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ザブンザブンと月日は流れてゆく。GWに行った笠間の陶炎祭やら、実家帰省やら、同じ一ヶ月の間の出来事だったとは到底思えないほどに遠い記憶。

あ、一昨日自転車で派手にコケた。車道脇の脇にある下水(?)かなんかの蓋(鉄の網目状のやつ)の端っこがほんの少しズレていたのか何なのか、そこだけ格子状になっていたらしく、見事にタイヤがハマってウィリーの逆(ってなんての?)、つまり前のめりにつんのめって自転車ごと前転しかけた所を己の重みにより回避したものの実に無様にズザザーッ!とやりました。直前まで悶々と考え事をしていてボンヤリしていたのがマズかった。なにせ昼間の方南通り、車通りも多い訳で、一瞬の事で訳がわからないなりに、とにかく歩道側に倒れようという一心でズザザーッ!と。咄嗟に地べたについた左腕がビキーンと痛くて(でも骨折とかじゃない)腱鞘炎を忘れるほど、つーか荒療治(かなりの)的効果で腱鞘炎治ったんじゃね?つーくらい痛かったものの、今日はもう傷みは和らぎ、何事も無かった様に腱鞘炎復活。いや、腱鞘炎はずっとマイペースで痛かったのだろうけれど痛みのコントラストマジックによりなりを潜めていたのですな。
それにしても、もう41歳を目前にして自転車で(人前で)転びたくは無いものである。と、2年くらい前と5年くらい前にも思ったはずである。つまり結構ズザザー!とやっているんである。自転車乗るの止めないと、コレ、数年に一度見られる自然現象化してしまうのではなかろうか。観察用メガネ不要の。

で、そんな5月が終わると当たり前だが6月だ。
6月には今年も参加させて頂く下北沢シマシマヤトーキョーさんの『雨の日は、手紙を書く。vol.2』が待っている。現在そのための版画や小物を制作中。
冒頭のは消しゴムハンコを元にして作ったA4サイズの包み紙。文庫本(新書もいけるか?)などのカバーや、自作封筒、もちろん贈り物のラッピングなど何でもドウゾ。白、茶色、グレー地の3枚セットにして販売する予定です。

そして今年も紫陽花を刷りました。こちらは紙版画はがき。一枚一枚プレス機で刷っています。銅版画などの足元にも及ばないながらそこそこ時間がかかる上に、紙版の性質上、沢山作る事が出来ないので1枚630円(税込)で販売させて頂いております。
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今日は小さいメッセージカードもこさえました。紙版で型押ししたもの。これから封筒をチマチマ作ってセットにしようと思ってます。贈り物にちょこっと一言添えるのにも良いかもであります。
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そうそう。6/2(土)〜6/10(日)には以前二人展でご一緒させて頂いた駒ヶ嶺三彩さんの個展『ドレミファ 空に渡る鳥』が開催されます。西荻ギャラリーみずのそらにて(月火休)。
この素敵な写真は写真家の杉本文さん。私はデザイン作業の最初の最初部分をお手伝いさせて頂いたのだけれど、今回の作品制作に関する話を駒ちゃんから聞き、すぐ頭に思い浮かんだのが『トゥオネラの白鳥』だった。山岸凉子の『テレプシコーラ』の中に登場する、無くてはならない1曲。それにあまりにもぴったりだったので、何枚かの候補写真の中から最終的にこの一枚に決まりました。駒ちゃんらしいスッとした良いものが出来たと思います。新しい作品たちも楽しみ。
あ、2,3日は駒ちゃんに代わって、ワタクシめが阿佐ケ谷CONTEXT-Sで店番をしております。西荻茶散歩も開催中なので、余力がありましたら帰りにでもお立寄り下さいませ。
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さて6月はいよいよ我が家も新体制になりそうである。
楽しみな様な、不安な様な、考えていると鼻血が出そうである。
どうか後々になって、ああ良かったと思える日が来る事を祈っている。ひたすら祈っている。



それにしてもマウス絵サボりすぎ....
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楳の抗がん剤治療を止めてから半年、免疫力をあげるべくサプリメントを与えたりしているものの脇の下のしこりは治療中に比べると、やはり少しずつ大きくなってきている。
さすがに本人も気になるらしく、ついつい舐めまくってしまい、ほんの少しだが出血したりして、少し前に病院に相談にいったところ「エリザベスカラーという手段もありますが、洋服を着せてみるというのはどうでしょう」と言われる。

よ、洋服...
何を隠そう「犬猫に洋服」というのが昔からどうにも抵抗があった。その時医師には「ああ、まあ、ははは」と適当な返事をしながらも「無い無い無い。断じてそれは無い」と心で思った。だってそんな事は楳にとってもストレスに違いないし、エリザベスよりはマシかもしれないけれど、第一服を着せる事で腫瘍が無くなる訳じゃないのだから、それはずっと着せ続けるって事で、もーそんなの絶対に嫌だ〜と。

けれど「あんたもネットで売られてるみたいなファンシーな格好させられたくないよね?だったら舐めるの止めようね」と楳に毎日話して聞かせたところで、舐めるのをやめてくれる訳も無く、むしろ脱毛面積が広がり始めた。「こら!舐めちゃダメ!」とか怒られる度にビクッとされたり。
いやもしも自分の体に同等サイズのしこりがあったらそりゃあ気になって気になって一日中眺めるか触るかして、触り過ぎて出血して、さらに傷を掻き壊し、仕事する気も無くなるし、食欲も失せるだろう。自分で気をつけるなんてどだい無理な話だ。それも私が始終注意して見ていられれば良いけれど、寝ている間、留守にしている間はどうしようもない。

