<   2009年 05月 ( 17 )   > この月の画像一覧

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引き続き、自宅療養中であります。食っちゃ寝しながら、仕事少々。雨ですから、ただでさえ垂直に居るのが面倒くさい訳ですね。
昨日から十条はリトルコで開催中のミッカフリマ!、坂本も私物を出品しておりまして、最終日搬出には直接出向くつもりでおりましたが、こちらも大事を取って後日にさせて頂いてしまった。
色んな作家さんが出品されているフリマはお宝率も高そうなので、すごーく行きたかったのですが。せめて皆様、ご興味ありましたら明日まで開催中ですのでぜし。
画像、リトルコさんからお借りしてしまいました↓
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昨日は宣言通りDVD鑑賞。
まずはユーリ・ノルシュテインから観たのだけれど、私が子供の頃から見て育ったアニメーションとは全く違う世界と質感。前半に収録されている社会主義色の強い作品はとにかく重々しかった。メッセージ色が全面に出ているので。けれど、同じ重々しいながら、「話の話」という作品がすんばらしかった。とにかく一口でアニメーションと言って良いのかわからないくらい、情に溢れていて、血が通った感じがする。表現の幅の広さにも驚いたが、当然CGなど不使用だろうから、なおさら凄い。もともとCGに偏った作品が苦手だが、最先端をうたいながらアラが見えまくりの今どきの作品らとは品格が違いすぎた。あれもこれも出来る、という環境より、あれも出来ないこれも出来ないという環境の方が、何かを作るという時、とんでもない力を発揮させるのかもしれない。

それにしてもデジタル映像に感じる違和感て、この先ずっと無くならないのだろうか。生まれた時からデジタル映像しかない世代ならば何でもない事だろうけれど。アナログ世代は自分が慣れるしかないのだろうか。「ドラえもん」とか、本当に気持ち悪いんですけど私。
あと話が逸れるけれど、昔はアニメソングといえば、ちゃんとその物語の内容に即して書き下ろされたものだったのに、今は既存の適当なアーティストの曲が起用される事が多い。あれ、どーなんですか。昔は何故か決まってエンディング曲は物悲しい曲調のモノが多くて、「ああ、また今週も終わってしまった・・・」と絶望的な気持ちになって、でも曲の最後にちょっと明るめに転調したりして、それにちょっと救われて、一層次週が楽しみになったもんだった。そしてそういう歌は、いまだに空で歌えちゃうくらい心に残っている。いつの間にかZARDとか、大黒摩季とか、WANDSとかが当たり前の様に流れ初めてはや十数年、お陰でアニメから名曲というものが生まれなくなった様に思う。

続け様にみた「転々」DVD。少し前にここで「スラムドッグ・ミリオネア」の様な疾走する物語も大好きだが、止まった様な作品も好きと書いたけれど、この作品はまさに後者。大きな出来事が一切起こらない、ゆっくりとした時間が、ただただ垂れ流れている。些細な出来事、言葉の端っこ、なんて事ない間、それを拾っては歩き、また拾い、晩秋の東京が見せる様々な姿に見とれながら、時々大爆笑し、最後は涙してしまう。いやー、本当に良い映画だ。三浦友和最高。前からしつこく言っているが、本当に良いのです友和。
それもこれも三木聡さんのキャスティングの妙。フクハラという男を三浦友和にした時点で、もう9割勝利した様なものだ。これは松尾さんや宮藤さんもそうだが、芸能界である程度出来上がっている人を、予想外の器用によりぶっ壊し、蘇生させる能力を持っている人というのがわずかながら居て、そういう人は、役者にしたら神様の様なものだよなあと思う。
さらに三木さんの新作には風間杜夫と松坂慶子が出ているそうだ。これまたニクイ顔ぶれ。銀ちゃんと小夏じゃないですか。あー絶対観に行ってしまう。

そうそう、4月の阿佐ヶ谷住宅の桜まつりで購入した「ぬかカイロ」に、今大変お世話になっている。入院中も腰のあたりを温めた方が良いという事で、毎日ミント湯で茹でた熱々のタオル湿布をしていたのだけれど、退院後はもっぱらこれ。米とぬかと塩が入っている手作り品。我が家の電子レンジだと1分加熱でホカホカ。ぬかのお陰でしっとり温かいのと、体にフィットする重さも気持ちが良いのです。
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何もせずとも腹は減る。
さて、今晩も一人と一匹。晩ご飯は手抜きメニューに決定。

※イラストは近所で買い漁った雑誌を読んで過ごした今日。「クロワッサン」で磯野貴理子が見事に痩せていて驚く。そして焦る。何で。


ダイエットも健康じゃないと出来ないのね。お一つクリックよろしく。
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調子乗りすぎたのか昨晩突如熱が出てしまい文字通りダウン。
寝汗をドードーと滝のようにかきかなら、頭にちらつく「新型インフルエンザ」「再入院」の文字。どえー。そしてそんな時でも、私の顔の上を何往復もジャンプで飛び越えるうめなのだった。しえー。

幸い明け方には平熱に下がったものの、その後も上がったり下がったり。大事を取って予約していた山田美容室をキャンセル。あああ、このもっさい髪をスッキリ刈り上げるつもりだったのに。
さらに大事には大事を取って、自宅向かいの病院へ。今年1月、37度台の発熱でまさかのインフル判定を受けた私としては、微熱とて見逃せないのだった。
本来ならば手術した中野の病院に行くべきであったが、まだフラフラしていたので近さを優先。こういう時、病院が目の前にあるというのは、本当に便利。このくらいの症状で行くのもどうかな、面倒くさいな、と思わなくて済むし、雨が降ろうが雪が降ろうが、傘要らずで行けてしまうのも良い。
結果、インフルはシロで、発熱も風邪かもしれないし、術後の影響かもしれないとの事で、抗生剤と解熱剤を処方して貰った。

帰ってから中野の病院で貰った「退院後のしおり」をよく読んでみたら「術後一週間は入院生活と同等の生活をしましょう」「家事もいきなりせずに、少しずつ始めましょう」と書かれていた。わはー。全然守っていませんでした。退院初日から洗濯3回転、食い意地に負けて夕飯も気合い十分作っていた。一昨日は電車も乗っちゃってたしな私。これは「おいこらオマエ、調子に乗ってんじゃないよ」との天のお告げ、警告かもしれない。いやきっとそう。バッサリやっていないというだけで、お腹を切ったのには変わりなし。調子乗ってすみませんでした!!!

