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少し早めですがお知らせです。

吉祥寺poooLさんで開催されるキタムラマサコさんの『葉器展』に合わせて、ポストカードサイズの紙版画作品を制作しました。
これまであまりガラスという素材を積極的に作ってこなかったというか、どちらかというと苦手意識があったのですが、キタムラさんの作品は以前から素敵だなあと思っていたので今回思い切って挑戦しました。

ガラスの重なった雰囲気を出してみたくて、色々考えたものの、最終的にはすごーくシンプルに2つのガラスと植物を順番に刷っていく事にしたので、今回も3刷り。ここに掲載した作品は紫陽花ですが、全部で4種類の植物と組み合わせてみました。私としては珍しく、このジトジトした季節にぴったりの涼しげな作品が出来たと思います(笑)
ぜひ実際にお手に取ってご覧ください。いつもの様に1枚1枚刷っているので全て色や風合いが違います。

会期は2013年06月29日(土) 〜 07月07日(日) です。
この1つ前の日記で紹介した国分寺のくるみギャラリーさんで始まる「はじまり はじまり」展と後半2日間(29,30)は日程が重なっているのでハシゴなどいかがでしょう。同じ紙版画ですが、全く違うテーマなので面白いかもしれません。

さて、明日はそのくるみギャラリーさんの搬入です。ラストスパート頑張ります。
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21日(金)から、国分寺のくるみギャラリーさんで始まる「はじまり はじまり」展に参加します。
既存の物語やオリジナルの物語をテーマとした作品を、というお話を頂いた時、もう随分前から挑戦したいと思っていた愛猫楳の物語を作ろうと決めました。
楳が亡くなってから5ヶ月が経ち、まだ事あるごとに涙を垂れ流してしまう日々の中、案の定ダーダー泣きながら一気に刷り上げました。これで良かったのかどうか悩みつつ、全ての作品を刷り上げた時は何だかとてもホッとして、同時に少し淋しくなりました。
ごくごく私的な作品ではありますが、少しだけテーマを広げられた様な気もしています。(といいつつ、まだ最後の詰めのテキスト作業の最中だったりするので、搬入までもう少し頑張ります)

そしてこの作品のために、北海道のcava craftさんに額を作って頂きました。札幌のCONTEXT分室さんでも私の器や猫をモチーフにした作品を同じ様に額装した形でお取り扱い頂いていて、無理を言って時間の無い中、沢山作って頂きました。丁寧に作られたのが伝わる額、シンプルでとても気に入っています。楳もこんな一張羅を着せてもらえて本当に有難いです。

今回の展示では額装作品の販売の予定はありません。その代わりにといってはなんですが、猫の紙版画はがきを沢山持って行く予定です。我が家の猫らがモチーフで、全11種類。
1枚1枚手刷りしているので、ちょっとずつ表情が違います。ぜひ実際にお手に取って選んでみてくださいね。
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久しぶりのグループ展、同級生の清水直子さん、友人オガサワラマサコさん、色んな作家さんたちとご一緒出来るのもとても楽しみです。
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「はじまり はじまり」   陶や紙、版で綴る作品展
2013年6月21日(金)~6月30日(日)    25日(火)休み
12:00~19:00   最終日17:00まで

足立禎子(陶)
オガサワラマサコ(陶・版)
加藤弓(陶・版)
坂本千明(版)
清水直子(陶)
森友見子(再生紙)

場所:くるみギャラリー
1850012国分寺市本町2-18-16
TEL/FAX 042-312-2963
JR国分寺駅北口 徒歩6分
早稲田実業正門前
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直ちゃんは同じ日程で国立にあるLet'em inさんの5周年記念イベント『Let'em in文化祭』にも参加です。詳細はLet'em inサイトをご覧下さい。会期中は国分寺と国立をハシゴしてみるのも良いのではないかと。私も国立にお邪魔するのが楽しみです。




