<   2011年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

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昨日は楳を保護して2周年でありました。
誕生日がわからないので、勝手に1/28日は誕生日扱い。無事推定3歳になりました。
お祝いに買ったへちまと鳥の羽根(中にキャットハーブなる猫が好むブツが入っている)で出来たおもちゃは5分で破壊され(反応があっただけ良かった)、
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夕飯に出したサーモンとしらすのスペシャル丼を無視し、いつものカリカリを完食する家族の懐思いの安上がりな楳子でありました。
こうして猫という生き物のお陰で、人間の押し売りのエゴは木っ端みじんに空中分解され、また一歩、アルカイックスマイルの境地へ近づける様な気がいたしますな。

何にしても無事にこの日を迎えられたのは有難い事です。
有難いといえば、阿佐ヶ谷仲間である寅印菓子屋さんが蝋燭付きの猫草を届けてくれました。ちと炎に及び腰楳。
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楳に代わって私が吹き消させて頂きましたが(笑)寅印さん、有り難うございました!


さて同日、個人的に心乱し中の一週間だったので、冷たい空気の中、一人歩き回りたいと思い国立へ。
昨年移転されて、ますます素敵になった黄色い鳥器店で開催されている「たのしい古紙物店」が目的だったものの、結局色々ハシゴしてしまい、サクッと行って帰って来るつもりが気付いたらあっという間に時間が経っていた。
3日間だけなんて勿体ない催し、主催者の方々の気合と古紙熱をビシビシと感じて、ちょっとその熱に当てられた感じで、帰り道はヘロヘロでありました(笑)
後々、昨日のブログに坂本や、すれ違いになった寅印菓子屋さんが、ニット帽ズとしてしっかり写り込んでいた事を知る(笑)

明日30日(日)までです。国立はゆっくり歩くのには本当に気持ちの良い街で、散歩がてら行かれるものおススメです。

て事で私の戦利品。
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あまりに欲しい物だらけで悩み過ぎて買えなかったの法則。
それと途中から、あまりに素敵すぎるものは「私が買わずとももっと相応しい人が買うに違いないのだから。その方がこの物にとっても幸せだから。」という妙な心理を無理矢理働かせて諦める、というオリジナル散財防止法も自然発生的に生まれた。
手前右のものは古紙ではなく、黄色い鳥器店さんで扱っている手漉き和紙製の名刺入れ。ちょうど名刺入れを探していた所だったので飛びついて購入。
図版が沢山あって、そのうちの2つで悩んでいたものの、先ほどの「私が買わずとも相応しい人が買うに違いないのだから」法で最終的にはこの弓矢の様な、魚の骨の様な模様に決定。後で私が諦めたもう一方は寅印さんがお買い上げになったと知り、このオリジナル散財防止法の正しさを実感した次第(笑)
全く「物」というのはちゃんと適材適所に行く様になっているんですよな。


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先週金曜日、私は渋谷の公園通りを歩いていて、不意に思い出した。
大学生の時、初めて同級生数人でグループ展をやった時の事を。
公園通りの古い雑居ビル上階にあった画廊を、どうやって見つけて、どうしてそこにしようと思ったんだかは忘れた。
何かやろうよと言われて、じゃあやるかと言って、お互い現状に鬱々としていた者同士2人で、訳もわからぬまま「ギャラリー」探しというものを始めたんだった。

そもそも当時の私には「作品展をする」という発想など無かった。それは恐らく同級生も皆同じだったと思う。
大学という場所では、作品以外で自分を誇示する事を苦手とし、単独活動を好んでいた私にとって、自ら何かを企画し、ましてや他人を巻き込んで事を起こすというは、我ながら信じられない行為だったし、個性もバラバラなメンツをまとめるというのも少なからず面倒だった。
けれど大学に入ってから初めての「自発的(正確には誘われたんだけど)」な行動というのは(つまりガッコーの課題以外で自主的に作品を作って、ガッコー以外の場所で、それ相当のお金を支払って発表するという行為)は、当たり前かもしれないがことのほか新鮮で面白く、同時に下手は出来ないという怖さもあったけれど、とにかく猛烈にわくわくする経験だった。このグループ展で初めて知った事は本当に多い。