という事で、安静にしております。(といいつつ、こんな日記書いているけれど)

丁度タイミング良く、注文していたユーリ・ノルシュテインのDVDが届いたし、昨日家人がたまたまBOOKOFFで見つけ(でかした!)、ついに我が家にやってきた「転々」DVDもあるのだ。こりゃーDVD祭りだな。「転々」を観るのに良い季節でもなんでもないけれどな。
それにしても我が家のわずかなDVDストックのうち3本もオダジョー主演(「ゆれる」「メゾン・ド・ヒミコ」「転々」)とはこれいかに。これはもはやファンという事か。でも「ゆれる」は香川照之が、「メゾン・ド〜」は田中泯が、「転々」では三浦友和がイイのであるが。そういう意味では、世では主演を張るオダジョーは、我が家では名バイプレイヤーといえるのやも。
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さて、今晩ばかりは病み上がりらしい夕飯を作って食べることにします。かなり今さらですが。

関係ないけれど、入院中、頭の中でずっとグルグルしていていた鉄工所ラップ。いやーやっぱり上手い。唸るほど上手い。


※イラストは病院の待合室にいる時、やって来た急患。作業中にカッターで親指をざっくりやってしまったらしき大工とその付添(新人?)。ダーダー流れ出る血をチューチュー吸っていて、こちらまで口の中が鉄味になってしまった。全く動じない受け付け女性も凄かった。


おつかれしたー。お一つクリックよろしく。
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自宅療養といいつつも、ただ引きこもっている訳にもいかず、寝ていなければならない症状でもないし、二日間近所のスーパー往復で体を慣らしたところで、昨日は所用があり、荻窪へ距離を伸ばしてみた。
久しぶりの電車と人混みになるので、駅ビルのルミネでサクッと用事を済ませ、Uターンしてくるはずが、上手いこと目的を果たせず。少し迷ったけれどそのまま吉祥寺へ移動。荻窪とは段違いの人の多さに、歩き出して5分で疲れる。かなり元気とはいえ、まだ歩く速度は人並み以下な様で、どんどん人に追い抜かれる。みんな歩くの速いなーと感心しながら目当ての東急百貨店に辿り着いたものの、ここでも目的果たせず。うむぐぐぐ。もう疲れたから諦めよう、帰って休もう、と思った土壇場、駅ビルLONLONであっさり目的を果たせた。はあ、良かった。使えるな、LONLON。

疲れた疲れたと言いながら、東急で見かけたパン屋ではしっかりパンを買い(知らないパン屋は素通り出来ない性分)、吉祥寺に来たならば寄らなければならない(訳ではないけれど)製麺所で生うどんと生冷や麦を買い、自ら負荷をどんどん上げてしまう熱血筋肉馬鹿の様な私であった。入院中口にした、パンの形をしているが、うどんの形をしているが、全く別の食べ物だったもの達への不満を、こうやってハイペースで解消する気らしい。せっかく減った目方が、三日で元通りになる訳だ。

結局、正味2時間ぽっちの外出だったけれど、帰宅するなり布団に沈んだ。そしていつもの様に30分も経たず、うめのダミ声に起こされるのだった。

それにしてもこのうめのダミ声のうるささよ。保護前に飼われ経験がある猫だと、かかりつけ医は予想していたけれど、このダミ声のうるささに耐えきれず放棄したんではなかろうか前の飼い主は、と思う時がある。もしももっと可愛らしい鳴き声だったら、カヒミカリィみたいな蚊の鳴くような声だったら、アンタも捨てられなかったかもね、哀れうめちゃん。と勝手に可哀想がってみる。とはいえ、私も同じ様に可愛らしいとは無縁の声であるが、カヒミカリィの声になりたいかというと、ぜーんぜんなりたくない訳だが。ダミ声上等。


今朝は雨で肌寒く、気圧のせいかダルイ。寝たり起きたり食べたりしている。
アンティーク・スピカ店主
鶉屋さん
のブログを見て、「そうだ。私は今見るべきはこれだ。」と思い、即アマゾンで「ユーリ・ノルシュテイン作品集 」の中古DVDを注文。欲しい欲しいと思いながらなかなか買えずにいたが、タイミングによってこんな風にあっさり買えてしまう不思議。自分快気祝いだな。到着が楽しみ。
本当は以前NHKで見た「外套」という作品が見たいのだけれど、まだ制作中らしい。こちらは「霧の中のハリネズミ」という作品。



入院中は家人に勧められつつも、なかなか時間が無くて読めないまま仕事机でホコリをかぶっていたつげ義春の「貧困旅行記」と、久しぶりにじっくり読もうと思い大竹伸朗の「既にそこにあるもの」を持参していた。私的にはどちらの本も病院のベッドで読むのにはとても良かった。
つげ義春の文章を読むのは初めてだったけれど、漫画を読むのと何ら差を感じることなく読めた。というか、頭の中で過去に読んだ漫画のコマを浮かべつつ、或いは勝手に絵に変換しつつ、目で文章を読むという感じであった。一番最初の九州旅行(ではなく「蒸発」)が何しろ最高だった。掲載されているモノクロ写真もどれも素晴らしくて、表現方法が何であろうと「つげ義春」になるという事が凄い事だと感じた。
大竹さんの本は、以前はサラリと読んでしまったので、今回はゆっくりじっくり読んでみたのだけれど、読み終えたら気分が高揚して、夜中に頭が冴え冴えとして眠れずに困った。漠然とした制作意欲がドワッと湧き出て、「そうかそうか、ようしようし」という気持ちになれたのは良かった。


