<   2009年 08月 ( 23 )   > この月の画像一覧

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徒歩3分で観られる阿波踊りに行きそびれる程、出不精ぶりを発揮したというのに、台風接近中の今日は表参道へ。あまのじゃく38歳。
というよりも、我が家はJRの高架がすぐ近くにあるため、雨の日も、陽射しの強い日も、風の冷たい日も、最寄り駅まで屋根付き遊歩道状態で移動が出来るので、嫌な天候の日の方が、逆に地の利を生かして動きたくなったりする、というのもある。しかも今日は人出も少ないに違いないって事で、普段は歩くだけでゲンナリする原宿にも行ってやったのだっはっはっは。

目指すは表参道の桃林堂で開催されていた「手の掌」展。友達陶芸家・高橋朋子さんの旦那様の参加されているグループ展の最終日だった。
先日、高橋家で催された「ボタンの会」に行った際、振る舞われた水餃子をたらふくご馳走になり、尋常でない汗をかいた坂本、シャワーをお借りするだけでなく、単身赴任中の旦那様のワイルドなTシャツまでお借りし、まんまとそのまま帰宅していたのである。で、その返却も兼ねまして。

4人の個性豊かな作家さんの作品は、見ていてとても楽しいものだった。一人の作家さんの中にも色んな作風があり、倍美味しい感じ。作風というものを全然統一出来ず、日々反省と居直りを繰り返している坂本的には実に心強い展示でありました。作風色々上等!
全然関係無いけれど、木工作家の方の声が凄く特徴的で、変な言い方だけれど、人間の頭蓋骨は声を奏でるための楽器なのね、と思わせる様な反響の仕方で、それも面白かった。

それと、朋ちゃんが仕上げてくれたボタンも頂いた。初磁器作品!新鮮!なかなかかわいいではありませんか!何に縫い付けよう。ブフフ。朋ちゃん、忙しいのに本当にアリガトウ!
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ボタンを作りに行ったのに、穴をあけ忘れて用途不明の楳猫↓でもこの不敵顔似てる。
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一瞬雨が小康状態になったのを見計らって、ラフォーレに移動。何となく行こうか迷っていた「清志郎の世界」展へ。
迷っていたのは原宿という場所に行くのが気乗りしなかったのと、亡くなってから企画された展覧会かと思っていたので何となく。けれど、亡くなる前から開催が決定していたらしいという事を友人Sさんの日記で知り、今日みたいな日は、原宿も、ラフォーレミュージアムも、普段より空いているんではないかと。さらに道中、ipodをシャッフルで聴いていたら、タイミング良くHISも流れたし、これは「行け」という事だなと足を伸ばす。

いやーゆっくり観られて良かった。
様々な写真も、ステージ衣装も、使用していた画材も、愛車のオレンジ号も、数々の油絵も、映像も、そこにはもう「主不在」という事を改めて見せつけられたけれど、それも含め、行って良かった。
個人的には高校の卒業制作の自画像と、極彩色の作品群の中にあった、スミ一色の作品達が良かった。ワタナベイビーや細野さん、坂本冬美の肖像画が似ているのにも思わず一人ニンマリ。

それと曜日代わりで流されているという映像の中の「自由」のPV、素晴らしくカッコ良かった。あんな忙しなく、キレのある動き、なかなか出来るものじゃない。「JUMP」の選挙活動をしている清志郎の映像も、実にタイムリーで、きっちり30分観てしまった。
昨日の民主圧勝を清志郎はどう思ったか。私は何だか怖かった。ソレとなれば一気にそちらになだれ込む極端な日本らしい結果ではあったけれど。とりあえずここで政権交代しないといったいいつするのよ、というタイミングではあったけれど、シーソーがシーソーとして機能しなくなったみたいな、妙なガッカリ感もあったり。要するにどっちにしろ不安です、って事なんだけれど。

それにしても、移動中、屋根がない場所を歩いたのはせいぜい5分程度。ほっとんど濡れずに済んだ事に我ながら驚き。東京ってすげいな。

さて、夜は仕事でっす。


楳、落っこちそうだよ。かかとのおハゲも治らない。
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午前中、選挙とオトノハ朝市に行ってきた。

