<   2009年 04月 ( 25 )   > この月の画像一覧

c0138553_10291593.jpg

昨日、2人展凹、無事終了いたしました。
会期中は沢山の方々に足を運んで頂き、沢山のお言葉を頂き、CONTEXT-Sのあの空間を一緒に作りあげて頂き、本当に有り難うございました。

毎日裏木戸を開け、鍵を開け、雨戸を開け、薄暗い板の間に春の柔らかい光が差す度に、ついつい一瞬ボウッと立ち尽くして、庭の紅葉を眺めては「ぶぶぶ」と小さく震えがくる様な充実感に包まれるという一週間でした。
こういう展覧会をやってみたかったんだなあと、日々自覚させられるという感じで、お陰で1日1日終わっていくのが本当に寂しかったです。いつも展覧会が終わるのは、何か寂しい気持ちにはなりますが、前にも書いた様に、搬入前と搬入後のがらんどうになった空間が好きな私としては、何処かでそれを楽しみにしている部分もある訳です。けれど、今回は本当に寂しかった。正直言って寂しかった。

工房くらげの直ちゃんとは1年ぶり2度目の2人展でしたが、今回の彼女の作品は何かが取り憑いたか、降りてきたとしか思えない程の進化ぶりで、本当に素晴らしくて、いったい何皮剝けちゃったんだろうかこの人は、という感じでした。そんな今の直ちゃんの作品と、今の私の作品が、一緒に展示されるのは今だけな訳で、ご来場頂いた宮澤ナツさんが言って下さっていた様に、これが1年後、5年後、10年後には恐らく全然違う2人になっている訳で、その時一層近づいているか、お互い姿が見えないくらい遠のいているかはわからないけれど、そういう意味ではこれもインスタレーションか?と思えない事もなく、おっと何と貴重な事だろうと気づいたのでした。何しろ我々はまだ色々と「途上」であるので。

それと来る人を迎え入れ、また送り出すという事を、期間限定ながらCONTEXT-Sという素晴らしい「家」で繰り返していたら、もうずーっとそこに居る様な気持ちになってしまって、余計寂しい気持ちになったというのもあるかもしれません。
自分は動かずして、友人知人から、初対面の人、存在は知っていたけど初対面の人、懐かしい人、配達途中サボってる米屋のオッサン、話がしたいだけのバアさん、猫などなど、次々と誰かがやって来てくれるという家は、本当に楽しかったです。もはや動かずして旅でした。旅の終わりも、どんなものでもうっすらと寂しいもんですし。

そんな素晴らしい空間を提供して下さったオーナーの石神さん、スタッフの駒ヶ嶺さん、本当に有り難うございました。またぜひ期間限定門番をさせて下さい。

それとまたまた会期中BGMを作ってくれた家人、うめとの相性最悪にも関わらず、私に代わって世話をしてくれたり感謝です。今日からちゃんと家事をします。まずはこの足の踏み場を失った部屋の掃除から!!!!

搬出後、感傷に浸る間もなく、私のフランク大雑把な性格のせいで、どつぼにハマッてしまった売り上げ計算作業で、最後の最後に迷惑をかけまくった直ちゃん、最後の最後にオトノハ水餃子でシメる夢を絶ってしまいゴメン!(土下座)
素晴らしい作品と刺激を有り難うございました。次回は性根を入れ替えて頑張ります!!

あとあと、毎日の様にしつこく通わせて頂いた、もはや我々の血肉・オトノハさん。さすがにあのペースでの襲来は怖かったかもしれないけれど、毎食身もだえる程美味しかったです。また伺います。ご馳走様でした!!!!




凹、これにて。

c0138553_10293118.jpg

c0138553_10302537.jpg

c0138553_10464737.jpg
c0138553_10303889.jpg


うめ、今日から遊んでやる。
c0138553_10355879.jpg





<お詫び>
29日は最終日で祝日だった事もあり、こちらの予想を上回る大勢の方々にご来場頂きました。
そのため、こちらの配慮が行き届かない事が多く、なかなか中に入れず、作品が全く見られないまま、お帰り頂いてしまったお客様が何人かいらっしゃいました。
本来ならば、紙版画と陶芸作品の一つ一つを見て頂いて、お話もさせて頂きたかったのですが、それも出来ないままで、せっかくのCONTEXT-Sさんの雰囲気が勿体ないとご指摘を受け、気分を害された事、深く深くお詫びいたします。もちろんこのような事は、私達の本意ではありません。ただ私達が展覧会を運営する上で、まだまだ素人で、余裕が無かったとはいえ、根本的で最低限の事が出来なかったという事です。深く深く反省しております。
今後はこの様な事の無いよう、作品を展示して終わりという様な展覧会では無く、おいで頂く方々に気持ち良く帰って頂けるよう、十分考えてやっていきたいと思っております。
気分を害されたお客様、せっかくの空間を壊してしまったCONTEXT-Sさん、本当に申し訳ありませんでした。
[PR]
そんでもって告知告知。