制作意欲といえば、以前から見たい見たいと思っていた版画の大先輩である絵本作家・イラストレーターの宮澤ナツさんのライブペインティングの映像がYOUTUBEにアップされました。人前で絵を描くという事が昔から苦手な私には、このライブペインティングというものは本当に未知の世界で、それ故にどんな気持ちなんだろうかと興味もあり。ナツさんは小柄で可愛いらしい方なんですが、映像をご覧頂ければおわかりの通り、作品はとても力強くて生命力に溢れています。そしてとことん自由。重力から解放されている感じが気持ちイイのです。町田の工房で、すぐ隣で生み出される作品達を見られるのが、町田通いの楽しみの1つだったりします。11月には個展があるそうなので、そこでもライブペインティングが拝めそうで今から楽しみ。


ああ、私も止まっていてはいかんなあ。次へ次へ次へ。


で、タイトル部分をようやく。
今日は北から南からたんまりと食材が届いた。九州の天草から義父母が趣味の自宅菜園で作った新じゃがとらっきょう着け。先月は空豆、グリーンピース、スナップエンドウ、新玉ねぎ、にんにくも山盛り届いたのだけれど、まるで毎月契約農家から届く旬の野菜(もちろん無農薬)の様で、本当に有り難い。
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北からは私の実家青森から、幼なじみのお父上が採ってきてくれたという蕨と、母が見繕った蕗、筋子にタラコ、鮭トバなどなど(写真だとわかりづらいですが)。快気祝いに夫婦で一杯やって、との事らしいけれど、お酒解禁でない事が恨めしや。
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そして忘れてはいけません「南部せんべいのみみ」。これが食べたかったのです。
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ああ、飽食。これは減量がますます茨の道である。

さて雨が上がったので、眠くて眠くて仕方がないけれど、トイレ砂を買いに行かねばなあ。
そういえば、うめ用にとりあえずと思ってずっと使っていたバスケットが、成長著しい体にあんまり窮屈になってきたので新調したベッド(?)、気に入らないのか使って貰えずはや数週間。一昨日初めて使っているのを目撃。激写。でもその一回だけ。丸い猫に四角のベッドはダメだったか?
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しかしこんな日に限って夜家人不在。1人青森・熊本フェア開催か。お一つクリックよろしく。
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シャバの空気は旨い。という言葉があるけれど、あれはシャバの「風」は旨いだな。と思った昨日、一週間ぶりにシャバに帰って参りました。
迎えにきてくれた舎弟、もとい家人が「姐さん、おつかれした!」と言うので、つい調子に乗って、「ほら(口元に人差し指と中指を立てて)、アタシがこーしたら、火!」と言ってみたが、白けた空気ごとたいそう旨かった。

実はこの一週間、入院しておりました。
一週間、実に抜けの悪い滞りまくった生暖かい空気の中に、もっと言うと内臓の腐臭と消毒薬の匂いとが常にせめぎ合う中にどっぷり浸かっていた身には、自分を通り抜けていく風が、豪雨の後だったせいもあり、なおさら新鮮だったという訳です。
入院といっても大病という訳でも緊急という訳でもなく、長年共存共栄(?)してきた子宮筋腫(男性はよくわからないと思いますので、サラッと聞き流してね)を取る手術のためでありました。腹腔鏡手術というヤツで、お腹に2~3カ所、小さい穴を空けて、事の全てをいたすという(医師の話だと、結構アクロバティックな手法で「ほっほー」と感心してしまうのですが、説明が面倒なのでザックリ割愛)、バッサリ開腹する手術に比べると体の負担が少ないので回復も早く、一週間で退院出来るというものです。
何故今か、と問われると、特に強い理由も無かったのだけれど、着々と成長していく筋腫とはいずれはお別れしなければならず、これまでのペースで行けば、恐らくソレは閉経前であろうし(閉経すると、筋腫は小さくなるのですね)、ならば開腹を余儀なくされるサイズに成長を遂げる前にやったろうかいと、ちょうど今年私的2大イベントであった展覧会も4月で終わり、5月末に目標設定していた松本クラフトフェアへのおにぎり屋出店も審査落ちし、仕事もポッカリ空いたし、7月にはまた1つ年取るし、体のメンテナンスではないけれど、このタイミングで行ってみよう、そう思ったのでありました。
少し前から日程が決まっていたので、事前に告知した人もいましたが「入院、手術」という言葉の強さが、私が考える以上に凄いみたいで、異様にご心配頂いてしまう事があったので、前の日記には書くのを控えておりましたが、無事元気に戻って来たので、めでたく解禁。はースッキリ。
ご心配頂いた皆様、有り難うございました。

入院中もちょこちょことノートに日記を付けようとは思っていたものの、さしたるオモロトピックも無く、例えば山田美容室の山田さんが以前入院した時の様に、同室の人々の「しりとり」に強制的に参加させられたりとかいうアチャーな珍事もなく、同室の人々とは一週間お互いビミョーな距離を取りつつも、お得意のマンウォッチングに精を出し、しかしようやく名前と顔が一致したなというタイミングでお別れ。そもそも、私の居た6人部屋には、私が入院した日から新たに2人入室し、別の2人が退院していくという感じで、日々人が入れ替わるので、関係を築くのも難しいというか、はなから無理な訳で、それを皆ちゃんとわかっている様でした。その中においても、たった一週間で退院した私など、ただの「通行人」の様なもので、時折旅行者の様な気分でもありました。

中には唯一、そこに長く滞在しているらしき初老の女性が居て、物腰の柔らかい品の良い方ではありましたが、確実にそこの「主」で、お姑さんに持ったら少々厄介そうな人だったけれど、退院前、その方のベッドにご挨拶に行き、月並みながら「早く良くなられますように」と言ったら、「ホホ、まあ、私は、ねえ」と曖昧な返事をされ、詳しい病名は知らないままであったものの、今後もまだその生活を続けねばならないのは明白な様であり、悪い事を言ってしまったなと少し後悔しました。
数年前に父が脳内出血で緊急入院し、何とか二週間後退院する日に、やはり同じ様に、同室の方々に挨拶をして回った際、お隣さんだった脳梗塞で半身麻痺が残る男性に「いいなあ、退院していく人の顔は、今日の空のように爽やかだ」と言われたのを思い出しました。それが聞こえているのかいないのか、父は帰宅できる嬉しさに、お調子者全開で浮かれきっていて、横で見ていて「あーもー気が利かない」とハラハラしたもんでしたが、私も似たようなものでありました。