オマケの煤墨近影。もうすぐ我が家にやってきて1周年。早いなあ。

風呂の蛇口から水を飲むのが好きな墨。「え、今日はシャワーなのー」としょんぼりしている。
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首輪新調。煤は黄レンジャー的キャラクターなので黄色。やはり似合う!
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なんだかんだで姉妹はとても仲良しです。
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6日にリリースされたばかりの電書版『給水塔と赤い屋根〜阿佐ヶ谷住宅のおはなし〜』ですが、映像作家の石川亮介さんが電書と同じ素材を使って、新たな作品を制作して下さいました。

それが動画版『給水塔と赤い屋根〜阿佐ヶ谷住宅のおはなし〜』です。
完成直後に拝見して、気がついたらボタボタと涙が垂れ落ちて止まりませんでした。
この長い長い本をじっくり読み込んで下さったのだという事、そして阿佐ヶ谷住宅という場所を愛してこられた方々の気持ちに寄り添う様に制作されたのだという事が、随所に伝わってくる素晴らしい作品です。
音楽は中山うりさんの『小さな窓に』。
書き下ろしなのではないかと思ってしまうほど、画像と歌詞、音がピッタリなのにも驚きました。

電書版を読む前に、読んだ後に、或はそれだけでも十分に楽しんで頂ける作品です。
阿佐ヶ谷住宅を知っている方も知らない方も、ぜひぜひご覧下さいませ。


電書版(無料)も発行から4日、本当に沢山の皆さんにダウンロードして頂いています。8日から iBooks Storeでの配布も始まりました。
様々な場所で「ダウンロードしたよ」、「大事にゆっくり読んでるよ」と声をかけて頂く事も多く、本当に嬉しい限りです。

中でも「阿佐ヶ谷住宅には行った事が無かったけれど、読んでいてこみあげるものがあった」とか「私も以前○○団地に暮らしていてね」とか、それぞれのお話を伺う度に感慨深い気持ちになります。
この本は「阿佐ヶ谷住宅に贈る」と制作された本ではありますが、それを手に取って読んで下さった方それぞれが自分の中に持つ色んな場所(或は人、もの)に繋がっていって、そこに思いを馳せ、手の中にある電子書籍という形を超えた何かを、個々に生み出してくれていたならば、それはとても素晴らしい事ではないだろうかと。

私自身、ただあの場所が好きだったという1人に過ぎませんが、お別れの淋しさの中にも、開かれた何かを日々感じさせてもらえる事が、何と貴重で有難い事だろうかと感じています。それも全てあの場所の持つ大きくて不思議な力なのだろうなと。
「贈る」と言っておきながら、結局「贈られている」なと。






※写真は今日6/10に撮影した25号棟の梅の木。たわわです。
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吉祥寺poooLさんで展示される作家さんの作品をモチーフに、私がポストカードサイズの版画を作るというプロジェクトの第2弾。
本日8日(土)からスタートする陶芸家・中囿義光さんの作品に挑戦しました。

普段の版画制作とは違って、その作家さんの雰囲気を平面で表現するというのはなかなか難しく、予想しなかったハプニングの連続。結果、今回も1枚の作品が完成するまでに3回刷る事となりました。
中囿さんの特徴である銀彩のクールさよりも、柔らかい風合いになってしまった感がありますが、カラフルなマグカップを沢山刷りました。
2つずつ刷ったマグカップの色、柄の組み合わせ、レイアウトは全て異なるので、全て1点ものです。
お好きな組み合わせを選んで頂けると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
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予定より少し遅れましたが、電書『給水塔と赤い屋根~阿佐ヶ谷住宅のおはなし~』 EPUB版が、昨夜ようやくリリースとなりました。
ダウンロード(無料です!)の方法など、詳細はアサガヤデンショのブログをご参照下さい。
アサデンtwitterアカウントもありますよ。

電書としてはかなりの重量がありますが、どうか皆さんにじっくりゆっくりと楽しんで頂けます様に。
そして阿佐ヶ谷住宅を知っている方も知らない方も、この本を読みながらあの場所にの空気に触れて、それぞれの心に抱く場所に繋がってくれたら嬉しいです。
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