29日は我々の二人展最終日であるとともに、料理家・山戸ユカさんのCha.na Dinerが西荻のギャラリーみずのそらにオープンしむあす!
2月にも一日だけのCha.na食堂をオープンして、そらもう大盛況だった訳ですが、今回はみずのそらを丸ごとジャック。メニューも盛りだくさんとなっておりますよ。
してまた今回は料理もさることながら、ブログにアップされた内装写真も圧巻なのであります。圧巻過ぎて、私今興奮気味。ここ何処?!みずのそらじゃなーい!っていうよりも日本じゃなーい!すげい、すげいよユカちゃん。
c0138553_10444829.jpg


ちなみに私も工房くらげの直ちゃんも、このCha.na料理教室の生徒なのであります。今回、見事に凹展と日程が重なってしまったため、食べにもお手伝いにも行かれない始末。そいつは残念無念すぎるので、明日オープン前に内装だけでも見にいっちゃおう。行かないでか。きいーっ!

さあ皆さん、29日はその肩に、せめて我々の魂の欠片をちょこんと乗っけていって頂いて、Cha.na Dinerへ足をお運び下さい。そんで日常をちょっと離れた気持ちの良い空間で、美味しい美味しいご飯を食べるが良いよ!そんで、腹ごなしついでに凹展ハシゴというゴールデンコース、いかーすかー。美味しかった話で、我々に地団駄踏ませてみるが良いよ!泣いちゃうかも。
さあさ、お腹空かせてレッツゴー。
c0138553_1044197.jpg

[PR]
c0138553_2323237.jpg

早いもので凹展も残す所あと二日とあいなりました。
友人知人、通りすがりに初めてお会いする方、懐かしい方、初めてだけど初めてとは思えない方などなど、これまで本当に沢山の方々に足を運んで頂き、さらに沢山の有り難いお言葉も頂いたりなんかして、有り難くて有り難くて、工房くらげの直ちゃんと二人「おうおう」とむせび泣く毎日です。お陰で目がこんなに腫れぼったい一重に。え?元から?おうおう。

で、相変わらず毎日食い倒れておりました。既に2kg増。いーんでしょうか、このペース。いーんです。もう、何かそれも含めての凹ですよ。凹んだ部分に、何もかも受け入れましょうって事です。良いこともやなことも。

昨日は夕方から内々で中打ち上げを開催して、既に「私の血はオトノハゴハンで出来てるの」と愛犬シナモン小脇に抱えてのたまっても過言では無い我々が、ケイタリングをお願いしましたのは、もちろんオトノハ。
リクエストしたエビトーストの他にも大エビの香草パン粉焼き、エビカニ入りチャーハン、そして油淋鶏、ああ油淋鶏!という何とも豪華な布陣でありました。おいで頂いた方々にも大好評で全てきれいに完食。○○ちゃん食べなよ~。え~○○ちゃんが食べて~ん、私もうお腹いっぱ~い。○○ちゃん痩せてるからもっと食べないと。うそ~○○ちゃんの方が痩せてるよ~ん。とか言って譲り合い過ぎて「最後に一口分だけお皿にちょこんと残るパンナコッタ」みたいな、往復ビンタを食らわせたあげく説教かましたくなる様な光景は、はい、皆無でした。皆さん、横のテーブルからでも一口パンナコッタに手を伸ばすくらいの人たちで、「食べないの?じゃ、もーらいー」くらいの人たちで、あー気持ちが良かった。そうでないとね。
オトノハさん、美味しいお料理を有り難うございました。
ドドーンとボリュームのあるラインナップ。絶品エビトースト(右)!↓
c0138553_23241921.jpg


今日は月曜日で、オトノハはじめ飲食店の定休日である確率も高く、夕飯難民になりそうだったので、あっさり我が家にて直ちゃんとご飯。展示会場と家が近いと徒歩搬入出来る他にも、こういう利点があったのなあ。て事で、本日ご来場頂いた陶芸家・高橋朋子ちゃんから差し入れしてもらった焼き鳥で乾杯。久々再会の直ちゃんに「大きくなった!」と驚かれたうめちゃん。だよなあ。絶対一回り大きくなっている。縦にも横にも。もう、キャリーバッグには入らないんじゃなかろうか。まあ、こんくらいが丁度良いけれど。
c0138553_23351478.jpg