朝、家を出る時に雨がポツポツ来て、小学校(投票所)の校庭で傘差しながら長蛇の列に並ぶのは嫌だなーと思っていたら、列なんて出来ていなかった。町田在住時は、投票会場に入るまでに20分は並んだものだったけれど、あれは何だったのか。都心は投票所の数が多いのかな。それとも皆のんびり投票なのか、或いは杉並区は期日前投票の人が多いのか、そもそも投票率が低いのか。

選挙に行くのがちょっと楽しいのは、小学校の中に入れるからだなあ。あまりに縁遠くなり過ぎて、すっかり記憶から抜け落ちてる部分を、ハッと思い出したりする。
今日行った体育館なんか、自分の小学校の体育館と、大きさから何からまるで同じ様な作りだった。家人は「あの緞帳(こう書くのか…)の色まで同じだ!」とか言っていたけれど、そう言われてみれば、私の小学校も濃いえんじ色だったと思い出した。まあ、全国の小学校の体育館の緞帳の多くが、濃いえんじ色なのかもしれないけれど。
投票者の順路の周りの仕切りが、平均台だったのにはウケた。ここは「女海賊ビアンカ」の舞台か。わからない人はゴメンナサイ。只今、もう何度目かわからない「ガラスの仮面」を読み返し中なんでした。無料レンタルしたアニメ「ガラスの仮面」のDVDが、実に中途半端に「奇跡の人」の最優秀助演女優賞あたりで終わってしまい、お母さんの死は?芸能界失脚は?亜弓さんのカーミラは?高校での一人芝居は?真夏の夜の夢は?圧勝の二人の王女オーディションは~!?と、ひどく悶々とするもので(まあ、アニメ化の限界もわかったのだけれど)、結局漫画を読み返すに至った私。まあ、漫画も今だ思いっきり尻切れているのだが。

話を戻して体育館。
子供の頃はたぶんもっと広く感じていたと思うのだけれど、今見ると「まあ、こんなもんだったか」という広さ。それは田舎の街や道路幅なんかもそう。帰省して、車なんかで地元を走ると「はれれ?」と思う。小学生の時、意を決して渡っていた道路が、ちっとも広くなかったりする。「とりあえず、あそこに行けば欲しいものが手に入る」と思っていた本屋が、文房具屋が、まー恐ろしく小さい。何も手に入らなそうだったりする。
人の記憶の中の感覚はどんどん変わっていって、面白いけれど、時々切ないよなあ。


して、あっさり投票が済んで、持て余した時間(並ぶ気満々だったので)を、サンマルクカフェで潰し、オトノハ朝市へ。久しぶりにポチコロベーグルと、dans la natureのタルトとマフィン、中国茶(ちゃんと名前があるんですが、漢字変換出来ず)と、オトノハのエビトーストを買えた。山田さんに頼まれたラー油も。ふほほほー。オトノハ奥さんからは耳より情報の横流しも。ふほほほほー。シマシマヤトーキョーさんも魅惑の器が売られていたけれど、所持金不足のため、あえて遠くから眺めるだけにした。とほほほほー。
エビトーストをかじりつつの帰りのパールセンターで、ちょっとアホみたいに「旨い!」「やっぱ旨い!」を連発する夫婦は、歩くオトノハ広告塔の様であった。わかりづらいけれど。

来週5日(土)は秋祭りを開催される様です。去年食べたポチコロのベーグルサンドの旨さが忘れられない坂本、行っちゃうでしょう。新顔のコロッケパイ(コロッケでパイ??)も気になるのだった。

さて、選挙どうなるか。阿波踊りも行けずにいたら、最終日はこの天候。我ながらこの間の悪さ。
そうこうしているうちに、新たなお仕事電話も頂き、今日はこれから仕事じゃ。働け私。


昼食後のデザートに半分だけ食べたdans la natureのブドウのタルト↓
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タルト生地から何からすこぶる旨ーし!ご馳走様でしたっ!

