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昼間、どうにもこうにも眠たくなって、ビーズクッションで寝ている楳にちょこっと間借りさせてもらう事がある。
猫飼いにとって、この「猫と昼寝」というものほど甘美な時間はないと思うのだが、楳にとってはそうではないらしい。私が一緒に寝ようとするやソワソワとしだし、「もー辛抱ならん」という感じで体の向きを変える(イラスト参照)。そして最終的には場所を変える。楳用ビーズクッションに一人残され昼寝したって全然甘美じゃないんだよう!ま、寝るけども。完全なふて寝だけども。
まあ自分に置き換えてよく考えたら、目の前に自分より一回りは大きな猫の顔があったら、そりゃー落ち着いて寝られないかとは思うのだけれど。

さて。
この夏シャワーにハマった楳だが、昼夜問わず、シャワーの音がするや、寝ていようがカリカリを食べていようが風呂場にすっ飛んでくる様になってしまった。そして風呂場のエコーをビンビンに効かせて
「ミゲーーーーーーーーーーーーーッ!」
とひと鳴きし、風呂場の敷居をまたぐのがお決まりである。何の儀式なのか。
冬になっても続くようだとちと困るなあ。事の発端は私にあるのでどうしたものか。

風呂場をのぞくあやしい影。
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シャワーおあずけで未練タラタラの背中。
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3日連続飽食ならぬ飽酒の日々を送っております私、本日から地味に生きると誓いつつ、派手に告知でございます。ドーン。
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どうですかこのシズル感。あまりの素敵さに普段使いもしないいやらしいギョーカイ用語が飛び出ましたわ。これがプールなら高台飛び込みしてもいいわ!という気にすらさせられるオトノハの杏仁豆腐。
撮影してくれたのは「そんじょそこいらの娘っこよりもオトノハ好き」を公言する友人・月原武史氏であります。このシズル感は彼のオトノハ愛の現れでありましょう。

そんな素敵な表紙を引っさげて、電書『オトノハ』2号がいよいよ発売となります。
今号は特集「オトノハ料理教室レポート」の他に新連載「ことのはキャッチボール」もスタート。なかなか濃い内容となっております。坂本担当の『まさしの知恵袋』は、今回何とも贅沢に店主マンツーマン取材をさせて頂きまして、間近に見るプロの技に関根勉ばりに、いやそれ以上に心の入ったリアクションしまくりでございました。ぜひご覧頂いて、ご家庭で実践して頂きたい!
各ページの予告はアサガヤデンショブログにて順次ご報告していきますので、そちらもチェックしてみて下さいませ。

編集長による実演(?)販売は、8/28(日)オトノハ朝市にて。創刊準備号、創刊号も合わせて販売しますので、そちらもよろしくお願いします。全て1部100円です。
※電書って何?どうやって買うの?という方は、電書ガイドをご参照下さいませ。ちなみに少し前から店内販売もスタートしております。こちらもぜひご利用下さい。

もちろんアサガヤデンショの他にも、奥泉富士子さんの中国茶、FLUffYの天然酵母パン、オトノハからは焼売、鶏唐揚げ、炒飯、ラー油、前回も好評だったまなお洋裁工房×オトノハによるアフリカの布(パーニュ)で作ったスカート、そしてそして朝市卒業生であるポチコロベーグルのお菓子も登場!既に西荻窪にお店をオープンしたポチコロベーグル、ベーグルはもちろんですが、お菓子も美味しいのです。坂本、電書要員そっちのけで買いに走ってしまいそう。

季節開催となったオトノハ朝市、次回は11月になりますので、この機会を逃す手はございませんよ。天気が良かったら、昼ご飯とデザート、ビールを買って、阿佐ヶ谷住宅まで足を伸ばして木陰でピクニックなんて最高かも。

皆様のご来場をお待ちしております!
当日はメアド(電書購入に必要)とエコバッグをお忘れなく!
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何年ぶりかにお盆帰省をした。
毎年正月帰省するのが経済的にも時間的にもやっとという感じだったので、久々の夏の青森であった。25年ぶりの中学のクラス会が催されるというのも帰省を決めた理由だったけれど、震災以降色々な事があり、今まで以上に自分の故郷というものを意識する様になった。そうならざるを得なかった、が正しい。帰りたくても帰る家が無くなってしまった多くの人がいる。また、家はそっくりそのままそこにあるのに帰れない人も沢山いる。そういう状況を見ていたら、無理をしてでも帰らねばと思った。親も家も風景も永遠にそこにあるものではない。ある日突然に抗えない何かによって無くなりうるもの。そして今回は本当に色んな人に会って、それぞれが生きてきた年月を物語る顔をしていて、例えばそれが何かに取り上げられて脚光を浴びるなんて事は決して無いけれど、1人1人物語があるという「当たり前」に感じ入った。そんな事わかっているつもりだったけれど、全然わかっていなかった。