食事中にねだるうめ(直ちゃん撮影)↓
c0138553_23402188.jpg


そうそう、今会期中「ブログ見てます」とお声をかけて頂く事がとても多くて、今さらながら、こんな独り言の様なブログも、誰かの暇つぶしくらいになっているのだなあ、と思ったらちょっと嬉しくなりました。
あとちょっと変わり種で言えば「山田美容室ができるまで」を見ましたという方もいたりして、これがまた嬉しかったです。「お二人の作品を見て、ああなるほど、山田美容室の内装に携わられた方達だなあという感じがしました。」という感想を頂いたりして、妙に感動したり。いやー、繋がってますね。何事も。ご来場頂いた方同士が、実は繋がっている事が判明したりとか、そういう意味でも、次々と横に横にと広がっていく感じも実に面白く、こういう催しならでは、という気もしています。

さて、同じように横に横にと肥大中の坂本は明日も終日、直ちゃんこと、シミズナオコさんは夕方からの在廊となります。引き続き皆様のご来場をお待ちしております。CONTEXT-S城の公認門番を出来るのもあと二日、存分に楽しませて頂きます。
c0138553_23282551.jpg

★二人展・凹詳細はコチラ


全く関係ないけれど、コレ、行きたい。行けるか?ああ、久々にPEPE、観たい!体力次第だーっ。
ペペ祭り 2009春
2009.5.1(fri) @ Liquid Loft
Open/Start 23:30
Charge 1,500yen

Live: Pepe California
DJ: MOODMAN (house of liquid/GODFATHER)、二見裕志
[PR]
立て続けにマウス絵サボってスミマセン。(毎日ホロ酔いなもので・・・)
開催中の二人展・凹、二日目も無事終了いたしました。
ご来場頂いた皆様、本当に有り難うございました。
私も工房くらげのシミズさんも感無量でございました。
明日、坂本は17時以降不在となってしまいますが、シミズさんは終日在廊です。

今日はランチにオトノハのお弁当、夜は夜で、心は既に阿佐ヶ谷の子・友人Sさんと、みずたま雑貨店さんの4人でまたオトノハ。しつこいくらいに通っております。展覧会終了後は冬眠か?という程に食べ溜めております。全く飽きません。毎回まるで初めて食べた時の様な新鮮さでもって食べられる料理って凄いよなあ。
Sさんは前回初オトノハの際、餃子を食べ損ねていたので、今回は焼も水も制覇して貰えて、良かった良かった。油淋鶏も美味しすぎました。今日も本当にご馳走様でした。

オトノハのお弁当。名物シュウマイのこのボリューム。ザーサイまでも凄く美味しいんです↓
c0138553_0203737.jpg

ちなみに26日(日)はオトノハ朝市もあるので、オープン前にシミズさんと行く予定です。みずたま雑貨店さんも出店されます。ぜひ朝市から凹へハシゴコースをどうぞ。

今日はお天気が悪くて残念ですが、ご来場お待ちしておりまーす!
★二人展・凹詳細はコチラ

留守番ばかりのうめですが、元気です。(寝てる写真ばかり・・・)
c0138553_0222991.jpg

[PR]
c0138553_23475349.jpg

お天気にも恵まれて、実に穏やかな、空気が丸々とした一日を過ごしました。
ご来場頂いた色々な方々とお話して、普段人と話す機会がそう多くない生活を送っているので、テンパリ過ぎて、余計な事まで話してしまった感もありつつ、でもまあ、楽しかったです。
皆様、ご来場有り難うございました。
勿体ないくらい素敵な空間で、また二人で開催出来た事をしみじみと嬉しく思いました。

明日は二人とも終日在廊です。
ランチにオトノハのお弁当も予約済みですへっへっへー。ちなみに今夜もオトノハで打ち上げて、それでも食べ飽きぬ美味しさよ。

引き続き、皆様のご来場お待ちしております。
★二人展・凹詳細はコチラ
[PR]
c0138553_2246167.jpg

本日無事に搬入を終えました。

朝早くからCONTEXT-S入りして、なんだかんだで12時間。何せ工房くらげの直ちゃんとは一切打ち合わせ無しで臨んだ搬入であったので、その割には、まずまず順調な方だったのではないでしょうか。実際、思ったほどの疲労感もなく、終始楽しんで出来ました。
小打ち上げをする体力も残っていて、久しぶりのオトノハへも行けたし。実にお店で頂くのは今年初。まさかの水餃子初めに、我ながら驚いてしまったけれど、直ちゃんとブルブル身もだえつつ美味しく頂きました。車だった直ちゃんはソフトドリンクだったので、本気打ち上げはまた後日。というか、明日から毎晩宴でしょう。