前の日記ではまだあどけない楳も、この写真だと楳姐さん。どっしりしてるー。
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※本日のタイトルはウリチパン群の曲名から。


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なんと今日も高円寺阿波踊りを見ておりません。あれれー。
せっかく晴れたのに。一人だと腰がズドンと重たくなるものですね。3分も歩けば踊りが見られるつーのに。
明日は家人も仕事明け、時間的に間に合いそうなので、行けたら良いなあ。

昼間は仕事がポッカリ谷間。ふとした思いつきで、無計画一発描きでアルミの版を作ってみる。
ずいぶん前に、工房の不要品箱(工房利用者の方々が使って出来た、銅やアルミの板の切れ端を廃棄する箱)から、練習用に拝借していたアルミ板があったのを急に思い出して何となく。
紙と比べるとニードルへの抵抗が強いけれど、線が細く出るのはイイ感じ。薄いので、紙の様にハサミで自由に切れるのも良い。が、削っているとアルミ粉を吸い込んでいる気がするのと、カットした後、燃えないゴミが出るのが何だか抵抗有り。そこんとこいくと、紙って素晴らしいなあ。沢山刷れないけれど、元々沢山は要らないしな私。
わかりづらいけれどアルミ版↓版画って本当に版自体がいいよなあ。
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で、昼に残り野菜で作ったパスタを食べて満腹になり、干していた布団と麻シーツを取り込んだら、そのまま気持ち良くて昼寝。エアコンも扇風機も付けずだったので、グダグダに汗をかいていたけれど爆睡。起きたらもう夕暮れ。あーあ。
てれてれと阿佐谷へ食材買い出し。高円寺は人が多そうなので、それを避けるように。何だろう、昨日今日と、人が多い場所への順応力低下中。心は行きたいのに複雑。

帰ってからジェノベーゼソースを仕込む。2日連続バーミックス様活躍。
大量のバジルは自家製と言いたい所だけれど、プランターのバジルは今ひとつ育成が悪く、八百屋で100円で買ったもの。今年はベランダバジルでジェノベーゼ食い放題と思っていたのに、結局夏の間一度も作っていなかったので、夏の終わりを目前に慌てて作る。ああ、緑がキレイ。
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それと、同じく夏の間に作りたかったツジメシさんセミドライトマト
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この2つを作りながら、キッチンで口ずさむ「夏の終わりのハーモニー」が何だかしっくりくる。
♪よぞ〜ら〜を〜 ただ〜 さま〜よう〜だけ〜

あと、乾物入れに忘れ去られた「青さのり」を発見したので、全部佃煮にしてみた。夕飯に、それを豆腐に乗っけてオリーブオイルかけたものと、マヨと混ぜてディップにしたものをきゅうりと人参につけて食べた。どっちも旨かったけれど、のりマヨディップは特に旨かった。


話は変わって、来月末、母の旅行に合わせて、父の世話係として実家に4日間ほど帰省する事になった。で、初めて楳も連れて行く。ちょうど家人の出張と重なってしまったので。
初の新幹線での長距離移動、時間にして4時間半、早くも不安を抱える私である。が、母はさておき、動物に一切興味がない父がどういう反応を示すかはちょっと楽しみだったりもする。意外と猫セラピーで偏屈が和らいだりしないものかと、しないようにしないようにと思いつつ、やはりちょっと期待してしまう。うちも猫飼おうとか言い出したりしないかなーとか。4日じゃ無理か。ダミ声の楳じゃ無理か。シャーフーされ続けたらアウトか。

今朝方、母に楳を連れて行くにあたり、割れて困るものは仕舞っておいた方がいいよ、とメールしたら、「わかった。座卓の上のものとか片付けとく」と返事。…ああ、楳がやって来る前の私と一緒だ。猫という生き物の可動域を全く理解していない。実家は犬しか飼った事が無い上に、室外犬だったので、家の中に人間以外の生物がいるという想定が出来ないのだった。タテの動きにビックリするなこりゃ。大丈夫かな。爪研ぎ持ってかなくちゃな。
何だかんだで、楳を一番疲れさせてしまう事になるだろうから、それも心配なのだけれど、これから機会も増えると思うので、ちょっと我慢してもらわねば。
こうして見ると、まだ子猫みたいな楳↓
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さて明日は朝から選挙行って、オトノハの朝市行く予定。山田さんにオトノハラー油を頼まれているのだ。


昨日から向井映像をハシゴしまくっている。ZAZENメンバーの息をもつかせぬ(本当にモニター前で息が止まってしまう)パフォーマンスは最高。ピンと張りつめるってこういう事よな。