さて手術当日の朝、私の愛用する湯飲みを、手を滑らせてパッカリ割ってしまっていた家人は、それはそれは不安な思いを抱えたまま、そして当然、その話を私には出来ないまま、4時間という長い時間、一人で手術が終わるのを待っていた訳ですが、一週間、随分と助けてもらいました。家事の事もうめの事も。最後は私より顔つきが病人の様になっていました。入院はそれをサポートする家族も本当に大変であるので、とても有り難かったです。

そして期待していた家人とうめの関係でありますが、入院前半は何ら変化のないまま(初日は二人別々に就寝するほどだったらしい)であったので、こりゃダメかーと殆ど諦めていた訳ですが、いざ帰宅してみると、家人の足にスリスリしながら絡みつくうめ。例えそれが飯のためとはいえ、確実に家人を見る目が違っていました。というか、私に対しての距離をやや感じるほど。とりあえず帰宅後一度もシャーフー言っているのを見ていません。素晴らしい!!
ただ風邪をひいたのか、ダミ声がさらにハスキーになり、まるでグレムリンの悪い方のギズモみたいになっていた・・・。さらに予め一週間分+予備一日分のカリカリを一日分ずつ袋に詰めて、日付を書いて準備しておいたのに、家人のテキトー餌やりの賜物として、何故か3袋も残っていた(どひー)。心なしか、うめ、ちょっと痩せた?と思ったものの、まあ、そもそも医者から言われている量より多めにあげていたので、規定量かっきりくらいだったという事で、入院中の私同様に、間食のない健康的な食生活であったという事で、とりあえず即刻おやつをあげました。
そう、筋腫を取った直後は、さすがに痛みに悩まされたのですが、うめの避妊手術の事を思い出したら、開腹して子宮全摘で、即日退院で、後は抗生物質とひたすらに自己治癒だった訳で、そりゃーとんでもない痛みだっただろうに、飲まず食わずで一人で耐えていたのだよな、と思うと、このくらい何だろうかと思えました。はい。生き物は強く、人間はヤワです、つくづく。

してまた久しぶりに今朝、うめにより4時に起こされましたが、その起こし方はいきなり本気噛みから、最初甘噛み→なかなか起きないと徐々に本気噛み、に変化していました。(まるで大島弓子が飼っていたサバのよう。サバは噛み付くわけではなかったが)そして私が仕方なく起きると「あ、やっと起きた。これがこの家の決まりだからよろしく」と言わんばかりの素振りで私を餌の入った缶まで誘導する先輩面うめでした。
ああ、ただいま。
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冒頭に「一週間ぶりのシャバ」と書いてしまったけれど、そういえば、入院中一度だけ病院の屋上に上がった日がありました。日陰も何もなかったので、5分で退却したけれど、新宿のビル群がすぐそこに見えるのに、すんごい遠かったなあ。
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そして家人に着替えのTシャツを持って来てもらう度、私はバンドTシャツしか持ってないんかい!といちいちツッコんでしまうほど、毎度バンドTシャツでした(写真のはキセルのマジックアワーT。ま、いーんですけど。ちなみに手首のものはフェスのパスの様ですが、血液型識別バンド。記念に持ち帰る人は殆ど居ないらしい(当たり前)。

という訳で、しばし自宅療養と仕事という生活になると思います。ああ、アルコール解禁はいつかなあ。
それと、しばらくは温泉などにお誘い頂いても行かれませんのであしからず。(理由は想像にお任せ)

帰宅したら家人が快気祝いをくれました。ひゃっほー。
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※イラストは術後の私。

病院で出されたカレーの不甲斐なさに、帰宅後はいきなり辛いカレーを作って食べてしまいました。お一つクリックよろしく。
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土曜日、家人に誘われお茶の水に出かけた。
もはや外出時の恒例となりつつある家人おすすめカレー店のカレーでランチ。今回は「エチオピア」というお店。辛さは様子を見て5倍(通常の辛口は3倍らしい)の野菜カレーを選んでみたけれど、これがめっぽう旨かった。
昨日ちょっと食べ過ぎちゃったしな、ここは一つセーブして野菜カレーにしておくか、と頼んだはいいものの、食べながら「あー、全然食べた気がしない!やっぱマトンカレーにすりゃ良かった!この似非ヘルシー思考め!」という後悔をする事が、野菜カレーには往々にしてあるのだ、私の場合。しかし、ここのはむぬ凄い満足感。野菜によーく油が回っていて、甘みも強く歯ごたえもしっかりしている。野菜が肉に全然劣っていなかった。日本のカレー的でもありながら、とってもスパイシーで、中間の味(私はよくこう言うのだけれど、旨みみたいなものかな)が出ていて、辛いだけではなく、味と味がちゃんと繋がっている感じがした。重要項目であるご飯の固さも文句なし。量は結構多かったけれど、ルーがしっかりしているので、いつぞやのご飯とルーの比率に問題ありのカレー屋の様に、後半ペース配分に悩まされる事も無く、一口一口に「旨い旨い!」と思いながら夢中で食べた。お茶の水なんて滅多に行かないけれど、ここのカレーを食べるためだけにでも行ってもいいと思った。
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その後は無目的に歩き、谷根千エリアを通過して、路地を彷徨っていたら、聞き覚えのある電車の音。この音、この高台の感じと空気の匂い・・・と思ったら、昨年田中泯さんが場踊りをした階段の上に出た。ああ、そうそう、ここだった、とわかった瞬間、その時の光景がフラッシュバック。大勢の人が固唾をのんで見守り、静かなのに耳が圧迫された感覚と、ハーメルンの笛吹きに出てくる鼠の一匹になった様な気分ごと。あれは本当に観に行って良かったなあ。
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観に行って良かったといえば、昨日過去の日記を読み返していたら、初めて生で清志郎を見た時のものを見つけた。
そういえばこれが初めてだったのか、というくらい、過去にも何度か行った事がある様な、それどころか何処かで会って会話を交わした事すらある様な気がしていた。何故だかわからないけれど。
とにかくNHKホールで開催された「どんと紅白」が、正真正銘、私の初の生清志郎体験だった。
当時私はメダカ鉢の底にたまったヘドロの様な生活をしていて、不眠症で昼夜逆転し、頭の中も常に霧がかかった様な状態で、何事に対しても無気力だったので、このライブに対しても何の期待もせず、友人に誘われるがままにその場へ向かったのだけれど、今その夜の事を思い出そうとすると、ほぼ清志郎の記憶しかない。紅白という設定上、紅組vs白組という体で進行するものだったのだけれど、白組のトリがが清志郎だったのに対して、紅組のトリはYUKIで、そりゃねーだろ、もー目も当てられませんよ、という記憶くらいか。
あとは日記を読み返して、おお、そんな人も出てたっけな、と思ったくらい。ヘドロな私が、珍しくこれは書き残したいと思って久々に書いた日記。実際これ以降、ずいぶん気持ちが盛り返した。
(以下抜粋)
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元ボ・ガンボスのボーカリスト、故どんとを偲ぶイベントに、大した予習もせずに現地に赴いてしまった私は、参加ミュージシャンの豪華さに驚愕。
元ローザルクセンブルグやボ・ガンボスのメンバーはもちろん、YO-KING、UA、宮沢和史、竹中直人、YUKI、スカパラ、ハナレグミ…等々、どんとをリスペクトするミュージシャンが大集結。これで6,300円はお得。