搬入をしていて、いつも思い出すのは、昔携わった芝居の小屋入りです。
本番が始まれば、そこは様々な世界が次々と生まれて、大勢の人もやって来て場内の密度も高まるけれど、始まる前と終わった後は、運動部の部室臭がかぐわしいだけの、ただのがらんどうの箱。これ以上無いくらい無機質な。その「ただの箱」がみるみる変貌していく様と、みるみるまた「ただの箱」に戻っていく様を見るのが好きでした。それが、芝居の裏側に携わる事の醍醐味だと思っていました。
展覧会も同じで、だから私は展示前と展示後の、がらんどうの空間を見るのが好きなのです。しかも普段から客として通っているCONTEXT-Sのがらんどうを見るのは、これまた感慨もひとしおというか、いやー醍醐味醍醐味という感じでありました。そこを自ら埋めていくという作業も。
↓まだがらんどうのCONTEXT-S。朝早かったせいもあるけれど、気持ちが引き締まる光景。
c0138553_22513421.jpg

そんな訳で、明日から二人展が始まります。皆様、ぜひぜひおいで来て下さい。がらんどうだった場所の密度を上げるべく。
今一度、在廊予定をば。
________________________________

陶と版画二人展・凹 @阿佐谷CONTEXT-S
 工房くらげ/シミズナオコ(陶)
 quioque studio/坂本千明 (版画)

<開催期間>
 2009,4,23(木)~29(水・祝) 
 12時~19時(最終日は18時まで)

<在廊予定>
 シミズ   4/23(木)、28(火)のみ夕方より。それ以外は終日。        
 坂 本   4/25(土)のみ17時まで。それ以外は終日
_________________________________

明日は坂本はオープンから終日、シミズナオコさんは夕方から、です。
皆様のご来場お待ちしております!
今朝、朝寝坊者(笑)到着を待っている間に、フラフラとこさえたこの看板が目印です。
c0138553_22521711.jpg


さて、明日の準備準備。お一つクリックよろしく~。
[PR]
c0138553_665994.jpg

予告通り、昨日は山田美容室で髪を切ってもらった。刈り上げとまではいかなかったけれど、襟足もスッキリと、さらに見事なオカッパ頭となりました。

帰りにはまたまた新宿世界堂で搬入前最後(にしたい)の買い物を済ませ、阿佐谷に戻り、二人展の会場である
CONTEXT-S
へ搬入時の注意事項などを聞きに行く。
ついでにようやく頭ン中で展示イメージをしてみる(悠長だなあ)。しかし早々に、この空間であればどうとでもなろう。という所に着地し、気が付けば、どでかいシュークリームとお茶をご馳走になっていた。私は学校帰りにご近所でおやつをたかる小学生の様であった。

シュークリームでも食べつつ、ちょっとお店番(CONTEXT-S常設時は作家者などを扱ったお店なのです。オススメ。)を頼んでもいいですか、15分ほど、何かあったら携帯に電話下さい、と駒ヶ嶺さんに頼まれ、15分だけCONTEXT-S城の門番となる。といいつつ、どでかいシュークリームを食べながらなので、相当に間抜けな感じの門番であったが、あの空間に一人っきりという贅沢を、静かにデッヘッヘーと味わい、シュークリームと一緒に飲み込んでいたのも束の間、マーフィーの法則通り、そういう時に限ってお客さんはやって来て、早々と商品をその手に取り、「コレください」と言うのであった。しかも当然「ラッピング希望」なのであった。そして15分も待てないくらいの「お急ぎ」で、たまたま通りかかって、初めてココに入って、この後行かねばならない所がある、と言うのであった。