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ずっと餌の入ったアルミ缶を眺めている。飽きもせず。
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ちなみに肉球はまだらです。
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銀座と西荻にて展覧会2つ。
1つ目は先日行った大久保のカレー屋タピの店主であるおかのあきこさんの個展。こじんまりとした画廊の空間にピッタリのレイアウト。全て蓮をモチーフにしている。細かな網の目模様に「う。」となる人も多いかもしれないけれど、私は好きでした。部屋にあったらいいなあと思ったけれど、懐具合が寂しいので断念。

2つ目はようやく行けた西荻ギャラリーみずのそらの『鉱物Bar』。
昨年、「鉱物アソビ」という本を出版されたフジイキョウコさんを中心に、2月に一緒に2人展をしたみずたま雑貨店さんなど、様々ジャンルの方が参加されている展覧会。何で、どうして、まさか、という鉱物達の色と形。人の手が加わっていないのが信じがたいものばかり。これまで鉱物ってものを、じっくり眺めるという機会が無かったけれど、なるほどハマる人の気持ちが少しわかった気がする。
売られている鉱物は随分とお手頃価格で私の懐にも優しかったため、小さい「蛍石」を3つばかり購入。台湾取材で訪れた占い師に言われたラッキーカラーの緑も取り入れてみた。人の手でカットされた様に見えるけれど、全て自然の形なんですと。自然光に透かしてみると実にキレイ。
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そうそう、みずたま雑貨店さんが9/6(日)吉祥寺に、ついに実店舗をオープンされます。これまでの骨董市やギャラリー展示とは違った空間になるんではないかと。坂本も今から楽しみです。詳細がわかったらまた改めてココでもお知らせします。

さて、今日から高円寺は阿波踊り一色なれど、日中動き回ってしまったせいで、疲れ切ってしまい、あっさり帰宅。
昨晩、とあるメールを頂いた事がキッカケで、今日は無性に美味しいパンが食べたくなっており、銀座に行ったついでにプランタンの「ビゴの店」で「うわーっ」と購入。そしたら俄然ブルーチーズが食べたくなって、西荻のKIKUYAで「のわーっ」と購入。するとどうしてもレバーペーストが食べたくなってきて、近所の西友で「おらーっ」鶏レバー購入。購入してから阿佐谷の吉沢精肉店のレバーペーストを買えば良かったんだと気が付いたけれど、そこは気が付かないふりをして、疲れ切っていたはずなのに、帰宅するなりレバーペーストを作った。
作り終えた段階で90%は満足した。一人晩酌にしては久々に目が三角になる程、テンション高めに作ってしまった。ま、美味しかったけれど。

ホロ酔いになってから、山田美容室の山田さんからのメールで思い出した。
今日は三宿のWEBで向井秀徳アコースティック&エレクトリックが見られる日だったのだ!すっかり忘れていた!今日の残りの体力を全てレバーペーストに注いでいる場合ではなかったんだよチクショウメー!!
もう全然三宿になど行かれない。ましてやオールナイトなんて体力無し。
9/10のZAZEN BOYS×立川志らく@C.C.lemonホール(この呼び名まだ慣れない)があるからと自分に言い聞かせて、今日はもう寝る。コレ見てから、ふて寝る。




楳もふて寝ている。
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明日は天気が不安だけれど、阿波踊りを観に行けるかなあ。



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一番気配を消す場所・窓際の仕事机の横。これでもちょっと痩せた楳。
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どうでもいいけれど、今朝起き抜けに「スッキリ!」を見ていたら、もうこれまでに何度も見ている様なKONISHIKI夫妻のハワイ生活が紹介されていた。毎度「優雅なスローライフ」っぽく取りあげられるのだが、どうした事か全く羨ましくない。KONISHIKI夫妻を見る度に、特にあの奥さんの変容ぶりに、ひたすらモヤモヤしたものを感じるのは私だけだろうか。安いシンデレラストーリーを見せられている様な気になるんだな。ま、ホントにどうでもいいのだけれど。

今日は仕事の合間に自転車で西荻に行くつもりだったのだけれど、なかなか仕事が一段落せず、というのは「ノッて」きてしまったという事なのだけれど、結局1日デスクワークとなった。

