2009年 06月 07日
(改)吉祥寺弁天湯 |
擬人化に挑戦してみたが全然ダメだこりゃ−。改めて大島弓子の凄さを感じてしまった・・・。
結局昨日は半日掃除をして、それだけでくたびれてしまい、あとは何も出来なかった。
主にキッチンの換気扇まわりと水まわりしかやっていないので、時間がかかったわりにパッと見の変化に乏しい。仕事机の上なんか、相変わらず紙がギリギリのバランスを保って山積しているし、玄関はいったいウチは何人家族なんだ?と思うほど、下駄箱に収納し切れていない靴が溢れているし。私以外、何処を掃除したのかわからないだろうと思うと少し空しい。
さらに我が家の換気扇は構造上、パカリと外して洗い倒す事が出来ないので、どんなに頑張っても一番重要な部分は7割程度しかキレイに出来ないという不毛感。ダスキンレディメイドならば、こういう換気扇も掃除出来るのかなあ。ま、それは差し引いたとしても、周辺の油汚れが想像以上に酷くて、やらないよりは良かったけれど。掃除とは果てしなく自己満足の世界だなあ。
で、版を作るタイミングを逃し切ったので、気分転換に夕方食材と猫用トイレ砂を買いに出かける。休日の高円寺の街は、何だかすんごい人出なのであるが、昨日のパル商店街は特に人がモコモコと居て、もし私が「今日、田舎から出てきました」というタイミングであったら、確実に「何だ何だ、今日は祭りか?」と思ったかもしれない。人種も様々(いや皆日本人ではあるが)入り乱れていて「ああ、カオス!」という感じで、まあそれがこの街の愛すべき所でもある。
でも映画『転々』の中で、「横断歩道で信号待ちしているOLが皆、財布を上向きに持っている」という場面の、交差点のあのモンヤリとした空気も、平日の高円寺らしくて好きである。(まあ、普段そんなにOL然としたOLは見かけないけれど)
てな事を考えていたら、バカみたいであるがまた「転々」が見たくなり、いやー、さすがに数日前に見たばかりだしなー、と妙な自制心が働き、特典のインタビュー映像やメイキングを見る事にした。
三木監督のインタビューが凄く面白くて、メイキングでも声を出して笑ってしまい(私は元々メイキング映像というやつが大好きなのだ)、やっぱり本編を見よう!と日付が変わろうという時間に勢いづいて、再生ボタンを押してしまった。と同時に仕事の修正が入り、しかもそれは100%私のせいによるものだったため、「転々」に向けられた勢いは、そのまま全て仕事に投じる事になった。いや、良かった。だってDVDがあるというのは、見たい時にいつでも好きなだけ見られるという事だし、家人が買ってきてくれて本当に良かったと思った。
そういえば最近家人は「シティ・オブ・ゴッド」のDVDも入手していた。今度はヤフオクらしい。この買い物上手!好きな時に好きなだけ見られるDVDがまた1つ増えて凄く嬉しい。
さて昨日、うわー!私としたことが、ぬかったー!!という出来事があり、もーどーして昨日まで知らずにいたのか。せめて一昨日気づいていたら。バカバカバカーッとエンドレスで自己叱責。
という訳で、今日はこれから18時半に吉祥寺のとある銭湯に参るのである。今日は何故だか猛烈に眠いのだが、睡魔に負けじとダメもとではあるけれど、何としても行かねばならない。頑張れ私。
久々の太陽に楳も気合いの毛繕い。
さ、吉祥寺にレッツゴー。お一つクリックよろしく。
〜追記〜
たった今、吉祥寺から帰宅。
目的地は「弁天湯」という昔ながらの銭湯。そこで『風呂ロック』なるライブイベントが2005年から始まっていたのである。間に休止期間があったとはいえ、今まで、つーか昨日まで知らなかったとは何たる不覚!!バカバカバカー!私のバカ!!
過去のラインナップも素晴らしい顔ぶれ。向井秀徳の回まであったとは、もー今さら本当にどうしようもないけれど、悔しさに踏むだけ踏ませて頂きましたPC前にて地団駄を。
しかも来月開催されるvol.12は、何と蔡忠浩のソロライブだというではないか!既に一昨日チケット先行抽選受付けも終了しているではないか!(ガーン)もう地団駄で床が抜けそうになりつつも、本日19時よりの店頭一般発売ならぬ銭湯一般発売に望みを託した訳です。
で、チケット見事ゲットいたしました!
というか、割とすんなり出来てしまった。全部で30人くらい並んでいたでしょうか。まあ、キャパが何人くらいなのかよくわからないのですが。銭湯のナチュラルエコーで蔡君の歌を聴けるとは、ああ、嬉しいいいい!!
どうでもいいけれど、チケットがパウチッコされているのは、銭湯の湿気予防でしょうか。
して弁天湯。いつもその辺りを通りがかっていたものの、こんな所に銭湯があったとは、今まで気づきませなんだ。何でだろう、銭湯独特の匂いがしないし、意外とひっそりとした佇まいだからだろうか。
そういえばつい先日も西荻のキングオブ銭湯が閉店になったばかりだけれど、昔ながらの銭湯も、今後ますます厳しい状況になっていきそうであるし、こんな風に若い衆が上手く乗り込んで、思いがけない使い方をして、活性化させるという事は、『乙女湯のたしなみ』などもそうでしょうけれど、本当に素晴らしい事だと思います。聞いているだけで、とてもワクワクします。
銭湯に限らず、ずっと残したいもの(阿佐ヶ谷住宅もそうだけれど)を守るには、色んなアプローチの方法があるものだと、とても感心しました。
という訳で、7/2、風呂ロックvol.12、蔡忠浩ランタンナイト、今から楽しみです。もしかしたらまだチケットもあるかもしれません。ご興味のある方は公式サイトをチェックされたーし。
〜明けて8日追記〜
やはりチケット少し残っている様です。今日からも弁天湯横の立ち飲み屋さんで店頭販売されているはず。興味のある方は行ってみると良いです。
公式ブログに載っていた昨日の行列写真にしっかり写りこんだ私でした。↓
銭湯前に行列って、何だか不思議な光景である。でも何だか素敵な眺めである。もちろん通りすがりの人達は「何何何」という顔をしていたのであるが、歩いていようと自転車だろうと一旦立ち止まって怪訝そうにガン見していくのは、100%オバハンだけだったのが、とても興味深かったな。
by sakamotochiaki
| 2009-06-07 17:25
| ◎こんな日々
|
Comments(2)
はじめまして。「乙女湯のたしなみ」の主宰です。
風呂ロックのことを調べていて、ここにたどりつきました。
ご紹介ありがとうございます。来年の回にぜひご参加
くださいませ。
風呂ロックのことを調べていて、ここにたどりつきました。
ご紹介ありがとうございます。来年の回にぜひご参加
くださいませ。
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sakamotochiaki at 2009-08-28 18:18