実は私、店番を頼まれたものなんですが・・・と事情を説明するも、駒ヶ嶺さんの帰還を待つ時間も無いしで、えーと私、ラッピングとか出来ちゃうんで、私で良ければやりますか、やっちゃいますか、とと半ば独り言の様に呟きつつ、いつもCONTEXT-Sで自分が買い物をする際の記憶を辿り、ラッピング用品を取り出し(勝手に)ラッピング。昔取った杵柄(美術グッズ屋バイト)で、ある程度出来るとは言え、久々に円筒状(ロウソク)ラッピングには若干焦ったが、無事販売。いやー、バイトってなるべく色々やっておくものね〜。
帰り際、良かったら木曜日から展示しますんでー、とDMをお渡ししたら、「え?あ?お店の方じゃないんですね?」とようやく事の次第に気づかれた様だった。そりゃそうか。
お客さんとほぼ入れ違いに戻られた駒ヶ嶺さんには、出て来たお客さんが紙袋をさげていたので「え!何か売っている!」と驚かれてしまった。そりゃそうだ。勝手にすいませんでした。でも、貴重なCONTEXT-Sの常設オープン日(毎週日月のみ)に、それも偶然やって来たという方に、ちゃんと商品を手渡せたので、門番としては良かったです。

その後はダラダラと駒ヶ嶺さんとおしゃべりし、猫の鳴き声を出せるという民芸品(イラスト参照。駒ヶ嶺さんはいつも不思議カワイイ動物グッズを持っているんだよなあ)で、ひとしきり猫の鳴き声を練習、習得し、どでかいシュークリームをようやく完食した後、帰宅。ザ・のんき。本当に搬入二日前か?什器とか、もっとちゃんと見とけば良かったか?という気もしないではなかったが、まあ、もういい。ホント、こういう感じがイイのだ。全然綿密じゃないこの感じ。搬入は当然の様に、あーでもないこーでもないという状況に陥って、永遠に終わらない作業の様に思えたりして途方に暮れたりするんだろうけれど、それでいい。俄然、ワクワクしてきた。
直ちゃんと私の作品が、どんな風にあの場に棲むのか。一週間だけの短い時間だけれど、凄く、凄く楽しみ。

おまけうめ。もーこの足!
c0138553_6194246.jpg


そして散々修正し、完成した〜と思いきや、掲載していた沖縄倉庫さんがお引っ越しされたと尻、もとい知り、またしても手描き修正40枚。呪われ阿佐ヶ谷マップ。展覧会期間中、お配りします。
c0138553_6213689.jpg


★二人展・凹詳細はコチラ

全く話は違うが、昨日朝9時頃、高円寺駅のホームで電車を待っていたら、駅前の噴水のある広場で、オツムも素行もすこぶる悪そうな、そのままIWGPに出ていそうな柄の悪い若者達が、地べたに座ってたむろしていた。
おそらく夜通し遊んでまだ帰る気になれないのだろう。缶ビール片手のヤツも居た。朝の通勤人も行き交う時間帯に、なんと劣悪な光景か、という感じではあるが、ああ、私はこの町が、中央線がやっぱり好きだな、としみじみ思った。歳を重ねたら、こういう光景を疎ましく思うものかと思っていたけれど、やれやれと思う一方で、何か、すごく愛しく感じるのだ。まあ、遠くて高くて安全な場所から眺めていたからかもしれないけれど。例えば40になっても50になっても、そう思っているだろうか。この町を離れるという事はもう、難しいかもしれないという事だけはハッキリと思った。



あとは何をすれば良いのだったか・・・。お一つクリックよろしく〜。


夕方追記。
・・・と、上記の様に「のんき」だったのは午前中までだった。やっぱりね、そりゃあね。
うめのトイレ砂の交換と、ベランダのよしずの交換とかやって、
本当に搬入前日か?という雰囲気だったけれど、ランチ後に荷造りしたら意外とあるわあるわ搬入物。
いくら徒歩搬入可能の距離っつっても、一回では無理だなと判断し、雨が一瞬上がった隙に、前乗りして一部搬入。既に合い鍵を預かっていたので良かった・・・。
しかしがらんどうになったCONTEXT-Sを見たら、一気にうわあああとなる。
で、速攻帰って、急きょ版を使った小物製作。昨日までの呆けぶり何処へやら。
そうだった、私は今年命がけの女なのだった。こんな風に余裕こいていちゃあいかんのだった。
やらねばー!
[PR]
c0138553_21564576.jpg

昨日、西荻から自転車で阿佐ヶ谷の自宅に帰る際、既に完成+コピー済みだった「勝手にオススメ阿佐ヶ谷MAP」の間違い発見。で、手描き修正。なんか、こうやっていつも余計な仕事を増やすよなあ、私。
という訳で、当日地図を手にされるだろう方々、微妙な間違いがあっても平にご容赦下さい。