ああ、大病を前にして今さら見てくれやら私のポリシーなんてもーどーでも良かった。この期に及んで考えが甘過ぎる。今ある楳のストレスをほんの少しでも軽くする事が一番じゃないか。いやもう楳にとってのストレスが何であるかなんて、本当のところ私にわかるはずもなく、それを全て解消するなんて出来もしない。全てはなから自分の勝手でやっている事なんだ。たとえ洋服が根本的な解決では無いにしても、やらないよりはきっとずっとマシだ。と突如吹っ切れ、勢いで風呂上がりに着ようと思っていたTシャツにハサミを入れた。

でチクチクと2時間やって、完成。
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なんせ思いつきで採寸もせず縫い始めてしまったので色々細部はあれですが、家人から私にお下がりしたタオル地Tシャツの袖部分のリメイク。

で早速着せてみた。
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ひっつれまくって(当たり前)、袖も長過ぎて、動きづらいのか歩き方もヨボヨボしてるけれど、意外や「脱がせろー」という抗議もなく、むしろ着せた瞬間、楳にしては珍しくゴロンとと床に伸びてゴロゴロ言うので驚いた。ネットで飼い主の古着を使えば、匂いで安心するから良い、というのを見てリメイクにしたのだが、本当にそういう効果があるのかもしれない。袖は後でカットするとして、これは結構いけるか。
しかし下る事は出来ても上れないらしい階段を。なので明日要改善。

懸念している色々がこんな風に「なんだ案外大丈夫じゃん」という事はよくあるけれど、その都度ある程度の勢いや思い切りは必要で、でもまずはやってみるしかないんだな。明日も懸念している事の第一歩が待っている。まだ迷いもあるが、ともかく一歩踏み出してみる。



今日は何気なくネットを徘徊していて、絶望的な気持ちになったり、こんな風に壁を取っ払うキッカケを貰ったりした。そのキッカケをくれたのはミロコマチコさんのブログ。ここしばらく覗いていなかったのだけれど、私の猫先輩であり、楳の名付け親でもある直ちゃんが教えてくれた。沢山沢山思う事はあるけれど、とにかく読む事が出来て良かった。ミロコさんにも直ちゃんにも感謝。

そして直ちゃんこと清水直子さんの個展は西荻のFALLにて明日まで。ぜし。
写真は今日買った直ちゃんのオブジェと、帰りに寄ったポチコロベーグルの人参ケーキ。
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ポチコロもかつて出店していたオトノハ朝市も明日開催。
坂本も絡んでいるアサガヤデンショの出店もあります。こちらもぜし。
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久々の更新かと思えばお知らせ。
また北へ行ってきます。今回は1週間弱。今回でこの帰省続きの日々も一旦落ち着くかなあという感じ。
楳も一緒に行きます。この所、少し食欲が無かったので迷いましたが復調した模様。何より共に病と闘う者同士の母と楳の間には、何かしら通じるものがあるのではないかと勝手に思ってみたりもします。

バタバタと紙版画はがきの納品をさせて頂きました。
阿佐谷の土の記憶さんと、吉祥寺のPoooLさんに器やすり鉢をモチーフにしたものを何枚かずつ。
ただ土の記憶さんは現在移転準備のため店舗、オンラインショップ共にお休みされています。新店舗は6月中旬オープン予定だそうです。きっとまた素敵なお店になるんだろうなあと楽しみです。今しばらくお待ち下さい。

6月には楽しみにしている企画展に参加させて頂きます。んが、まだ全然準備が出来ていないという...
実家で黙々と版作りに励む所存です。詳細は近々またお知らせします。

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写真は楳のお気に入りの場所2つ。朝日が降り注ぐ階段と、通りを行く人や車、鳥の声におっかなびっくり(でもワクワク)な窓際。放っておくと1時間でも2時間でも離れません。この時は外の柵に雀がとまった瞬間。
引っ越してきてからもうすぐ3ヶ月、変な話ですが、以前の家よりも楳が「猫」としての感覚を取り戻しているんではないかと感じます。




あと全く話は違いますが、魅惑的すぎる写真をドーン。
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こちら熊本県天草は船崎水産の『〆鯖蒲鉾』。これが激しく旨いのです。
現在、池袋西武百貨店で開催中の第5回 大九州うまいものと技紀行に出店中。連日夕方には売り切れ状態だとか。実はこの船崎水産は家人の高校時代の同級生である船崎君が家業を継いで営んでおられます。彼が東京でデザイナーをされていた時は、まさかこういう未来が待っているとは思いもしませんでしたが、昨年初めてこの〆鯖蒲鉾を食べた時は、あまりの旨さとありそうでなかった組み合わせの妙に、ひどく感動したもんでした。こんな風に東京でお目にかかれるとは嬉しいかぎり。いや、コレ本当に食べといた方がイイよ!ま、ここで言わずも会場の熱気は凄いらしいですが(初日に出向いた家人談)。会期は14日(月)まで。ぜし。

この断面のレインボー!!いったいどうやって〆鯖と蒲鉾とが合体できるのかが謎!謎だけど旨いからいいや!
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さあ、来週帰京したらまた怒濤の日々だなあ。でも気持ちはとてもフラット。というか開き直り。でも開き直り重要ッ。
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