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現在毎月恒例の実家滞在中につき、パソコン使用の製作作業のあれこれが出来ない環境なので使えるのは腕2本のみ。たまたま今頂いているお仕事が「版画ではなくイラストレーションで」とのご依頼だったのもあり、久しぶりにマーカーを持参して色塗り作業などしているのだけれど、久しぶりすぎて頭も腕も戸惑い気味。やはり版画作業とは体のスイッチも違う様で、このままではいかーん!と練習がてら家事と家事と家事の合間や寝る前にちょこちょこ小さい絵を描いたりして練習中。
最初の絵は、ふと楳の顔にあった雪山を思い出して描いたもの。いくらでも見ていられた雪山だった。


楳と2人で実家帰省していた時の思い出スケッチ。
毎晩布団の周りをぐるぐると何周かした後、「では。」という感じで布団の横から潜り込み、私のお尻の裏側にちんまり収まって眠っていた。東京の自宅でも布団には入ってきたけれど、このぐるぐるは実家限定で楳特有の「作法」の様だった。
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東京での「作法」は、まず寝ている私の鼻に自分の濡れた鼻をスンスンくっつけて私を起こし、布団を持ち上げて入口を作ってあげると「では。」という感じで潜り込み、私の太ももの丘を乗り越え、やはりお尻の裏側にちんまり収まる、であった。亡くなる前は私の太もも2本分を乗り越える力が無くなってしまい、片足を持ち上げて丘を低くしてあげていたので、毎回楳が無事にお尻の裏側に収まるまでブルッブル震えてながら待った。
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煤墨姉妹。煤がキリリとしすぎたか。(これは前回2匹に会いたい気持ちがつのり過ぎて描いたもの。)
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墨が我が家にやって来た頃。まだ2ヶ月。漫画みたいなフォルムをしていた。子猫の輪郭は幻みたいに曖昧なのだった。
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…うーむ。猫しか描いてない。

しかしそれにしてもマーカーは難しい。こんなに難しかったっけ。いや面白い。面白いけれど難しい。とか思いながら、実家でも、プレス機やパソコンが無くても制作出来る手法探しの旅は続く。












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7/19に発売になった『nid34号』の表紙のお仕事をしました。特集は民芸。
有り難いことにnidの民芸特集で紙版画を使って頂くのも3回目となります。
毎回色んなモチーフを作れる事も私自身がとても楽しみなのですが、今回は版画自体が渋過ぎたかな…と少し心配していたら、そんな心配は無用!という感じで、デザイナーさんがとてもポップに仕上げて下さいました。凸版の紙版画で刷った「エブリディ・民芸」の文字もかわいらしく、中の方にも表紙とは色違いで刷った版画も使って下さっています。

nidの民芸特集は毎回とても愛があって、読み応えたっぷりです。ぜひ手に取ってじっくりとご覧下さいませ。







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by sakamotochiaki | 2014-07-22 22:48 | Comments(0)