2020年 09月 03日
絵本『ぼくはいしころ』の見本が完成しました。 |
ただの版画だったものが、ちゃんと「絵本」という形になって、しかもデザインも印刷も造本も素晴らしく美しくて、こうして手にとって今しみじみと嬉しいです。主人公である黒猫も、うちにいた時よりも生き生きとしているようにも見えて、里子に出した猫が幸せな猫生をスタートさせた喜びにも似たものを感じています。達者で暮らせよ!というような。
思えば最初の打ち合わせ(雑談?)から2年半ほど、絵本制作という長距離走に不慣れな私を引っ張りつづけてくださった野分編集室の筒井大介さん、絵本『おべんとう たべたいな』(岩崎書店)に引き続きデザインを担当してくださった椎名麻美さん、プリンティングディレクションの精興社/朏信行さん、製本の大村製本さん、そして緊急事態宣言の中、着々と細やかに進行してくださった岩崎書店の佐々木幹子さんなど、プロフェッショナルの皆さまのお力をお借りして、ようやくもうすぐ発売というところまでやってきました。ありがとうございます。
9/14の発売を前に、岩崎書店さんのサイトで何と特集ページを開設してくださっています。絵本のプレゼントやプロモーション動画もありますので、ぜひ覗いてみてください。
発売を記念して9/15~10/15の期間に、【#ぼくはいしころキャンペーン】を開催します。
詳細はコチラをご覧ください。プレゼントも色々ありますので、ぜひご参加くださいませ。
そして原画展も各地で予定しております。
まずは9/24(木)〜10/5(月)東京のURESICAさんにて開催していただきます。
(🐾 状況によって日程など変更の可能性もありますのでご了承ください🐾)
本日9/3からURESICAさんサイトで予約受付も始まりました。
くれぐれも無理のないよう、それぞれが予防の意識を持ちながら、一番は展示を楽しんでご覧いただけますよう、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。もちろんまたふらりと展示に立ち寄れる日々が戻ってくることを強く願いつつ。
東京の後は11月に京都、来年にかけて名古屋、福岡などなど数箇所を現在調整中です。
詳細が決まり次第またお知らせいたします。
外で暮らしつづけた一匹の黒猫の声が、どうかたくさんの方に届いてくれますように。
『ぼくはいしころ』、どうぞよろしくお願いいたします。
オマケの『墨 ミーツ ぼく』
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by sakamotochiaki
| 2020-09-03 16:12
| 絵本『ぼくはいしころ』
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