私的にはノーマークだったYO-KINGと宮沢和史に「歌を歌う事を生業と出来る人」の「理由」の様なものを見せつけられ、素直にひれ伏したが、それを遙かに上回り、呆気にとられるほどに素晴らしかったのは、忌野清志郎だった。
その存在感、声、パフォーマンスには心が震え、今自分が置かれている状況や、悩みや、不安や、複雑すぎて整理しきれない思いを、全て吹っ飛ばし、違う世界に連れて行ってくれた。
高校時代、繰り返し聞いていた声と、全く変わらぬ彼の声に、その空気感に、何だかわからないが、強い「希望」を感じた。
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この「希望」とは、武道館復活ライブで、先日の青山ロックンロールショウで感じたものとそのまま同じ、強い光のようなもの。本当に凄い事だ。

「どんと紅白」の清志郎↓




さて、ここからは業務連絡です。

日付的には明日19日(火)〜25日(月)までの一週間、家を留守にします。
お仕事関係の皆様、PCメール、お電話でご連絡を頂いても即お返事出来ない事があると思われます。お急ぎの際は、お手数ですが携帯まで頂けると助かります。いつも出られる訳ではないのですが。すみません。

一週間も家を空けるのは久々で、何より心配なのは留守番を強いられる家人とうめ。
うめ飯は家人が仕事で不在であっても、自動給餌器のお陰で無問題であるけれど、二人ともどうか仲良くやってくれたまえ。そう、再三書いてきたけれど、まだ距離のある彼らなのだった。
いやしかし「グーグーだって猫である」にもあった様に、私不在の方が案外上手くいくのかもしれない。私に代わって、家人がうめの世話全般をする事で、うめの中で家人の地位が昇格(食事も与えてくれるから、言ってみれば命の恩人)して、シャーフーしなくなるどころか、鳴き方が丁寧になったりして。環境の変化がキッカケで良い方に変わるかもしれない。実際、この所来客が多かったせいか、うめはあまり家人にシャーフーしなくなった気がする。ようやく「この人はレギュラー」と認識したのかも(遅)。今朝も散々噛んだり鳴いたり大騒ぎして私を布団から起こしたくせに、自分はまんまと私の布団で寝ていた。家人の横でスヤスヤと。猫ってやつぁよお。

という訳で、一週間後の家人とうめの関係改善に期待。全然変わっていないかもしれないけれど。あと私の事をちゃんと覚えていてくれたまえ。
一昨日、給餌器試運転成功。セッティングした段階で、蓋をこじ開けようとするうめだった。どこまでもハングリー。その調子でいつか成り上がれ。
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ちょっと無理矢理感は否めないものの、最近やっと普通にうめを触れるようになった家人。家のこと、迷惑かけますが、どうぞ仲良くね。
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私の方は向こう一週間、朝4時起きから解放されるので、というか寝倒す計画なので、この所ボロボロだったお肌も再生なるか?それも期待!

復活後はまたエチオピアのカレーが食べたい。お一つクリックよろしく。
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先日のオゾンクラフトマーケットの中日以来、持参していた筆入れが丸ごと忽然と消えてしまっていたのだけれど、一緒に出店していた直ちゃんの荷物の中から出土したとさっき連絡が入った。間違って入れちゃったんだな、私。でも、あー良かった。あの筆入れには版画で使うニードルやらカッターやら、一番書きやすいシャーペンやら、消しやすい消しゴムやら、一切合切の道具が入っていたので、ちょっと困っていたのだった。ちょっとと言わずもっと困れよ私。
しかし、次に直ちゃんに会うのはいつの事やら。ここ数ヶ月、付き合いだしのカップル並に顔を付き合わせていたけれど、イベントが全て終了したから少し間が空きそうである。ニードル、買っちゃった方が早いかも。それともこれは神様が「まあまあ、少しお休みなさいな」と言ってくれているのかも。そんなに働いてないけども。
と、自分のだらしなさを、神様のお達しにすり替えようとするこの図々しさ。