昨日は家人と自転車で西荻まで、みずのそらに手ぬぐい納品の旅。ついでに美味しいと評判のカレー屋『ラヒ』でランチを食べる。まあ、何処ぞに出かける時は常に、脳内カレー屋ナビを駆使し、必ずその界隈にある評判の店に行きカレーを食らう、もはやその血液はガラムマサラで出来ていると言っても過言ではない家人の主目的はこっちだった訳であるが。して『ラヒ』は旨かった。ブラウンライスかナンを選べるのだけれど、この炒めた玉ねぎにより色づいたライスが特に。他ではあまり食べたことがないタイプ。カレーも辛さを指定出来るし、ルーも「ええ!」というくらいたっぷり。帰り道の西荻~阿佐ヶ谷間走覇くらいでは、全く消費できない程のボリュームで、さらにラッシーはおかわり一杯まで無料というお財布にも優しい良いお店だった。日本語ペラペラの店長さんは、殆ど日本人だったな。帰り際「お帰りの時、階段お気をつけ下さい」とまで言われたしな。

と、遊んでばかりの様ですが、それ以外は版作りと仕事。及びポストカードなどの袋詰め家内制手工業。地味!
今日は展覧会前最後の町田作業日だった。主に「お好み紙版画」を刷り倒す予定だったけれど、結局ポストカードとポチ袋量産。またお二人の方にその場でお買い上げ頂いてしまった。刷ったその場で売買とは、まるで実演販売。奥さん見て見て見てー。(こないだと同じ写真みたいですが、全部今日刷ったもんの一部であります)
c0138553_21565798.jpg


今日こそは灰になったが、と言いつつ、入場無料デーを逃すまじと作業を中断し「ルオー展」も鑑賞。版画美術館にあんなに人が居るのを見たのは初めてだった。皆、無料に弱い。
で、明日は待ちに待った山田美容室。いやったーーーーーーーっ。もー髪のもっさり具合がとっくに限界なのだ。思い切って刈り上げたいくらい。体は満身創痍でも、せめて見た目だけでもリセットして初日を迎えたいものな。
そんな疲れ切った時は、これを見て大笑いして解消します。

自らも有名になりすぎて、名指しで有名人を茶化せなくなる演劇人の多い中、宮崎吐夢さん、どうかこのまま行ってください。ああ、鼻濁音。

話を戻して。
帰りの小田急で、窓の外を眺めていたら、鳥が1羽、夕方の空を飛んでいった。鴉や雀といった感じではなく、渡り鳥なフォルムの鳥。これって普通は「群れ」なんじゃないのかな、と思ったら、1羽だけなのが妙に寂しく感じて、さらにその鳥の姿に何故かうめを思い出した。
うめもたった一人(匹)なんだな。親や兄妹も居ないし、飼い主(飼われていたとして)も居なくなり、たった一人で彷徨って、風邪をこじらせ、お腹をすかせ、ガリガリの体で、鼻水ズルスル目はショボショボで、あの寒い冬の雨の朝、どうやってか辿り着いた場所がウチのマンションだったんだ。いったい何処から、いつから、一人で生きて来たんだろう。まだ小さいのに、野良の世界であれば当たり前の事かもしれないけれど、なんと過酷な事か。よく頑張ったなあ、うめ。
聴いていた音楽がウリチパン郡の「記憶のパノラマ」だったりしたもので、なおさら感傷的な気持ちになってしまった。

帰ってから、晩酌しつつ聞いてみる。
「うめちゃんはいったい何処から来たの?遠く?近く?」
「んがー(飯くれ)」
「何日食べてなかったの?」
「んがー(飯くれ)」
「それまでは何を食べてたの?」
「んがー(飯くれ)」
「お母さんや兄妹は何処にいるんだろうね」
「んがー(飯くれ)」
「ウチに来て、良かったね」
「・・・・」

そこで無言かよ!つーか、食べたばかりだろ!
ともかく不慣れでいたらぬ飼い主だけれど、雨風しのげて三食昼寝付という事でひとつよろしく頼みます。
c0138553_2232766.jpg


さて、明日からいよいよ大詰め。水曜日の搬入目指して細々作業をただひたすらに。ノー打ち合わせが吉と出るか。あ、作品のタイトル決めつーものがまだ残ってた。いつもなら一番好きな作業だが、今回難航。あいやー。

関係ないが、さっきカッターの替え刃を入れ替える時、メーカーの「OLFA」が「折る刃」をもじったものだと初めて知る。日本人てやつはどこまでもダジャレ好きで嫌になる。