夕方、ちょっとは外の空気を吸おうとマンションを出ようとすると、ちょうど夕刊配達の青年がやってきた。ザイル(この言い方、嫌なんですが、それすらピッタシくるのであえてそう呼ぶ)のMAKIDAIの様な面構えの。こちとら部屋着だわ、顔テカリきってるわ(当然スッピン)、ついでにノーブラだったわで、そそくさと無言で擦れ違おうとしたら、「コンニチハ~」と挨拶された。実に爽やかに。MAKIDAI面なのに。
不意を突かれながらも、こちらも「コンニチハ」と返したのだけれど、あれですね、挨拶ってのは、一気に警戒心を解く作用がありますね。双方無言の場合、警戒体制バキバキなのに、スッと空気が変わる。うちのマンションの住人達は単身の若者が多いせいか、まあ、普段擦れ違っても挨拶など殆どしない。他人を空気の様に扱うのが常。それがここで暮らす「しきたり」の様に。最初はそれにイライラしながらも、果敢に挨拶して無視されてを繰り返していたのだけれど、2年以上も暮らしているうちに慣れてきて、私も相手を選んで対応する様になった。だからMAKIDAIに挨拶された時、瞬間「えっ」となってしまった。

帰省先で、ヘルメット姿の自転車中学生に元気良く挨拶された時も、海外旅行中、そこかしこで現地の人々に挨拶された時も、最初「えっ」と固まってしまった自分が凄く情けなかったものだった。当たり前の行いを当たり前にしている人に対して、固まるとは全くおかしな話で、何と失礼な事をしてしまったのかと滅入り、東京での自分の暮らしをつくづく恥じたものだったのに。しばらくそういう経験をしていなかったから、また感覚が麻痺していたのだなあ。まあ、MAKIDAIの場合は新聞屋でそういうマニュアルがあるのだろうけれど。とか考える自分もイヤラシイが、それにしても挨拶ってのは、やっぱりすげいなあと思った夕暮れ。

話は変わって昨日の真夜中。
大人しく寝ていたはずの楳が何やらワサワサとしているので目が覚めた。次の瞬間、何か小さい細長いカサカサしたものが腕に触れたので、ギョッとして、暗がりの中、その物体をよーく見ると、何とそれはカマキリだった。いや、たぶんカマキリだった。暗がりでは輪郭しかわからず、自分の記憶と照らし合わせ、総体的にカマキリと判断したのだけれど。
どうやら楳はこのカマキリを追いかけていたのだった。何でカマキリがここに居るのかは検討もつかなかったが、何しろこちらは寝ぼけ頭であるので、カーテンによじ登っていくカマキリを、朦朧と追いかけながら、指ではじいて窓から外に出した。楳はまだ興奮冷めやらずという感じだったが、私は再び横になり、「何でカマキリが」とか「カマキリって冬眠するのだっけ?」とかポツポツと考えたまま寝てしまった。
朝起きたら、それが夢だったのか現実だったのか、全くわからない。
でも、夜中に楳が鳴くのは、毎度腹が減っているだけでは無くて、人間様が気が付かない微細な出来事をするどく察知して、それを「ねーねー」と教えてくれようとしているのかもしれない、と思った。

今日の唯一の外出、必殺徒歩1分のスーパーで買ってきたえのき、舞茸、しめじできのこの塩漬けを久々に。秋の気配がすると、やっぱりきのこだね。これで明日はパスタにしようか、蕎麦にしようか。
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明日こそは西荻へ!


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毛繕い中は写真を撮るのをやめて欲しい楳。
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お店がお休みの美容師山田さんと、今年最後の逗子のBlueMoonへ行ってきた。
何のイベントがある訳でもなく、ただ昼ビールを飲みに。セコネタ調査隊とか言っているのに、我ながら優雅よな。というか、堕落してるよな。でもこの時期の海の家が好きなんです。「ああ、今年も終わるのね」という雰囲気が、ある意味大晦日よりもグッとくる。
そんな人達が多いのか、平日だというのに海はそこそこ賑わっていた。江ノ島なんかに比べたら穏やかなものだけれど。