その画廊はいつのまにか無くなっていて、今は何かよくわからない洋服屋が混在するビルになっている。歩きながら「ああ、無くなっているなあ」とぼんやり思った。
あの時の「何かやろうよ」という言葉が、私の中を冷たい風みたいに駆け抜けて、私の寝ぼけた頭を覚ましてくれ、色んな事がスタートしたんだとも。


言葉の主も、その人生を駆け抜けていった。そういう気がしてる。
最後まで気の利いた話ひとつ出来なかかった私を笑ってるだろうか。

でもあの時、私を誘ってくれて本当に有り難う。

また何かやろうよ。
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今日は楳の術後2度目の検診があり、午前中から病院に預けて夕方に迎えに行った。
前回の術後1ヶ月後検診から2ヶ月、猫年齢を考えると、人間で言うなら1年以上の月日が経過してる事になるのだろうか。そう考えると新たに腫瘍が見つかったとしてもおかしくない時間だし心配していたものの、レントゲンとエコー、血液検査の結果、異常なしの診断を頂いた。よ、よ、良かったーーーーーーー!!!

当たり前かもしれないけれど、良い結果に院長先生もいつも以上に柔らかい表情だったので、余計にこちらの緊張も一気にほぐれた。血液検査の結果、まだ数値に要経過観察のものがいつくかあるにせよ、今すぐ何か治療に入らねばならないという事はないとのこと。とりあえず次の目標は3ヶ月後(術後半年)検診クリアである。ここまでくればひとまずは安心らしい。短い様で猫にとっては長い3ヶ月、乗り越えようぞ楳。その頃には季節は春だ。楳は桜を見た事があるのだろうか。今度こそリードで散歩に挑戦しようぞ楳。

何にしても、これでスッキリした気持ちで楳保護2周年を迎える事が出来る。楳の誕生日はわからないので、保護した1/28は一応誕生日のつもり。って事で推定3歳祝いだ。この季節、体が縮こまる程キンと冷たい空気の中、朝のゴミ出しをする度に、あの日の光景をスワッと思い出す。今では「え!ココに居たの?!」と信じられないくらい狭い集合ポスト下のスペースにうずくまっていた楳を。で、鼻の奥がツーンとして、ダッシュで階段を駆け上り、部屋に戻って大きくなった楳を見てデレデレする。(やれやれ、と思って頂いても結構です!)

ともかく今日は嬉しい。念を送ってくれた皆様、どうも有り難うございました!!


さらに。
楳の名前の由来にもなっている楳図かずお先生の生誕75周年記念『楳怖』@渋谷パルコパート1 / 6F・PARCO FACTORYに鼻息荒げて先週行って来た。
原画展という訳ではなかったけれど、平日午前中だった事もあり作品ごとに構成されたそれぞれのブースを独り占め状態でじっくり見られて、名作「わたしは真悟」の展示スペースではうっかり泣いてしまう39歳であった。全く何やってんでしょうか。つーか何もやってないや!という己の力不足さ、根気の無さを痛感。狙っていた「わたしは真悟」マグカップをゲットして先生にお祝いメッセージを書き残して退散してきた。ホント今年は頑張ろう私。毎年言ってるけれど。

主人公のさとるとまりんのこの場面、コーヒー飲む度泣かせよう作戦ですか?!
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こちらの会期は2/14までです。ぜし。


オマケ楳。病院から帰宅してカリカリをたんまり食べた後、ようやくまったり。
お疲れさま!!
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その後これ。
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※今日のマウス絵通り、前々から今日は病院だからね、と言い聞かせていたのを理解してか、キャリーバッグ登場を察知し、押し入れに逃げよ込もうとした楳でした...