★二人展・凹詳細はコチラ

皆さんぜひご来場下さいませよ。お一つクリックよろしく〜。
[PR]
c0138553_7234268.jpg

今朝は初心に戻って「にんじんとクランベリー」のスコーンを焼いております。

早速だけれどbonobosの新譜、昨日の町田作業の往復で聴きまくった。
やっぱりちゃんとイヤホンで真摯に聴くって重要な。で、色々と思った。色々と思ったが、一番はこれは新生bonobosなのだから、これでいいんだなという事だった。
一番最後に収録されている『夏至にトカゲは』という曲に、今のJ-POPにか、ここ数年の自分達にか、痛烈な批判とも、戒めともとれる歌詞がある。初めて聴いた時は、少し直球過ぎる感じがしたのだけれど、昨日夕方の総武線の車窓の景色と一緒に聴いていたら、一転、泣きそうになった。音とそれを聴いている状況って、つくづく切り離せないよなあ。
ブログにあった蔡君の「ようやく自分たちの音楽を自分たちの手に取り戻したような心持ちです。」という言葉に、ここ一年ちょっとのbonobosへの私のフラストレーションが、あながち自分勝手なものでは無かったのだと思えて、少しホッとした。(ま、コレも相当に勝手なのだが)
自分たちの音楽が奪われてしまったという状況や、レーベル移籍、ギタリスト(多くの楽曲を作ってきた)の脱退というのは、バンドにとってどれだけ心身を消耗する事なんだろう。夫婦が離婚するくらいの散々な疲弊を伴いそうである。前作からも驚くほど時間が経っていて、言ってみれば対戦相手の居ない長距離レースを、よくここまで持ちこたえたよなあと思ったら、何だか拍手を送りたい気持ちになった。調子がいいなあ私。

今回、沢山ゲストミュージシャンが参加しているのだけれど、特筆すべきはキセルのお兄ちゃんのギターと、グッドラックヘイワの野村卓史のピアノ。お兄ちゃんのギターがここでもむせび泣くのだった。ピアノが入っているお陰で、グッと加齢(これ褒め言葉)している曲もあると思う。この二人の音はイヤホンで聴いたら一層際だっていて、私は相変わらず音楽センスゼロだけれど、そんな人間の耳にすら、「いい音」というのは、こんなに歴然と伝わるものなんだと感動した。
いずれにしても、6月のBLITZのチケットも届いたし、新生bonobosの生音をゆっくり待とうと思う。

話は変わって、昨日の工房では主に小物製作に没頭。もはや自分が何を何枚刷ったのか全くわからなくなるほど刷りに刷った。
チェコの薬屋のポチ袋の他に、少し大きめの紙袋にも刷ってみたら、これがまーとっても素敵。私からこんな「素敵」が生まれるとはなー、と3m位上空から眺めてしまった。この「自分」と「素敵」の間に流れる深くて長い川を、どうやって埋め立てようか。産廃とか。コラー。
昨日はそんな「川」やら「境界線」やら「許容の範囲」について考えさせられる作業であった。

で、ただいま乾燥中。昨日の写真の版が、この様に昇華いたしました。この段々畑、私の背後をぐるりと囲んでいるので、現在椅子の上しか居場所がない。
c0138553_7453575.jpg


そうこう言っているうちにスコーン完成。水分多すぎた様な気もしますが、ハイ、食べつつ書いてます。スイマセン。
c0138553_738343.jpg


話はスカッと飛ぶけれど、ファンキーモンキーベイビーズて、何故にあんなに人気なのだろう。
確かに、まだ何も知らない青々しい中高生には、あの位が上限みたいに感じたりして、「超カンドー!」とかに繋がるのかもしれないけれど、オバチャン、全く理解出来ません。近い将来、君らがある程度大人になって色んなモノを知った時、「昔ファンキーモンキーベイビーズを好きでした」という過去は、消し去りたい過去になっているよ。「かつてC-C-Bのファンクラブに入ってました」とか、「初めて買ったCDは大事マンブラザーズバンドでした」とか、「やめて、そこだけは触れないで」なものになるよ。これは別に、だから聴くのを今すぐやめた方がいいよ、と言いたい訳では全く無くて、ただの予言です。恥ずかしい過去は人には必要だものね。将来自分が調子乗りそうになった時、良いブレーキになります。「そうだった、今はこんなにイケてる私も、昔THE ALFEE好きだったんだ。ああ、図に乗れない!」てね。

