2008年 09月 18日
何の勝負だ。 |
信じられない話だけれど、「私は口内炎が出来た事が無い」と書いた日の夜に口内炎が出来てしまった。口内炎?ふうん、ほおん、そりゃ大変だね〜ん、という心無い態度に口内炎の神の怒りを買ってしまったか。しかし、やはり物が食べられない程の痛みではない。これって口内炎なのかなあ。(経験が無いため比較対象が無い)でもせっかくなので(記念か)、三日程前、家人が痛さに堪えきれず買って来た口内炎用軟膏を塗ってみる。しかし、塗り薬を口の中に塗って果たして効くのか?すぐに唾液に交じって消えてしまうんじゃないんか?という疑問検証。半透明の軟膏をチューブから出し、素早く患部に塗る。アラ不思議。口の中なのにやや固まった感じになる。患部をコーティングした様な感じで、意外と溶けない。ふうん、ほおん。何にしても、アルコールを抜き、一汁三菜メニューに切り替え、睡眠時間もたっぷりと、健康的な生活に切り替えた途端に出来るってのはどういう了見か。
あ、ちなみに昨晩の一汁三菜。完全に冷蔵庫残り物処理メニューであった。
今日はねー、切らしたコーヒーを高円寺のさわやこおふぃに買いに行った以外は、家に籠って版作りさー。
最近、十条のお気に入りの豆屋さんに行く機会が無くて、茨城の豆屋さんから取り寄せているという友人に共同購入してもらったり、近場の豆屋を飲み比べていたのだけれど、さわやこおふぃの「さわや夏」は気に入っている。豆が黒光りしているのが良い。
コーヒーコーヒー言っていると、不思議と何処からか豆がやって来たりもして、一時は豆御殿みたいになってしまった事もあった。同じ様に、カレーカレー言っていたら、お中元にカレーのレトルト(AJANTAの!辛くて旨いのだ!)が届いたり。
で、半日ガリガリやっていて、何か、果てしなさにグッタリ。子供の頃、実家の居間の応接テーブルで漫画(自由帳に勝手に連載する)を描くのに没頭していた時を思い出す。腕が痺れるくらい「かけ網」とか「ヘビ縄」とかを練習したものだった。漫画家入門をお手本に。そのうち網も縄もスクリーントーンとなって売り出され、あの苦労はなんだったんじゃい!と思ったものだったが、既に私は大人で、漫画家にはなれないと十分悟った後であった。私は漫画は読む。
ニードルでガリガリと版を削っていると、子供時代の無心に近づける感じがする。母親に「もう寝ろ」だの「風呂に入れ」だの言われても、聞こえない。お腹も空かない。まあ、今は腹も減るし、ご飯も作るし、洗濯機が鳴いたら作業を中断して洗濯物を干すけれど、ひたすらひたすら目の前の空白を埋めて行く作業は、本当に何にも考えなくていい。空白が埋まって行く代わりに私の頭が空になる感覚。
問題は、子供の頃には無かった強烈な首と肩のコリと、必至こいて削った分に作品の良さが比例する訳では無い、という事なんだけれど。
話は違うし、どうでもいい事だが、昼ご飯を食べながらテレ朝のワイドスクランブルを見ていて、大下アナの服装が「ついにここまで来たか」という感じで、思わず画面に釘付けになってしまった。元々、大下アナと言えば、地味なルックスの割に、突如として派手な洋服(vivienne westwoodとかのロックテイストなものとか、フリフリした乙女なものとか、奇天烈カラー、奇天烈デザインもの多し。何故かネクタイ着用率も高し。vivienne westwoodに関しては、松居直美と同等に違和感がある。)を着てしまう人であるが、同年代である私も最近抱え始めた「着たい服と、着ていい服が相応しない年代に突入してしまった」という悩みを、如実に体現してくれる人でもあるので、己を戒めるためにも彼女の日々のコーディネートは見逃せないのである。まあ、日々「あちゃー」とか「今日は大きく出たな」とか「そりゃ無茶だー」とか言って、ただ遊ぶのである。
しかし、そんな私も今日は固まった。番組冒頭では見かけなかったはずのボルドー色のベレー帽を、番組の途中から大下アナは、しれっと頭に乗っけていたのだ。当然、首から下とのコーディネートは滅茶苦茶だ。どうした大下アナ、いくら何でもそれはヒドイ。最初はディレクターに止められたけれど、やっぱりどうしてもかぶりたいアイテムだったのか。いったい何処を目指しているのだーっ。
と、思ったら『アキレスと亀』の宣伝だった。北野武が実際にかぶっていたベレー帽を借りてきたんだと。あんだよー。全く紛らわしい。無駄に固まったつーの。だって「この人ならやりかねない」と信じてしまうほど、大下アナのコーディネートは危ういんだから。大下アナが誰かに諭されて、或ははたと自ら気がついて、年相応の格好になる日が来るか、私が降参するかなんだから。今日、うっかり降参しかけたわ。って、何の勝負だ。いずれにしても、今後も観察し続けます。
いっそ髪型にも手を加えてしまえば良いのにね。お一つよろしくお願いします。
by sakamotochiaki
| 2008-09-18 18:46
| ◎こんな日々
|
Comments(2)
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koko-yamyam8 at 2008-09-19 00:43
初めまして。万母と申します....