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猫の目は真っすぐ過ぎて、じいっと見ていると時々吸い込まれそうになる。で、「私はお前のダメなところ、全部知っておるのだぞ」と言われている気になる。へへぇーっ!!と土下座したくなる。(大抵酔っぱらっている時だけれど)

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昨年末の忘年会でMさんに教えてもらった味玉作りにハマっている。
私は卵を好きすぎるので、日に2個ペースでコレを食べているのだが、大のゆで卵好きの板東英二が、大阪ー東京間を新幹線移動する際に駅の売店で売られているゆで卵を4つも5つも食べるそうで、「焼いたり炒めたりして油と一緒に食べるのがいけないんであって、ゆで卵は何個食べても大丈夫!」説をTVで唱えているのを見て以来、何1つ確証もないが結構信じている。(塩分は?という質問にはお答え出来ませんのであしからず)

卵(特に卵黄)もじいっと見ていると吸い込まれそうになる。吸い込まれる前に口に放り込んでいるが。
左は醤油ベースで3日間。右は味噌漬けで1日。どっちもたまらんね。
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猫も卵も私にとっては宇宙。
て、どういう話だこれ。


あ、楳は右目の上を自分で引っ掻いて、大分生えてはきたものの現在「麻呂ハゲ」です。元々薄い場所なのにねえ。

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これまでに紙版画で作った楳猫ポストカードをまとめてみました。

とはいえ、既に売れてしまって手元に無かったり、データを取っておかなかったりして(管理悪!)、たぶん半分くらいしか残っていないのですが。
それでもまあ四十変化もあって、我ながら怖かった。楳愛が。さぞ重たい女と楳にも思われている事だろう。
今度包装紙とか、手ぬぐいにでもしようかなあー!(懲りてない)

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営業用のファイル作りをしているはずだったのに、何故こんな事に!!ワハハ!!


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あれ、まだ今年になってから半月しか経ってないのか。
と思う今日。何だかとても遠い記憶。紅白もお節も初詣も。

正月以降、食べまくりの日々が続いていて、胃と肝臓ばかりが既にお疲れ気味のせいかしら。もっと言えば、年末からずっと続いているんだものな、無理もない。年明け以降の休肝日は家人の人間ドック前夜に便乗した時のみだし、いきなりスタートダッシュしすぎたか。しかも準備運動も何もあったもんじゃないしなあ。
子供の頃から食い意地は人一倍あるのに、消化能力はからっきしな劣等生であったので、欲望のおもむくまま胸まで一杯食べては、まんまと消化が追いつかず粗相するという事も少なくなかった。が、衰えぬ食い意地、とうとう腹八分目という事を学ばぬまま四十路直前まで来てしまったというのもいかがなものか。「据え膳食わぬは」根性にいまだに抗えずにいるけれど、内臓は着々と加齢している訳で、そんな無理もきかない様になってきたという事だろうか。
何事もそうだけれど、緩急が重要なんだろうな。帰省時、地元のスナック街で元旦営業している数少ない店を探しながら、目的そっちのけで惚れ惚れしてしまった幼馴染みYちゃんよるドリフト族ばりドライビングテクニックのあの緩急。あのメリハリを私の生活の随所に取り入れたい。ンブオオオー!(飲む食う!)キュ!(休む!)ンブオオオオー!(してまた飲む食う!)キキュ!(休む!)みたいな。ってどんなだ。

言い訳はこの辺で。
今週末も飽食2デイズ。昨夜は久々の高円寺ラス・メニーナスでジョンさんの美味しい料理を堪能。
これを食べなきゃ始まらない生ハムサラミ、チーズの盛り合わせ。
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トルティージャ。この上に乗っかってるにんにくソースが旨すぎ。
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鶉ローストとレンズ豆の煮込み。こういうの、寒い季節にはたまらん。
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〆はパエージャ!北海道のお友達から届いたというホタテやアワビ入りの豪華なお味でした。
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ほうれん草のサラダもすごーく美味しかったのに写真撮り忘れ。
帰り際、また来月の予約を入れてしまった。

