンにリニューアル(コート姿のアンニュイなチェ・ジウ)されたそのCMで、最も注目したいのは、夏には無かったバックに流れるイメージソング(?)だ。これが、ただの怪しさではない。むぬすっごく音程の危うい女性ボーカル(表示された名前を即刻検索したがヒット無し。)と、むぬすっごく危うい歌詞とメロディ。3回くらい思考を往復させて冷静に見たとして、「これ、電波に乗せちゃダメだろー」というレベル。歌い手、社長かなんかの血縁者説勝手に濃厚。曲の最後の「♪フォエヴァー」の「ヴァー」が「バー」じゃない所とか、軽くエフェクターかかってっぽい所とか、もう何もかもが私の妖怪アンテナをビンビン刺激してくるので、嫌悪感を堪えながら、仕事を中断して画面にがぶり四つで見てしまうM気ぶりである。今後、自分が進路を見誤らない訓練として、見ずにおれないのである。(はあ?)
この水、ちょこっとネット検索しただけで、もちろん断定は出来ないが、色々きな臭いカキコミも多かった。水はなー。水はねー。
今に始まった話ではないけれど、平日昼間の在宅主婦層を狙ったCMって、結構恐ろしい。


と、こんな事を書きたかった訳ではなく。今日、ネットブラブラしつつ、SOURの『面影の先』のPVがアップされているのを見つけたので、それを載せたかったのだった。アートディレクターは『半月』(こちらも秀逸!)と同じMasashi Kawamuraさん。今回もアルバムジャケットとも連動した雰囲気で素敵である。


あと、その流れで見つけたtoeのライブ映像。360度お客っての、いいよなあ。ドラムの人、しびれる!


 つまり現実逃避日記。お一つよろしくお願いします。
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急ぎの仕事も片付いたので、今日は私的バミューダトライアングル(つっても何処と何処と何処を結ぶのかわからんけれど)とも呼べる銀座方面へ。体内方位磁石がぐるんぐるんするんである。まあ、その方位磁石も元々不良品だけれど。

まずは夏から続いている家人の「都内カレー詣で」に同行し、八重洲にある『Dhaba India』でランチを食べる。11時半に行ったら、ほぼ満席で驚いたけれど、それも頷ける美味しさだった。辛、中辛、甘の3種とスープや揚げパン(これが旨かった!ナンより好みかも。)、ライスのセットだったのだけれど、インド料理って「ちょっとずつをいっぱい食べたい」女子高生口の我々にはつくづくピッタリだな、と思う。
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しかしさすがに食べ過ぎて、こんな時間になっても一向にお腹が減らない。

その後、銀座にある小野画廊IIへ、岡野昌司さんのいう方の木版画展を観に行く。
私が、その料理と雰囲気に魅せられ、何度でも通いたいお店であるインド料理屋『タピ』のオーナーさんのお父様が、この岡野さんなのであるが、実は10月3日にお亡くなりになって、この作品展はその葬儀に代わって13日から開催されている。数日前、お店のサイトを覗いた際、この展覧会を知って、岡野さんの事も、オーナーさんの事も、よく知りもしない分際ではあったけれど、これは行かねばならない、と思ったのだった。

こじんまりとしたギャラリーにぐるりと360度展示された作品の中に、オーナーさんがちょこんと1人座っておられた。私にとっての『タピ』がそうである様に「雑然としているのに、凄く落ち着く居心地の良い部屋」という雰囲気の中、岡野さんご自身が旅先で見た様々な風景が飾られていた。大きな作品は細部までコツコツ彫り込まれていて、多色刷りの作品などは、色ごとに版を作る事を考えても、それはもう大変な作業量だろうと思った。
お話を伺ったら、会社を退職されてから、元々趣味であった木版を本格的に作られる様になったという事で、展示された作品の多くは、亡くなるまでの5〜6年の間に制作されたものという事だった。感服。
「これ(作品)見て、こんなとこ行ってたんだなーって思いますね」
と少し笑顔で話すオーナーさん。まだ亡くなられてから日も浅く、心身共に大変な時期だろうと思われたけれど、どこか清々しい顔をされていた。気丈な方だなと思った。『タピ』というお店にも、こういう気丈な雰囲気を感じて、私は好きなんだなと思った。そして、こんな素敵なおくり方があるのだという事を知った。

サイトから画像お借りしました。不謹慎かもしれないけれど、とてもイイ葉書。
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自画像は生前にご自身の名刺に使われていたそうです。スーツにネクタイ。素敵な方だったのだろうなあ。
展覧会は18日(土)まで。沢山の方に見て頂けると良いなと思う。
中央区銀座1−9−8 奥野ビル1F
11:30〜19:00(最終日は16:00まで)

帰り道は中野から歩いて『Famado』で馴染みの無い野菜を買う。
ハヤトウリとシカクマメ。 棒読みすると何語だかわからなくなる。
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ハヤトウリの方はピクルスを仕込んでみた。シカクマメはおひたしなんか良いらしい。知らない野菜は楽しい。
夕方、新たに仕事が入る。一個終わって一個入る。気持ち良いリレー。しかも「県民性」ネタのカット。腕が鳴る。

 コツコツやらねばなりませんな。お一つよろしくお願いします。
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