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到着するなり、やっぱりコロナビール。そんでタコライス。波も穏やかで、足裏の砂も気持ちが良かった。海の家にいるとはいえ、山田さんとのトークはいつもと変わらず下世話なものだった。「体重計に乗らない生活がしたい」とか「もう数字はいい。見た目さえ引き締まっていればそれで」とか「お酒、やめればいいんだよね」とか。
アボカドサラダ、まるごときゅうりをつまみつつ、ビールとワインを飲みつつだから、この上ない不毛トークといえる。

そんで日没までのたった4時間ばかりを過ごして、東京に戻った。飲み過ぎたのか、帰りの湘南新宿ラインで貧血に。冷や汗もドドーッと出る。座っていたから良かったものの、何をやってんでしょうかいい大人が。まあでも、楽しかった。こんな風に、遠くてもフラッと行けてしまう場所があるというのは、凄く嬉しい。また来年の夏、行けたらいい。
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本日の楳。涼しくなったので、爆睡中。手、デカくなったなあ。
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今日は打って変わって仕事っす。明日予約していた版画工房はあえなくキャンセル。(ま、この所、ちょっと遊びすぎたせい)
あ、「セコネタ読んだよ~」の嬉しい感想、色々頂いております。有り難うございます。頑張ります。
すっかりハマっているnhhmbaseを聴きながら、尻に根を生やして。



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デスクワークから一転。
一昨日は野音に行き、3年越しの気持ちを昇華したかと思えば、終了後は速攻帰宅して仮眠2時間、夜中の2時にレンタカーで東京を発ち、夫婦で南伊豆のヒリゾ浜へ向かった。一年ぶりのヒリゾシュノーケリング。天候もまずまず、無事渡し船も出航。ヒリゾは地元漁師さんによる渡し船で渡して貰わねば辿り着けない立地で、天候によっては4時間かけて行ったところであえなく欠航という事が珍しくないので、3年連続辿り着けているというのは、実は凄くラッキーな事だと思う。
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昨日は水の透明度もまずまずで、お魚天国を満喫。大して泳げもしない私でも、シュノケールとゴーグルさえあれば、プカプカ浮かんでいられるので有り難い。が、午前中はまだ水温も低く、魚にみとれているうちに、体温がどんどん奪われて、は。と気が付くと指先が痺れていたりして、あまり長時間水に浸かっていられず。終いにはクラゲとも遭遇するわで、たった2回海に入っただけで、坂本は完全なる丘シュノーケラーと化した。砂地のエイを見られた事で満足したという家人と、日曜の、かつ夏休みも残りわずかであるせいで、いつもより人に埋めつくされたヒリゾ浜を昼前には後にした。その滞在時間正味4時間。往復の移動時間(帰りは大渋滞にハマり膨大な時間がかかった)を考えると何ともはや…いやいや、そこは考えないのが身のためか。結局帰宅したのはギリギリ日付が変わる前。遊びなのに、過酷。運転手の家人は特にご苦労様でした。

帰りの道中ナントカ岬で見た富士山。昨日は虹も見たし、大きな夕焼けも見られた。
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で、初の20時間一匹ぼっちでの留守番となった楳の機嫌は悪く、いやたぶん甘えているのだろうけれど、いつもに増して、今朝方の餌催促の噛み付きが凄かった。こちらもあまりに疲れすぎて起きられず、全く抵抗できずにいたらこの有様。(写真、わかりづらいですが)
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ちなみに寝る時は、暑くても楳対策で長袖を着るようにしているにも関わらず傷だらけ。ヒリゾで塩水に浸かり赤くなった元々あった傷と、新たな傷とで左腕が新手の除霊か何かを受けた人にたいになってしまった。ますます半袖を着づらい。早く長袖の季節よやって来い。いや、そういう問題では無い。本当に困った。叱りつけても、猫が嫌がるという液体を腕に塗っても、まったく効果がない。加圧トレーニングで傷の治りがスピードアップしたとして、それを上回る傷生産高。いったいどうしたらいいのか…。
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さて、話はググッと戻してbonobos@野音。
あの、夏だというのに寒すぎてビールなど飲めもしなかった雨の野音から早3年。今回はしっかりとビールの美味しい天候に恵まれた。雨女、辛くも回避。
開演前、一緒にいったF君とビールで乾杯しながら、3年前の話をしたりする。そういえば、当時はまだF君とは知り合っていなかったなあと思う。あの時書いた日記を介して、今では度々bonobosライブをご一緒させて頂くお仲間という不思議なご縁。