今日は今日とて今年初開催の寅印菓子屋さんの喫茶105号室で甘味と美味しいコーヒーを頂いた。
胡麻と松の実みっちりのタルト。美しいですなあ。
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濃厚杏仁豆腐。このまま食べても美味しかったけど、奥のシロップをかけたらまー凄く美味しかった!!(そりゃそうですわね)
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どちらもリッチな味わいでした。

はー幸せ。次回はチョコレート祭りだそうな。楽しみ!
この後も楽しみな新年会がチラホラ。欲に溺れず、いや溺れるに違いないが、せめて緩急つけて締まって行こう。



版作りもボチボチスタート。自宅で刷れる小さいものからという事で肩ならしに楳版を。西荻「みずのそら」の常設に置いて頂いている楳ポストカードが有難い事に在庫が無くなりそうとの事で、近々新作を納品しに行かねば。今年は他にもポストカードなど、置いて頂けそうなお店やギャラリー回りもする計画です。皆様よろしくお願いいたします!また置いてくれようという方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡くださいませ!

これは刷る前の紙版。
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オマケ寝楳。術後の二ヶ月検診は今月24日に決まりました。悪いものをそのダミ声で蹴散らすのだ楳!
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現在、西荻窪ギャラリーみずのそらで開催中の『New Year Greetings 展 2011』、会期も残す所あと2日。
一昨日お邪魔してきました。皆さん個性豊かな年賀状で面白い!作品はもとより、使われている切手が何とも楽しい!
あ〜私も次回は正々堂々(?)ハガキで参加しよー!と思いました。アハアハ。

毎年、友人知人、仕事先などに送り続けている年賀状はカレンダー(もうかれこれ15〜16年くらい?)なのですが、印刷物をそのまま送るのもつまらないので、今回は年末に購入した卓上プレス機初運転による「みずのそら」宛の年賀状、という事で作ってみました。
トレペに刷ったのは初めてでしたが、今後も色々遊べそうな予感。

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展示作品は全て手で触ってご覧頂けます。坂本の作品もペラペラとめくってご覧下さいませ。
冬の西荻散歩がてら、お茶飲みがてらいかがかと。
あ、最終日の15日(日)は18時までとなっています。ご注意を。




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ひどいなあ、今日のマウス絵。

一昨日の寒さは尋常ではなかった。が、午前中から物件内見を一件こなした。
「居住中」の物件内見という場合があるのだけれど、今回もそれ。過去に2度ほど経験しているものの、当然ながら「現空」の物件よりは、家主、内見者共々何かとお互い気を遣う。家主は掃除をしたりして、なるべく「アラ」を隠して良い家に見せようと気を遣うだろうし、内見する側も服装や言葉使い1つ、とにかく失礼があってはよろしくないので気を遣う。部屋を隅々見て回りたいのは山々だが、勝手にクローゼットを開けて奥行きチェーック!なんて事も出来ないし(その都度家主の許可を取って見る事は出来るけれど)、写真を撮るなんてのもやはり難しい。住人本人にイロイロと直接質問出来るのは良いが、マイナスポイントをありのまま正直に話す人はいないだろうし、どちらかというと内見者の方が分が悪いシステムだという気がしている。

で、昨日内見させて頂いたのは中央線某駅からギリギリ徒歩圏内にあるマンションであった。
我が家と同じ南東向きだったので、こちらの都合に合わせてもらったとはいえ、約束を取り付けた10時半〜というのは1日で1番日当りが良い時間帯であり、つまりその家が一番良く見える、家主的にはイチオシの時間帯になるはずだろうと思われた。けれど休日の朝早くから内見者を迎える準備をしなけりゃならないなんて、さぞご迷惑な事だろうと恐縮しつつ向かったのであった。