今日は午前中に仕事1件納品後、昼過ぎに自転車で西荻へ。
ギャラリーみずのそらで開催中の多肉植物の展示を見て、久々にオーナーの小峰さんと話して、ヤル気とプレッシャーを頂く。
その後、前から欲しかった秋田木工のスタッキングスツールが売っていたりはしないかと、古道具屋を見て回り(まあ、そんな上手いこと見つかりませなんだが)、通りがかったポムドテールで、売れ残っていたベーグルをいくつか買い、さーてギャルリーノンでも冷やかして帰るかーと思って行ってみたら、何と何と中里和人さんの写真展が開催中だった。こんな近場で開催されているとは全然知らなかった。しかも本日初日。いやー、こんな事ってあるのね、今日はこのために西荻にやってきたんだなーと勝手に興奮。さらに図らずも私は一番目のお客だった。おおおー。額装が間に合わず、シートのままで展示されてる様な段階(夜には全て完了との事)だったけれど、何だか凄く得した気分。
残念ながら中里さんとは入れ違いとなり、お会い出来なかったが、私が持っている写真集の中の写真も展示されていたり、他にも凄くいい写真があって、欲しくなって、まじまじと見入ってしまった。即決できる金額でもなかったので、密かに唇を噛みしめながら退却。

いいものを見て、あんまり気持ちが良くなったので、その後も自転車で宛もなく彷徨う事にした。自転車で知らない道をどんどん漕いでいると、自分は今このへんを走っていて、あのへんを目指しているのだ、と頭で思っているのと、全然関係ない場所に、あらぬ方向から出現してしまうのでたいそう驚く。いつも、そ、そんな馬鹿な!と思うのだけれど、これは私が方向音痴だからなんだろうか。今日は中杉通りを走って阿佐ヶ谷を目指しているつもりだったのに、そこは早稲田通りで本当に驚いた。平行に走っている道ならばまだしも、交差している道を勘違いするとはどういう方向感覚だ。めいちゃんが、トトロに会いに行こうとして、木のトンネルをくぐりぬけ、そこから勢いよくズボッ!と元居た庭に出てきてしまうのに似ている。もののけに化かされた感じ。

それで「くっそー」と思って、今度こそ中杉通りを進み、KOCHUでわずかに売れ残っていたパンを買い、というか、アンタはどんだけパンを買うのよ、と思われそうだが、パン屋だけはダメなんです、素通り出来ないの。で「こうなったら~」と鼻息荒げて阿佐ヶ谷住宅まで行って、ぐるぐるっと2周したところで「よし、もういいだろ」と気が済んで帰路につく。勝手知ったる道を制覇して気が済むというのも何だか哀れな感じだけれど。お陰で家に帰って自転車を降りたら足がパンパンだった。でも気分は良かった。

あ、こういう時に紙に向かうと、たぶん何かいい作品が作れそうよだなあと思ったが、ニードルやら一切合切が・・・(以下略)。アホだ、私は。

※イラストは日記とは関係なく。先ほど夕飯後に近所を家人と散歩していて、民家と民家の間の、塀に囲まれたひどく閉鎖的で薄暗く、人が擦れ違うのもやっとの様な細いL字型の路地を見て、夜は一人で歩くのを躊躇うね、じゃあそこに何が居たら一番怖いかという話になった。お婆さん、髪の長いワンピースの女の人、日本兵(日本兵は何処だろうと怖いけど)などなど出たけれど、私は子供が一番怖い。夜の子供は何か怖いもの。

それと、うめのための自動給餌器がようやく届いた。これが来週大活躍してくれる、はず。しかし当のうめは無関心。
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「うめちゃんゴハンだよ〜」と録音も出来てしまう優れものです。お一つクリックよろしく。
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昨日の日中、3つのギャラリー(カフェギャラリーも含め)を回る。

一軒目は青山のビリケンギャラリー。先日購入したミロコマチコさんの作品受け取りが目的であったのだけれど、現在開催中の植田真さんの個展も良かった。とても刺激を受けた。DMの絵より、断然展示されている作品の方が良かった。

二軒目は原宿のキャットストリート沿いにあるannonカフェで開催中のミゾヨシオさんこせきしょうこさんコラージュ作品の2人展。手法は違えど、私も最近紙を切ったりちぎったりしているので、こちらも色々と参考になった。
惜しむらくはカフェ内なので、作品をじっくり鑑賞出来ないという事か。満席になると、さすがに各テーブル横にある作品までは見られないので。やはりカフェギャラリーは、ギャラリースペースがある程度独立しているものがいいな。見る側にとっては。

三軒目は渋谷いろどりやで開催中の友人オガッチことオガサワラマサコさんの作品展。オガッチワールド充満。陶器から布から版画から、なんと器用な人かしら。仕事先である美術教室の帰り道、絵の具だらけのエプロンで私の展覧会に駆けつけてくれた彼女がそのまま詰まった作品たちであった。鳥と家のオーナメントを購入。それと最近母となったカエルちゃんの手ぬぐいも。


で、うめ晩飯のため一時帰宅。昨夜は女5人飲み会で、久しぶりにジョンさんのお店ラス・メニーナスを予約していたのだった。と、その前に「うめちゃんにちょこっと会いたい」という申し出があり、一人また一人と我が家に集合したのは、先日の青山ロックンロールショウ参列メンツ(Aさん、Sさん、直ちゃん)であった。
Sさんは猫アレルギーだというのに、道中「のどぬ〜るぬれマスク」を購入し、がっつり装着してまでのうめ接見。そこまでしてもシャーシャーフーフーされていた。というか、全員されていた。すいません。
どうでもいいが「ぬ〜るぬれ」という字面の間抜けさたるや凄い。さすが小林製薬。「ぬーる」じゃないとことかホント。妖怪ぬ〜るぬれ。巷で大流行スイーツぬ〜るぬれ。ぬ〜るぬれ沖縄。(めんそーれのイメージ)

そんな事はさておき、4人でゾロゾロとソワソワと空腹を絶頂にして、19時ちょうどにジョンさんのお店到着。既に仕事帰りのシラハマさんも到着して5人揃ってビールで乾杯。平日とは思えぬ大盛況のラス・メニーナスの空気は、本当に何処か旅先にいる様な匂い。それだけでたまらない。
いつもの様に「おまかせ」で出してもらった料理、イベリコ生ハム、スペイン風オムレツ、キノコのオイル煮、米ナスのバジルソース、パエリア、あと何だっけ・・・とにかくどれもこれも美味しかった。オリーブオイルからして美味しかった。妖怪ぬ〜るぬれと化して、全身浸かって飲み干したくなる様な。あんな風に大胆なのに繊細な、問答無用で美味しい料理を作れる様になれたらいいなあ。大きな体で愛嬌たっぷりなジョンさんは、本当に素敵だ。