そうそう、ライブが始まる直前、突然1人の女性に声をかけられた。
何と彼女は私が学生時代にアルバイトをしていた某カフェの同僚女性だった。20年近く長い年月を経ているにも関わらず、私の事を覚えていてくれたのだった。しかもフルネームで。人の顔と名前をいつまでも覚えられない私にしたら、驚愕である。
さらに「今までもbonobosのライブで何度か見かけていた」と言う。どえええ!!これには腰を抜かしそうになった。小さいライブハウスならばいざ知らず、相当数いる観客の中で、私を見かけていたとはW驚愕。私、ライブ会場ではかなり地味に過ごしていると思うのだけれど。1人の事も多いし。いや、本当にお見それしました。しかも野音では、座席が彼女と偶然同じ列だった。そんな事ってあるのだなあ。

いや、そういえば清志郎の青山の葬儀の列に並んで居る時も、いきなり声をかけられたのが、やはり以前のバイト仲間の女性だった。場所が場所だったので、あまり話は出来なかったけれど、あれにもひどく驚いた。彼女が清志郎好きだったとも知らなかったし、私が好きだったという事も彼女は知らなかっただろうし。音楽って不思議よな。その吸引力の中で、色んな出会いや再会が隠れている。F君もそうだし、同じく野音にいたTっこ君もそう。まことに不思議。
野音ライブ終了後、声をかけようと思っていたのだけれど、残念ながら既に彼女の姿は無かった。また何処ぞで会えるといいな。いや、きっと会えるでしょう。

して、肝心のライブ。
セットリストにも、ステージ上のメンバーのポジショニング(これまでとはガラリと変えて、bonobosメンバーは前列に、サポートメンバーは後方に)にも、MCを極力控えている事にも、強い意志を感じた。
座席が初の木暮さんサイドだったので、あの独特な動きを堪能する気満々だったのだけれど、松井君の機材で一切見えず。逆に松井君の演奏を、あんなに間近で見られたのは良かった。

懐かしい曲もあり、久しぶりの「春夏秋冬」が新鮮だったし、個人的に思い出深い「Beautiful」も聴けて嬉しかった。けれど、この「beautiful」のギターのフレーズにコジロウ不在を初めて実感したりもして、「ああ、こういう事なんだな」と今さら思った。
全体的にまったりとした印象だったのは、意外と周囲が座って見ていたからかなあ。お陰でやたらと視界が広く、ぐるりと360°取り囲む野音の景色を余すことなく感じる事が出来た。ビールを飲み過ぎて、「someway」「standing there」「ファンタスキッス」あたりの曲が始まったらトイレに行こうと思っていた(すいません)ものの、演奏されることはついぞ無く、トイレに行くタイミングを見事に逃し続けた訳だが(結局「ICON」で行く)、そういう所も徐々に変貌していると言えるのか。

3年前の雨の野音は、あの独特な切迫感や、何もかもを逃さず拾おうとする集中力が、ステージ上にも客席にも充満していて、過酷だった割にはとても良い記憶として残されているけれど、一昨日の野音は何となく気持ちが楽に観ることが出来た。気が抜けた、というのが正しいかも知れないけれど。それは今後のbonobosのライブに足を運ぶ上でも、たぶん同じ。思い入れは沢山あるけれど、それは私の勝手な都合。そういうものを一切合切取り払うのは無理だとしても、やっと一区切りついた気がした。今後はもっと気楽に、彼らを観に行く事が出来そうだ。

しかし何にせよ、野音はいい。やっぱりいい。一夏に一度は行かないと夏を終えられない。とか夏が苦手な私でも言いそうになる。暑い中、時折感じる涼しい風や、蝉の声、空を通過する飛行機や、高層ビルの明かり、一昨日に限っては日比谷公園で開催中の盆踊りの音、全てが素晴らしい演出。そしてあそこで観たライブの多くは、忘れがたい風景として長く心にとどまるのだ。


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