3月くらいから..ちょいちょい寄らせて頂いてましたが...
今日の話題は..口を出さずにはいられません....で...
初コメント...です...
そうです..なんとも(ーー)木下さんのお洋服センスには?????
時々見ては...何処で売ってるんだろう??と疑問はつのります..
でも妙に.明るい木下さん...これでいいのか..うんうん~
そうだよね~~と何故か納得させられてる?毎日....
夫は..木下さんにしか着こなせない服!!と申しています。確かに!!
多少の痛さには..目をつぶり此れからも観察はしなければ..
ところで...口内炎..お大事にしてくださいませ。。。。
3月くらいから..ちょいちょい寄らせて頂いてましたが...
今日の話題は..口を出さずにはいられません....で...
初コメント...です...
そうです..なんとも(ーー)木下さんのお洋服センスには?????
時々見ては...何処で売ってるんだろう??と疑問はつのります..
でも妙に.明るい木下さん...これでいいのか..うんうん~
そうだよね~~と何故か納得させられてる?毎日....
夫は..木下さんにしか着こなせない服!!と申しています。確かに!!
多少の痛さには..目をつぶり此れからも観察はしなければ..
ところで...口内炎..お大事にしてくださいませ。。。。
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sakamotochiaki at 2008-09-19 12:51
万母さん、初めまして。
思いがけず、大下さんネタに反応頂き有り難うございます。
今日は割と押さえ気味なコーディネートでした。
ちょっとホッとすると同時に、何となく物足りない昼下がり。
しのごの書きましたが、私は大下さんの事は好きなんです。
時々、縁側にいるおばあちゃんに見えそうな所とか。
一緒に飲んだら楽しそうだなあとも、勝手に思っています。
でも、飲み仲間ほど親しい間柄になったら、
「そのアンタの服どうなのよ、アリなのか?ナシじゃないのか?」
と突っ込んで聞いてしまいそうなので、
今くらいの、ブラウン管のこっちとあっちで、薄目で見ながら、
やいのやいの言っているくらいが適切で、楽しいです。
口内炎、さっきも軟膏塗りましたが、痛いからではなく、軟膏が塗りたいだけかも、という気がしてきました。
たぶん、もうすぐ完治です。
思いがけず、大下さんネタに反応頂き有り難うございます。
今日は割と押さえ気味なコーディネートでした。
ちょっとホッとすると同時に、何となく物足りない昼下がり。
しのごの書きましたが、私は大下さんの事は好きなんです。
時々、縁側にいるおばあちゃんに見えそうな所とか。
一緒に飲んだら楽しそうだなあとも、勝手に思っています。
でも、飲み仲間ほど親しい間柄になったら、
「そのアンタの服どうなのよ、アリなのか?ナシじゃないのか?」
と突っ込んで聞いてしまいそうなので、
今くらいの、ブラウン管のこっちとあっちで、薄目で見ながら、
やいのやいの言っているくらいが適切で、楽しいです。
口内炎、さっきも軟膏塗りましたが、痛いからではなく、軟膏が塗りたいだけかも、という気がしてきました。
たぶん、もうすぐ完治です。