不動産屋の後にくっついて、8階建ての2階に位置する物件の玄関に一歩足を踏み入れたら、ん?何でか薄暗い。いやいやそんなはずはないと、事前に頭に叩き込んでいた間取り図通りに南東に位置するリビング奥の窓を見ると、あれまカーテンがしっかり閉じた状態。それ越しに日差しがうっすらとあるのみ。そりゃ暗い訳だよ。て、何故閉め切ってるのか。さらに靴を脱ごうと足下に視線を移せば、これまた何故か玄関マットのごとくダンボールが敷かれている。ん?もう引っ越し準備?靴を脱ぎつつ、すぐ左手にある洋室が視界に入り唖然とする。部屋の殆どが無秩序にうずたかく積まれた某引っ越し会社のダンボール箱で埋め尽くされていた。やはり引っ越し準備なのか?いやしかしこれはちょっと様子がオカシイ。今一度、廊下から木漏れ日程度の日差しのリビングまで視線を移すと、ちょっと鈍感すぎる私内警戒警報がようやく発令。
そこには「アンタ、今の今まで寝てただろ」という風貌のスウェット×髪ボサボサのオッサン(50代後半)が立っていた。えーとえーと、スーツ姿は物件担当不動産屋、もう1人は仲介不動産屋、て事はこのオッサンが家主...と消去法で把握しなければならない程だらしなーい姿の。
この山と積まれたダンボールは、おそらくこの家に引っ越してきた当時のままなのだ、という事をそこでやっと理解した。

我々を連れてきた仲介不動産屋からは道中「ちょっと荷物が雑然とあるそうなんです」と聞かされてはいたが、当の不動産屋も明らかに引いているのがわかる、そういうレベルの荷物。というか、何だかわからないモノモノモノ。「まずはリビングを」と促され、我に返ってジワジワと中に進むが、正直どこもかしこも足の踏み場が無い。たまりかねた物件担当者が「カーテン開けていいですかっ」と家主に聞いた。DA-YO-NEーーーーー!!!!!今、そこがまさにセールスポイントだもの!そこアピールしない手はないもの!物件担当者としては今一番なすべき最善の行い!それに対して「どうぞどうぞ」と悠長なオッサン。どのくらい悠長かというと実は葉巻でもくゆらせているのじゃないかという悠長さ。カーテンを開け放ったら、想像通りの日差しが燦々とリビングに入り込んだ。お陰でさらに露になった部屋の惨状。いわゆる、まさに、これこそが、という感じで「片付けられない人の家」であった。