結局ワイン三本飲み干した後、お三方を高円寺駅で見送り、一人残ったAさんとチョップスティックスでフォーを半分こ(胃袋のどこにそんな余裕が)し、閉店まで粘り、半ば追い出され、JR高架下を阿佐ヶ谷駅まで、なんやかんやと話しながら歩いた。
阿佐ヶ谷駅に到着しようという時、Aさんの口から出た言葉にたまげて「えっ!!」となる。先日の青山帰りの電車内で、やはり二人でなんやかんやと話した時に、頭の中で考えてはいたものの、言おうかどうしようか迷って、結局思いとどまった事、そのものズバリであったので。

そういえば、数日前にも別の場所で頭の中にある事を、何となく躊躇して言わずにいたら、知り合ってまだ間もない人に先に言われて驚いた事があった。
自分の考えを上手く口頭で伝えられないかもしれないと、あえて誰かに言ったりしないという事が、私は割と多い方かもしれない。だからこんな風に同じ事を考えている人がいるという事がわかると「えっ!!」と驚いてしまう。心を見透かされているいるみたいで。でもそれは凄く嬉しい事なのだった。意外と世の中には同じ事を考えている人が多いのな、という事ではなくて、やはりそのシンクロがなかなかに貴重で、例えシンクロしていても案外気が付かない事が多いからなのだった。
皆で飲んでいる最中も「Aさんは気遣いの人」という様な話をしていたけれど、いや本当にそうだなと思った。爪の垢を煎じて飲まねばいかんと思った。


さて、本日二日酔い無し!(拍手)
しこたま飲んでも翌日に影響しないのもジョンさんの店の素晴らしい所である。就寝時間が遅くてもいつもと変わらず起こしてくれるうめなので、超寝不足だけど。
天気も良いので洗濯しまくり。風も気持ちがいいし、いくつかしなければならない買い物もあるし、久々に自転車に乗って出かけよう。


ミロコさんの「いのしし」の絵は、額に入れて居間に飾った。ギャラリーでは近くでしか見ていなかったけれど、遠くから見ても、凄くいい事がわかった↓
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ちなみに下の絵は、何年も前に買った大学の先輩である坪井達さんの。元気かなあ、坪井さん。

♪自転車に乗って〜。お一つクリックよろしく。
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あ、そうそう。という感じですが、相変わらずうめちゃんには4時やら5時やらに起こされている坂本です。あんまりそれが当たり前の様になってしまって、あえて書かなくなってますが。

それでも以前はひたすら鳴くか、体の上に乗っかるか、という手段を取っていたうめちゃんだったけれど、どうも効率が悪いと悟ったのか、最近はひたすら噛むという手段に出る様になった。こないだは鼻を噛まれた。この低い鼻をよくぞという感じで。寝ている時はすっかり猫が居る事を忘れているので、突然の痛みに驚いて飛び起き。しかも甘噛みとは言い難いレベル(皮が剝けた)なので、顔は勘弁してよと毛布を顔までかぶって寝るようになったら、今度は腕やら腰やらボディを攻撃。アンタは三原順子か。今日もまた新たな噛み傷が二の腕に増えた。既に他にも数カ所あるのに。これからTシャツ着られないじゃん。

噛み付けばこのヒトは起きる。と認識させてしまったのがいけないのだろうけれど、痛さにどうしても起きちゃうし、叱りつけようにも寝込みを襲われているものだから、朦朧としていてタイミングを失う。或いは叱り方に迫が無い。舐められてる。いや、かじられてる。いかん、どげんかせんといかん。



さて、久々に予定ゼロの今日。はー。ここまで何も無いのはいつぶりだろうか。もはや気分は隠居の身。気持ち的には除夜の鐘。良いお年を!て感じである。

昨夜は来客があったので、久しぶりに本気で料理をした。あ、その前に本気で掃除もした。掃除だけで殆ど時間を使ってしまったけれど、部屋が随分広くなった。(まあ、無理矢理押し込めただけの物もあるけれど)
料理を2人前以上を作るという感覚が鈍っていて、分量とか、時間配分とか、少しモタついた。今回は初来宅の、つまり初胃袋の方々ばかりで、さらに完全なる肉派と完全なる魚派と別れていて、メニュー決めも悩ましかったけれど、結局は全部作るという事にした。もちろん野菜はたんまりと。仕込みの最中眠くなったが(なんせ早起き)、でもやっぱり料理はいいなあと思う。作るのも食べるのも。

して、我が家に人が何人かやってくるという状況が、初体験のうめちゃんが、いったいどう出るか心配していた。いや実際「シャーシャーフーフー」言い放題であったが、お客人3名全員猫マスターで、うち2名(ご夫婦)は大袈裟でなく「常軌を逸したレベル」の猫好きで、既に1匹飼っておられるのだけれど、2匹目との運命的な出会いを求めて街を彷徨っておられる様な方々で、シャーフーうめちゃんに「かーわーいー!!!」と終始アイドルの様に接してくれた。まあ「僕ら、自分で言うのもなんですけど、猫に関しては相当ハードル低いです」とは言っていたけれど、お陰で助かった。これまでそのダミ声と態度に引かれる人もいたので。「このダミ声が、またかーわーいー!!!」とも言ってくれた。まあ「僕ら、猫の形さえしていれば、もー何でもカワイイですから」とも言っていたけれど。
最後はペーパー化し、うめちゃんの隙をついては記念写真を撮りまくってお帰りになった。うめちゃんも、その割には何処かに逃げも隠れもせず、皆の周りをうろついて、隙をみては飯催促(やっぱり)をするので、ひょっとしてこの「シャーフー」は、単純に使い方を間違えているか、挨拶代わりなんでは、と思ってしまった。最後はシャーフー言い疲れて寝てしまった。