実家に到着するなりきみ(トウモロコシ)と漬け物にありつく。
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楳は広い家(今回で実家に来るのは4回目だったか)を探検しまくっていた。
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帰省直前に35年間実家で活躍し続けたオーブンレンジがご臨終となり、新品と交換されていった。このオーブンで母に随分沢山お菓子を焼いてもらった。
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母が使っていた「かぎ編み」の手さげは母の処女作で何と50年ものでバリバリ現役。
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今が旬のホヤ。
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味付けはホヤのエキスと塩、水のみ。
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イカも新鮮なので、ワタを溶いたお醤油で頂く。
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先月の天草帰省でもそうだったけれど、田舎では朝ご飯の量が凄い。
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地元スーパー内のフードコート(ってほどではないか)の壁画がいつ見ても凄い。でもこれが三沢。
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幼馴染みんちのおじさん。車屋の社長です。この前日に会った時はお通夜に行く前でバッチリスーツでカッコ良かった。いや、このスタイルも大好きです。
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津軽へ墓参りに向かう途中休憩。
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八甲田連峰。
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母方のお墓の前にあるりんご畑。もう袋がかぶされていた。
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父方のお墓のある車力村にはまだ茅葺きが沢山ある。
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毎年父方の親戚宅に皆で集まって墓参りと大宴会。青森のお赤飯は甘いのよ。
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これが食べたかった七面鳥汁!!
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これも食べたかった毛豆!!(枝についたまま食べるのが津軽流)
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3日前から料理を仕込んでくれたという父の従兄のおじさん。愛犬とブチューブチューしまくっていた。
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おじさんの七面鳥小屋。
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おじさんの作業小屋。
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墓参りついでに父の同級生のお宅を回るのも恒例行事なのだが、その1人である運吉さんの秘密基地(いや桃源郷か壮大なビオトーブか)にも連れて行って頂いた。いやはやこれが今帰省における一番のヒットであった。
奥さんの軽トラにくっついて道無き道を車を走らせると、山の中にぽっかりと広がる謎の空間、脇にはこのオンボロバス。これが運吉さんの寝床である。よく見ると煙突付き。中に薪ストーブをカスタマイズしてある。
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中身。TOKYO STYLEではありません。これぞ男の城!!超ワクワク!!家人は「コレが走り出してどこでも行けたら最高!子供の時の夢!」と言っていたが確かに!初めて見に来た我が両親も大ウケしていた。
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運吉さんの本業は農業で、当然立派なご自宅もお持ちであるが、フラッとこの場所にやってきては、昼寝をしたり、家から採れたて新鮮卵を拝借してきて、バス内のキッチンで作ったゆで卵をアテにビールを飲んだりしているのが最高なんだとか。「書斎」ひとつ持てない世のお父さん方に見せてやりたい訳である。

トムソーヤ魂健在の運吉さん(左)と父。同級生(75歳)とは思えないほど、若々しい運吉さん。父が座っている椅子も運吉カスタマイズ(肘おきは切り株)!
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素晴らしい配色の資材小屋も運吉さんによるもの。
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超露天風呂もあるし、洗濯機もあるの。でも水は赤水(鉄が交じっている?)から飲用不可。
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目の前の沼。ここにも色んな魚を放流して勝手にビオトーブ。
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白鷺もやってくる、とかなんとか話しながら、おもむろに運吉さんが沼からザバーッ!と何やら引き上げたと思ったら自家製のメロンだった。「3日前にぶん投げといた」というキンキンに冷えたメロンを皆でかぶり付いた。自慢の自家製ゆで卵も何もかも旨かった。

そこら中に山盛りになっている木は全て自ら切り出し、これから薪にする。
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何処ぞから集めてきたという山と積まれた帆立の貝殻は粉砕して敷地内の道という道に敷き詰める予定なんだとか。白い道が出来上がった頃、またお邪魔したい。
運吉さんも凄いけれど、それを笑って放っておいている奥さんも本当に素晴らしいのであった。お土産に沢山頂いた野菜。夕顔、メロン、かぼちゃ...これ以外にも沢山。
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帰り道、ずっと見えなかった岩木山が見えた。
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まだまだ続きます。
こちらクラス会のために急きょ作ったしおり。なんと頼まれたのが帰省2日前。滅多にしないがほぼ徹夜状態で仕上げた(笑)
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1次会は地元のそこそこ大きな会場。当時の恩師含む30名ほどが出席。皆変わってなかったなあ。
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皆の顔を見るなり名前を呼んだ恩師は、当時の写真を沢山持ってきてくれた。
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同級生が持ってきた文集の中で漫画を描く中学生の私とか、
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私が描いたらしい(記憶なし)3年7組のページとか、
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悲鳴ものの懐かしさの寄せ書き帳とか、
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幹事の心配をよそに勝手に皆で盛り上がり、結局3次会まで大騒ぎであった。
4次会の同級生のお店に向かう途中(結局お店が終わってて解散)。三沢米軍基地ゲート前。
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クラス会というもの自体初めて参加したのだけれど、これまでその意味がさっぱりわからなかったものの、なんつーかとても価値のあるものだった。やっとわかった気がした。同じ年に生まれて、たまたま数年を共に過ごしたというだけで、そこには確かに何か、切っても切れないものがあるんだ。記憶の補完がしあえちゃうってだけで凄いぜこれは。

散々飲んだのに二日酔い無しで、ドライブがてら訪れた寺山修司記念館前におなじみのポーズ。
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おなじみのフレーズ。でも何だかいつもより重たく感じた。
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夜は町内で盆踊り大会があった。ちょっと出来過ぎな夏休み。
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涼しい夜風と虫の鳴き声を聴き入っている様に見える。
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帰京の日はようやく雨が降った。青い森鉄道の窓から見える私の街よ、またね。
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そして楳は本当に道中良い子であった。お疲れさま。
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