ちなみに前回同じ様に居住中物件を内見させて貰った際は、若いご夫婦と美しいアメリカンショートヘアが暮らしており、収納名人近藤○子を思わすお片づけの完璧さであった(ま、近藤さん苦手だけど)。それも「今日この日のために、というのでは無く、常にこの状態ですのね?」という雰囲気で、己のずぼらさを恥じ入り、終いにはアメショのあまりの可愛さに見とれてしまい、やはり冷静な目で内見出来なかったのだが、今回も冷静でいられるはずもない。
「どうぞどうぞ」じゃねーだろオッサン、本気で売る気あんのかっ!!カーテンくらい開けとけよっ!!!もっと言えば家中の電気点けとけよっ(過去見た物件では家を明るく見せるためにこれでもかと照明を点けまくっていた)!!!障害物だらけでベランダにも出られないって何なんだよっ!!!つーか、スウェットて!普通に訪問販売にでも起こされちゃった休日のオッサンじゃないかアンタ!あー服装気遣って来て損したわ!!アタシもいつものスウェットとパーカーで来たら良かったー!!!スニーカーで来たら良かったー!!!
そういう問題じゃないだろ、という叫びは心だけにとどめ(当たり前)、途中からはあまりの状況(キッチンには当然洗い物!日当りの良い和室はやはり障子が閉められ、さっきまでベッドで寝ながらTV見てました、という痕跡がありあり。周囲には飲み終えたペットボトルが紙袋に山盛りに置かれ、何か訳わからん物達でやはり足場が無い。なのに恐る恐る見せてもらった押し入れは割と余裕アリ。ココに全部しまえよー!)に、途中からだんだん愉快なってくる始末。家を見るというよりは、あやうくこのふざけたオッサンの日常観察に目的変更しかけた。
まあ、元々セカンドハウス(!)として使っていたらしく、設備はほぼ新品、建具もキレイなままであったので、物件自体は悪くないのである。むしろ築年数を考えたらとても良い物件。後々判明した問題点さえなければ、ココがどこまで普通の家として蘇生するのか、実際に住んでみてその触れ幅をこの目で確かめたくなるくらいであった。
オッサンの仕事はおそらく文筆業か何かだろうか。ちっとも悪びれる様子もなく、立地の良さ、治安の良さ、バスの本数の多さなどを、物で埋もれた大きなダイニングテーブルの前でしゃあしゃあと語るのであった。クリーニングすればキレイになるよ、とも。そりゃそーだろーよ。それに対して平静を装い「あーそれは便利ですねー。え?○○まで徒歩で行けちゃうんですか?ははは。」などと受け答えしている我々も、端から見ればかなりシュールであったろうよ。

帰り道、「まさかあそこまでとは」と不動産屋。だろーよな。
結局この物件はあっさり見送る事になった訳だが、そんな特殊物件だったからという訳ではなく、理由は単純。「ペット不可物件」だったからという何とも間抜けな理由のせい。我々もいけなかったが、担当不動産屋の確認不足!内見直後に判明して脱力。そこが一番肝心だというのにーーーーー!!
大丈夫だろうか、この不動産屋。見事な徒労であったわ...。

こんな調子でまだまだ前途は多難な家探しであるが、でもまあ、こうして日記が書けたから良しとする。するしかない。




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年明けに開催される企画展『New Year Greetings 展 2011』のお知らせです。
こんなに沢山参加される展覧会に出展させて頂くのは初めてですが、様々な分野で活動されている方々の年賀状、見応えありそうで楽しみです。
そんな訳で坂本も楳と昼寝ばかりしてはおれません。買ったばかりのプレス機での新年初シゴト!ぜひご来場下さいませ!!


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New Year Greetings 展 2011 開催のお知らせ

2010年に初めて立ち上げご好評を頂いた年賀状展を、
多くの方のご協力で来年も開催できることになりました。

活版、グラフィックデザイン、写真、イラストレーション、
版画、製本、カリグラフィー……
さまざまな分野で活動している方々から送っていただいた年賀状を展示します。
それぞれの思いで作られた年賀状の一枚一枚を、見て触って、お楽しみください。