我が家での宴会で猫トークで盛り上がる日が来ようとはなあ。それにしてもお客人並にシャーフーされていた家人が可哀想であった。

目つきやや悪しだけれど、たいぶ丸くなって現在体重3.3kg↓
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そうだ、と思い立ち、昨日の残り野菜と、天草の実家から届いた自家製スナップエンドウを日干し開始。
カズエちゃんに教えて貰った「ギリシャ風ピクルス」を作るのです。
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明日はちゃんと叱れるか。お一つクリックよろしく。
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まずはオゾンクラフトマーケット、無事終了しました。足を運んで頂いた皆様、有り難うございました。
今年は2つ展覧会を終え、今回の出店終了後は、しばし充電期間(バンドか私)に入らせて頂く予定ですが、地道に制作を続けて、また何らかの形で発表出来たらと思っています。どうぞよろしくお願いします。


さて。
一昨日はクラフトマーケット閉店後、工房くらげの直ちゃんと目指した青山葬儀場。
我々より2時間先に乃木坂入りしていた写真家杉本文さんと友人Sさんと、連絡を取りつつ並んだ列の最後尾は、青山公園を眼下に見下ろす歩道橋の上だった。(後で知ることになるが、昼間は駅を出るなり早々に並ぶことになっていたそうであった。日没前は暑い中、皆大変だったろうと思う。)
「今からお並び頂きますと、ご入場までに4~5時間はかかります」
という係の人の言葉に「ようし」と腹をくくった我々だったけれど、そんな予言は嘘のように、2時間半後には会場を囲む壁に沿い、入り口まで50mの所まで来ていた。背中には満月。先日の虹といい、いったいどういう力でもって、こんな素晴らしい演出が可能なのか。そもそもこんなにも多くの人の足を「そこ」に向かわせてしまう人って他にいる?宗教もない様なこの国で、これは宗教だ。そんな事を思いながらの2時間半は本当にあっという間であった。
突然直ちゃんが「あぁっ!」と声を上げ、
「今、塀の向こうに、うさぎの耳が見えた・・・」
と訳のわからない事を口走った。訳がわからなすぎて「・・・ああ、そう」とか何とか、曖昧な返事をしてしまった私であったが、門をくぐった瞬間、派手派手しく発光する巨大うさぎに出迎えられた時には、一気に体温が上昇していく感じがした。

そこからは不思議と悲しいという気持ちの涙が出る事はなかった。むしろ笑顔でいる事が出来た。ここで泣いちゃいけない、という気がしてならなかった。
清志郎本人がその場に居なくとも、その精神、誇りは、スタッフの方々に見事に受け継がれ、余すことなくその場に集まった年齢性別ジャンルも実に雑多な人々に注がれている事に、悲しいという気持ちよりも、何か強い強い希望の光の様なものを感じたのだった。どうしたら、こんな風に最高のSHOWを成しえるのか。亡くなってもなお、こんなにも余すことなく他者に注がれるサービス精神はなんなのか。数日前からコミュでやや論争気味だった「当日喪服を着ていくか着ていかないか」という話題など、なんと小さく無意味な事であったか。こんなにも大きな胸が、全てを受け止めてくれるのに。その前で我々が何か出来る事と言えば、ただ祈り、一緒に歌うだけだったのに。

本当に素晴らしい式だった。スタッフの方々お一人お一人の顔が、美しく眩しかった。それが、とても心強く感じて、改めてその中心であった清志郎とその精神の紛れの無さに心が揺さぶられた夜だった。

短い人生で、そんな人と一時でもすれ違えた事はなんと幸運な事だろうか。その人の最後のSHOWを見られた事は、私の中でずっと特別な事となるだろう。希望の光の中に、全身とぷんと浸かった時の、あの多幸感の様な気持ちは、うすいベールの様になって、たぶんずっと私の皮膚の表面を包囲し続けるのだろう。

貴重な機会を与えて下さったご遺族に心から感謝します。
スタッフの方々、「心ある」という事の神髄を見させて頂きました。本当に有り難うございました。
改めて清志郎にも有り難うございました。これからも事あるごとに知るであろうあなたの素晴らしさを糧に、時々途方に暮れながら、私は今日も生きようと思います。





ここでも強い希望の光を感じた。彼もまさしくロックスター→




追記:青山では殆ど泣く事がなかったけれど、電車移動中、ipodから流れるHISの「日本の人」にどうしても我慢が出来ずに乗り口に突っ立ってこっそり泣いた。隣の路線が近くて焦る。こんな風に不意打ち泣きを何回も繰り返すんだろうなあ。
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朝、「とりゃあ!」と半ばヤケ気味に、土砂降りの雨の中に飛び出し向かった新宿。東中野でまんまと電車が止まり、普段の5倍の時間をかけて到着した新宿パークタワー。もう、その段階でほぼ全体力を使い果たしておりましたが、何とか本日、オゾンクラフトマーケット第4期出店スタートしました。

何というか、今日は不思議な日で、大学時代の後輩が偶然通りかかって(あんまり大人な女性になっていたので、最初全然気が付かなかった私。ゴメンね)、音信不通の同級生の消息が判明したり、かと思えば高校時代の恩師Y先生が母娘揃ってご来場下さって(感泣)、実に20年ぶりの再会を果たし、やはり同級生の近況を報告したりして、驚いたり、懐かしんだり、感慨深かったり、ひたすらに脳が過去へトリップしまくる日であった。Y先生、当時と全くお変わりなく、相変わらずはつらつとされていて、笑顔なんか本当にそのままで、とても嬉しかった。沢山、お買い上げ頂いてしまって恐縮。でも有り難うございました。

明後日まで引き続き、クラフトマーケットです。
『6階N棟』にて『工房くらげと坂本千明』で出店しております。
場所がややわかりづらいので、6階事務局で配布しているマップなどをご参照頂けると良いかと思います。
明日からはお天気も良いみたいですし、皆様のご来場お待ちしております。
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そして明日は閉店後、ダメ元で青山へ向かう予定です。間に合ったら良いけれど、
間に合わなくてもそれはそれ。自己満足に他ならないとも言えますが、心にとどめるために行こうと思います。


それにしても散財しそうな危険なイベントです・・・。お一つクリックよろしく。
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