2013年 02月 27日
楳と桃 |
梅の花を買おうと思っていたら、たまたま通りすがりの八百屋で桃の花が売られていたのでちょっと早い雛祭り。楳を保護した後、桃の節句に友人が「楳ちゃんは女の子だから」と桃の花を持って遊びに来てくれた事を思い出す。
昨日は楳の四十九日でありました。
本来はこの日までに埋葬しなければ魂が彷徨ってしまうと聞いたものの、まだ冷たそうな土に返すのも寒がりの楳にフギー!と抗議されそうなので、もう少し暖かい季節にする事にした。予定しているお寺は桜がきれいな場所だそうだし(さらにご近所の先輩猫さん達が眠っているのも心強い)、出来たら桜の季節に。
昨日やっていた刷り作業の途中で、ふと思い立ち楳版を作ってみた。保護服を着ているものとそうでないものと色々迷って結局香箱楳。
楳が亡くなってからは初めての楳版。しばらく作る気にはならないだろうと思っていたけれど、四十九日という節目に突如作っておこうという気になった。なったはいいけれど、いざ作り始めたらやっぱり涙ボタボタ垂れ流し状態でいやはや参った。でもこれもリハビリのひとつだろうと思う。人によってリハビリ方法は色々あるだろうけれど、私にはこれが良いのかもしれない。
こちら版。版の方が顔がかわいい。
数日前、1階の日だまりで煤と墨が昼寝をしていた。
楳は1階の窓辺が好きだったけれど、煤墨がやって来てからは最期まで2階暮らしになってしまい、3匹が揃って1階で日向ぼっこする姿はついぞ見られなかったと、それが心残りだったけれど、ああ、ちゃんとここに居るんだなあと思った。
by sakamotochiaki
| 2013-02-27 09:28
| ◎楳猫
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