さらに関係ないけれど、こないだ近所を散歩中に見つけた猫。紐に繋がれて日向ぼっこ中。
c0138553_7441632.jpg


で、うめ。カメラを向けると逃げるので、抱っこして撮影。フンて感じね。
c0138553_7445688.jpg


※タイトルは『夏至にトカゲは』の歌詞から引用しました。この言葉を自分に浴びせつつ、制作しなくては。

今日も引き続き準備準備。お一つクリックよろしく〜。
[PR]
c0138553_6191071.jpg

昨日は麩菓子を食べながらフガフガと一日展覧会準備。
麩菓子というやつを滅多に買わない私なのだが、この所の甘味欲が凄すぎて、家に居て作業しようものならチェーンイーティング状態で、しかもチョコレートが主原料なものばかりで、何か、これはさすがにマズイんではないだろうか(金銭的にも、目方的にも)と思った上での麩菓子。それがベストチョイスなのかというと、うーん、どーでしょー(長島)な感じで大分疑問だけれど、たまたま目に付いたんである。
これまで滅多に麩菓子を買わなかった理由としては、元々お菓子に使われている様な黒糖が苦手だった(食べられなくはないが)というのがある。
しかし、去年西伊豆のヒリゾ浜に行った際、同行者のヒロキさんが持参していた麩菓子が、何だか驚くほど旨かったのだ。海辺で食べる麩菓子なんて、最も私の思考から遠い組み合わせであったが、泳ぎ疲れて陸に戻って食べた麩菓子が、ことさらに旨かった。泳いでカロリー消費して、そのせいで糖分を欲していたのかもしれないし、元々口の水分を持って行かれる食べ物も好きだったからかもしれない。

で、それを思いだし、昨日の麩菓子をフガフガ作業に至る。
私の紙版には不向き!とわかってしまった額装作業(左)とポチ袋用の版(右)↓
c0138553_6265644.jpg


昨日はamazonからbonobosの新譜が届いて、早速聴いてみたのだけれど、正直まだピンと来ていない。確かにここ最近のリリース作品よりは全然良い。『GOLD』は文句なく名曲だし、ライブでは聴いていた『果報者』も歌詞がスバラシイ。他にもハッとさせられる部分が多々あったものの、まだ何かボンヤリしている。パソコンで聴いてしまったからか。期待値が高すぎたか。
いや、たぶんそれは数日前から聴きまくっているウリチパン郡の1stのせいだろう。これが、まー、もー、本当に良い。これまでyoutubeでPVなどは見ていて、その強力な個性に、アルバム1枚聴いたら疲れそうだな、と思っていたのだが、こんなに良いとは。確かに強力な個性なのだけれど、それ以上に有無を言わせぬ説得力がある。
音楽を聴く上で、私はついつい歌詞を重んじてしまうタイプなのだけれど、コレに関しては別。歌詞なんか聴き取れなくても無問題。だから恐らく子供だろうと、異国だろうと、すっと受け入れられてしまう圧倒力。ともすればインディーズ臭どっぷりになりかねないタイプのバンドであるのに、全くそんな事が無いのが本当に不思議。
聴いていると、血糖値が一気に上昇していく様な感覚(って、それ危険じゃん)。とにかく糖度が高い食べ物といった感じ。それは日本でしか生まれ得ない、異国の音楽の真似事ではない豊かな音のせいかもしれない。こういうバンドに出会うと嬉しくなる。ああ、ライブ観たい!が、5月の廃校フェスには出店準備で行かれないのだった・・・必ずいつか行く!

以前も貼り付けたけど、やはりこの圧倒力は凄いので再び。そして音にピッタリの映像もスバラシイ。この脈略のなさ!!
『アトランティス』


という事で、bonobosはもう少し聴きこんでみます。
そういえば「良い」と思った曲は、殆どキセル兄参加の曲だったなあ。

さて、今日もこれから町田へ行ってきます。残りあと2回。貴重な本日。
昨日また大量にチェコの薬屋ポチ袋を入手したので刷り倒し予定。が、このポチ袋、すでに生産中止だそうで、現行品は白(ガーン)らしいと、『ハチマクラ』の店主さんから聞く。うーん、残念。在庫分、全て買い占めるか検討中。

ちなみにこちらが版を刷ったポチ袋(器モチーフ)。
c0138553_6252136.jpg

魂、燃やして〜〜♪

あ、うめ写真撮り損ねました。また次回。お一つクリックよろしく〜。
[PR]