赤井都 / 浅井陽子 / あちらべ / atsumi / Anna Gleeson / あべちほ / 阿部真弓 / イイダ傘店 / 伊香英恵(A.A.E.textiles)/ 石曽根昭仁 / 伊藤絵里子 /稲垣早苗 / 井上沙紀 / 井上陽子 /イマジョウデザイン/ 入澤花絵 / 岩瀬敬美/ UZ DESIGN FACTORY / 大浦美和 / 大塩あゆ美 / 大沼ショージ / 尾形かなみ/ 小熊千佳子 / 尾田美樹 / 尾柳佳枝 / 海岸印刷 / 角田光正 / 株式会社 真映社 / 蒲田美佐子 / 亀井研二 / KAYU / 川口伊代 / 川島康太郎 / 川島雄太郎 /川手眞理 / 川部重臣 / 神田亜美 / 菊地和広(バックヤード)/ 北村範史 / 九ポ堂 /guse ars/ 熊谷聖司 / Kumiko Hitomi[HI company Ltd.] / 小関祥子/Kotoko KANETA / コトホギデザイン 池上直樹 / 小林和人(Roundabout/OUTBOUND)/ ごぼうデザイン事務所 / 坂本千明 / 佐藤未南子 /佐藤礼子(リュース オ ボウ)/ 三戸美奈子 / 島谷美紗子 / しゅんしゅん /菅原広夢 / STORE / 瀬戸直 / 武井実子 / 巽紀子 /charmy(小池雅美)/ 創る和紙職人ハタノワタル / 都筑晶絵 / Zwillinge / ツバメ活版堂 / 富田惠子 /トランクデザイン 堀内康広 / 内藤雅光 / 中澤季絵 / 長沢暁 / 中田真央 / 中村綾緒 / 西本良太・葉田いづみ / 二宮郁子 /knoten/ 芳賀八恵 / ハナブサプレス 両見英世 / fancomi / FALL・三品輝起 / 福室みずほ / 藤川孝之 / ふじくらみほ / 史緒 / フルタヨウコ / 文京れんげ社(宇佐美智子/大木陽子)/BEKA / 宝珠光寿 / 星幸恵 / 本の島 絵はがき部 / 正成美雪 / 益永梢子 / 松永かの / 松本亜季 / 丸山佐知子(Blackchrom)/ 萬田康文(Monday Books)/みやしたゆみ / 宮島信太郎 / 村橋貴博 / megropress / 百田智行 / 森岡書店/ 森田千晶 / 森雅代 / 山下桂樹(CATALYZE DESIGN)/ 山田理加 / 山之口正和/ 山元伸子(ヒロイヨミ社)/ 有限会社コスモテック / 吉田昌平 / 米谷明香 /龍骨堂 伊東久美 / Little Hello / リン版画工房 / LUFTKATZE / 和田祐子 /
and more......


2011年1月8日(土)〜1月15日(土) 
12時〜19時 最終日は18時まで
会場=ギャラリーみずのそら 
〒167-0042 東京都杉並区西荻北5-25-2 
Tel/Fax:03-3390-7590 
1月9日、10日に都筑晶絵による製本ワークショップがあります。
詳しくはHPをご覧下さい。



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明けましておめでとうございます。
昨日、楳と無事帰京しました。いやー長旅でした。実家でもエリザベス姿だった楳が一番お疲れ(涙)
昨日から脱エリザベスお試し中で、今は押し入れで伸び伸び爆睡しています。

2011年、坂本はイロイロな事を一旦リセットして、一から始める気持ちで頑張ろうと思います。
お仕事も、版画制作も。
皆様、どうぞよろしくお願いします!



そんな訳で(?)、まさに食い倒れ状態であった正月の写真など。

左から氷頭、水たことえんがわ、鱈の「じゃっぱ汁」。
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左は元旦の朝。右は帰京の朝に出た「けの汁」。おせちの伊達巻は毎年母の手作りなのですが、ご近所や親戚に配り倒すので、十数本焼いていた母、あっぱれ。
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私の冬の一番の楽しみは母作の漬け物。ガレージ(天然冷蔵庫)にある漬け物樽の中は宝石箱。
左から時計回りに鱒の飯寿司、赤かぶの漬け物、ニシン漬け・赤かぶ・マス・高菜、ニシン漬け。
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大晦日は毎年恒例の幼なじみYちゃnの実家N家にて合同年越し宴会。海幸三昧。
左上から時計回りにホヤ、ナマコ酢、お寿司、お煮染め、ホッキ貝の卵とじ。
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今年は私の地元では雪が少なめ。左下は田舎の社交場ジャスコ駐車場で見た夕日。
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実家を探検する楳。
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父と楳。
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楳ももうすぐ2回目の術後検診。今年もよろしくお願いします。
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